JPS5934123Y2 - 固体電解コンデンサ - Google Patents
固体電解コンデンサInfo
- Publication number
- JPS5934123Y2 JPS5934123Y2 JP4278476U JP4278476U JPS5934123Y2 JP S5934123 Y2 JPS5934123 Y2 JP S5934123Y2 JP 4278476 U JP4278476 U JP 4278476U JP 4278476 U JP4278476 U JP 4278476U JP S5934123 Y2 JPS5934123 Y2 JP S5934123Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anode
- terminal
- cathode
- solid electrolytic
- internal lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はＩＣ組込用に適した固体電解コンデンサに関す
るものである。
るものである。
従来におけるＩＣ組込用として用いられる通常チップ形
と称される固体電解コンテ゛ンサは、第１図〜第３図に
示すように構成されていた。
と称される固体電解コンテ゛ンサは、第１図〜第３図に
示すように構成されていた。
まず、第１図、第２図に示すものは、タンタル、ニオブ
、アルミニウムなどの弁作用金属よりなる陽極体から陽
極内部リード１を引出し、この陽極体に誘導体としての
陽極酸化皮膜を形成し、その上に二酸化マンガンなどの
半導体層を設け、さらにカーボン層やシルバーペイント
層による陰極層を設けてコンデンサ素子２とし、その外
周に半田層３を設けて陰極と、上記陽極内部リード１に
半田付可能な陽極リード４を接続して構成されている。
、アルミニウムなどの弁作用金属よりなる陽極体から陽
極内部リード１を引出し、この陽極体に誘導体としての
陽極酸化皮膜を形成し、その上に二酸化マンガンなどの
半導体層を設け、さらにカーボン層やシルバーペイント
層による陰極層を設けてコンデンサ素子２とし、その外
周に半田層３を設けて陰極と、上記陽極内部リード１に
半田付可能な陽極リード４を接続して構成されている。
なお、第１図に示すものは、角形の固体電解コンデンサ
であり、第２図は丸形の固体電解コンテ゛ンサである。
であり、第２図は丸形の固体電解コンテ゛ンサである。
また、第３図に示すものは、第１図に示すものの陽極内
部リード１に陰極３と面一となるように小片の陽極リー
ド体４を溶接したものである。
部リード１に陰極３と面一となるように小片の陽極リー
ド体４を溶接したものである。
このような構成によるものでは、ハイブリッドＩＣなど
の基板に組込むのに手作業以外は無理で手間を要し、商
品としての価値が低く、寸法精度の点でも不安定で機械
的や熱的ストレスに対しても弱いといった欠点をもつも
のであった。
の基板に組込むのに手作業以外は無理で手間を要し、商
品としての価値が低く、寸法精度の点でも不安定で機械
的や熱的ストレスに対しても弱いといった欠点をもつも
のであった。
本考案は以上のような従来の欠点を除去するものである
。
。
以下、本考案の実施例を図面第４図〜第７図により説明
する。
する。
まず、第４図、第５図において、５はタンタル、ニオブ
、アルミニウムなどの弁作用金属よりなる焼結形の陽極
体であり、この陽極体５には弁作用金属からなる陽極内
部リード６が埋設されている。
、アルミニウムなどの弁作用金属よりなる焼結形の陽極
体であり、この陽極体５には弁作用金属からなる陽極内
部リード６が埋設されている。
なお、弁作用金属板を用いて、陽極体５と陽極内部リー
ド６を一体に形成する構成としてもよい。
ド６を一体に形成する構成としてもよい。
この陽極体５の表面には陽極酸化することによって誘電
体となる陽極酸化皮膜７が形成され、この陽極酸化皮膜
７の上には硝酸マンガン溶液を含浸し、これを熱分解し
て得られる二酸化マンガンなどの半導体層８が形成され
、この半導体層８上にはカーボンなどの陰極層９が設け
られコンデンサ素子１０を構成している。
体となる陽極酸化皮膜７が形成され、この陽極酸化皮膜
７の上には硝酸マンガン溶液を含浸し、これを熱分解し
て得られる二酸化マンガンなどの半導体層８が形成され
、この半導体層８上にはカーボンなどの陰極層９が設け
られコンデンサ素子１０を構成している。
このコンデンサ素子１０の陰極層９の外周には、半田付
可能な金属によってケース状に形成された陰極端子１１
が導電性接着剤１２を介して結合されている。
可能な金属によってケース状に形成された陰極端子１１
が導電性接着剤１２を介して結合されている。
また、上記陽極内部リード６には、両端に位置決め突片
１３を備えた陽極中間端子１４が溶接により結合され、
この陽極中間端子１４は、陰極端子１１と同じ半田付可
能な金属でケース状に形成された陽極端子１５にはめこ
まれ、導電性接着剤１６で陽極中間端子１４と陽極端子
１５との電気的、機械的結合が行なわれている。
１３を備えた陽極中間端子１４が溶接により結合され、
この陽極中間端子１４は、陰極端子１１と同じ半田付可
能な金属でケース状に形成された陽極端子１５にはめこ
まれ、導電性接着剤１６で陽極中間端子１４と陽極端子
１５との電気的、機械的結合が行なわれている。
さらに、陰極端子１１と、陽極端子１５との間のコンデ
ンサ素子１０の外周には両端子１１．１５と面一となる
ように耐熱性樹脂１７が充填されており、コンデンサ素
子１０の固定を計っている。
