JPH0526422Y2 - - Google Patents

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JPH0526422Y2
JPH0526422Y2 JP1986125461U JP12546186U JPH0526422Y2 JP H0526422 Y2 JPH0526422 Y2 JP H0526422Y2 JP 1986125461 U JP1986125461 U JP 1986125461U JP 12546186 U JP12546186 U JP 12546186U JP H0526422 Y2 JPH0526422 Y2 JP H0526422Y2
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air conditioner
air
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muffler
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
  • Central Air Conditioning (AREA)
  • Ventilation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、クリーンルームに用いられる空気調
和装置に関するものである。
従来の技術 従来この種の空気調和装置は、第5図に示すよ
うな構成であつた。図に示すように、101は吸
気ダクトで各部屋と空気調和装置をつないでお
り、102は空気調和装置本体のフイルター枠で
あり、風上側には前記吸気ダクト101がつき、
風下側にはフイルター103が取付けられてい
る。前記フイルター枠102の風下側には、コイ
ル枠104があり、内部に熱交換器105が取付
けられている。
一般のビルの空調において、空気は吸気ダクト
101を通つて空気調和装置本体に入りフイルタ
ー102でもつて埃などを捕集し空気を浄化す
る。さらにコイル枠104に至り、熱交換器10
5でもつて冷却または加熱が施されフアン枠10
7に至り、送風機108が加圧され各部屋に給気
される。空気調和装置内面には、グラスウール1
06が断熱と吸音の目的で貼付られている。送風
機108より送り出された空気は給気ダクト11
0から各部屋に送風されるが、消音器109を介
して給気ダクト110に至る。消音器109は前
記グラスウール106とエルボ型のダクトからな
るものであつた。
考案が解決しようとする問題点 このような従来の空気調和装置では、空気調和
装置の本体とは別に消音器109を要するため余
分な場所を要し、また消音器109自体も消音効
果を十分に得るにはグラスウール104の表面積
および厚みを大きくする必要があり、機器の小型
化が時流に反するという問題があつた。
さらに、空調のシステム全体での消音効果を必
要とすることからね空気調和装置本体側と給気ダ
クト110側の消音器109と別々に吸音効果を
図ることは性能の均衡を確保のするうえでの管理
が難しいという問題があつた。
本考案は、上記課題を解決するもので、空気調
和装置本体の内部に消音効果のある構造を有し、
消音効果を十分に安定確保すると共に本体設置場
所をとらない空気調和装置を提供することを目的
とする。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本考案の空気調和装
置は本体に内蔵された循環送風用の送風機の吐出
口に直結した消音マフラーと、前記消音マフラー
の吐出側に、吸音材を貼付した遮音壁を有する消
音チヤンバーとを備え、前記送風機の吸込側に連
通する本体の通気口には消音エルボと吸音板によ
るスプリツタ形消音器を構成し、前記本体内に一
体構造とした構成としたものである。
作 用 この構成により、空気調和装置本体の吐出側で
は、送風機の吐出騒音は送風機の吐出口に取付け
た消音マフラーで減音されると共に、遮音壁を有
する消音チヤンバーで減音された後空気調和装置
の外部に吐出されるる空気調和装置本体の吸込側
である環気口では、送風機の騒音は送風機の吸込
側に取付けた消音エルボとスプリツタ形消音器で
減音するとができる。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図〜第4図にも
とづいて説明する。第1図は本考案の第1の実施
例における空気調和装置による垂直流式クリーン
ルームの構成を示すものである。すなわち、1は
垂直流式に空気循環するクリーンルームで、その
天井部にはHEPAフイルタ2が取付けられ、さ
らにその上に上部空間3が形成されている。ま
た、床面にはグレーチング板等の多孔板4が設け
られ、さらその下部には下部空間5が形成されて
いる。一方、空気調和機7は前記クリーンルーム
1を形成するように仕切られた側壁6に隣接して
多数設置されている。この空気調和機7は、縦長
のケーシング8を有し、上部に給気口9、下部に
環気口10を設けている。前記給気口9はクリー
ンルーム1の上部空間3内に連通し、環気口10
はクリーンルーム1の下部空間5に連通してい
る。また前記空気調和機7の内部には送風機1
1、熱交換コイル12が設置されている。
上記構成において、空気調和機7を運転する
と、熱交換コイル12によつて温度調節された空
気が、送風機11より吐出され、給気口9よりク
リーンルーム1の上部空間3に吐出される。そし
て、HEPAフイルタ2により、清浄空気となり、
下方に吹き下ろされる。さらに、この空気は床面
の多孔板4を通過し、床下の下部空間5に入り、
環気口10より、空気調和機7内に戻ることとな
る。
以上のように本実施例によれば、空気調和機7
をクリーンルーム1の側壁6に隣接して設置して
いるため、長いダクトが不要となり、損失抵抗が
ないために送風機の努力が減少し、ランニングコ
ストが低下するという効果がある。また。クリー
ンルーム1の負荷の変動に対して台数制御を行う
