JPS593310Y2 - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JPS593310Y2
JPS593310Y2 JP12998278U JP12998278U JPS593310Y2 JP S593310 Y2 JPS593310 Y2 JP S593310Y2 JP 12998278 U JP12998278 U JP 12998278U JP 12998278 U JP12998278 U JP 12998278U JP S593310 Y2 JPS593310 Y2 JP S593310Y2
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JP
Japan
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sound absorbing
ventilation
absorbing device
air
grill
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JP12998278U
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JPS5546165U (ja
Inventor
康徳 牛越
Original Assignee
三菱電機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は吸音装置を備えた換気装置に関するものであ
る。
従来のこの種の換気装置としては、第1図および゛第2
図に示されているものが用いられていた。
第1図および゛第2図において、1は換気扇、2は換気
ダクト、3は埋込ボルト、4はスラブ、5は吸音装置、
6はグリル、13は空気口、14は吸音材、16は天井
板、17は野縁、18は取付金具、21はエルボ、22
は接続口、23は取付孔、24は点検口を示す。
第1図において、換気扇1は埋込ボルト3でスラブ4に
取り付けられている。
吸音装置5は、換気扇1に隣接連通して設けられ、さら
に換気ダクト2に接続される。
換気ダクト2の一端にはエルボ21が設けられ、接続口
22を介して、室内側のグリル6の空気孔13に連通さ
れる。
室内側のグリル6は天井板16の天井孔23にはめこま
れ、野縁17に取付ネジ18で固定されている。
また天井板16には上記換気扇1および吸音装置5の点
検のための点検口24が設けられている。
室内の換気空気は、たとえば排気の場合、グリル6の空
気孔13からエルボ21、換気ダクト2を通って吸音装
置5、換気扇1を通り建物外へ排出される。
第1図に示される従来の換気装置では換気扇1から発生
する音、あるいは建物外から換気ダクト2を通じて建物
内に入る外部音は、それぞれ吸音装置5の中で吸音され
ることにより、上記グリル6の空気孔13から室内への
伝播が減衰されることになる。
次に第2図の換気装置では、埋込ボルト3でスラブ4に
固定される換気扇1に連続してダクト2、エルボ21が
設けられ、エルボ21に連通し、さらに接続口22を介
して室内側に、空気孔を兼ねる吸音装置5に連通される
吸音装置5は、周囲にスリット状の空気口13があけら
れ、内部に吸音材14が設けられ、天井板16にあけら
れた天井孔23に室内側からはめ込まれ、取付ネジ18
で野縁17に固定される。
換気される空気は、たとえば排気の場合、スリット孔1
3から吸音装置5の内部に入り、接続口22からエルボ
1、換気ダクト2を介して換気扇1により建物外に排出
される。
第2図の換気装置を作動させた場合、換気扇1から発生
する音、あるいは建物外から換気ダクト2と通じて建物
内に入る外部音は、それぞれ天井板16の室内側に設け
られた吸音装置5の中で吸音されることにより、上記ス
リット(L13から室内へ伝播される音が減衰される。
以上述べた従来の換気装置においては、第1図に示され
る装置では、換気装置の運転に伴なって吸音装置の内部
に付着するほこりの除去などの吸音装置の保守を天井板
16に設けられた点検口24を設けて行なわねばならず
、上記保守作業に大変手数を要するものであった。
また、第2図に示される装置では、吸音装置の保守作業
は、室内から容易に行なえるが、室内側の天井板16に
吸音装置5が突出して取付けられるため、器物を不本意
に接触させて破損させる欠点があると共にインテリアと
して望ましい状態ではなかった。
本考案は上記のような従来のものの欠点を除去するため
になされたもので、換気装置において、換気ダク1〜に
連通される第1の開口と、この第1の開口に換気空気が