ンサ素子１０の外周には両端子１１．１５と面一となる
ように耐熱性樹脂１７が充填されており、コンデンサ素
子１０の固定を計っている。
なお、陽極中間端子１４としては第５図に示すように両
端に互いに逆方向に突出する位置決め突片１３を形成し
た構成としてもよく、第６図に示すようにＨ形としても
よく、また、第７図に示すように互いに逆方向に突出し
たＬ字状の位置決め突片１３を備えた形状としてもよい
。
端に互いに逆方向に突出する位置決め突片１３を形成し
た構成としてもよく、第６図に示すようにＨ形としても
よく、また、第７図に示すように互いに逆方向に突出し
たＬ字状の位置決め突片１３を備えた形状としてもよい
。
このように本考案の固体電解コンデンサは構成されるた
め、ケース状の陽陰極端子の表出面が同一平面上に形成
され、かつ、その表出面は平坦であるため、組込み時の
半田付は作業も容易となり、寸法精度もよく、コンデン
サとしては方形状となるため真空吸着による組込みや自
動供給も可能にすることができる。
め、ケース状の陽陰極端子の表出面が同一平面上に形成
され、かつ、その表出面は平坦であるため、組込み時の
半田付は作業も容易となり、寸法精度もよく、コンデン
サとしては方形状となるため真空吸着による組込みや自
動供給も可能にすることができる。
さらに、陽極内部リードが陽極端子内部に強固に固定さ
れ、半田層がないため、機械的ストレスや半田熱による
ストレスにも強い構成とでき信頼性の高いものとするこ
とができる。
れ、半田層がないため、機械的ストレスや半田熱による
ストレスにも強い構成とでき信頼性の高いものとするこ
とができる。
しかも、この構成によれば、フェイスボンディング法に
より組込めるため、ハイブリッドＩＣ基板への組込みも
容易になり、組込みの方向性もないなどの利点をもち、
実用的価値の大なるものである。
より組込めるため、ハイブリッドＩＣ基板への組込みも
容易になり、組込みの方向性もないなどの利点をもち、
実用的価値の大なるものである。
第１図〜第３図は従来の固体電解コンデンサを示す斜視
図、第４図は本考案の固体電解コンテ゛ンサの一実施例
を示す断面図、第５図は同分解斜視図、第６図、第７図
は他の実施例を示す要部の斜視図である。 ５・・・・・・陽極体、６・・・・・・陽極内部リード
、７・・・・・・陽極酸化皮膜、８・・・・・・半導体
層、９・・・・・・陰極層、１０・・・・・・コンデン
サ素子、１１・・・・・・陰極端子、１２・・・・・・
導電性接着剤、１３・・・・・・位置決め突片、１４・
・・・・・陽極中間端子、１５・・・・・・陽極端子、
１６・・・・・・導電性接着剤。
図、第４図は本考案の固体電解コンテ゛ンサの一実施例
を示す断面図、第５図は同分解斜視図、第６図、第７図
は他の実施例を示す要部の斜視図である。 ５・・・・・・陽極体、６・・・・・・陽極内部リード
、７・・・・・・陽極酸化皮膜、８・・・・・・半導体
層、９・・・・・・陰極層、１０・・・・・・コンデン
サ素子、１１・・・・・・陰極端子、１２・・・・・・
導電性接着剤、１３・・・・・・位置決め突片、１４・
・・・・・陽極中間端子、１５・・・・・・陽極端子、
１６・・・・・・導電性接着剤。
Claims (1)
- 陽極内部リードを備えた陽極体に陽極酸化皮膜、半導体
層、陰極層を設けて構成したコンデンサ素子の陰極層上
にケース状の陰極端子を導電性接着剤を介して被せ、上
記陽極内部リードに、陽極端子にはまりこんで位置決め
する突片を両側に備えた陽極中間端子を介して、上記陰
極端子と同一の大きさのケース状の陽極端子を、上記陰
極端子と同一平面を形成するように結合するとともに上
記陽極端子内に充填した導電性接着剤で接続し、かつ陰
極端子と陽極端子間のコンデンサ素子の外周に、各端子
と同一平面を形成するように樹脂層を設けてなる固体電
解コンデンサ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4278476U JPS5934123Y2 (ja) | 1976-04-06 | 1976-04-06 | 固体電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4278476U JPS5934123Y2 (ja) | 1976-04-06 | 1976-04-06 | 固体電解コンデンサ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52134046U JPS52134046U (ja) | 1977-10-12 |
| JPS5934123Y2 true JPS5934123Y2 (ja) | 1984-09-21 |
Family
ID=28501841
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4278476U Expired JPS5934123Y2 (ja) | 1976-04-06 | 1976-04-06 | 固体電解コンデンサ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5934123Y2 (ja) |
-
1976
- 1976-04-06 JP JP4278476U patent/JPS5934123Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52134046U (ja) | 1977-10-12 |
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