JPH01287147A - 軟質ポリ塩化ビニル発泡体の製造方法 - Google Patents

軟質ポリ塩化ビニル発泡体の製造方法

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JPH01287147A
JPH01287147A JP11670888A JP11670888A JPH01287147A JP H01287147 A JPH01287147 A JP H01287147A JP 11670888 A JP11670888 A JP 11670888A JP 11670888 A JP11670888 A JP 11670888A JP H01287147 A JPH01287147 A JP H01287147A
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JP
Japan
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polyvinyl chloride
parts
weight
foam
agent
Prior art date
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Pending
Application number
JP11670888A
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English (en)
Inventor
Tamaki Kamata
鎌田 環
Sadao Kumasaka
貞男 熊坂
Koretoshi Katsuki
是利 香月
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Human Industry Corp
Original Assignee
Human Industry Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、ポリ塩化ビニル樹脂発泡体の製造方法に関
するものである。特に、可塑剤を使用することなく、充
分に柔軟性のあるポリ塩化ビニル樹脂発泡体を製造する
方法に関するものである。
(従来の技術) これまでの方法で柔軟性のあるポリ塩化ビニル樹脂発泡
体を製造する場合には、原料の一部に可塑剤を用いるこ
とが不可欠とされていた。ここに使用される可塑剤とし
ては、例えばDOP。
DBPなどのフタル酸エステル系の可塑剤が通常使用さ
れ、その使用量は、主原料のポリ塩化ビニル100部に
対して、通常60〜120重量部であった。こうした従
来の軟質ポリ塩化ビニル発泡体にあっては、製品中の可
塑剤のために使用中に種々の好ましくない現象を生じて
いた。例えば、製品中で可塑剤が表面に移行し、特に夏
期などの高温時となると、表面かペタツキ肌ざわりを著
しく損ねていた。また、自動車などの狭い密閉室の中で
は、可塑剤の一部が蒸気となってフォギング現象を起し
、これによって窓ガラスが曇らすなどの問題もあった。
(発明が解決しようとする課題) この発明は、従来の軟質塩化ビニル発泡体の製造で不可
欠の原料の−ってあった可塑剤を使用しないで、軟質塩
化ビニル発泡体を製造しようとするものであって、これ
によって従来の可塑剤を含む軟質塩化ビニル発泡体の有
していた問題点、例えば高温時のベタツキ、フォギング
現象といったことのない軟質塩化ビニル発泡体を得よう
とするものである。
(課題を解決するため手段) この発明は、ポリ塩化ビニル樹脂100重量部に対して
エチレン系ポリマーを20〜200重量部、発泡剤を5
〜30重量部、架橋剤としてパーオキサイドを0.5〜
5.0重量部、その他安定剤、発泡助剤、必要な添加剤
を加え混合した後加熱発泡させることを特徴とする軟質
ポリ塩化ビニル発泡体の製造方法である。以下にこの発
明をさらに説明する。
本願発明の軟質ポリ塩化ビニル発泡体の製法は、原料と
して可塑剤を使用しないことを特徴とするもので、これ
までの可塑剤の代りにエチレン系ポリマーを使用するも
のである。具体的に使用原料をいえば、ポリ塩化ビニル
樹脂100重量部に対し、エチレン系ポリマーを20〜
200重量部添加する。これか20重量部未満であると
柔軟性に欠け、一方200重量部を超えると発泡を困難
にする。ここにおけるエチレン系ポリマーの具体例とし
ては、例えは三片デュポンポリケミカル(株)商品名工
ルバロイである。発泡剤は5〜30重量部とする。5重
量部未満であると低発泡で軟質発泡体か得られず、30
部以上となると発泡荒れか生して表面の凹凸がひどくな
る。発泡剤としてはアゾジカーホナミドなどのアゾ系、
ジニトロソペンタメチレンテトラミンなどのニトロソ系
のものか使用される。架橋剤としてはパーオキサイドを