ことにより即応が可能となる。さらに、空気調和
機7が故障したり、またメンテナンス時でも、空
気調和機7を多数連接する構成とすることによ
り、故障した空気調和機7の停止の影響を最少限
とするとができ、クリーンルームの機能を維持で
きるという効果がある。
第2図は本考案の第2の実施例を示す。図にお
いて、7は空気調和機を示し、縦長のケーシング
8を有し、上部に給気口9、下部に環気口10を
設けている。さらに空気調和機7の内部には送風
機11および熱交換コイル12が設置されてい
る。そして前記ケーシング8の内面にはグラスウ
ール等の断熱吸音材8aが貼付してある。また空
気調和機7内の環気口10に直結された吸音板1
3aによりスプリツタ消音部13を形成し、この
スプリツタ消音部13の上部に設けられた消音板
14aで形成される直角の通風路で直角形の消音
エルボ14を構成し、送風機11の吐出側にはパ
ンチングメタル等の多孔板より成る短管15aを
とりつけ、この短管15aの上下には仕切板1
6,17を設けて消音マフラ15を形成し、前記
短管15aの開口部15bが消音チヤンバー18
に開口している。さらに、給気口9に対向した内
側には、両面にグラスウール等の吸音材を貼付け
た遮音壁18aを垂下させて消音チヤンバー18
を構成している。
上記構成において、空気調和機7に内説された
送風機11の発生騒音のうち、吸込側騒音は、ス
プリツタ消音部13により高音域を中心に減音さ
れ、消音エルボ14で中低音域成分が消音される
ことになる。一方送風機11の吐出側騒音は、消
音マフラー15で160〜200Hz前後の中低波波音が
減音され、吐出側ボツクス内に設けられた消音チ
ヤンバー18により中高音成分が減衰されること
になる。
以上のように本実施例によれば、空気調和機7
に内蔵された送風機11の発生騒音のうち、環気
口側に連通する吸込側騒音は消音エルボ14とス
プリツタ消音部13により減音され、給気口側に
連通する吐出側騒音は消音マフラー15と消音チ
ヤンバー18により減音されることになり、従来
のように空気調和機の外部に消音器を取付ける必
要が無くなり、クリーンルーム1の側壁6に隣接
して設置しても、騒音の伝播が非常に少ないとい
う効果を有する。
第3図および第4図は、第2図に示した空気調
和機を用いた空気調和装置の第3の実施例を示
す。図において、7は連接設置された空気調和
機、9はHEPAフイルタ2の上流に開口した給
気口、10はグレーチング等の多孔板4の下部に
開口する環気口であり、これらは、第1図の実施
例と同様であるため詳細な説明を省略する。本実
施例の特徴的な構成は、空気調和機7の側面を互
いに密着させて多数個連接設置し、クリーンルー
ム室内の壁としての側壁20を形成した点にあ
る。
上記構成において、空気調和機7の本体側面そ
のものが、部屋の側壁20を形成することとな
り、設備費の節減がはかれるとともに、給気口
9、環気口10が非常に接近することにより気流
分布の整合がはかれ、好ましい垂直気流の分布を
形成することができることとなる。
考案の効果 以上のように本考案によれば、一つの空気調和
装置の中に、消音チヤンバーを備えることで空気
調和装置の発生騒音を押え、空気調和装置からじ
かに居住空間に接続することも可能となり余分な
場所がいらず、圧縮した形態であり、従来必要で
あつたダクト工事が省けるため、設置部材の削減
がはかれるとともに、一つの空気調和装置として
の安定した騒音レベルが得られ、厳しい騒音の規
制に対しても信頼性のある対応ができるという効
果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例にる空気調和機
を使用した垂直流クリーンルームの構成図、第2
図は本考案の第2の実施例による空気調和機の透
視斜視図、第3図は本考案の第3の実施例による
空気調和機の配置図、第4図は同空気調和機の配
置平面図、第5図は従来の空気調和装置の使用例
の構成図である。 7……空気調和機、10……環気口、11……
送風機、13……スプリツタ消音部、13a……
吸音板、14……消音エルボ、15……消音マフ
ラー、16,17……仕切板、18……消音チヤ
ンバー、18a……遮音壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体内を仕切る二枚の仕切板と、この仕切板の
    間に多孔板よりなる短管を連通して消音マフラー
    を形成し、この消音マフラーの吸込側を前記本体
    に内蔵された循環送風用の送風機の吐出口に直結
    させ、前記消音マフラーの吐出側に、吸音材を貼
    付した遮音壁を有する消音チヤンバーを設け、前
    記送風機の吸込側に連通する前記本体の環気口に
    直角の通風路よりなる直角形の消音エルボを形成
    し、この消音エルボの内部を吸音板により分割し
    てスプリツタ形消音部とし、前記本体内に一体と
    した空気調和装置。
JP1986125461U 1985-08-20 1986-08-19 Expired - Lifetime JPH0526422Y2 (ja)

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JP1986125461U JPH0526422Y2 (ja) 1985-08-20 1986-08-19

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JP1986125461U JPH0526422Y2 (ja) 1985-08-20 1986-08-19

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JPS62100439U JPS62100439U (ja) 1987-06-26
JPH0526422Y2 true JPH0526422Y2 (ja) 1993-07-05

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