JPS635214Y2 - - Google Patents

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Publication number
JPS635214Y2
JPS635214Y2 JP16821882U JP16821882U JPS635214Y2 JP S635214 Y2 JPS635214 Y2 JP S635214Y2 JP 16821882 U JP16821882 U JP 16821882U JP 16821882 U JP16821882 U JP 16821882U JP S635214 Y2 JPS635214 Y2 JP S635214Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
yoke
winding
cartridge
motor
Prior art date
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JP16821882U
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English (en)
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JPS5972718U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はカートリツジ・ヨーク・ボビンにコイ
ル線を容易に巻線できるカートリツジ・ヨーク・
ボビン巻線装置に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来から、カートリツジの磁界発生のために、
ヨーク・ボビンが多く利用されてきている。以下
に、従来のカートリツジ・ヨーク・ボビン巻線装
置を第1図、第2図a,bを用いて説明する。第
1図は従来のカートリツジ・ヨーク・ボビン巻線
装置の全体の構成を示すものであり、図中1はカ
ートリツジ・ヨーク・ボビンのボビン、2はボビ
ン1に圧入されている端子ピン、3はボビン1に
コイル線を供給するためのコイルボビン、4は巻
線位置を決める位置決めローラー、5はボビン1
を回転させるモーター、6は位置決めローラー4
を移動させるカムである。また7はボビン回転用
シヤフトでモーター5の駆動力をボビン1に伝え
るものであり、同時にベルト8によりその回転駆
動力はカム6に伝えられる。9はローラー・シヤ
フトで、カム6の動きを位置決めローラー4に伝
える。10はモーター5などを固定する台、11
はコイルボビン3を固定する台、12はカム6を
固定する台で、それぞれは適当な位置に固定され
ている。
以上のように構成されたカートリツジ・ヨー
ク・ボビン巻線装置について、以下その動作を説
明する。
まず、一方の端子ピン2にあらかじめ巻線をし
ておいたボビン1をシヤフト7に挿入する。次に
モーター5を矢印B方向(逆方向でもよい)に回
転させるとコイルボビン3から供給されるコイル
がボビン1に巻線される。この時、ベルト8によ
りモーター5の回転駆動力がカム6に伝えられ、
ローラー・シヤフト9が矢印C方向に往復移動
し、位置決めローラー4がボビン1のA部範囲内
を均一に移動し、均一な巻線をボビン1に対して
行なう。そして、第2図aに示すように巻線され
たボビン1にヨーク13を挿入して、第2図bの
ようなカートリツジ・ヨーク・ボビンを組みたて
る。
しかしながら上記の従来の構成では、端子ピン
2にあらかじめ巻線を施さなければならないし、
ボビン1を回転させなければならないことより工
数が多くなり、信頼性が低下するという問題点を
有していた。
考案の目的 本考案は上記従来の問題点を解消するもので、
簡単な構成により工数の低減、信頼性の向上をは
かることを目的とする。
考案の構成 本考案は回動するチヤツキング装置とフライヤ
ー巻線装置とを備え、チヤツキング装置にてカー
トリツジ・ヨーク・ボビンを保持し、チヤツキン
グ装置の第1位置にてまずカートリツジ・ヨー
ク・ボビンの端子ピンへフライヤー巻線装置によ
り巻線を施し、この第1位置からチヤツキング装
置が所定角度回動したところの第2位置において
前記端子ピンから連続してボビン部への巻線を行
うものである。
実施例の説明 以下本考案の一実施例を第3図、第4図a,b
にもとづいて説明する。第3図は本考案の一実施
例におけるカートリツジ・ヨーク・ボビン巻線装
置を示すものである。第3図において、第1図と
同一機能を有するものには同一記号を附しており
説明は省略する。第3図中、14はヨーク部とボ
ビン部が一体となつたヨーク・ボビン、15はヨ
ークボビン14を保持するチヤツキング装置、1
6はフライヤー、17はフライヤー16の先端に
設けられたノズル、18はフライヤー16を回転
させるとともに往復運動させるフライヤーモー
タ、19はチヤツキング装置15を所定角度回転
させるチヤツキング・モーターである。また20
はベルトで、フライヤー・モーター18の回転駆
動力をフライヤー16に伝える。21はベルト
で、チヤツキング・モーター19の回転駆動力を
チヤツキング装置15に伝える。22はフライヤ
ー16やフライヤー・モータ18やコイル・ボビ
