JPS5933364B2 - 隠しスライドフアスナ−の上止部成形方法 - Google Patents
隠しスライドフアスナ−の上止部成形方法Info
- Publication number
- JPS5933364B2 JPS5933364B2 JP859179A JP859179A JPS5933364B2 JP S5933364 B2 JPS5933364 B2 JP S5933364B2 JP 859179 A JP859179 A JP 859179A JP 859179 A JP859179 A JP 859179A JP S5933364 B2 JPS5933364 B2 JP S5933364B2
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- Japan
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- top end
- folded
- hidden slide
- forming
- stop
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- Slide Fasteners (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、隠しスライドファスナー用の連続ファスナ
ーチェーンに、エレメントの一部を溶融乃至上止素材を
添えて融着して上止部を成形する方法に関するもので、
その目的は、連続ファスナーチェーンのエレメントはテ
ープの折返し部に設げであるが、エレメントを溶融して
上止部を成形する際に、溶湯が垂れて折返し部がテープ
に融着することがなく、正常に成形される隠しスライド
ファスナーの上止部成形方法を提供することにある。
ーチェーンに、エレメントの一部を溶融乃至上止素材を
添えて融着して上止部を成形する方法に関するもので、
その目的は、連続ファスナーチェーンのエレメントはテ
ープの折返し部に設げであるが、エレメントを溶融して
上止部を成形する際に、溶湯が垂れて折返し部がテープ
に融着することがなく、正常に成形される隠しスライド
ファスナーの上止部成形方法を提供することにある。
周知のように、隠しスライドファスナーを製造する場合
には、普通、テープ縁部にエレメントを取付けた折返し
部を備えた左右ファスナース) IJンガーを成形し、
且つ前記折返し部は熱セットされて折返した状態を保持
してあって、この左右ファスナーストリンガ−を組合し
て連続ファスナーチェーンとなし、該ファスナーチェー
ンにエレメントを欠除したスペース部を等間隔おきに形
成した後、スペース部よりスライダーを通し、次いでス
ペース部の前後に上止部と下止部を成形し、そのスペー
ス部で切断して定尺の完成された隠しスライドファスナ
ーとなるものである。
には、普通、テープ縁部にエレメントを取付けた折返し
部を備えた左右ファスナース) IJンガーを成形し、
且つ前記折返し部は熱セットされて折返した状態を保持
してあって、この左右ファスナーストリンガ−を組合し
て連続ファスナーチェーンとなし、該ファスナーチェー
ンにエレメントを欠除したスペース部を等間隔おきに形
成した後、スペース部よりスライダーを通し、次いでス
ペース部の前後に上止部と下止部を成形し、そのスペー
ス部で切断して定尺の完成された隠しスライドファスナ
ーとなるものである。
前記の工程で上止部を成形する際、従来の方法として第
4図・ 図示の如く、超音波ホーン10′とアンビル1
2′との間に、ファスナーチェーンfの上止を成形する
部分と合成樹脂フィルムの上止素材7とを挟み、超音波
ホーン10/によって発生する熱エネルギーでエレメン
ト4と上止素材7とを溶融して成形されている。
4図・ 図示の如く、超音波ホーン10′とアンビル1
2′との間に、ファスナーチェーンfの上止を成形する
部分と合成樹脂フィルムの上止素材7とを挟み、超音波
ホーン10/によって発生する熱エネルギーでエレメン
ト4と上止素材7とを溶融して成形されている。
しかし以上の方法による場合、エレメントを備えた折返
し部をそのまま折り返した状態で上止部が加工されるた
め、溶湯が折返し部より垂れてテープ部1と附着するこ
とが屡々発生した。
し部をそのまま折り返した状態で上止部が加工されるた
め、溶湯が折返し部より垂れてテープ部1と附着するこ
とが屡々発生した。
こうした折返し部がテープ部に附着した製品では、スラ
イダーを停止する機能には差し支えはないが、折返し部
を反転してその折返し部の近傍に沿って被服などにミシ
ン掛けされる場合、折返し部がテープ部に附着している
ため、反転することが出来ずその部分の縫着が不能にな
る欠点があり、従来は上止部を成形した後に、−々附着
状態を手で剥がす手間を掛けていた。
イダーを停止する機能には差し支えはないが、折返し部
を反転してその折返し部の近傍に沿って被服などにミシ
ン掛けされる場合、折返し部がテープ部に附着している
ため、反転することが出来ずその部分の縫着が不能にな
る欠点があり、従来は上止部を成形した後に、−々附着
状態を手で剥がす手間を掛けていた。
この発明は以上の従来の欠点を解決するために案出され
た方法であって、上止部を成形する際、折返し部をテー
プ部より延長する状態に反転して上止部を成形すること
を特徴とするもので、その実施例を図面によって説明す
る。