通る通路を介して連通した第2の開口とを有すると共に
、上記通路に面した吸音材が設けられた吸音装置と上記
第2の開口に連通した空気口を有したグリルとを備え、
上記グリルが上記吸音装置より室内側に位置するように
取付部に取り付けられていると共に上記吸音装置の上記
グリルと反対側の面が上記取付部の室内側の面よりも上
記換気ダクト寄りに配置することにより、室内側に出る
部分を上記グリル分のみとして小さくすると共に、室内
側から容易に上記吸音装置の保守を容易に行なえること
を目的とするものである。
以下、この考案の一実施例を図について説明する。
第3図は、考案の一実施例である換気装置を天井部に取
りつけた状態を示し、第4図は第3図に示す換気装置の
吸音装置の要部断面図、第5図は第4図に示す吸音装置
の正面図を示す。
第3図、第4図、第5図におい゛て、1は換気扇、2は
換気ダクト、3は埋込ボルト、4はスラブ、5は吸音装
置、6はグリル、7は後述する第1の開口11に換気空
気が通る通路を介して連通した第2の開口、8は仕切枠
、9は箱体、10は吸音材、11は第1の開口、11a
は接続口、12はチャンバー、13は空気孔、14は吸
音材、15は取付部、16は天井板、17は野縁、18
は取付ねじを示す。
換気扇1は換気ダクト2に連通ずるように埋込ボルト3
でスラブ4に固定されている。
換気ダクト2の一端は、吸音装置、5に連通されている
第4図に示される要部断面図において、吸音装置5およ
びグリル6は周囲に空気が゛出入りできるスリット状の
第2の開ロアを設けた仕切枠8を内部に備えた箱体9と
上記箱体9の一端に連通して取り付けられて内面に吸音
材10が貼り付けられ、換気ダクl−2に連通ずる接続
口11 aをもつ第1の開口11を有するチャンバー1
2と、周辺部に上記第2の開ロアに連通ずる空気口13
がスリット状にあけられて上記箱体9に対向する面に吸
音材14が貼り付けられたグリル6とよりなっている。
取付部15では、上記箱体9を天井板16の野縁17に
木ネジなどで取り付け、上記グリル6を上記箱体9に取
付ネジ18を用いて室内側から取り付けている。
上記のようにすることにより、グリル6を上記吸音装置
5より室内側に取り付けられると共に上記吸音装置5の
上記グリル6と反対側の面が上記換気ダクト2寄りに配
置されることになるので、天井板16から室内側への突
出部分が上記グリル6のみとなると共に、本考案の換気
装置の上記取付部15は、上記グリル6と上記箱体9と
の間の距離を、主取付ネジ18を調節することにより変
化させることができるので、上記天井板16の板厚にか
かわらず、上記吸音装置5とグリル6を上記天井板16
に取付ることかできるものである。
次に、本考案の換気装置の動作について、室内の換気空
気はたとえば排気の場合、グリル6の空気口13から箱
体9内に入り、仕切枠8の周囲にあけられたスノット状
の第2の開ロアがら仕切枠8内に入り、さらに、チャン
バー12を通り、第1の開口11を介して換気ダクト2
へ導かれ、換気扇1の作用により建物外部に排出される
上記換気装置に吸気動作をさせる場合には、換気空気の
流れは、上記排気動作の場合の逆の経路で建物外の外気
が、室内側に空気口13から送出される。
上記のように、本考案の一実施例にある換気装置を取り
付けた場合、建物外の音および換気装置の運転音で換気
ダクト2を通じて室内側に伝播する音はチャンバー12
および仕切枠8の内面の換気空気の通路に貼り付けられ
た吸音材に一部が吸音されることにより減衰するので、
グリル6の空気口13から室内に入る音を減させること
ができる。
上記外部音の吸音は、上記チャンバー12内においても
なされるので、第1図および第2図の換気装置で従来用
いられていた換気ダクト2と吸音装置5との接続にエル
ボを用いることに比較して、本考案の一実施例の換気装
置では顕著な吸音効果を生じるものである。
さらに、換気装置の作動に伴ない、吸音装置に付着する
ほこりの除去などの保守作業は、取付ネジ18をはずし
て、グリル6を箱体9と分離することにより、容易に吸
音装置5内部の清浄を室内から行なうことができるもの
である。
次に第6図および第7図に本考案の他の実施例を示す。
第6図、第7図に示される換気装置は、第4図の吸音装
置のチャンバー12の第1の開口11をもう一方の端に
も設けてT字型の両端開口のTチャンバー19にかえた
ものである。
このTチャンバー19は換気ダクトに連通し、換気空気
が通る中央部のくぼみ20の断面積を両端の開口193
部分より小さくしてくぼみ20を設けであるので、上記
換気装置を第6図に示すごとく自然空気流を用いる換気
ダクト2の中間に設けた場合、換気ダクト2からTチャ
