JPS5933334A - 樹脂発泡成形体およびその製造方法 - Google Patents
樹脂発泡成形体およびその製造方法Info
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- JPS5933334A JPS5933334A JP57143066A JP14306682A JPS5933334A JP S5933334 A JPS5933334 A JP S5933334A JP 57143066 A JP57143066 A JP 57143066A JP 14306682 A JP14306682 A JP 14306682A JP S5933334 A JPS5933334 A JP S5933334A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は塩化ビニル系重合体と塩素化塩化ビニル系重合
体との重合体混合物を主成分とする樹脂組成物を発泡成
形してなる樹脂発泡成形体およびその製造方法に関する
ものであり、特には耐熱性、断熱保温性にすぐれ、均一
微細なセル構造を冶する高発泡倍率の樹脂発泡成形体の
提供を目的とする。 従来、塩化ビニル系樹脂発泡成形体としては、(1)塩
化ビニル系重合体に分解によりガス体となるいわゆる分
解型発泡剤を添加混合した組成物を加熱発泡成形したも
の、(2)塩化ビニル系重合体と可塑剤とを混合してペ
ースト状(プラスチゾル)としたものを機械的に発泡さ
せ成形するか、または該プラスチゾルに分解型発泡剤を
添加した組成物を加熱ゲル化発泡成形したものなどが知
らJ]、ている。そしてその製造方法としても例えば(
3)塩化ビニル系重合体に分解型発泡剤を添加混合した
組成物を押出成形あるいは射出成形の手段で加熱発泡成
形する方法、あるいは(4)その組成物を分解型発泡剤
の分解温度以下で予めロール成形したのち、加熱して発
泡成形体とする方法、さらにまた(5)その組成物(必
要に応じてさらに揮発性有機発泡剤、膨潤性を有する有
機溶剤および軟化剤を使用)を金型中に充填し、これを
加圧加熱して発泡させる方法などが知られている。 しかし、このような従来の塩化ビニル系樹脂発泡成形体
は、発泡体のセル構造の微細均一性において劣るもので
あり、したがって発泡倍率が高くないという欠点がある
ほか、耐熱性に劣る不利がある。例えば60℃付近の温
度雰囲気になると耐熱性がないためにその発泡成形体は
寸法変化、型くずれを起こすので、断熱材、保温材等と
して使用する場合、温度が60℃句近にまで上昇するこ
とがない場所に限定される致命的欠点があった。 しかして、木発明者らは先に、塩化ビニル系重合体に熱
安定剤と共にタルクなどの核形成剤、アクリル系樹脂、
アゾシカ−ボンアミド系化合物などの分解型発泡剤等を
配合した樹脂組成物を押出機に供給し、この押出機内で
加熱ゲル化された該樹脂組成物中に沸点9(〕℃以−ト
の有機溶剤系発泡剤例えばプロパン、ブタン、ペンタン
、塩化メチル、トリクロロフルオロメタン、ジクロロテ
トラフルオロエタンなどを圧入し、押出発泡成形させる
方法を提案
体との重合体混合物を主成分とする樹脂組成物を発泡成
形してなる樹脂発泡成形体およびその製造方法に関する
ものであり、特には耐熱性、断熱保温性にすぐれ、均一
微細なセル構造を冶する高発泡倍率の樹脂発泡成形体の
提供を目的とする。 従来、塩化ビニル系樹脂発泡成形体としては、(1)塩
化ビニル系重合体に分解によりガス体となるいわゆる分
解型発泡剤を添加混合した組成物を加熱発泡成形したも
の、(2)塩化ビニル系重合体と可塑剤とを混合してペ
ースト状(プラスチゾル)としたものを機械的に発泡さ
せ成形するか、または該プラスチゾルに分解型発泡剤を
添加した組成物を加熱ゲル化発泡成形したものなどが知
らJ]、ている。そしてその製造方法としても例えば(
3)塩化ビニル系重合体に分解型発泡剤を添加混合した
組成物を押出成形あるいは射出成形の手段で加熱発泡成
形する方法、あるいは(4)その組成物を分解型発泡剤
の分解温度以下で予めロール成形したのち、加熱して発
泡成形体とする方法、さらにまた(5)その組成物(必
要に応じてさらに揮発性有機発泡剤、膨潤性を有する有
機溶剤および軟化剤を使用)を金型中に充填し、これを
加圧加熱して発泡させる方法などが知られている。 しかし、このような従来の塩化ビニル系樹脂発泡成形体
は、発泡体のセル構造の微細均一性において劣るもので
あり、したがって発泡倍率が高くないという欠点がある
ほか、耐熱性に劣る不利がある。例えば60℃付近の温
度雰囲気になると耐熱性がないためにその発泡成形体は
寸法変化、型くずれを起こすので、断熱材、保温材等と
して使用する場合、温度が60℃句近にまで上昇するこ
とがない場所に限定される致命的欠点があった。 しかして、木発明者らは先に、塩化ビニル系重合体に熱
安定剤と共にタルクなどの核形成剤、アクリル系樹脂、
アゾシカ−ボンアミド系化合物などの分解型発泡剤等を
配合した樹脂組成物を押出機に供給し、この押出機内で
加熱ゲル化された該樹脂組成物中に沸点9(〕℃以−ト
の有機溶剤系発泡剤例えばプロパン、ブタン、ペンタン
、塩化メチル、トリクロロフルオロメタン、ジクロロテ
トラフルオロエタンなどを圧入し、押出発泡成形させる
方法を提案
【7た(特開昭55−149328号公報参
照)。この方法により得られる発泡体はセル構造の微細
均一性、高発泡倍率の点ですぐれているが、耐熱性に劣
る欠点t1前記と同様であり、コノ点の改良が強く望ま
れていた。 本発明者らはこのような技術的課題にかんがみ鋭意研究
の結果、塩化ビニル系重合体と塩素化塩化ビニル系重合
体との重合体混合物を主成分とする樹脂組成物を発泡成
形してなる樹脂発泡成形体は、従来の塩化ビニル系樹脂
発泡成形体に比べ耐熱温度が高く、またセル構造すなわ
ちセルの均一微細性にすぐれ、密度(発泡倍率)が小さ
く、独立気泡率がきわめて高いものであることを確認し
て本発明を完成した。 本発明はかかる樹脂発泡成形体の製造方法も提供するも
ので、これは塩化ビニル系重合体90〜10重電%と塩
素化塩化ビニル系重合体10〜90重障%とからなる重
合体混合体〔以下これを(イ)成分と称する〕に、熱分
解型発泡剤および/または高融点微粉末状物質C以下こ
第1を(ロ)成分と称する〕、およびアクリル系樹脂お
よび/またはスチレン系樹脂〔以下これを(ハ)成分と
称する〕を配合してなる樹脂組成物を押出機に供給し、
沸点90℃以下の揮発性有機発泡剤を圧入しながら溶M
混紳したのち、押出発泡成形を完了させることを特徴と
するものである。 以下本発明の詳細な説明する。 本発明に使用する(イ)成分は、塩化ビニル系重合体と
塩素化塩化ビニル系重合体との重合体混合物を使用する
ことが必要であり、これにより耐熱性にすぐれた発泡成