た方法であって、上止部を成形する際、折返し部をテー
プ部より延長する状態に反転して上止部を成形すること
を特徴とするもので、その実施例を図面によって説明す
る。
第1図は完成された隠しスライドファスナーFを示し、
第2図はファスナーチェーンfに上止部と下止部とを成
形する時の状態を示してあり、この成形をする前に、フ
ァスナーチェーンfにスペース部5を成形し、次いでス
ペース部5よりスライダー3をファスナーチェーンfの
送行方向、(図示矢印)に対する後位側に通すと共に、
該後位側のエレメント4を適且の長さ分離して置く。
第2図はファスナーチェーンfに上止部と下止部とを成
形する時の状態を示してあり、この成形をする前に、フ
ァスナーチェーンfにスペース部5を成形し、次いでス
ペース部5よりスライダー3をファスナーチェーンfの
送行方向、(図示矢印)に対する後位側に通すと共に、
該後位側のエレメント4を適且の長さ分離して置く。
こうしてファスナーチェーンfを上限にある超音波ホー
ン10.11と下限にあるアンビル12.13との間に
走行させて、上下止部を成形する部分8゜9がアンビル
12,13上に位置めた時停止させ、まず横方向より先
端部がコ字形を成す押拡板14゜14をテープ部1,1
に沿って進行させて、テープ部1の縁部に有する折返し
部2をテープ部1よりほぼ水平状に延長する状態に反転
し、その反転した状態を保持して超音波ホーン10,1
1及びアンビル12,13を可動し、上止部6及び下止
部(図示せず)を成形する。
ン10.11と下限にあるアンビル12.13との間に
走行させて、上下止部を成形する部分8゜9がアンビル
12,13上に位置めた時停止させ、まず横方向より先
端部がコ字形を成す押拡板14゜14をテープ部1,1
に沿って進行させて、テープ部1の縁部に有する折返し
部2をテープ部1よりほぼ水平状に延長する状態に反転
し、その反転した状態を保持して超音波ホーン10,1
1及びアンビル12,13を可動し、上止部6及び下止
部(図示せず)を成形する。
尚、下止部の成形は左右のエレメント4,4を噛合した
状態で行なわれる。
状態で行なわれる。
更に、この発明による方法を第3図図示の工程によって
説明すれば、a図の如く上止部を成形する部分8,8を
左右に拡げてガイド15上に設定した後、b図のように
押拡板14,14を前進させて折返し部2を水平状に反
転し、次いで0図の如く超音波ホーン10を下降させる
と共にアンビル12を上昇させ、アンビル12の上昇と
同時に、アンビル12上に横方向より供給した上止素材
7をアンビル12とガイド15により所要量切断してア
ンビル12と一緒に上昇させ、反転してチー。
説明すれば、a図の如く上止部を成形する部分8,8を
左右に拡げてガイド15上に設定した後、b図のように
押拡板14,14を前進させて折返し部2を水平状に反
転し、次いで0図の如く超音波ホーン10を下降させる
と共にアンビル12を上昇させ、アンビル12の上昇と
同時に、アンビル12上に横方向より供給した上止素材
7をアンビル12とガイド15により所要量切断してア
ンビル12と一緒に上昇させ、反転してチー。
プ部1より延びている折返し部2を挟み、エレメント4
及び上止素材7を溶融して上止部6を成形する。
及び上止素材7を溶融して上止部6を成形する。
成形した後、超音波ホーン10、アンビル12及び押拡
板14,14を夫々後退させれば、d図のように延ばさ
れていた折返し部2が予め熱、セットされているため自
動的に元の折返し状態に復帰する。
板14,14を夫々後退させれば、d図のように延ばさ
れていた折返し部2が予め熱、セットされているため自
動的に元の折返し状態に復帰する。
尚、エレメント4に上止素材7を添加することなく、エ
レメント4のみ溶融して上止部6を成形しても良い。
レメント4のみ溶融して上止部6を成形しても良い。
また、上止素材7はフィルムのほかモノフィラメントで
も良く、その送り方向をファスナーチェーンfの送り方
向と同方向に送って供給することもある。
も良く、その送り方向をファスナーチェーンfの送り方
向と同方向に送って供給することもある。
以上のように、この発明による隠しスライドファスナー
の上止部成形方法は、ファスナーチェーンの折返し部を
テープ部より延長する状態に反転し、その反転した状態
を保ってエレメントを溶融して上止部を成形するもので
あるから、溶湯が折返し部のみに附着しテープ部には全
く附着することがなく、上止部を設けた折返し部を後に
自由に反転することが出来る製品となるものである。
の上止部成形方法は、ファスナーチェーンの折返し部を
テープ部より延長する状態に反転し、その反転した状態
を保ってエレメントを溶融して上止部を成形するもので
あるから、溶湯が折返し部のみに附着しテープ部には全
く附着することがなく、上止部を設けた折返し部を後に
自由に反転することが出来る製品となるものである。
また工程中、折返し部を反転する操作は押す力を与える
のみで行うことが出来ることから、装置化が簡単になり
容易に実現化されるものである。
のみで行うことが出来ることから、装置化が簡単になり
容易に実現化されるものである。
第1図)まこの発明による成形方法で、成形された上止
部を備えた隠しスライドファスナーを示す裏面図、第2
図はこの発明による成形方法によってファスナーチェー
ンに上止部及び下止部を成形する状況を示す斜視図、第
3図a、b、C2dは同じ(成形工程を示す断面図、第
