JPS5933987B2 - サイリスタ - Google Patents
サイリスタInfo
- Publication number
- JPS5933987B2 JPS5933987B2 JP13810275A JP13810275A JPS5933987B2 JP S5933987 B2 JPS5933987 B2 JP S5933987B2 JP 13810275 A JP13810275 A JP 13810275A JP 13810275 A JP13810275 A JP 13810275A JP S5933987 B2 JPS5933987 B2 JP S5933987B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main
- outer layer
- semiconductor substrate
- main surface
- emitter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Thyristors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明ぱdv/dt耐量の優れたサイリスタに係力、と
くにdv/dt耐量を向上するため最適なエミッタ突出
部の抵抗値を有する電力用のサイリスタに関する。
くにdv/dt耐量を向上するため最適なエミッタ突出
部の抵抗値を有する電力用のサイリスタに関する。
サイリスタは順方向に急激な立ち上力の電圧が印加され
るとその電圧上昇率(dv/dt)に比例する中央接合
の放電電流(変位電流と呼ぶ)が流れ定格阻止電圧以下
の電圧でも誤点弧する。
るとその電圧上昇率(dv/dt)に比例する中央接合
の放電電流(変位電流と呼ぶ)が流れ定格阻止電圧以下
の電圧でも誤点弧する。
このため電流集中により接合温度の上昇、特性劣化、さ
らにぱ熱破壊をも引起すことがある。そこで一般にdv
/dt耐量を改善する方法としてエミッタ接合のところ
どころを短絡した構造、いわゆるsh−ortedem
itter構造が採用されている。この構造では変位電
流L短絡部分を通つてカソードヘバイバスされる。一方
ターンオン時のdi/dt耐量を向上させるためにはゲ
ート・エミッタ対向長を長くしてターンオン初期におけ
る導通領域を広くするゲート構造が使用されている。
らにぱ熱破壊をも引起すことがある。そこで一般にdv
/dt耐量を改善する方法としてエミッタ接合のところ
どころを短絡した構造、いわゆるsh−ortedem
itter構造が採用されている。この構造では変位電
流L短絡部分を通つてカソードヘバイバスされる。一方
ターンオン時のdi/dt耐量を向上させるためにはゲ
ート・エミッタ対向長を長くしてターンオン初期におけ
る導通領域を広くするゲート構造が使用されている。
その代表例として第1図に示すようなリングゲート電極
を有するサイリスタがある。1け半導体基体、2は多数
個均等に分散されている短楽穴8を有するnエミッタT
に低抵抗接触したカソード、3はnエミッタ1を囲み、
pベース6に低抵t[接触したリングゲート電極である
。
を有するサイリスタがある。1け半導体基体、2は多数
個均等に分散されている短楽穴8を有するnエミッタT
に低抵抗接触したカソード、3はnエミッタ1を囲み、
pベース6に低抵t[接触したリングゲート電極である
。
第1図のサイリスタにおいて、順方向に立上Dの急激な
電圧が印加されるとDv/Dtによつて中央接合9の両
側のnベース5、pベース6には空乏層10が広がつて
いく。pベース6内に生ずる変位電流11は短絡穴8を
通つてカソード2へバイパスされる。短絡穴8が適正に
配列されているnエミツタ7の中央部分では所要のDv
/Dt耐量が得られる。
電圧が印加されるとDv/Dtによつて中央接合9の両
側のnベース5、pベース6には空乏層10が広がつて
いく。pベース6内に生ずる変位電流11は短絡穴8を
通つてカソード2へバイパスされる。短絡穴8が適正に
配列されているnエミツタ7の中央部分では所要のDv
/Dt耐量が得られる。
しかし周辺部分で生じた変位電流は最も外側の短絡穴8
に集中するため、nエミツタ7の周辺では誤点弧しやす
くな沢周辺部分のDv/Dt耐量は中央部分のそれより
低下してしまうという欠点が生ずる。リングゲート構造