形体を得ることができる。この塩化ビニル系重合体とし
ては+I′:す塩化ビニルのほか、塩化ビニルを主体と
する共重合体、グラフト共重合体も使用することかで永
、この場合のコモノマーとしては酢酸ビニル、塩化ビニ
リデン、アクリル酸およびそのエステル、メタクリル酸
オよびそのエステル、アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル、マレイン酸およびそのエステルもしくは無水物
、フマル酸およびそのエステル、エチレン、プロピレン
等のオレフィン、ビニルニーデルなどが例示され、これ
らは1種のみあるいは2種以上併用される。 他方、上記塩化ビニル系重合体と沖合して使用される塩
素化塩化ビニル系重合体としては上記各種塩化ビニル系
重合体を塩素化したものが使用される。なお、この塩素
化の方法は紫外線照射下で・の光塩素化方法、塩素化合
物(塩素化剤)存在下での溶液塩素化方法など従来公知
の方法によればよい。この塩素化塩化ビニル系重合体は
塩素含有量60〜75重晴%のものであることが本発明
の目的上好ましい。この塩素含有塑が少ないと耐熱性向
上の効果が小さいが、逆にあまりに高すぎると押出等に
よる成形温度が高くなるため加工が困難になると共に、
高温になることによる熱安定性の問題が発生する。 塩化ビニル系重合体と塩素化塩化ビニル系重合体との使
用割合は、前者の10〜90重量%に対し後者を90〜
1 (1重債%とすることが望ま1−い。 塩素化塩化ビニル系重合体の使用割合が1(1F11%
以下であると目的の耐熱性向上が→−分に達成できず、
一方90重穆%以十としCも効果がもはやそれ以上の効
果は望めず、経済性の点から不利となる。 つぎに、前記したc口)成分すなわち熱分解型発泡剤お
よび高融点微粉状物質は発泡成形時に形成されるセル構
造を均一微細に調整するための作用をするもの(気泡均
一化助剤)であり、このうち熱分解型発泡剤としては前
記塩化ビニル系重合体の成形温度よりも低い温度で分解
してガスを発生するものが好ましい。 このような分解型発泡剤としては、たとえばアゾジカル
ボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル、ジアゾアミ
ノベンゼン、ジエチルアゾジ力ルポキνレート、ジイソ
プロピルアゾジ力ルポキνレート、ジアゾアミノベンゼ
ンなどのアゾ系発泡剤、)J、H’4ニトロソペンタメ
チレンテトラミン1、 N 、 N’−ジメチル−N
、 N’−ジニトロソテレフタルアミドなどのニトロソ
系発泡剤、ベンゼンスルホニルヒドラジド、トルエンス
ルホニルヒドラジド、3.3′−ジスルホンヒドラジド
フェニルスルホン、トルエンジスルホニルヒドラゾン、
チオヒス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、トルユン
スルホニルアジド、トルエンスルホニルセミカルバジド
、4.4′−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジ
ド)などのスルホニルヒドラジド系発泡剤あるいは重炭
酸ナトリウムなどがあげられる。 なお、上記熱分解型発泡剤にしゆう酸、くえん酸、酒石
酸、尿素、亜鉛化合物、銅化合物などの分解助剤を併用
して分解温度を調製し、塩化ビニル系重合体の成形温度
以下で分解しソ/スを発生するようにすることが望まし
い。 また、高融点微粉状物質としては塩イしビニル系重合体
と塩素化塩化ビニル系重合体との重合体混合物の溶融点
(ゲル化点)J)1上の融点を有するものであればよく
、これには炭酸カルシウム、タルク、マイカ、セリサイ
ト、硫酸バリウム、シリカ、煙霧質シリカ、酸化チタン
、クレー、酸化アルミニウム、ベントナイト、けいそう
土、カーボンブラックあるいはさらに顔料、高融点の熱
安定剤および雛燃化剤が例示される。 以上例示1.た気泡均一化助剤は1種のみを使用するこ
とに限られず、2種J以十イフ1川することは何ら差支
えない。 なお、(ロ)成分は溶融樹脂イ11成物に解合・分散後
の粒径が30μm以下好ましくは10107l下の微粉
状物であることが好ましく、またこの使用量は上記(イ
)成分100重惜部に対して、0.01mm部以上特に
005重望部以上用いることが望ましい。この使用量が
上記o、oiii部未満では、微細なセルあるいは均−
t「セル構造を有する発泡成形体を得ることが困難であ
る。熱分解早発泡剤は5重箱部以上使用しても上記t、
た効果の顕著な向上はみられないので、この成分の使m
侘は(イ)成分100重眼部あたり5重用部以下で使用
することが望ましく、また高融点微粉状物ηは20重量
部以上使用しても、セルの均−微細化等の効果の著しい
向上はみられない。しかし、充填剤、離燃化、複合化等
の目的でさらに増量して使用することは何ら差支えない
。 本発明においては前記(ハ)成力″f′なわらアクリル
系樹脂およびスチレン系樹脂を前記(イ)成分および(
ロ)成分と共に混合使用することが望ましく。 これによれば(イ)成分(重合体混合物)のゲル化を促
進17、あるいは調整し、樹脂の溶融粘度を上昇ないし
は適度の粘度に調整[7、高温時における気孔の合一な
いし−tす生成したセルの収縮を防ぐので、発泡時の分
解ガスを樹脂中にすみやかに保持しC外部への逸散を防
止する)、「i的とする良好な高発泡体が得られる。こ
の(ハ)成分はとくに前記した(口)成分と併用するこ
とによ゛り著しい効果を示し、結果どして外観のすぐれ
た均−微紹1なセル構造を有する収縮の全く無い高発泡
成形体を得ることができる。 上記効果を達成するためには(ハ)成分としてのアクリ
ル系樹脂は、重合体混合物のゲル化を均一に促進し適度
に樹脂粘度を上げ、ゴム弾性を与え、かつ塩化ビニル系
重合体の高温時の引張り強さあるいは伸び率などを向上
し得るもの、ずなわちO21y7 t o om乃クロ
ロホルム溶液として20℃で測定した還元粘度が3.(
Jdt/y′−以」二のものであることが好ましく、ま
た使用する塩化ビニル系重合体の重合度より大きく、か
つ相溶性の良好な高重合四のアクリル系樹脂を選択使用
することが望ましい。 メタクリル酸メチルを主体とする共重合体たとえばメタ
クリル酸メチルとアクリル酸エステルからなる共重合体
およびこれらと共重合可能な、…M体との共重合体があ
げられる。 上記したアクリル酸エステルとしては、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸−n−ブチル、アク
リル酸イソブチル、アクリル酸−2−エチルヘキシルな
どが例示され、またそれらiと共重合可能な単隋体とし
ては、スチレン、不飽和ニトリル、ビニルエステル、メ
タクリル酸エチル、メタクリル酸−n−ブチル、メタク
リル酸−2−エチルヘキシルなどのメタクリル酸メチル