使用し、これが0.5部未満では架橋が不充分になって
、発泡体か得られない。また、これか5部を超えると発
泡反応の進む前に架橋が進行して発泡体が部分的にセパ
レートを起す恐れかある。外にステアリン酸カドミウム
、ステアリン酸バリウムなどの安定剤、発泡助剤を常法
によって添加する。その他に発泡助剤、架橋助剤、顔料
、助剤、滑剤、充填材なとを必要に応じ添加配合する。
これらの配合原料は、その後常法によって混合して所定
の厚さのシー1・とじ、これを例えば]70°Cのオー
ブンの中に入れて加熱発泡して発泡体シートとする。こ
れによって可塑剤を使用することがなくても、柔軟で肌
ざわりの良好な軟質ポリ塩化ビニルが製造出来る。以下
に実施例を挙げて、この発明をさらに説明する。
実施例1゜ (配合原料) ポリ塩化ビニル樹脂 (三菱モンサンド社商品名、KP−600)100重量
部 エチレン系ポ1ツマ− (三片デュポンンポリケミカル(株)柱間品名。
エルバロイ741)        30  〃亜鉛華
3号(助剤)           2.0〃安定剤(
ステアリン酸バリウム)    2.0〃アゾジカーボ
ナミド(発泡剤)      13.0〃パー力ドツク
ス(架橋剤)       1.7//ポリ塩化ビニル
樹脂を130″Cに加熱したロールで練った後、エルバ
ロイを加えて混合し、つづいて亜鉛華、安定剤、発泡剤
を加えて混合した。
ロール温度を100 ’Cに下げて架橋剤を加えさらに
混合して厚さ3 mmのシートとした。これを3 mm
 X 150 MX 150 mmのサイスのシートと
し、170°Cのオーブンの中に15分間入れて加熱発
泡させた。得られたものは、サイズ10+++mX35
0關x 350 rnmて、密度0.06g/Cm3の
もので、柔軟性の良好なものであった。
実施例2゜ (配合原料) ポリ塩化ビニル樹脂 (日本ゼオン社商品名、#25)100重量部エチレン
系ポリマー (三片デュポンンポリケミカル(株)柱間品名。
エルバロイ74]、)        100   ”
亜鉛華3号(助剤)           3.0”安
定剤(ステアリン酸バリウム)     2.Ol’ア
ゾジカーポナミド(発泡剤)     30   “C
P−40 (ジクミルパーオキサイド)       2.5”上
記原料を用いて実施例1と同様にして厚さ5 mmの原
料混合ン−1・を得た。これを5 mm Xl 50m
m×150mmのシートとしてオーブンに入れ、175
°Cで18分間加熱発泡させたところ、ザイズ20 m
mX 500 mm X 500 mmで、密度0.0
45g/3で、柔軟性の良好な発泡体を得た。
(発明の効果) 以上の本発明によると、可塑剤を使用しないで柔軟性に
富んだ軟質ポリ塩化ビニル発泡体か得られるので、これ
を高温化で使用したような場合でも従来のように可塑剤
か表面に移行してその肌されりを阻害したり、或はこれ
を自動車室内のような密閉箇所に使用しても、フォギン
グといった問題の生じることか防げるようになった。
川願人代理人 弁理士 鈴江武彦

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. ポリ塩化ビニル樹脂100重量部に対してエチレン系ポ
    リマーを20〜200重量部、発泡剤を5〜30重量部
    、架橋剤としてパーオキサイドを0.5〜5.0重量部
    、その他安定剤、発泡助剤、必要な添加剤を加え混合し
    た後加熱発泡させることを特徴とする軟質ポリ塩化ビニ
    ル発泡体の製造方法。
JP11670888A 1988-05-13 1988-05-13 軟質ポリ塩化ビニル発泡体の製造方法 Pending JPH01287147A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06145401A (ja) * 1992-10-16 1994-05-24 Aasununchiiie Gufun Youxiangonsi 硬質ポリ塩化ビニル発泡材料
JP2010077193A (ja) * 2008-09-24 2010-04-08 Panasonic Electric Works Co Ltd 塩化ビニル樹脂用発泡剤マスターバッチ及び発泡成形体

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6236433A (ja) * 1985-08-12 1987-02-17 Toray Ind Inc 架橋塩化ビニル系樹脂発泡体
JPS6236435A (ja) * 1985-08-12 1987-02-17 Toray Ind Inc 耐熱性に優れた架橋塩化ビニル系樹脂発泡体

Patent Citations (2)

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