JPS5933588Y2 - 揺れ止め付きボルト脱着移送装置 - Google Patents

揺れ止め付きボルト脱着移送装置

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Publication number
JPS5933588Y2
JPS5933588Y2 JP537081U JP537081U JPS5933588Y2 JP S5933588 Y2 JPS5933588 Y2 JP S5933588Y2 JP 537081 U JP537081 U JP 537081U JP 537081 U JP537081 U JP 537081U JP S5933588 Y2 JPS5933588 Y2 JP S5933588Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bolt
guide
wall
swing
main body
Prior art date
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Expired
Application number
JP537081U
Other languages
English (en)
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JPS57122366U (ja
Inventor
秀司 上松
Original Assignee
バブコツク日立株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by バブコツク日立株式会社 filed Critical バブコツク日立株式会社
Priority to JP537081U priority Critical patent/JPS5933588Y2/ja
Publication of JPS57122366U publication Critical patent/JPS57122366U/ja
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  • Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はボルトの脱着移送を自動的に行う装置に係り
、特にボルト移送中にボルトもしくは装置を破損する虞
れのない揺れ止め付きボルト脱着移送装置に関する。
原子炉圧力容器は圧力容器本体とこの圧力容器本体に載
置した密閉頭部である上鏡とをスタンドボルトにより接
続し、圧力容器全体を密閉するよう構成しである。
原子炉は安全確認のため年−回程度定期的に圧力容器の
上鏡を取り外す必要があるが、この場合圧力容器のフラ
ンジ部に取り付けた数十率のボルトのすべてを取り去ら
ねばならない。
従来はボルトの抜き取りは人力により行われていたが、
このボルトは直径150m、長さ1800rrvn重量
は25QK9程度の大型のものであるため脱着には多大
な時間と労力を要していた。
さらに圧力容器周辺では放射能により作業者が汚染され
る虞れもあるため長時間の作業が不可能で作業効率をさ
らに悪化させていた。
このため考案者等は先に第1図に示すボルト脱着移送装
置を開発し、作業性を大巾に高めた。
この装置の概略を説明すると、吊り下げ具本体1の内部
には複数個の雌ねじ部(図示しない)が形成してあり、
複数本のボルト(図示のものは6本)に対し吊り下げ具
本体Iを配置した後、開口部Taを挿通してボルト回転
装置(図示しない)の回転軸をボルト3のキー溝3aに
嵌挿しボルトを回転させ、ボルト3と圧力容器2との螺
合状態を解除させる。
この螺合状態の解除と共にボルト3は吊り下げ具本体γ
側に上昇し、かつ本体内に形成した雌ねじ部とボルト3
が螺合する。
ボルト3と圧力容器2との螺合状態が完全に解除された
ならば移送具9を介して吊り下げ具本体γをボルトごと
引き上げ、天井走行うレーンにより所定の場所に移送す
る。
しかしこのボルトは上述の如き大重量を有し、かつ長尺
であるため移送中にボルトが揺れると吊り下げ具本体と
ボルトの螺合部に応力が集中しボルトもしくは吊り下げ
具本体を破損する虞れがあった。
この考案の目的はボルトの脱着を容易にし、かつボルト
移送中にボルトもしくは吊り下げ具本体を破損する虞れ
のないボルト脱着移送装置を提供することにある。
要するにこの考案は案内筒内壁に揺れ止めを形或してボ
ルトの揺れを防止すると共に、ボルトに対する吊り下げ
具本体の位置決めを容易にするよう構成したものである
以下この考案の実施例を図面により説明する。
第2図は吊り下げ具本体Tの断面図を示し、図中左側は
ボルト3と圧力容器の螺合を解除しようとする状態を、
右側は螺合状態を解除してボルトの吊り下げおよび移送
が可能となった状態を示す。
符号γbは吊り下げ具本体rの下部に形成した円筒形の
案内筒でありボルト3の脱着を行う際にはボルト3に挿
通して、吊り下げ具本体3の位置決めを容易にするもの
である。
この案内筒rbの内周壁の円周方向には環状の揺れ止め
23が溶接、ビス止め等の適宜の方法で取り付けである
揺れ止め23の内径D1はボルト3の直径D2より僅か
に大きめとしておき、揺れ止め23の内周壁とボルトが
殆んど接触する程度にしておく。
第3図および第4図は別の実施例を示し、案内筒γbの
内壁の中心軸線力向に複数本の突条を形成し、これらの
突条なもって揺れ止め23aとしたものである。
この実施例の場合には各突条23aの長さを長くするこ
とによりボルトの揺れを防止する揺れ止めの幅Wを容易
に広くとることができ揺れの防止をより効果的に行える
次にこの揺れ止めを形成したボルト脱着移送装置全体の
作動を説明すると、先ずボルト3を圧力容器から取り外
すに当っては吊り下げ具本体1の下部に形成した案内筒
Tbを各ボルト3に配置し、抜き取るべきボルトに対す
る吊り下げ具本体Iの位置決めをする。
この場合揺れ止め23もしくは23aが形成しであるの
で位置決めは正確に行うことができる。