以外のメタクリル酸エステルなどが例示される。 アクリル系重合体の還元粘度(分子量)は、重合操作中
公知の適当な手段、例えば重合温度、触媒fおよび連鎖
移動剤の濃度等により調整することができる。一般的に
は重合温度の低下、触媒濃度の低下、連鎖移動剤の濃度
の低下により分子量の大きなものを作ることができる。 なお、上述のアクリル系樹脂として、乳化重合品を使用
することにより、前述した効果のほかにこの組成物を押
出機を用いて成形する際の食いこみがよくなり、原料供
給口における閉塞などが起こらず、安定して原料を供給
することが可能となり、かつ押出機の圧力、トルク、押
出晴が一定し安定して発泡製品を得ることができる。 また、スチレン系樹脂は前述のアクリル系樹脂と同様に
、重合体47合物との相溶性が良好で樹脂組成物の加熱
溶融時に樹脂の溶融粘度な上げ、ゴム弾性を与え、かつ
塩化ビニル系重合体の高温時の引張り強さあるいは伸び
率を向」ニさせ、発泡時における気孔の合一ないし一担
生成したセルの収縮を防ぐことにより、発泡時の分解ガ
スを樹脂中にすみやかに保持しく外部への逸散を防止す
る)、目的とする良好な高発泡成形体を得るために使用
されるものであり、これもまた前記した(口)成分と併
用することにより著しい効果を示し、結果として外観の
すぐれた均一微細なセル構造を有する著しくかさ比重の
小さな高発泡成形体を得ることができる。 上記スチレン系樹脂としては、スチレンな主成分とし、
アクリロニトリルおよび/またはこれらと共重合可能な
単量体との共重合体が望ましく、0、1 ?7100m
gりa oホ/lzム溶液として20℃にて測定した還
元粘度が3.0 t1t/ji’−以上であり、重合体
混合物との相溶性が良好な高重合度のスチレン系樹脂が
望ましい。 上記共重合可能な用鼠体としては、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸1〕−ブチル、アクリル
酸イソブチル、アクリル酸−2−エチルヘキシルなどの
アクリルエステル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
エチル、メタクリル酸=n−ブチル、メタクリル酸−2
−エチルヘキシルなどのメタクリル酸エステル、マレイ
ン酸、フマル酸もしくはそれらのエステルまたは無水マ
レイン酸などが例示される。 なお、スチレン系樹脂は使用される塩化ビニル系重合体
の重合度が高ければそれに応じより高重合度のものを使
用することが望ましい。 上記スチレン系樹脂は、従来公知の重合方法により製造
されるものでよいが、重合体M合物への分散性の向上お
よびより高重合度のスチレン系樹脂を得るという搏、点
からは乳化重合法により製造されるものが好適とされる
。 (バ)成分としてのアクリル系樹脂および/またはスチ
レン系樹脂の使用lは上記の(イ)成分1()0重M部
に対して05〜30 ii帛部、好ましくは3〜20@
閏部の範囲とすることが望ましい。この使用Mが05重
■部未満では前記したような効果が得られず、他方30
重丘部以」二使用しても多■添加による特別の効果は得
られず、塩化ビニル系重合体が木来有する研[燃411
などがかえって低下するようになる。なお、(ハ)成分
としてアクリル系樹脂およびスチレン系樹脂は各々単独
または併用してもよい。 上記した(イ)〜(八)成分からなる樹脂組成物には、
さらに必要に応じ従来塩化ビニル系樹脂に添加される各
種添加剤を加えることは差支えないが、それらは本発明
の目的ないし効果を損わない範囲にとどめるべきである
。 以上述べた(イ)〜(ハ)成分、さらに必要に応じ加え
られる添加剤成分からなる樹脂組成物を押出機に供給し
、沸点9()℃以下の揮発性有機発泡剤を圧入しながら
溶融混練したのち、押出発泡成形を行うことにより、セ
ル構造が微細均一でかつ高発泡倍率である発泡成形体が
連続的に低コストで得られる。より具体的に述べると、
本発明が提供する樹脂発泡成形体は、密度が(11?
/vt、0.以下(特には006〕/dJ、−J下)と
いうきわめて高発泡倍率のものであると共にセル構造が
微細均一で独立気泡率75%以上(特には85%以上)
を有するものである。そしてさらに耐熱温度70℃以」
―(特には80℃以上)というすぐれた耐熱性を備えた
ものであるので、このものは従来の塩化ビニル系樹脂発
泡成形体では使用することができなかった比較的温度が
上る場所の断然材、保温材等として好適に使用すること
ができ、また難燃性にもすぐれているという利点を有す
る。 上記樹脂発泡成形体を製造するために使用する沸点90
℃以下の揮発性有機発泡剤は、脂肪族炭化水素または脂
肪族ハロゲン化炭化水素から選択されたものであること
が望ましく、具体的にはプロパン、ブタン、イソブタン
、ペンタン、ネオペンクン、n−ヘキサン、イソヘキサ
ン、n−へブタン、石油エーテル、塩化メチル、塩化メ
チレン、クロロホルム、四塩化炭素、塩化エチル、塩化
エチリデン、トリクロロエチレン、1.2−ジクロロエ
タン、トリクロロフルオロメタン、ジクロロフルオロメ
タン、プロモトリフルオロメタン、テトラフルオロメタ
ン、ジクロロフルオロメタン、クロロトリフルオロメタ
ン、トリフルオロメタン、トリクロロトリフルオロエタ
ン、ジクロロテトラフルオロエタン、ジブロモテトラフ
ルオC7,Tタン、クロロペンタフルオロエタン、ヘキ
サフルオロエタン、クロロジフルオロエタン、ジフルオ
ロエタン、エチルエーテル、エチルエーテルなどが例示
される。これらはその使用に当って1種類に限定される
ものではなく、2種以上を同時に使用してもよい。また
さらに上記の沸点90℃以下の揮発性有機発泡剤を均一
に樹脂組成物中に溶融分散させ高発泡倍率の発泡成形体
を製造するために、塩化ビニル系樹脂と相溶性を有する
芳香族炭化水素、芳香族ハロゲン化炭化水素、エステル
、ケトン化合物等の溶剤を併用し混合重合体と相溶性を
向上させることも有効である。 揮発性有機発泡剤の使用量は目的とする発泡成形体の密
度により調整すればよく、1〜30重量%程度使用する
ことが望ましい。 押出発泡成形の具体的方法は、一般にはまずスーパーミ
キサーなどの混合機を用いて、予め原料樹脂組成物を調
製し、これを押出機に供給し、ついでこの押出機内で加
熱された樹脂組成物中に、前記した揮発性有機発泡剤の
所定間をシリンダー途中より圧入し、この圧入された有
機発泡剤をシリソダー内の溶融混純ゾーンで樹脂組成物
中に均−分@(溶解分散)させ、その後発泡に適した温
度にまで樹脂組成物を均一冷却し、大気中または減圧部
へ押出すことにより発泡成形させるという方法により実
施される。 有機発泡剤の圧入時期は、有機発泡剤の樹脂組成物供給
口へのバックおよびそれによる樹脂組成物の喰い込みの
悪化をおこさせない時期であればいつでもよいが、特に
は押出機内における加熱された樹脂組成物が半ゲル化状
