JPH079905Y2 - フォークリフトのウェイト着脱装置 - Google Patents

フォークリフトのウェイト着脱装置

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JPH079905Y2
JPH079905Y2 JP9557489U JP9557489U JPH079905Y2 JP H079905 Y2 JPH079905 Y2 JP H079905Y2 JP 9557489 U JP9557489 U JP 9557489U JP 9557489 U JP9557489 U JP 9557489U JP H079905 Y2 JPH079905 Y2 JP H079905Y2
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JP
Japan
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pin
weight
frame
collar
hole
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Expired - Lifetime
Application number
JP9557489U
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JPH0335999U (ja
Inventor
岩男 沖田
Original Assignee
小松フォークリフト株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は,フォークリフトの重量を軽減するための,
ウェイト着脱装置に関するものである。
(従来の技術) フォークリフトを船舶内で使用する時,船舶又は岸壁設
置のクレーンでフォークリフトを吊り上げ船舶に搬入す
るが,フォークリフトの重量がクレーンの能力をオーバ
している場合はフォークリフトのウェイトを外し重量を
軽減して船舶に積み込み,再び船舶内でウェイトをフォ
ークリフトに装着する必要がある。
このようにフォークリフトにウェイトを着脱するに際し
ては,第5図に示すように,ウェイトaをフレームbに
引掛けて,ボルトcでフレームbに固定するか或いは,
ただ単にフレームbにウェイトaを引掛けるだけの方法
が一般に行われている。
(考案が解決しようとする課題) 上記第5図で示したものは,ウェイトaをフレームbに
引掛け,ボルトcで固定する構造となっているため,ウ
ェイトaの着脱時に径の大きなボルトcを締め付けた
り,緩めたりするのが困難で,その作業に時間を要して
いた。
そのため作業を急ぐときには,ボルトcを使用せずに,
ウェイトaをフレームbに引掛けるだけでするせる場合
も多く,作業中にウェイトaがフレームbより脱落する
虞れもあって,極めて危険で,構造上問題を生じてい
た。
この考案は,上記のような各種の不具合を解消すること
をその目的とするものである。
(課題を解消するための手段及び作用) この考案は,上記の点に鑑みなされたものであって,フ
ォークリフトのフレームにウェイトを着脱するための装
置において,フレームとウェイトに通じる横穴に挿通さ
せるL字型プレート付ピンにプレート穴とピン撮み環を
形成すると共に,ウェイトの縦穴に差込む鍔付ピンには
スリットを有する鍔と鍔付ピン撮み環を設け,上記ピン
を横穴に挿通し,上記縦穴とプレートとを一致させ,上
記スリットにピン撮み環を係合させつつ鍔付ピンを縦穴
に差込み,鍔付ピンを4分の1程回動することにより,
ウェイトをフレームに装着するようにしたもので,鍔付
ピンが上方向に移動しようとする際,鍔付ピンの鍔が,
ピンの撮み環に突き当り,鍔付ピンの脱落を防止すると
共に,上記2つのピンの各々の差し込み及び引き抜き作
業がスパナ等の工具を必要とせずに,素手のみにて,極
めて簡単に実施できるので,フレームに対するウェイト
の着脱作業を容易に行うことができる。
(実施例) つぎにこの考案の一実施例を図面に基いて説明する。
第1図及び第2図を参照して1はウェイト,2はフォーク
リフトのフレームで斜線で示してある。
3はウェイト1とフレーム2とに通じる横穴,4はL字型
プレート付ピンである。
第3図(イ),(ロ)はこの考案のL字型プレート付ピ
ン4の平面図と側面図を示し,該ピン4の頭部にはL字
型のプレート5を設け,該L字型プレート5の垂直部分
51にはピン撮み環7を設けると共に,底部52にはプレー
ト穴6を設ける。
第4図(イ),(ロ)は同じく鍔付ピン9の平面図と側
面図を示し,ピン9の上部にはスリット11を有する鍔10
を設け,該鍔10にピン撮み環12を形成する。
いまフレーム2にウェイト1を装着する場合には,フレ