サイリスタの場合大きなゲート点弧電流を必要とするた
め、電力用サイリスタでは通常ゲート電流の内部増幅作
用をもつゲート方式すなわち増幅ゲート、再生ゲート方
式などが採用されている。
に集中するため、nエミツタ7の周辺では誤点弧しやす
くな沢周辺部分のDv/Dt耐量は中央部分のそれより
低下してしまうという欠点が生ずる。リングゲート構造
サイリスタの場合大きなゲート点弧電流を必要とするた
め、電力用サイリスタでは通常ゲート電流の内部増幅作
用をもつゲート方式すなわち増幅ゲート、再生ゲート方
式などが採用されている。
これらの方式の内高いDv/Dt耐量が得られる可能性
のあるものとしては再生ゲート方式が挙げられる。増幅
ゲート方式などの場合、Dv/Dtによるターンオン動
作に関しては第1図に示したリングゲート構造と原理的
には大差ない。一方再生ゲート方式ではリングゲート電
極とカソードを、同一の抵抗層であるエミツタの一部が
突出した部分で接続している。このため周辺部分で生ず
る電位電流がリングゲート電極に吸収され、エミツタ突
出部を通つてカソードヘバイパスされる効果が期待でき
る。これまでの再生ゲート構造サイリスタでは電流の上
昇率(Di/Dt)による破壊を防ぐため、最初に点弧
して電流が集中するエミツタ突出部を大きくし、さらに
電流の通路となるエミツタ突出部の抵抗を小さくする工
夫がなされている。
のあるものとしては再生ゲート方式が挙げられる。増幅
ゲート方式などの場合、Dv/Dtによるターンオン動
作に関しては第1図に示したリングゲート構造と原理的
には大差ない。一方再生ゲート方式ではリングゲート電
極とカソードを、同一の抵抗層であるエミツタの一部が
突出した部分で接続している。このため周辺部分で生ず
る電位電流がリングゲート電極に吸収され、エミツタ突
出部を通つてカソードヘバイパスされる効果が期待でき
る。これまでの再生ゲート構造サイリスタでは電流の上
昇率(Di/Dt)による破壊を防ぐため、最初に点弧
して電流が集中するエミツタ突出部を大きくし、さらに
電流の通路となるエミツタ突出部の抵抗を小さくする工
夫がなされている。
しかしエミツタ突出部の抵抗を小さくすると、反面ター
ンオン遅れ時間が長くなるという欠点を伴つてくる。こ
のように相反する性質のため再生ゲート構造サイリスタ
のエミツタ突出部の抵抗は素子の性能を左右する重要な
要素であるにも拘らず最適な範囲が定まらなかつた。し
かし我々の実験結果によるとエミツタ突出部の抵抗はあ
る程度までは小さいほど周辺部の変位電流がリング電極
、エミツタ突出部を通つてカソードにバイパスされるの
でDv/Dt耐量は高くなる75ζある程度以下に小さ
くしてもDVtt耐量は内部で制限されてしまい変らな
いことが判つた。本発明の目的は、素子周辺部における
誤点弧を起し難く、優れたDv/Cit耐量を有するサ
イリスタを提供するにある。
ンオン遅れ時間が長くなるという欠点を伴つてくる。こ
のように相反する性質のため再生ゲート構造サイリスタ
のエミツタ突出部の抵抗は素子の性能を左右する重要な
要素であるにも拘らず最適な範囲が定まらなかつた。し
かし我々の実験結果によるとエミツタ突出部の抵抗はあ
る程度までは小さいほど周辺部の変位電流がリング電極
、エミツタ突出部を通つてカソードにバイパスされるの
でDv/Dt耐量は高くなる75ζある程度以下に小さ
くしてもDVtt耐量は内部で制限されてしまい変らな
いことが判つた。本発明の目的は、素子周辺部における
誤点弧を起し難く、優れたDv/Cit耐量を有するサ
イリスタを提供するにある。
本発明は、再生ゲート構造サイリスタにおいて中央部分
の短絡穴の配置によつて決るDv令t耐量に対し、周辺
部分のDv/Dt耐量が同程度以上になるようにリング
電極とカソード電極を接続しているnエミツタ突出部の
抵抗値を定めることにある。
の短絡穴の配置によつて決るDv令t耐量に対し、周辺
部分のDv/Dt耐量が同程度以上になるようにリング
電極とカソード電極を接続しているnエミツタ突出部の
抵抗値を定めることにある。
実施例により本発明を詳細に説明する。第2図は本発明
の一実施例である。第2図において11はシリコン基体
、15ぱ基材であるnベース層、14及び16はそれぞ
れ拡散法等で形成されたpエミツタ層及びpベース層、
17はp層16に拡散法等で設けられた、一定間隔で散