ンバー19を通る空気流が、上記くぼみ20部で流速を
増すので、吸音装置5、グリル6を介してTチャンバー
19に連通ずる室内空気を上記換気ダクト2内の自然空
気ダクト2内の自然空気流の風下側へ排出することがで
きる。
上記換気装置は、本考案の一実施例と同様の吸音装置を
備えているので、天井板から室内へグリルが取り付けら
れるのみであるから、インテリア上さまたげになる大き
さではなく、上記一実施例の場合と同様に外部音の吸音
と、換気装置の保守の容易さを有するものである。
以上のように、この考案の換気装置によれば、グノルが
吸音装置より室内側に位置するように取付部に取り付け
られていると共に、上記吸音装置の上記グリルと反対側
の面が上記取付部の室内側の面よりも換気ダクト寄りに
配置される構造となるので、天井板から室内側に突出し
ている部分は上記グリル分のみであるから、器物を不本
意に接触させて破損させる可能性が少なく、またインテ
リア上さまたげになる大きさとはならないものであり、
また上記吸音装置の保守点検は、室内側からグノルを取
をはずして容易に行なうことができるという効果を奏す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は天井内に吸音装置を備えた従来の換気装置の要
部断面図、第2図は室内側に吸音装置を備えた従来の換
気装置の要部断面図、第3図はこの考案の一実施例であ
る換気装置を天井部に取付けた状態を示す側面図、第4
図は、第3図に示す換気装置における吸音装置の要部断
面図、第5図は第4図の正面図、第6図はこの考案の他
の実施例である換気装置を換気ダクト中に設けた状態図
、第7図は第6図の換気装置の側面図を示す。 図において、2は換気ダクト、5は吸音装置、6はグリ
ル、7は第2の開口、10は吸音材、11は第1の開口
、13は空気口、14は吸音材、15は取付部、なお、
図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)換気ダクトに連通される第1の開口とこの第1の
    開口に換気空気が通る通路を介して連通した第2の開口
    とを有すると共に上記通路に面した吸音材が設けられた
    吸音装置と上記第2の開口に連通した空気口を有したグ
    リルとを備え、上記グリルが上記吸音装置より室内側に
    位置するように取付部に取り付けられていると共に、上
    記吸音装置の上記グリルと反対側の面が上記取付部の室
    内側の面よりも上記換気ダクト寄りに配置されている換
    気装置。
  2. (2)グリルと吸音装置との間の距離が可調節であるこ
    とを特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載の換
    気装置。
JP12998278U 1978-09-21 1978-09-21 換気装置 Expired JPS593310Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12998278U JPS593310Y2 (ja) 1978-09-21 1978-09-21 換気装置

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JP12998278U JPS593310Y2 (ja) 1978-09-21 1978-09-21 換気装置

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JPS5546165U JPS5546165U (ja) 1980-03-26
JPS593310Y2 true JPS593310Y2 (ja) 1984-01-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6038104Y2 (ja) * 1980-12-29 1985-11-14 三菱電機株式会社 換気用グリル
JPH01503758A (ja) * 1988-02-23 1989-12-21 バーンステイン ローレンス アレン ユニバーサル車椅子
WO2004065858A1 (en) * 2003-01-23 2004-08-05 Tadong Polytech Co., Ltd Ventilation system

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JPS5546165U (ja) 1980-03-26

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