態ないしは完全ゲル化状態のときとすることがよく、こ
のいずれの状態のときにも樹脂組成物中に有機発泡剤が
容易に均一分散され、結果として均一なセル構造を有す
る高発泡倍率の成形体が得られる。 以上述べた本発明の方法にしたがって押出し発泡成形す
ることにより、板状、シート状、棒状、ストで製造する
ことができる。 つぎに、具体的実施例をあげる。ただし、以下の記載に
おいて爪に部とあるのはい゛ずれも重94部を示したも
のである。 例1 (実験/f61〜13) 塩化ビニル重合体(PvC)および塩素化塩化ビ= ル
m合体(+:!1−PVO)の合ff+・] (10部
に(各々の種類および使用割合は第1表に示すとおり)
、鉛系安定剤4部、ステアリン酸カルシウム1部、およ
び第1表に示す種類および量の気泡均一化助剤、アクリ
ル系樹脂またはスチレン系樹脂をヘンシェルミキサーで
混合した。 〔気泡均一化助剤〕 タルク:上屋カオリン(株)製、平均粒子径1〜3μm 白鉛華0:白石カルシウム(株)製、炭酸カルシウム、
平均粒子径0.02〜 0.03μm。 セルマイク】33:三協化成(株)製、アゾシカ−ボン
アミド糸C化合物、分解温 度130〜180℃ PTI9ニパラトルエンスルポニルヒドラジド、分解温
度iio℃ 〔アクリル系樹脂またはスチレン系樹脂〕E−1:メタ
クリル酸メチル90重量%アクリル酸ブチル10爪■%
からなる共 重合体、還元粘度9.5dt/P S−1:スチレン70里東%アクリロニトリル30重情
%からなる共重合体、還 元粘度12dt/f 上記で得た混合物(樹脂組成物)を下記に示すような構
成からなる2台の連結された押出成形機を用いて押出発
泡成形し、得られた発泡成形体について発泡体の密度(
f /1ytB ) 、セル状態、独立気泡率(%)、
耐熱温度(”C)を調べた。結果は第1表に示すとおり
であった。 〔押出機の構成〕 第1段押出機は口径20mm、L/D=25でシリンダ
ーにはホッパー側から300価のところに発泡剤注入口
が設けられており、ここから2連式プランジャーポンプ
で発泡剤を圧入できる機構になっている。 この8F!1段押出機の先端に連結されている第2段押
出機は口径25鴫、L/D=28でこの先端には直径1
0mmランド100 mmの丸ダイスが取付けである。 〔押出発泡成形の条件〕 (1)第1段押出機 0シリンダ一各部(ホッパー側からC□〜03)の温度
: CI=140〜160 、 O,=160〜180C3
= 170〜190℃ 0回転数:60rpm (2)第2段押出機 0シリンダ一各部およびダイス温度: C!、=140〜160 、C2=120〜1400
3=110〜130 、 ダイス温度に120〜140
℃ 0回転数:25〜30rpm (3)第1段押出機のシリンダ一部で圧入する発泡剤の
種類および圧入lI: 塩化メチレン−トリクロロフルオロメタン(50:50
重量比)混合物を原料樹脂組成物に対して13〜16重
量%になるように2連式プランジャーポンプで圧入 〔発泡成形体の物性測定条件〕 セル状態:肉眼観察により下記の判定基準で評価した。 A:セル直径が3001μm以下の均一微細なセル構造
である B:セル直径が300〜1000μm の均一なセル構造である C:平均セル径が1000μm以上で均一性に劣るセル
構造である 独立気泡率c%) :ベックマン社の空気比較式比重計
930型を用いて測定した。 試験片は20m+X 20mmX 40mmニ切り出し
、発泡体試験片の真の体積( ΔV:独立したセルにより構成されて いる体積)を上記の比重計により空気 置換法により求め、次式により計算し た。 V:試験片の見かけの体積 W:試験片の重量 △V:試験片の空気比較式比重計により測定した真の体
積 α:試験片を構成するプラスチックの密度耐熱温K (
℃):丸ダイスより押出発泡成形された発泡成形体を2
0飾X20unX]00m+nに切り出した試験片につ
いて、60℃から100℃までの5℃間隔の 各温度で24時間放置することによっ てその試験片のづ法変化を測定しく各 温度で試験片それぞれ3個について行 い平均値を求める)、その寸法変化が 1%を越えない最高加熱変形温度をも って耐S温度(℃)とLまた。 例2(実験A614〜23) 塩化ビニル重合体(信越化学工業製T K 700、平
均重合度700)50部、塩素化塩化ビニル重合体(塩
累含有用67重量%、平均重合度670)50部および
第2表に示す種類、川の気泡均一化助剤、アクリル系ま
たはスチレン系樹脂をヘンジエルミギサーで混合して得
た原料樹脂組成物を使用し、前例と同様の押出機で押出
発泡成形した(押出条件は前例に準じる)。ただし、発
泡剤の種類および圧入9;t(原料樹脂組成物に対する
@M%)は第2表に示すとおりとした。 〔発泡剤) T’OFM: )リクロロフルオロメタンDCFE:v
クロロテトラフルオ口エタン工80:イソオクタン 1) OF M ニジクロロフルメロメタン’I’ O
F E:テトラクロロジフルオロエタン〔アクリル系樹
脂またはスチレン系樹脂〕E−2:メタクリル酸メチル
80重量%アクリル酸エチル20重量%からなる共重 合体、還元粘度2dt/91− 8−2ニスチレン70重1%アクリロニトリル30重景
%からなる共重合体、還元 粘度2dt/P 得られた発泡体の物性は第2表(二示すとおりであった
。 例3(実験7624〜35) 本例では下記のような2台の連結された押出機を用いた
。 第1の押出機は口径50B、L/D=30であり、押出
機のシリンダーにはホッパーからlo。 cmのところに発泡剤注入孔が設けられており、ここか
ら定流M圧入ポンプで発泡剤ン圧入する機材゛としであ
る。 」二記押出機の先端部に口径50mn+、L/D =
30の第2の押出機を連結し、この第2の押出機の先端
に50mmX400mmの仮作成用ダイスを取りつける
。 〔原料樹脂組成物〕 塩化ビニル重合体(信越化学工業製T K 800、平
均j合度8]0)70部、塩素化塩化ビニル重合体(塩
素含有駄68重里%、平均重合度56o)30部、鉛系
安定剤4部、ステアリン酸カルシウム1部、タルク1部
、セルマイク133を0.5部および下記のアクリル系
またはスチレン系樹脂をヘンシェルミキサーで混合した
。 E−3:メタクル酸メチル重合体、還元粘度4.0cl
t7J’ )(−4:メタクル酸メチル70重量%アクリル酸ブチ
ル30重置%からなる共重合体、還元粘度8.5dt/
7 E−5:メタクリル酸メチル80重隈%アクリル酸ブチ
ル20重量%からなる共重合 体、還元粘度13.5 dl−/f E−6:メタクリル酸メチル70重量%アクリル酸ブチ
ル]0重量%メタクリル酸ブ チル20重置%からなる共重合体、還 元粘度10.5 dt/f S−3ニスチレン70重販%アクリロニトリル30重量
%からなる共重合体、還元粘 度4.5dt/7 S−4:スチレン70重版%アクリロニトリル30ηi