4図は従来の上止部成形方法による成形状況を示す断面
図である。 F・・・隠しスライドファスナー、f・・・ファスナー
チェーン、1・・・テープ部、2・・・折返し部、3・
・・スライダー、4・・・エレメント、5・・・スペー
ス部、6・・・上止部、7・・・上止素材、8・・・上
止成形部、9・・・下止成形部、10,11・・・超音
波ホーン、12゜13・・・アンビル、14・・・押拡
板、15・・・ガイド。
部を備えた隠しスライドファスナーを示す裏面図、第2
図はこの発明による成形方法によってファスナーチェー
ンに上止部及び下止部を成形する状況を示す斜視図、第
3図a、b、C2dは同じ(成形工程を示す断面図、第
4図は従来の上止部成形方法による成形状況を示す断面
図である。 F・・・隠しスライドファスナー、f・・・ファスナー
チェーン、1・・・テープ部、2・・・折返し部、3・
・・スライダー、4・・・エレメント、5・・・スペー
ス部、6・・・上止部、7・・・上止素材、8・・・上
止成形部、9・・・下止成形部、10,11・・・超音
波ホーン、12゜13・・・アンビル、14・・・押拡
板、15・・・ガイド。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 連続ファスナーチェーンのエレメントを備えた折返
し部を、テープ部より延長する状態に反転し、該反転状
態を保持したままで、エレメントを溶融して上止部を成
形することを特徴とする隠しスライドファスナーの上止
部成形方法。 2 前記エレメントを溶融する際に、溶融するエレメン
トに上止素材を添えて融着することを特徴とする特許請
求の範囲第1項に記載の隠しスライドファスナーの上止
部成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP859179A JPS5933364B2 (ja) | 1979-01-26 | 1979-01-26 | 隠しスライドフアスナ−の上止部成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP859179A JPS5933364B2 (ja) | 1979-01-26 | 1979-01-26 | 隠しスライドフアスナ−の上止部成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55101204A JPS55101204A (en) | 1980-08-01 |
JPS5933364B2 true JPS5933364B2 (ja) | 1984-08-15 |
Family
ID=11697219
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP859179A Expired JPS5933364B2 (ja) | 1979-01-26 | 1979-01-26 | 隠しスライドフアスナ−の上止部成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5933364B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104522944A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-04-22 | 深圳市蓝瑟机电科技有限公司 | 隐形拉链机及其翻带装置 |
CN104902779A (zh) * | 2013-11-14 | 2015-09-09 | Ykk株式会社 | 隐形拉链的挡部安装装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60103905A (ja) * | 1983-11-10 | 1985-06-08 | ワイケイケイ株式会社 | 隠しスライドフアスナ−の上止部成形方法及び装置 |
KR20020032002A (ko) * | 2000-10-25 | 2002-05-03 | (주)성우지퍼 | 지퍼용 스토퍼 장착 장치 및 방법 |
-
1979
- 1979-01-26 JP JP859179A patent/JPS5933364B2/ja not_active Expired
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104902779A (zh) * | 2013-11-14 | 2015-09-09 | Ykk株式会社 | 隐形拉链的挡部安装装置 |
CN104902779B (zh) * | 2013-11-14 | 2017-08-25 | Ykk株式会社 | 隐形拉链的挡部安装装置 |
CN104522944A (zh) * | 2014-12-31 | 2015-04-22 | 深圳市蓝瑟机电科技有限公司 | 隐形拉链机及其翻带装置 |
CN104522944B (zh) * | 2014-12-31 | 2017-03-29 | 深圳市蓝瑟机电科技有限公司 | 隐形拉链机及其翻带装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55101204A (en) | 1980-08-01 |
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