ーム2にウェイトを引掛けて横穴3にL字型プレート付
ピン4を差込みL字型プレート底部52に設けられた穴6
と縦穴8とを一致させてから,鍔付ピン9の鍔10に設け
られたスリット11をL字型プレート5の撮み環7に係合
させつつ鍔付ピン9を縦穴8に差込み,更に鍔付ピン撮
み環12によって鍔付ピン9を4分の1程度C方向に回動
させることにより装着作業が完了するものである。
また,フレーム2よりウェイト1を取り外す場合は,上
記装着作業の順序と逆であるが,これを簡単に説明する
と,まず,鍔付ピン撮み環12によって,鍔付ピン9を4
分の1程度B方向(Cと逆方向)に回動し,スリット11
とL字型プレート撮み環7の位置を合わせて,鍔付ピン
9を引き抜き,続いてL字型プレート付ピン4を引き抜
くことにより,ウェイト2は,フレーム1より極めて容
易に取り外すことができるものである。
この考案は上述したように,フレーム2とプレート1と
の着脱作業が,単に素手によって各ピンの差込みと僅か
な回動のみにて行われるようにしたことを特長とするも
のである。
また装着作業完了後においては,鍔付ピンの上方への移
動はL字型プレート撮み環7に鍔10が突き当り,鍔付ピ
ン9の脱落が防止されることによりウェイト1はフレー
ム2に安全に装着維持ができるものである。
(考案の効果) この考案は以上詳述したようにして成り,特別の工具を
用いることなく,短時間内に素手で2本のピンの差込み
と僅かな回動によってウェイトの装着が確実に行われる
と共に,僅かな回動と引き抜きによりウェイトの取り外
し作業を極めて容易に行うことができるもである。
従ってこの考案はフォークリフトを船舶に積み込む際
の,ウェイトの脱着に使用して極めて好適なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例の一部切欠正面図で斜線の
部分はフレームを示す。 第2図はA−Aの断面図,第3図(イ)はL字型プレー
ト付ピンの正面図,第3図(ロ)は第3図(イ)の側面
図であって,点線はプレート穴に鍔付ピンが差込まれた
態様を示す。 第4図(イ)は鍔付ピンの平面図,第4図(ロ)は第4
図(イ)の側面図,第5図は第1図に対応する従来のも
のを示す。 1……ウェイト,2……フレーム,3……横穴,4……L字型
プレート付ピン,5……L字型プレート,6……プレート
穴,7……L字型プレート付ピン撮み環,8……縦穴,9……
鍔付ピン,10……鍔,11……スリット,12……鍔付ピン撮
み環。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】フォークリフトのフレーム2にウェイト1
    を着脱するための装置において,フレーム2とウェイト
    1に通じる横穴3に挿通させるL字型プレート5付ピン
    4にプレート穴6とピン撮み環7を形成すると共に,ウ
    ェイト1の縦穴8に差込む鍔付ピン9にはスリット11を
    有する鍔10と鍔付ピン撮み環12を設け,上記ピン4を横
    穴3に挿通し,上記縦穴8とプレート穴6とを一致さ
    せ,上記スリット11にピン撮み環7を係合させつつ鍔付
    ピン9を縦穴8に差込み,鍔付ピン9を4分の1程回動
    することにより,ウェイト1をフレーム2に装着するよ
    うにしたことを特徴とするフォークリフトのウェイト着
    脱装置。
JP9557489U 1989-08-16 1989-08-16 フォークリフトのウェイト着脱装置 Expired - Lifetime JPH079905Y2 (ja)

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JPH0335999U JPH0335999U (ja) 1991-04-08
JPH079905Y2 true JPH079905Y2 (ja) 1995-03-08

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014101203A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Atex Co Ltd ハンドリフター

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014101203A (ja) * 2012-11-21 2014-06-05 Atex Co Ltd ハンドリフター

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JPH0335999U (ja) 1991-04-08

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