1%からなる共重合体、還元粘度10、0 dt/J? S−5:スチレン72重量%アクリロニトリル28重惧
%よりなる共重合体、還元粘度14.6cl/、/JP 〔発泡剤の種類および圧入量〕 トリクロロフルオロメタン−塩化メチル(80/2(1
)沖合発泡剤を原料樹脂組成物に対して15重@%にな
るように注入孔に定流量圧入ポンプにより圧入する。 〔押出温度条件〕 第1段押出機(シリンダ一温度ホッパー側から)C1=
150℃、02=180℃、a、l=*190℃。 04= 180℃ @2段押出機(シリンダ一温度第1段押出機の連結側か
ら) T1 、T、、T3−一−φ表に示すとおりり、 (
ダイス温度) 表に示すとおりfB2B2用機
ヘッドの樹脂温11j’(ダイス入口部)T4−一一→
表に示”Cとおり 以上の条件で第1段の押出機50rpm(押出用40〜
45 My、/ Hr )で運転し、押出し発泡成形し
て得た板状発泡体について、密度CI?/well)。 セル状態、独立気泡率(%)、耐熱温度を測定した。た
だし、耐熱温度測定のための試験片の寸法は20柵X1
00+nmX100mmとした。 結果は第3表に示すとおりであった。 手続補正書 昭和57年 9月17 日 1、事件の表示 昭和57年特許願第143066号 2、発明の名称 樹脂発泡成形体およびその製造方法 3、袖jl二をする者 事件との関係特許出願人 名称 信義化学工業林式会社 4、代 J!1(人 6、1市 jに の 対 象 l) 明細書第6ページ2行における[密度(発泡倍率
)が小さく、」を 「密度が小さくすなわち発泡倍率が大きく、」と補正す
る。 2) 明細1!第25ペ一ジ8行における。 「塩化メチレン・・・」を「塩化メチル」と補正する。 3ン 明細書第32ページ11行における「50mX4
00wJをr5 軛X 400 wJと訂正する。 4) 明細書第33ページ3行および5行における「メ
タクル酸・・・」をそれぞれ[メタクリル酸・・・1と
補正する。
照)。この方法により得られる発泡体はセル構造の微細
均一性、高発泡倍率の点ですぐれているが、耐熱性に劣
る欠点t1前記と同様であり、コノ点の改良が強く望ま
れていた。 本発明者らはこのような技術的課題にかんがみ鋭意研究
の結果、塩化ビニル系重合体と塩素化塩化ビニル系重合
体との重合体混合物を主成分とする樹脂組成物を発泡成
形してなる樹脂発泡成形体は、従来の塩化ビニル系樹脂
発泡成形体に比べ耐熱温度が高く、またセル構造すなわ
ちセルの均一微細性にすぐれ、密度(発泡倍率)が小さ
く、独立気泡率がきわめて高いものであることを確認し
て本発明を完成した。 本発明はかかる樹脂発泡成形体の製造方法も提供するも
ので、これは塩化ビニル系重合体90〜10重電%と塩
素化塩化ビニル系重合体10〜90重障%とからなる重
合体混合体〔以下これを(イ)成分と称する〕に、熱分
解型発泡剤および/または高融点微粉末状物質C以下こ
第1を(ロ)成分と称する〕、およびアクリル系樹脂お
よび/またはスチレン系樹脂〔以下これを(ハ)成分と
称する〕を配合してなる樹脂組成物を押出機に供給し、
沸点90℃以下の揮発性有機発泡剤を圧入しながら溶M
混紳したのち、押出発泡成形を完了させることを特徴と
するものである。 以下本発明の詳細な説明する。 本発明に使用する(イ)成分は、塩化ビニル系重合体と
塩素化塩化ビニル系重合体との重合体混合物を使用する
ことが必要であり、これにより耐熱性にすぐれた発泡成
形体を得ることができる。この塩化ビニル系重合体とし
ては+I′:す塩化ビニルのほか、塩化ビニルを主体と
する共重合体、グラフト共重合体も使用することかで永
、この場合のコモノマーとしては酢酸ビニル、塩化ビニ
リデン、アクリル酸およびそのエステル、メタクリル酸
オよびそのエステル、アクリロニトリル、メタクリロニ
トリル、マレイン酸およびそのエステルもしくは無水物
、フマル酸およびそのエステル、エチレン、プロピレン
等のオレフィン、ビニルニーデルなどが例示され、これ
らは1種のみあるいは2種以上併用される。 他方、上記塩化ビニル系重合体と沖合して使用される塩
素化塩化ビニル系重合体としては上記各種塩化ビニル系
重合体を塩素化したものが使用される。なお、この塩素
化の方法は紫外線照射下で・の光塩素化方法、塩素化合
物(塩素化剤)存在下での溶液塩素化方法など従来公知
の方法によればよい。この塩素化塩化ビニル系重合体は
塩素含有量60〜75重晴%のものであることが本発明
の目的上好ましい。この塩素含有塑が少ないと耐熱性向
上の効果が小さいが、逆にあまりに高すぎると押出等に
よる成形温度が高くなるため加工が困難になると共に、
高温になることによる熱安定性の問題が発生する。 塩化ビニル系重合体と塩素化塩化ビニル系重合体との使
用割合は、前者の10〜90重量%に対し後者を90〜
1 (1重債%とすることが望ま1−い。 塩素化塩化ビニル系重合体の使用割合が1(1F11%
以下であると目的の耐熱性向上が→−分に達成できず、
一方90重穆%以十としCも効果がもはやそれ以上の効
果は望めず、経済性の点から不利となる。 つぎに、前記したc口)成分すなわち熱分解型発泡剤お
よび高融点微粉状物質は発泡成形時に形成されるセル構
造を均一微細に調整するための作用をするもの(気泡均
一化助剤)であり、このうち熱分解型発泡剤としては前
記塩化ビニル系重合体の成形温度よりも低い温度で分解
してガスを発生するものが好ましい。 このような分解型発泡剤としては、たとえばアゾジカル
ボンアミド、アゾビスイソブチロニトリル、ジアゾアミ
ノベンゼン、ジエチルアゾジ力ルポキνレート、ジイソ
プロピルアゾジ力ルポキνレート、ジアゾアミノベンゼ
ンなどのアゾ系発泡剤、)J、H’4ニトロソペンタメ
チレンテトラミン1、 N 、 N’−ジメチル−N
、 N’−ジニトロソテレフタルアミドなどのニトロソ
系発泡剤、ベンゼンスルホニルヒドラジド、トルエンス
ルホニルヒドラジド、3.3′−ジスルホンヒドラジド
フェニルスルホン、トルエンジスルホニルヒドラゾン、
チオヒス(ベンゼンスルホニルヒドラジド)、トルユン
スルホニルアジド、トルエンスルホニルセミカルバジド
、4.4′−オキシビス(ベンゼンスルホニルヒドラジ
ド)などのスルホニルヒドラジド系発泡剤あるいは重炭
酸ナトリウムなどがあげられる。 なお、上記熱分解型発泡剤にしゆう酸、くえん酸、酒石
酸、尿素、亜鉛化合物、銅化合物などの分解助剤を併用
して分解温度を調製し、塩化ビニル系重合体の成形温度
以下で分解しソ/スを発生するようにすることが望まし
い。 また、高融点微粉状物質としては塩イしビニル系重合体
と塩素化塩化ビニル系重合体との重合体混合物の溶融点
(ゲル化点)J)1上の融点を有するものであればよく
、これには炭酸カルシウム、タルク、マイカ、セリサイ
ト、硫酸バリウム、シリカ、煙霧質シリカ、酸化チタン
、クレー、酸化アルミニウム、ベントナイト、けいそう