ン3を取り付ける台、23はチヤツキング装置1
5やチヤツキング・モーター19を取り付ける台
である。
以上のように構成された本実施例のカートリツ
ジ・ヨーク・ボビン巻線装置について以下その動
作を説明する。まず、ヨーク・ボビン14をチヤ
ツキング装置15により保持し、チヤツキング・
モーター19によりチヤツキング装置15を矢印
D1方向に約90度回転させる。これにより端子ピ
ン2がフライヤー16と平行となり、フライヤー
側から見れば第4図aのようになる。このときフ
ライヤー16の回転軌跡は一点鎖線eのようにな
り、一方の端子ピン2への巻線を行なう。端子ピ
ン2への巻線が終ると、次にチヤツキング装置1
5をチヤツキング・モーター16により矢印D2
方向に約90度回転させる。すると、ヨーク・ボビ
ン14のボビン部がフライヤー16と平行とな
り、第2図、第4図bのような状態になる。ここ
でフライヤー・モーター18の回転により、ヨー
ク・ボビン14のg部分に巻線を行なう。このと
き、フライヤー16は第4図bに示すようにヨー
ク部とボビン部のすきまを通つてボビン部の周囲
を回転し、かつボビン部のg部分の全範囲に均一
に巻線するために矢印F方向に往復運動する。そ
して、ボビン部への巻線が終るとチヤツキング装
置は再び矢印D1方向に回転し、フライヤー16
が他方の端子ピン2への巻線を行う。これで一工
程が終了する。
考案の効果 以上のように本考案によれば、ボビンを保持す
るチヤツキング装置を所定角度の範囲で往復運動
させるとともに、フライヤー装置を用いることに
より、端子ピンにあらかじめ巻線を施す必要がな
くなり、ボビンへの巻線時、あわせて端子ピンへ
の巻線を行うことができるとともに、ヨーク部と
ボビン部の一体化されたヨーク・ボビンにも巻線
を施すことができ、工数の低減とヨークボビンの
信頼性向上がはかれる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例におけるカートリツジ・ヨー
ク・ボビン巻線装置の構成を示す斜視図、第2図
aはヨークボビンの組立構成図、第2図bは完成
したヨークボビンの斜視図、第3図は本考案の一
実施例におけるカートリツジ・ヨーク・ボビン巻
線装置の構成を示す斜視図、第4図aは端子ピン
への巻線軌跡を示す図、第4図bはボビン部への
巻線動作を説明するための図である。 2……端子ピン、3……コイルボビン、14…
…ヨーク・ボビン、15……チヤツキング装置、
16……フライヤー、17……ノズル、18,1
9……モーター、20,21……ベルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一対の端子ピンを有するボビンを保持するチヤ
    ツキング装置と、フライヤー巻線装置と、前記チ
    ヤツキング装置を所定角度の範囲において往復回
    転運動させる手段を設け、前記チヤツキング装置
    の第1位置において前記フライヤー巻線装置によ
    り端子ピンへの巻線を行ない、チヤツキング装置
    が第1位置から所定角度回動した第2位置におい
    て前記フライヤー巻線装置によりボビンへ巻線を
    施すようにしたカートリツジ・ヨーク・ボビン巻
    線装置。
JP16821882U 1982-11-05 1982-11-05 カ−トリツジ・ヨ−ク・ボビン巻線装置 Granted JPS5972718U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16821882U JPS5972718U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 カ−トリツジ・ヨ−ク・ボビン巻線装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16821882U JPS5972718U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 カ−トリツジ・ヨ−ク・ボビン巻線装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5972718U JPS5972718U (ja) 1984-05-17
JPS635214Y2 true JPS635214Y2 (ja) 1988-02-12

Family

ID=30367816

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16821882U Granted JPS5972718U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 カ−トリツジ・ヨ−ク・ボビン巻線装置

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JP (1) JPS5972718U (ja)

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JPS5972718U (ja) 1984-05-17

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