JPS5934147Y2 - ゲ−トタ−ンオフサイリスタ - Google Patents

ゲ−トタ−ンオフサイリスタ

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Publication number
JPS5934147Y2
JPS5934147Y2 JP12141078U JP12141078U JPS5934147Y2 JP S5934147 Y2 JPS5934147 Y2 JP S5934147Y2 JP 12141078 U JP12141078 U JP 12141078U JP 12141078 U JP12141078 U JP 12141078U JP S5934147 Y2 JPS5934147 Y2 JP S5934147Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gate
gto
resistance
electrode
turn
Prior art date
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Expired
Application number
JP12141078U
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English (en)
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JPS5537296U (ja
Inventor
康夫 片岡
Original Assignee
株式会社明電舎
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Publication date
Application filed by 株式会社明電舎 filed Critical 株式会社明電舎
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案はゲートターンオフサイリスタの改良に関する
第1図、および第2図は一般的なゲートターンオフサイ
リスタ(以下GTOと称す)の構成説明図で、第1図は
分割カソード型GTOを、第2図はゲート埋込型GTO
を示し、第3図はGTOのゲートターンオフ時における
ゲート・カソード間の等何回路を示す。
第1図および゛第2図において、K、に、、に2はカソ
ード電極、G1.G2.G3はゲート電極、NEはNエ
ミツタ層、P8はPベース層、N8はNベース層、PE
はPエミッタ層、Aはアノード電極P++は埋込ゲート
である。
なお、Wlは第1図におけるゲート電極G1.G2およ
びG2.G3間の幅、w2は第2図における埋込ゲート
P++間の幅、tはPベース層P8の厚さ、rlは第3
図に示す単位長当りのゲート抵抗、g、はPベース層P
Bの比抵抗、厚さtおよび幅W1.W2等で決定される
抵抗である。
ここで幅W1.W2は長さ方向に一定で、かつPベース
層P8の厚みtシート抵抗等のばらつきを無視するとr
1=r2・・・・・・=rn、g1=g2=・・・・・
・=g、となる。
上記のような条件のとき第1図のGTOの場合、ゲート
抵抗r、はPベース層PBの金属電極のため極めて小さ
く、r<g+である。
このため、ターンオフ時に第3図の抵抗g19g2・・
・・・・gnを流れるゲート引出し電流は殆んど差がな
く流れる。
すなわち、導通領域の収縮が一様に行なわれる。
しがし、第2図のGTOの場合、ゲート部分は拡散ある
いはエピタキシャル成長等で形成された高濃度のアクセ
プタ不純物を包含したシリコン層であるがら、第1図の
GTOの金属電極の場合のゲート抵抗r。
に比較して2桁以上も大きくなり、rl<g+の条件は
満たされなくなる。
このため、ターンオフ時には抵抗g1・・・・・・gn
を流れるゲート引出し電流はゲート引出し電極(図示省
略)に近い部分はど大きくなって、導通領域の収縮が一
様に行なわれなく不均一になってしまう。
このような不具合がある第2図のGTOにおいては、表
面の電極形状が第1図に示すものより簡単に製作できる
とともに動作上の信頼性も高く、かつGTOのターンオ
フ時にゲート・カソード間に印加するオフ用の逆電圧値
をも高くできる等の利点がある。
この考案は上記の事情に鑑みてなされたもので、埋込形
ゲートの特徴を有しかつゲートしゃ断電流耐量の向上を
図るようにしたゲートターンオフサイリスタを提供する
ことを目的とする。
以下第4図a、l)を参照してこの考案の一実施例を説
明する。
第4図a、l)は大容量GTOに適用した例を示すもの
で、第1図および第2図と同一部分は同一符号を付して
示す。
第4図a、l)において、中央部にはゲート引出し電極
Gを円形状に形成する。
P++□〜P++1□は埋込ゲート部で、この埋込ゲー
ト部p++□〜p++□2は前記ゲート引出し電極Gか
ら放射状にかつ放射方向に向って次第に低抵抗となるよ
うに所定の間隔を置いて形成される。
前記埋込ゲート部P++□〜P+1□2の各間の領域L
P1〜LP12(負荷電流通路部で実質的なカソード、
・エミッタ領域になる)は等幅形状に形成される。
この第4図a、1)においては、ゲート引出し電極Gか
ら離れるに従って埋込ゲート部P+1、〜P++1□が