土、カーボンブラックあるいはさらに顔料、高融点の熱
安定剤および雛燃化剤が例示される。 以上例示1.た気泡均一化助剤は1種のみを使用するこ
とに限られず、2種J以十イフ1川することは何ら差支
えない。 なお、(ロ)成分は溶融樹脂イ11成物に解合・分散後
の粒径が30μm以下好ましくは10107l下の微粉
状物であることが好ましく、またこの使用量は上記(イ
)成分100重惜部に対して、0.01mm部以上特に
005重望部以上用いることが望ましい。この使用量が
上記o、oiii部未満では、微細なセルあるいは均−
t「セル構造を有する発泡成形体を得ることが困難であ
る。熱分解早発泡剤は5重箱部以上使用しても上記t、
た効果の顕著な向上はみられないので、この成分の使m
侘は(イ)成分100重眼部あたり5重用部以下で使用
することが望ましく、また高融点微粉状物ηは20重量
部以上使用しても、セルの均−微細化等の効果の著しい
向上はみられない。しかし、充填剤、離燃化、複合化等
の目的でさらに増量して使用することは何ら差支えない
。 本発明においては前記(ハ)成力″f′なわらアクリル
系樹脂およびスチレン系樹脂を前記(イ)成分および(
ロ)成分と共に混合使用することが望ましく。 これによれば(イ)成分(重合体混合物)のゲル化を促
進17、あるいは調整し、樹脂の溶融粘度を上昇ないし
は適度の粘度に調整[7、高温時における気孔の合一な
いし−tす生成したセルの収縮を防ぐので、発泡時の分
解ガスを樹脂中にすみやかに保持しC外部への逸散を防
止する)、「i的とする良好な高発泡体が得られる。こ
の(ハ)成分はとくに前記した(口)成分と併用するこ
とによ゛り著しい効果を示し、結果どして外観のすぐれ
た均−微紹1なセル構造を有する収縮の全く無い高発泡
成形体を得ることができる。 上記効果を達成するためには(ハ)成分としてのアクリ
ル系樹脂は、重合体混合物のゲル化を均一に促進し適度
に樹脂粘度を上げ、ゴム弾性を与え、かつ塩化ビニル系
重合体の高温時の引張り強さあるいは伸び率などを向上
し得るもの、ずなわちO21y7 t o om乃クロ
ロホルム溶液として20℃で測定した還元粘度が3.(
Jdt/y′−以」二のものであることが好ましく、ま
た使用する塩化ビニル系重合体の重合度より大きく、か
つ相溶性の良好な高重合四のアクリル系樹脂を選択使用
することが望ましい。 メタクリル酸メチルを主体とする共重合体たとえばメタ
クリル酸メチルとアクリル酸エステルからなる共重合体
およびこれらと共重合可能な、…M体との共重合体があ
げられる。 上記したアクリル酸エステルとしては、アクリル酸メチ
ル、アクリル酸エチル、アクリル酸−n−ブチル、アク
リル酸イソブチル、アクリル酸−2−エチルヘキシルな
どが例示され、またそれらiと共重合可能な単隋体とし
ては、スチレン、不飽和ニトリル、ビニルエステル、メ
タクリル酸エチル、メタクリル酸−n−ブチル、メタク
リル酸−2−エチルヘキシルなどのメタクリル酸メチル
以外のメタクリル酸エステルなどが例示される。 アクリル系重合体の還元粘度(分子量)は、重合操作中
公知の適当な手段、例えば重合温度、触媒fおよび連鎖
移動剤の濃度等により調整することができる。一般的に
は重合温度の低下、触媒濃度の低下、連鎖移動剤の濃度
の低下により分子量の大きなものを作ることができる。 なお、上述のアクリル系樹脂として、乳化重合品を使用
することにより、前述した効果のほかにこの組成物を押
出機を用いて成形する際の食いこみがよくなり、原料供
給口における閉塞などが起こらず、安定して原料を供給
することが可能となり、かつ押出機の圧力、トルク、押
出晴が一定し安定して発泡製品を得ることができる。 また、スチレン系樹脂は前述のアクリル系樹脂と同様に
、重合体47合物との相溶性が良好で樹脂組成物の加熱
溶融時に樹脂の溶融粘度な上げ、ゴム弾性を与え、かつ
塩化ビニル系重合体の高温時の引張り強さあるいは伸び
率を向」ニさせ、発泡時における気孔の合一ないし一担
生成したセルの収縮を防ぐことにより、発泡時の分解ガ
スを樹脂中にすみやかに保持しく外部への逸散を防止す
る)、目的とする良好な高発泡成形体を得るために使用
されるものであり、これもまた前記した(口)成分と併
用することにより著しい効果を示し、結果として外観の
すぐれた均一微細なセル構造を有する著しくかさ比重の
小さな高発泡成形体を得ることができる。 上記スチレン系樹脂としては、スチレンな主成分とし、
アクリロニトリルおよび/またはこれらと共重合可能な
単量体との共重合体が望ましく、0、1 ?7100m
gりa oホ/lzム溶液として20℃にて測定した還
元粘度が3.0 t1t/ji’−以上であり、重合体
混合物との相溶性が良好な高重合度のスチレン系樹脂が
望ましい。 上記共重合可能な用鼠体としては、アクリル酸メチル、
アクリル酸エチル、アクリル酸1〕−ブチル、アクリル
酸イソブチル、アクリル酸−2−エチルヘキシルなどの
アクリルエステル、メタクリル酸メチル、メタクリル酸
エチル、メタクリル酸=n−ブチル、メタクリル酸−2
−エチルヘキシルなどのメタクリル酸エステル、マレイ
ン酸、フマル酸もしくはそれらのエステルまたは無水マ
レイン酸などが例示される。 なお、スチレン系樹脂は使用される塩化ビニル系重合体
の重合度が高ければそれに応じより高重合度のものを使
用することが望ましい。 上記スチレン系樹脂は、従来公知の重合方法により製造
されるものでよいが、重合体M合物への分散性の向上お
よびより高重合度のスチレン系樹脂を得るという搏、点
からは乳化重合法により製造されるものが好適とされる
。 (バ)成分としてのアクリル系樹脂および/またはスチ
レン系樹脂の使用lは上記の(イ)成分1()0重M部
に対して05〜30 ii帛部、好ましくは3〜20@
閏部の範囲とすることが望ましい。この使用Mが05重
■部未満では前記したような効果が得られず、他方30
重丘部以」二使用しても多■添加による特別の効果は得
られず、塩化ビニル系重合体が木来有する研[燃411
などがかえって低下するようになる。なお、(ハ)成分
としてアクリル系樹脂およびスチレン系樹脂は各々単独
または併用してもよい。 上記した(イ)〜(八)成分からなる樹脂組成物には、
さらに必要に応じ従来塩化ビニル系樹脂に添加される各
種添加剤を加えることは差支えないが、それらは本発明
の目的ないし効果を損わない範囲にとどめるべきである
。 以上述べた(イ)〜(ハ)成分、さらに必要に応じ加え
られる添加剤成分からなる樹脂組成物を押出機に供給し
、沸点9()℃以下の揮発性有機発泡剤を圧入しながら
溶融混練したのち、押出発泡成形を行うことにより、セ
ル構造が微細均一でかつ高発泡倍率である発泡成形体が
連続的に低コストで得られる。より具体的に述べると、
本発明が提供する樹脂発泡成形体は、密度が(11?