在する短絡穴18を有するnエミツタ層である。nエミ
ツタ層17には低抵抗接触してカソード12が設けられ
、リング電極13はnエミツタ層17を囲みp層16に
低抵抗接触し、かつ一部のnエミツタ層17の突出した
部分113にも低抵抗接触して設けられてふ−D1突出
部の外側のp層16には点弧手段となるゲートリードが
設けられている。この様にして再生ゲート構造サイリス
タはnエミツタ突出部113!/(1.よる補助サイリ
スタ部分114とnエミツタ層17における主サイリス
タ部分115とから構成される。この実施例に卦いて素
子の順方向に急激な立上Dの電圧を印加したときnベー
ス層15とpベース層16の間の中央接合19付近には
空乏層110が広がBpベース層16には第3図に示す
矢印のように変位電流111が流れる。
の一実施例である。第2図において11はシリコン基体
、15ぱ基材であるnベース層、14及び16はそれぞ
れ拡散法等で形成されたpエミツタ層及びpベース層、
17はp層16に拡散法等で設けられた、一定間隔で散
在する短絡穴18を有するnエミツタ層である。nエミ
ツタ層17には低抵抗接触してカソード12が設けられ
、リング電極13はnエミツタ層17を囲みp層16に
低抵抗接触し、かつ一部のnエミツタ層17の突出した
部分113にも低抵抗接触して設けられてふ−D1突出
部の外側のp層16には点弧手段となるゲートリードが
設けられている。この様にして再生ゲート構造サイリス
タはnエミツタ突出部113!/(1.よる補助サイリ
スタ部分114とnエミツタ層17における主サイリス
タ部分115とから構成される。この実施例に卦いて素
子の順方向に急激な立上Dの電圧を印加したときnベー
ス層15とpベース層16の間の中央接合19付近には
空乏層110が広がBpベース層16には第3図に示す
矢印のように変位電流111が流れる。
中央部116にお一いて変位電流111は短絡穴18を
通つてカソード12へ至る。
通つてカソード12へ至る。
この変位電流111とnエミツタ層17の直下のpベー
ス層16のシート抵抗によつて生ずる電位の最も高いと
ころ(A点)がnエミツタ層17とpベース層16の間
の接合のBuilt−1n電圧Vφに充分近づくまで素
子は誤点弧しない。つまD中央部16のDVdt耐量は
Vφ,pベース層のシート抵抗および短絡穴の配置によ
つて決る。一方周辺部117において変位電流111は
最も外側の短絡穴18を通つてカソード12へ至る成分
と、リング電極13に吸収されnエミツタ突出部113
を通つてカソード12へ至る成分の2つに分流される。
ス層16のシート抵抗によつて生ずる電位の最も高いと
ころ(A点)がnエミツタ層17とpベース層16の間
の接合のBuilt−1n電圧Vφに充分近づくまで素
子は誤点弧しない。つまD中央部16のDVdt耐量は
Vφ,pベース層のシート抵抗および短絡穴の配置によ
つて決る。一方周辺部117において変位電流111は
最も外側の短絡穴18を通つてカソード12へ至る成分
と、リング電極13に吸収されnエミツタ突出部113
を通つてカソード12へ至る成分の2つに分流される。
そこで中央接合19の容量をC1その面積をSOl周辺
部117の面積をSとすると、Dv/Dtによつて周辺
部で発生する変位電流1dは次式で表わされる。
部117の面積をSとすると、Dv/Dtによつて周辺
部で発生する変位電流1dは次式で表わされる。
UUl
周辺部のdν仝t耐量はnエミツタ層17の真下のpベ
ース層16の電位の最も高いところ(点B)がVφに達
してターンオンしてしまう直前の状態に卦ける最大の変
位電流1dmaxによつて決る。
ース層16の電位の最も高いところ(点B)がVφに達
してターンオンしてしまう直前の状態に卦ける最大の変
位電流1dmaxによつて決る。
このときDmaxは次式で近似される。ここでRNはリ
ング電極13とカソード12の間のnエミツタ層突出部
113の抵抗、RLは点Bから最も外側の短絡穴18を
通Dカソード12までのp層の抵抗である。
ング電極13とカソード12の間のnエミツタ層突出部
113の抵抗、RLは点Bから最も外側の短絡穴18を
通Dカソード12までのp層の抵抗である。
よつてdν令t耐量は次式で表わされる。したがつて周
辺部に卦けるd名t耐量の低下を防ぐためには、周辺部
のDvAt耐量が中央部のそれと等しくなるようにnエ