広くなる(低抵抗になる)ようにしたので、第3図に示
した等価回路のゲート抵抗r1および抵抗g1はそれぞ
れ次のようになる。
rl〉r2〉・・・・・・〉rn9g1〉g2〉・・・
・・・gnとなる。
このため、各抵抗glを流れるゲート引出し電流がほぼ
等しくなってターンオフ時の導通領域の収縮が一様に行
なわれるようになる。
従ってゲートしゃ断電流耐量の向上を図ることができる
なお、第4図a、l)の形状によるGTOは外径20〜
30φ程度のSlに適用するが、更に大径のS。
に対しては第4図aに示した形状のパターンを外方に重
複させて連結し、その連結部を低抵抗層で連結させるよ
うに形成する。
次に第4図a、bの実施例を具体化して実験した結果を
述べる。
埋込ゲート部P++のシート抵抗約1.5.0 (ボロ
ンの選択拡散による)、Pベース層PBは200 Q(
ガリウムの拡散層) + 25 Q −cmの比抵抗で
厚さ15μのエピタキシャル成長層からなり、この同一
の拡散プロファイルをもつウェハーで、上記実施例の構
成を持つGTOと構成を持たないGTOを比較すると3
0OAをしゃ断するターンオフタイムが前者のGTOの
方が短くなった。
これは導通領域の収縮が一様で行なわれているためであ
る。
第5図は長方形あるいは矩形ペレットに形成される比較
的小電流容量のGTOに適用する実施例の拡大図で、P
++1・・・・・p++oは埋込ゲート部、Gはゲート
引出し電極で゛ある。
以上述べたようにこの考案によれば、埋込形ゲートでか
つそのゲートを電極から離れる従って次第に低抵抗とな
るように形成したので、ゲートしゃ断電流耐量の向上を
図ることができるとともにターンオフ時の逆電圧値を高
めることができ、しかも動作上の信頼性も高く、製作も
簡単である等の種々の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は一般的なGTOの異なる例を示す
構成説明図、第3図はGTOのゲートターンオフ時にお
けるゲート・カソード間の等他回路図、第4図a、l)
はこの考案の一実施例を示す平面図および断面図、第5
図はこの考案の他の実施例を示す要部拡大図である。 G・・・・・・ゲート引出し電極、p++□〜P+1.
2・・・・・・埋込ゲート部、K・・・・・・カソード
電極、LP1〜LP1□・・・・・・負荷電流通路部、
PB・・・・・・Pベース層、NB・・・・・・Nベー
ス層、PE・・・・・・Pエミッタ層、NE・・・・・
・Nエミツタ層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 埋込ゲート部をゲート引出し電極から離れるにしたがい
    次第に低抵抗となるように形成したゲートターンオフサ
    イリスク。
JP12141078U 1978-09-02 1978-09-02 ゲ−トタ−ンオフサイリスタ Expired JPS5934147Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12141078U JPS5934147Y2 (ja) 1978-09-02 1978-09-02 ゲ−トタ−ンオフサイリスタ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12141078U JPS5934147Y2 (ja) 1978-09-02 1978-09-02 ゲ−トタ−ンオフサイリスタ

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Publication Number Publication Date
JPS5537296U JPS5537296U (ja) 1980-03-10
JPS5934147Y2 true JPS5934147Y2 (ja) 1984-09-21

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ID=29078527

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JP12141078U Expired JPS5934147Y2 (ja) 1978-09-02 1978-09-02 ゲ−トタ−ンオフサイリスタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837963A (ja) * 1981-08-31 1983-03-05 Meidensha Electric Mfg Co Ltd 埋込ゲ−ト型ゲ−トタ−ンオフサイリスタ
JPS58102635A (ja) * 1981-12-11 1983-06-18 Nichiden Mach Ltd 部品組合せ方法
JPS61252032A (ja) * 1985-04-30 1986-11-10 Tokai Rubber Ind Ltd 外筒へのゴムブツシユ単体の圧入方法及び装置

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Publication number Publication date
JPS5537296U (ja) 1980-03-10

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