JPS5934108Y2 - 捲線機 - Google Patents

捲線機

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Publication number
JPS5934108Y2
JPS5934108Y2 JP15584177U JP15584177U JPS5934108Y2 JP S5934108 Y2 JPS5934108 Y2 JP S5934108Y2 JP 15584177 U JP15584177 U JP 15584177U JP 15584177 U JP15584177 U JP 15584177U JP S5934108 Y2 JPS5934108 Y2 JP S5934108Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
winding
wire
main shaft
wire guide
winding main
Prior art date
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Expired
Application number
JP15584177U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5479948U (ja
Inventor
清隆 小田
Original Assignee
松下電器産業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 松下電器産業株式会社 filed Critical 松下電器産業株式会社
Priority to JP15584177U priority Critical patent/JPS5934108Y2/ja
Publication of JPS5479948U publication Critical patent/JPS5479948U/ja
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Publication of JPS5934108Y2 publication Critical patent/JPS5934108Y2/ja
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  • Coil Winding Methods And Apparatuses (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は捲線機に関し、特にコアレスモータ用電機子の
捲線を効率的にできるようにしたものである。
近年音響機器、ポータプル機器、その他情報処理機器等
のめざましい発達により、これら機器の駆動用モータも
制御性のすぐれたものが要望されている。
たとえば低慣性による高速起動停止、ステップ駆動9困
滑回転特性を有した高トルク、長寿命。
高信頼性、省エネルギー性、低雑音性等が強く要望され
ている。
上述の要望に答えるものとしてコアレスモータが注目さ
れている。
このコアレスモータは一般の鉄心形電機子を有するモー
タに比較して 1、巻線の占積率が高いため軽量小型になり、慣性が極
めて小さい。
2、無鉄心であるためインダクタンスが小さく、電圧に
対する電流の応答性がよいため制御性がよい 3、インダクタンスが小さく、整流が良好であるため刷
子寿命が長い。
4、電機子の熱放散がすぐれており、がつ巻線の占積率
が高いため小電流高トルクである。
5、インダクタンスが小さいため、電気、磁気雑音が小
さい。
6、鉄損が零であるため高効率である。
7、線径の選択度が大きいため多種仕様のモータ製造が
可能である。
等々の利点がある。
ところで前記コアレスモータの電機子の製造において、
その巻線は捲線治具を使用しての捲線であるため、巻線
品質が安定せず、また生産性も低いものであった。
本考案これらのことに留意し、確実に捲線でき、かつ安
定した巻線が得られるようにしたものである。
以下本考案を一実施例を示す図面とともに説明する。
図において1は駆動用のモータであり、捲線機本体のブ
ラケット2に取りつけられている。
このモータ1はブラケット2,3に枢支された巻線主軸
4をギヤ5,6を介して回転させるようになっている。
前記巻線主軸4の先端部には径小部を形威し、この部分
に補助キャップ7を着脱自在に設けである。
なおこの補助キャップはキーによって巻線主軸4に固定
される。
そして固定状態においては、ブラケット8に設けたシリ
ンダ9の動作により、そのシャフト10によって抑えら
れるようになっている。
前記巻線主軸4の回転は2つの系に回転を伝達する。
第1の系はワイヤ送り機構であり、第2の系はワイヤガ
イド機構である。
第1の系のワイヤ送り機構は巻線主軸4と平行に設けら
れたガイド軸11と、このガイド軸11上を摺動自在な
ワイヤ送り12よりなり、前記巻線主軸4の回転をベベ
ルギヤ13,14、シャフト15、クランク16および
レバー17を介してワイヤ送り12の往復運動となす。
そして巻線主軸4の一回転に対し、ワイヤ送り12がほ
ぼ一往復するように構成されている。
なお図中の18はスプール、19はワイヤである。
第2の系のワイヤガイド機構は巻線主軸4およびシリン
ダー9のシャフト10上にそれぞれ回動自在に設けられ
たギヤ20.21とこのギヤ20.21上に一端を枢支