ミツタ突出部の抵抗値を設定することにより達成される
。
辺部に卦けるd名t耐量の低下を防ぐためには、周辺部
のDvAt耐量が中央部のそれと等しくなるようにnエ
ミツタ突出部の抵抗値を設定することにより達成される
。
またこのようにすると万一高いDv令tによつて誤点弧
したとき局部的な電流集中を避けることができる。エミ
ツタ突出部の抵抗はその幅、長さ、訃よび表面の化学的
エツチングによ勺シート抵抗を変える方法等によつて最
適な値に調整できる。なお周辺部でのDv/Dt耐量を
中央部のDv7dt耐量より高くなるように、すなわち
周辺部の変位電流をより一層カソードヘバイパスするよ
うにnエミツタ層突出部の抵坑を上記設定値より小さく
しても、素子全体のDv/Dt耐量は中央部で制限され
るので殆んど変わらない。
したとき局部的な電流集中を避けることができる。エミ
ツタ突出部の抵抗はその幅、長さ、訃よび表面の化学的
エツチングによ勺シート抵抗を変える方法等によつて最
適な値に調整できる。なお周辺部でのDv/Dt耐量を
中央部のDv7dt耐量より高くなるように、すなわち
周辺部の変位電流をより一層カソードヘバイパスするよ
うにnエミツタ層突出部の抵坑を上記設定値より小さく
しても、素子全体のDv/Dt耐量は中央部で制限され
るので殆んど変わらない。
むしろゲートターンオン動作においては、ゲートトリガ
によつてまず補助サイリスタがターンオンした後、主サ
イリスタに対するトリガ電流となるはずの補助サイリス
タに流れるアノード電流はロスが増大し、その結果ター
ンオンタイムが長くなるという欠点を生ずるので好まし
くない。第2図に示した実施例においてエミツタ突出部
の抵抗を調整して、周辺部と中央部のDv/Dt耐量を
等しく設定してあるので、従来のサイリスタにおいて問
題となつた周辺部でのd名t耐量が低下する欠点を解消
できた。
によつてまず補助サイリスタがターンオンした後、主サ
イリスタに対するトリガ電流となるはずの補助サイリス
タに流れるアノード電流はロスが増大し、その結果ター
ンオンタイムが長くなるという欠点を生ずるので好まし
くない。第2図に示した実施例においてエミツタ突出部
の抵抗を調整して、周辺部と中央部のDv/Dt耐量を
等しく設定してあるので、従来のサイリスタにおいて問
題となつた周辺部でのd名t耐量が低下する欠点を解消
できた。
本実施例によるサイリスつ夕のDv/Dt耐量を具体的
に調べたところ次のような結果が得られた。エミツタ突
出部の抵抗が最適値の3倍である素子でけd必t耐量は
800V/μsであつたが、最適値に調整した素子では
約2000V/μs(Ddv令t耐量が得られ、エミツ
タ門突出部の抵抗を最適値のl/3にしてもDvAt耐
量は約2000V/μsと変らなかつた。本発明は第2
図の実施例のようにエミツタ突出部113はーケの場合
に制限されることなく、複数個の場合でも実施例と同じ
効果が得られる。
に調べたところ次のような結果が得られた。エミツタ突
出部の抵抗が最適値の3倍である素子でけd必t耐量は
800V/μsであつたが、最適値に調整した素子では
約2000V/μs(Ddv令t耐量が得られ、エミツ
タ門突出部の抵抗を最適値のl/3にしてもDvAt耐
量は約2000V/μsと変らなかつた。本発明は第2
図の実施例のようにエミツタ突出部113はーケの場合
に制限されることなく、複数個の場合でも実施例と同じ
効果が得られる。
ま}た突出部113が補助サイリスタ部分114とは分
離して設けられ、両者がリング電極13で電気的に接続
されている素子においても本発明の実施例と同様な効果
が得られる。
離して設けられ、両者がリング電極13で電気的に接続
されている素子においても本発明の実施例と同様な効果
が得られる。
第1図は従来のリングゲート形サイリスタのカソード面
図およびその断面図、第2図は本発明になる再生ゲート
構造サイリスタの一実施例のカソード面図卦よびその断
面図、第3図は本発明になる一実施例の変位電流の説明
図である。 符号の説明、11・・・・・・半導体基体、12・・・
・・・カソード、13・・・・・・リング電極、14・
・・・・・pエミツタ層、15・・・・・・nベース層
、16・・・・・・pベース層、17・・・・・・nエ
ミツタ層、18・・・・・・短絡穴、19・・・・・・
中央接合、110・・・・・・空乏層、111・・・変