/vt、0.以下(特には006〕/dJ、−J下)と
いうきわめて高発泡倍率のものであると共にセル構造が
微細均一で独立気泡率75%以上(特には85%以上)
を有するものである。そしてさらに耐熱温度70℃以」
―(特には80℃以上)というすぐれた耐熱性を備えた
ものであるので、このものは従来の塩化ビニル系樹脂発
泡成形体では使用することができなかった比較的温度が
上る場所の断然材、保温材等として好適に使用すること
ができ、また難燃性にもすぐれているという利点を有す
る。 上記樹脂発泡成形体を製造するために使用する沸点90
℃以下の揮発性有機発泡剤は、脂肪族炭化水素または脂
肪族ハロゲン化炭化水素から選択されたものであること
が望ましく、具体的にはプロパン、ブタン、イソブタン
、ペンタン、ネオペンクン、n−ヘキサン、イソヘキサ
ン、n−へブタン、石油エーテル、塩化メチル、塩化メ
チレン、クロロホルム、四塩化炭素、塩化エチル、塩化
エチリデン、トリクロロエチレン、1.2−ジクロロエ
タン、トリクロロフルオロメタン、ジクロロフルオロメ
タン、プロモトリフルオロメタン、テトラフルオロメタ
ン、ジクロロフルオロメタン、クロロトリフルオロメタ
ン、トリフルオロメタン、トリクロロトリフルオロエタ
ン、ジクロロテトラフルオロエタン、ジブロモテトラフ
ルオC7,Tタン、クロロペンタフルオロエタン、ヘキ
サフルオロエタン、クロロジフルオロエタン、ジフルオ
ロエタン、エチルエーテル、エチルエーテルなどが例示
される。これらはその使用に当って1種類に限定される
ものではなく、2種以上を同時に使用してもよい。また
さらに上記の沸点90℃以下の揮発性有機発泡剤を均一
に樹脂組成物中に溶融分散させ高発泡倍率の発泡成形体
を製造するために、塩化ビニル系樹脂と相溶性を有する
芳香族炭化水素、芳香族ハロゲン化炭化水素、エステル
、ケトン化合物等の溶剤を併用し混合重合体と相溶性を
向上させることも有効である。 揮発性有機発泡剤の使用量は目的とする発泡成形体の密
度により調整すればよく、1〜30重量%程度使用する
ことが望ましい。 押出発泡成形の具体的方法は、一般にはまずスーパーミ
キサーなどの混合機を用いて、予め原料樹脂組成物を調
製し、これを押出機に供給し、ついでこの押出機内で加
熱された樹脂組成物中に、前記した揮発性有機発泡剤の
所定間をシリンダー途中より圧入し、この圧入された有
機発泡剤をシリソダー内の溶融混純ゾーンで樹脂組成物
中に均−分@(溶解分散)させ、その後発泡に適した温
度にまで樹脂組成物を均一冷却し、大気中または減圧部
へ押出すことにより発泡成形させるという方法により実
施される。 有機発泡剤の圧入時期は、有機発泡剤の樹脂組成物供給
口へのバックおよびそれによる樹脂組成物の喰い込みの
悪化をおこさせない時期であればいつでもよいが、特に
は押出機内における加熱された樹脂組成物が半ゲル化状
態ないしは完全ゲル化状態のときとすることがよく、こ
のいずれの状態のときにも樹脂組成物中に有機発泡剤が
容易に均一分散され、結果として均一なセル構造を有す
る高発泡倍率の成形体が得られる。 以上述べた本発明の方法にしたがって押出し発泡成形す
ることにより、板状、シート状、棒状、ストで製造する
ことができる。 つぎに、具体的実施例をあげる。ただし、以下の記載に
おいて爪に部とあるのはい゛ずれも重94部を示したも
のである。 例1 (実験/f61〜13) 塩化ビニル重合体(PvC)および塩素化塩化ビ= ル
m合体(+:!1−PVO)の合ff+・] (10部
に(各々の種類および使用割合は第1表に示すとおり)
、鉛系安定剤4部、ステアリン酸カルシウム1部、およ
び第1表に示す種類および量の気泡均一化助剤、アクリ
ル系樹脂またはスチレン系樹脂をヘンシェルミキサーで
混合した。 〔気泡均一化助剤〕 タルク:上屋カオリン(株)製、平均粒子径1〜3μm 白鉛華0:白石カルシウム(株)製、炭酸カルシウム、
平均粒子径0.02〜 0.03μm。 セルマイク】33:三協化成(株)製、アゾシカ−ボン
アミド糸C化合物、分解温 度130〜180℃ PTI9ニパラトルエンスルポニルヒドラジド、分解温
度iio℃ 〔アクリル系樹脂またはスチレン系樹脂〕E−1:メタ
クリル酸メチル90重量%アクリル酸ブチル10爪■%
からなる共 重合体、還元粘度9.5dt/P S−1:スチレン70里東%アクリロニトリル30重情
%からなる共重合体、還 元粘度12dt/f 上記で得た混合物(樹脂組成物)を下記に示すような構
成からなる2台の連結された押出成形機を用いて押出発
泡成形し、得られた発泡成形体について発泡体の密度(
f /1ytB ) 、セル状態、独立気泡率(%)、
耐熱温度(”C)を調べた。結果は第1表に示すとおり
であった。 〔押出機の構成〕 第1段押出機は口径20mm、L/D=25でシリンダ
ーにはホッパー側から300価のところに発泡剤注入口
が設けられており、ここから2連式プランジャーポンプ
で発泡剤を圧入できる機構になっている。 この8F!1段押出機の先端に連結されている第2段押
出機は口径25鴫、L/D=28でこの先端には直径1
0mmランド100 mmの丸ダイスが取付けである。 〔押出発泡成形の条件〕 (1)第1段押出機 0シリンダ一各部(ホッパー側からC□〜03)の温度
: CI=140〜160 、 O,=160〜180C3
= 170〜190℃ 0回転数:60rpm (2)第2段押出機 0シリンダ一各部およびダイス温度: C!、=140〜160 、C2=120〜1400
3=110〜130 、 ダイス温度に120〜140
℃ 0回転数:25〜30rpm (3)第1段押出機のシリンダ一部で圧入する発泡剤の
種類および圧入lI: 塩化メチレン−トリクロロフルオロメタン(50:50
重量比)混合物を原料樹脂組成物に対して13〜16重
量%になるように2連式プランジャーポンプで圧入 〔発泡成形体の物性測定条件〕 セル状態:肉眼観察により下記の判定基準で評価した。 A:セル直径が3001μm以下の均一微細なセル構造
である B:セル直径が300〜1000μm の均一なセル構造である C:平均セル径が1000μm以上で均一性に劣るセル
構造である 独立気泡率c%) :ベックマン社の空気比較式比重計
930型を用いて測定した。 試験片は20m+X 20mmX 40mmニ切り出し
、発泡体試験片の真の体積( ΔV:独立したセルにより構成されて いる体積)を上記の比重計により空気 置換法により求め、次式により計算し た。 V:試験片の見かけの体積 W:試験片の重量 △V:試験片の空気比較式比重計により測定した真の体
積 α:試験片を構成するプラスチックの密度耐熱温K (
℃):丸ダイスより押出発泡成形された発泡成形体を2
0飾X20unX]00m+nに切り出した試験片につ
いて、60℃から100℃までの5℃間隔の 各温度で24時間放置することによっ てその試験片のづ法変化を測定しく各 温度で試験片それぞれ3個について行 い平均値を求める)、その寸法変化が 1%を越えない最高加熱変形温度をも って耐S温度(℃)とLまた。 例2(実験A614〜23) 塩化ビニル重合体(信越化学工業製T K 700、平
均重合度700)50部、塩素化塩化ビニル重合体(塩
累含有用67重量%、平均重合度670)50部および
第2表に示す種類、川の気泡均一化助剤、アクリル系ま
たはスチレン系樹脂をヘンジエルミギサーで混合して得
た原料樹脂組成物を使用し、前例と同様の押出機で押出
発泡成形した(押出条件は前例に準じる)。ただし、発
泡剤の種類および圧入9;t(原料樹脂組成物に対する
@M%)は第2表に示すとおりとした。 〔発泡剤) T’OFM: )リクロロフルオロメタンDCFE:v
クロロテトラフルオ口エタン工80:イソオクタン 1) OF M ニジクロロフルメロメタン’I’ O
F E:テトラクロロジフルオロエタン〔アクリル系樹
脂またはスチレン系樹脂〕E−2:メタクリル酸メチル
80重量%アクリル酸エチル20重量%からなる共重 合体、還元粘度2dt/91− 8−2ニスチレン70重1%アクリロニトリル30重景
%からなる共重合体、還元 粘度2dt/P 得られた発泡体の物性は第2表(二示すとおりであった
。 例3(実験7624〜35) 本例では下記のような2台の連結された押出機を用いた
。 第1の押出機は口径50B、L/D=30であり、押出
機のシリンダーにはホッパーからlo。 cmのところに発泡剤注入孔が設けられており、ここか