され、先端が補助キャップ7の端部に当接するワイヤガ
イド22.23より構成される。
前記ワイヤガイド22.23は補助キャップ7の外周に
おいて互に180°の間隔をもつように関係づけられ、
補助キャップ7の軸線方向と直角に移動する。
そして巻線主軸4の回転をギヤ24.ベルト25.ギヤ
26および回転軸27.ギヤ28.29を介して前記ワ
イヤガイド22.23を回転させる。
このワイヤガイド22.23の回転は巻線主軸4の回転
よりわずかに少い回転数で゛回転する。
なお図中の30.31はワイヤガイド22.23の先端
を補助キャップ7に適当な力で接触させるためのスプリ
ングである。
本考案の捲線機は以上のように構成され、その動作は先
ず必要な大きさの補助キャップ7を巻線主軸4に取りつ
け、シリンダー9で補助キャップ7を押して固定し、ワ
イヤガイド22.23を補助キャップ7上にセットし、
さらにワイヤ19を補助キャップ7のタップ(図示せず
)に巻きつけたのち、モータ1を駆動する。
このモータ1の駆動により巻線主軸4が回転し、補助キ
ャップ7を回転させるとともに、これに同期させてワイ
ヤガイド22゜23を回転させ、またワイヤ送り12を
往復運動させる。
前記捲線において補助キャップ7の1回転に対しワイヤ
送り12が約−往復するので、第2図および第3図に示
すように補助キャップ7上にジグザグ状に捲線されて行
く。
ところで一般のハネカム巻においては巻線中の1本のワ
イヤ上をワイヤガイドでおさえながら巻線を行ない、巻
線形状体たとえばボビンの軸線方向端部にワイヤガイド
がないため、第2図および第3図のA部においてワイヤ
の鋭角的な反転ができず、巻線が不安定なものとなる。
これに対して本考案の巻線機によれば、補助キャップ7
等巻線形状体の軸線方向の両端部に所定の角度関係をも
ってワイヤガイド22.23が配置されるため、ワイヤ
19が前記ワイヤガイド22.23にかけられて鋭角的
に反転でき、したがって安定した巻線を形成できるもの
であり、しかもこの捲き方は巻線形状体の長さ、あるい
は直径が変ったものでも同様に行い得るものである。
以上述べたように本考案の捲線機によれば従来の捲線治
具による生産に比較して巻線品質が安定し、生産性の高
い低コストの電機子を得ることができるものであり、ま
た構造が比較的に簡単で作業も確実にできる利点を有す
る。
なお前記実施例においてはワイヤガイドを180゜間隔
に2個配置したものであるが、補助キャップ1回転に対
しワイヤ送りを2往復する場合には第4図に示すように
ワイヤガイドを4個設けるものであり、またワイヤガイ
ドの同期回転はギヤ以外に高速機あるいはパルスモータ
を使用してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の捲線機の断面図、第2図は
同補助キャップの斜視図、第3図および第4図は同巻線
の展開図である。 1・・・・・・モータ、4・・・・・・巻線主軸、7・
・・・・・補助キャップ、12・・・・・・ワイヤ送り
、19・・・・・・ワイヤ、22.23・・・・・・ワ
イヤガイド。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 巻線主軸を回転させる機構と、巻線主軸上の巻線形状体
    の両端部に接し、かつ互にある角度をもって配置され、
    前記巻線主軸と同心の軸に取り付けられ前記巻線主軸の
    回転よりわずかに少い回転数で回転するワイヤガイド機
    構と、前記一方のワイヤガイドより他方のワイヤガイド
    に向けてワイヤを送るため前記巻線主軸の軸線方向と平
    行に往復動作するワイヤ送り機構とよりなる捲線機。
JP15584177U 1977-11-18 1977-11-18 捲線機 Expired JPS5934108Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15584177U JPS5934108Y2 (ja) 1977-11-18 1977-11-18 捲線機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15584177U JPS5934108Y2 (ja) 1977-11-18 1977-11-18 捲線機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5479948U JPS5479948U (ja) 1979-06-06
JPS5934108Y2 true JPS5934108Y2 (ja) 1984-09-21

Family

ID=29145248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15584177U Expired JPS5934108Y2 (ja) 1977-11-18 1977-11-18 捲線機

Country Status (1)

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JP (1) JPS5934108Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5479948U (ja) 1979-06-06

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