位電流、112・・・・・・ゲートリード、113・・
・・・・エミツタ突出碍阪 114・・・・・・補助サ
イリスタ部分、115・・・・・・主サイリスタ部分、
116・・・・・・中央部、117・・・・・・周辺部
。
図およびその断面図、第2図は本発明になる再生ゲート
構造サイリスタの一実施例のカソード面図卦よびその断
面図、第3図は本発明になる一実施例の変位電流の説明
図である。 符号の説明、11・・・・・・半導体基体、12・・・
・・・カソード、13・・・・・・リング電極、14・
・・・・・pエミツタ層、15・・・・・・nベース層
、16・・・・・・pベース層、17・・・・・・nエ
ミツタ層、18・・・・・・短絡穴、19・・・・・・
中央接合、110・・・・・・空乏層、111・・・変
位電流、112・・・・・・ゲートリード、113・・
・・・・エミツタ突出碍阪 114・・・・・・補助サ
イリスタ部分、115・・・・・・主サイリスタ部分、
116・・・・・・中央部、117・・・・・・周辺部
。
Claims (1)
- 1 互いに反対側に位置する一対の主表面を有し、主表
面間に交互に導電型が異なる連続した4層を有し、一方
の主表面に一方の外側層とそれに隣接する一方の内側層
とが露出し、他方の主表面に他方の外側層が露出し、一
方の外側層は一方の主表面において一方の内側層で包囲
されると共に、その大部分を占める主部と主部の周辺か
ら周辺方向に延びる突出部とから形成され、かつ主部に
は一方の内側層を一方の主表面に露出させるための短絡
穴が多数個均等に分散されている半導体基体と、半導体
基体の一方の主表面において、一方の外側層の主部及び
短絡穴を通して露出している一方の内側層にオーミック
接触した一方の主電極と、半導体基体の他方の主表面に
おいて、他方の外側層にオーミック接触した他方の主電
極と、半導体基体の一方の主表面において、一方の内側
層の一方の外側層の突出部近傍に設けた制御電極と、半
導体基体の一方の主表面において、一部が一方の外側層
の突出部に接触し、残部が一方の外側層の主部を実質的
に包囲する環状電極と、を具備し、一方の外側層の突出
部の環状電極と一方の主電極との間の抵抗が、半導体基
体の周辺部のdv/dt耐量と中央部のそれとが略等し
くなるような値以下としたことを特徴とするサイリスタ
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13810275A JPS5933987B2 (ja) | 1975-11-19 | 1975-11-19 | サイリスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13810275A JPS5933987B2 (ja) | 1975-11-19 | 1975-11-19 | サイリスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5263076A JPS5263076A (en) | 1977-05-25 |
JPS5933987B2 true JPS5933987B2 (ja) | 1984-08-20 |
Family
ID=15213985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13810275A Expired JPS5933987B2 (ja) | 1975-11-19 | 1975-11-19 | サイリスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5933987B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS562669A (en) * | 1979-06-21 | 1981-01-12 | Nec Corp | Semiconductor device |
-
1975
- 1975-11-19 JP JP13810275A patent/JPS5933987B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5263076A (en) | 1977-05-25 |
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