ら定流M圧入ポンプで発泡剤ン圧入する機材゛としであ
る。 」二記押出機の先端部に口径50mn+、L/D =
30の第2の押出機を連結し、この第2の押出機の先端
に50mmX400mmの仮作成用ダイスを取りつける
。 〔原料樹脂組成物〕 塩化ビニル重合体(信越化学工業製T K 800、平
均j合度8]0)70部、塩素化塩化ビニル重合体(塩
素含有駄68重里%、平均重合度56o)30部、鉛系
安定剤4部、ステアリン酸カルシウム1部、タルク1部
、セルマイク133を0.5部および下記のアクリル系
またはスチレン系樹脂をヘンシェルミキサーで混合した
。 E−3:メタクル酸メチル重合体、還元粘度4.0cl
t7J’ )(−4:メタクル酸メチル70重量%アクリル酸ブチ
ル30重置%からなる共重合体、還元粘度8.5dt/
7 E−5:メタクリル酸メチル80重隈%アクリル酸ブチ
ル20重量%からなる共重合 体、還元粘度13.5 dl−/f E−6:メタクリル酸メチル70重量%アクリル酸ブチ
ル]0重量%メタクリル酸ブ チル20重置%からなる共重合体、還 元粘度10.5 dt/f S−3ニスチレン70重販%アクリロニトリル30重量
%からなる共重合体、還元粘 度4.5dt/7 S−4:スチレン70重版%アクリロニトリル30ηi
1%からなる共重合体、還元粘度10、0 dt/J? S−5:スチレン72重量%アクリロニトリル28重惧
%よりなる共重合体、還元粘度14.6cl/、/JP 〔発泡剤の種類および圧入量〕 トリクロロフルオロメタン−塩化メチル(80/2(1
)沖合発泡剤を原料樹脂組成物に対して15重@%にな
るように注入孔に定流量圧入ポンプにより圧入する。 〔押出温度条件〕 第1段押出機(シリンダ一温度ホッパー側から)C1=
150℃、02=180℃、a、l=*190℃。 04= 180℃ @2段押出機(シリンダ一温度第1段押出機の連結側か
ら) T1 、T、、T3−一−φ表に示すとおりり、 (
ダイス温度) 表に示すとおりfB2B2用機
ヘッドの樹脂温11j’(ダイス入口部)T4−一一→
表に示”Cとおり 以上の条件で第1段の押出機50rpm(押出用40〜
45 My、/ Hr )で運転し、押出し発泡成形し
て得た板状発泡体について、密度CI?/well)。 セル状態、独立気泡率(%)、耐熱温度を測定した。た
だし、耐熱温度測定のための試験片の寸法は20柵X1
00+nmX100mmとした。 結果は第3表に示すとおりであった。 手続補正書 昭和57年 9月17 日 1、事件の表示 昭和57年特許願第143066号 2、発明の名称 樹脂発泡成形体およびその製造方法 3、袖jl二をする者 事件との関係特許出願人 名称 信義化学工業林式会社 4、代 J!1(人 6、1市 jに の 対 象 l) 明細書第6ページ2行における[密度(発泡倍率
)が小さく、」を 「密度が小さくすなわち発泡倍率が大きく、」と補正す
る。 2) 明細1!第25ペ一ジ8行における。 「塩化メチレン・・・」を「塩化メチル」と補正する。 3ン 明細書第32ページ11行における「50mX4
00wJをr5 軛X 400 wJと訂正する。 4) 明細書第33ページ3行および5行における「メ
タクル酸・・・」をそれぞれ[メタクリル酸・・・1と
補正する。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、塩化ビニル系重合体と塩素化塩化ビニル系重合との
重合体混合物を主成分とするfM脂組成物を発泡成形し
てなる樹脂発泡成形体 2、 前記樹脂発泡成形体が、密度0.19/mJ=以
下、独立気泡率75%以上、耐熱温度70℃以上を有す
るものである特許請求の範囲第1項記載の樹脂発泡成形
体 3、前記重合体混合物が塩化ビニル系重合体90〜]O
7f[%と塩素化塩化ビニル系重合体10〜90重に%
とからなるものである特許請求の範囲第1項記戦の樹脂
発泡成形体 4、前記塩素化塩化ビニル系重合体が塩素含有は60〜
75重晴%のものである特許請求の範囲・第1項記載の
塩化ビニル系樹脂発泡成形体5、(イ)塩化ビニル系重
合体90〜10 を蹴%と塩素化塩化ビニル系重合体1
0〜90重f()%とからなる重合体混合物に、(ロ)
熱分解型発泡剤および/または高融点微粉末状物質、お
よび(ハ)アクリル系樹脂および/またはスチレン系樹
脂を配合してなる樹脂組成物を押出機に供給1−1沸点
90℃以下の揮発性有機発泡剤を圧入しながら溶融沖練
したのら、押出発泡成形を完了させることを特徴とする
塩化ビニル系樹脂発泡成形体の製造方法 6、 前記(イ)成分xooia部に対し、(ロ)成分
0.011重部以上、(ハ)成分05〜ti O)1i
fi1部とすることを特徴とする特許請求の範囲@5項
記載の樹脂発泡成形体の製造方法
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57143066A JPS5933334A (ja) | 1982-08-18 | 1982-08-18 | 樹脂発泡成形体およびその製造方法 |
EP83107861A EP0103733A3 (en) | 1982-08-18 | 1983-08-09 | A synthetic resin foamed body and a method for the preparation thereof |
CA000434304A CA1210900A (en) | 1982-08-18 | 1983-08-10 | Synthetic resin foamed body and a method for the preparation thereof |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57143066A JPS5933334A (ja) | 1982-08-18 | 1982-08-18 | 樹脂発泡成形体およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5933334A true JPS5933334A (ja) | 1984-02-23 |
Family
ID=15330118
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57143066A Pending JPS5933334A (ja) | 1982-08-18 | 1982-08-18 | 樹脂発泡成形体およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5933334A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020164707A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社カネカ | 発泡性塩素化塩化ビニル系樹脂粒子、その発泡粒子、およびこれを用いた塩素化塩化ビニル系樹脂発泡成形体 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5731539A (en) * | 1980-08-04 | 1982-02-20 | Shin Etsu Chem Co Ltd | Manufacture of vinyl chloride resin foamed molding |
-
1982
- 1982-08-18 JP JP57143066A patent/JPS5933334A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5731539A (en) * | 1980-08-04 | 1982-02-20 | Shin Etsu Chem Co Ltd | Manufacture of vinyl chloride resin foamed molding |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020164707A (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 株式会社カネカ | 発泡性塩素化塩化ビニル系樹脂粒子、その発泡粒子、およびこれを用いた塩素化塩化ビニル系樹脂発泡成形体 |
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