13はベアリング16により回転自由に支持された上部
ガイドであり、14は下端部にボルト3の頂部と係合す
るボルト係合部14aを有する主ガイドである。
主ガイド14の上部内壁にはキー溝14bが形成してあ
り、上部ガイド13に形成したキー溝13aと係合して
いる。
上部ガイド13と主ガイド14の保合はこのキー溝およ
びキーの係合による外、溶接により永久的に接続してお
いても良い。
15はパツキン18を介して吊り下げ具本体Tに取り付
けた雌ねじ体であって主ガイド外周壁の一部もしくは全
部に形成した雄ねじと螺合する。
20は前記上部ガイド13および主ガイド14内に配置
し、かつこれらガイドの中心軸線と自己の中心軸線が一
致するように配置した吊り下げ体であって、下端部はボ
ルト3の頂部に形成した雌ねじ部と螺合する雄ねじ20
aが形成しである。
ボルト3を取り外すに当っては先ず図中左に示した状態
において、上部ガイド13に形成したキー穴13aを挿
通してボルト回転装置110回転軸11aを吊り下げ体
20のキー溝20aに嵌挿し、吊り下げ体20を回転さ
せることにより先端の雄ねじ20aをボルト3の雌ねじ
部に螺合させる。
この操作を吊り下げ具本体1に設けた吊り下げ体20の
すべてについてあらかじめ行っておく。
続いてボルト回転装置の回転軸を前記キー穴13aに係
合する回転軸11bに代え、上部ガイド13を回転させ
る。
これにより回転力は主ガイド14のボルト保合部14a
を経てボルト3に伝達されボルトの螺合状態が解除され
る。
螺合状態の解除と共にボルト3は上昇し、主ガイド14
の雄ねじ部と雌ねじ部15が螺合し、ボルト吊り下げが
可能な状態となる。
この場合主ガイド外壁の全部に雄ねじを形成しである場
合にはこの雄ねじ部と雌ねじ部15はあらかじめ螺合し
ており、ボルト3の上昇と共に主ガイド14も雌ねじ部
15と螺合しながら上昇することになる。
また一部に雄ねじ部が形成しである場合には、この雄ね
じ部と雌ねじ部15が螺合するまでは主ガイド14およ
び上部ガイド13はボルトの上昇力により上昇すること
になる。
なおこの場合、吊り下げ体20自体はフランジ体21に
より各ガイド13および14に対して回転自由に支持さ
れているのでこれらガイドが回転してもボルト3との螺
合状態には何等影響を受けない。
以上の方法ですべてのボルト3と圧力容器との螺合状態
を解除したならば(第2図右側の状態)吊り下げ具本体
lをクレーン等により引き上げ、吊り下げ具ごとボルト
3を他の場所に移送する。
この移送の間ボルト3の揺れは揺れ止め23もしくは2
3aにより防止されるのでボルト3と吊り下げ体20の
螺合部に応力が集中することがなく、ボルトもしくは吊
り下げ具本体に破損が生ずることがない。
なおボルトの装着は上述の手順を逆に実施することによ
り行う。
この考案を実施することによりボルト移送中にボルトカ
揺れるのを防止することができるのでボルトもしくは吊
り下げ具を破損することがない。
またボルトに対する吊り下げ具本体の位置決めを容易か
つ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はボルト脱着移送装置の斜視図、第2図は吊り下
げ具本体の断面図、第3図は案内筒の側面部分図、第4
図は第3図のA−A断面図である。 3・・・ボルト、7b・・・案内筒、13・・・上部ガ
イド、14・・・主ガイド、20・・・吊り下げ体、2
3 、23a・・・揺れ止め。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 上部ガイド等を介して回転する主ガイドにより案内
    筒に挿通したボルトを回転してボルトを脱着し、かつ吊
    り下げ体とボルトを螺合してボルトな吊下移送するもの
    において、案内筒内壁に対しボルトと近接位置するよう
    揺れ止めを設けた揺れ止め付きボルト脱着移送装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の揺れ止め付き
    ボルト脱着移送装置において、前記揺れ止めを環状に形
    成し、かつ案内筒内壁円周方向に配置したもの。 3 実用新案登録請求の範囲第1項記載の揺れ止め付き
    ボルト脱着移送装置において、前記揺れ止めを案内筒内
    壁の中心軸線力向に複数本配置した突条により形成した
    もの。
JP537081U 1981-01-20 1981-01-20 揺れ止め付きボルト脱着移送装置 Expired JPS5933588Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP537081U JPS5933588Y2 (ja) 1981-01-20 1981-01-20 揺れ止め付きボルト脱着移送装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP537081U JPS5933588Y2 (ja) 1981-01-20 1981-01-20 揺れ止め付きボルト脱着移送装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57122366U JPS57122366U (ja) 1982-07-30
JPS5933588Y2 true JPS5933588Y2 (ja) 1984-09-19

Family

ID=29803749

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP537081U Expired JPS5933588Y2 (ja) 1981-01-20 1981-01-20 揺れ止め付きボルト脱着移送装置

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JPS57122366U (ja) 1982-07-30

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