JPS5933096Y2 - 自動検札装置のゲ−ト扉開閉機構 - Google Patents

自動検札装置のゲ−ト扉開閉機構

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JPS5933096Y2
JPS5933096Y2 JP1979008086U JP808679U JPS5933096Y2 JP S5933096 Y2 JPS5933096 Y2 JP S5933096Y2 JP 1979008086 U JP1979008086 U JP 1979008086U JP 808679 U JP808679 U JP 808679U JP S5933096 Y2 JPS5933096 Y2 JP S5933096Y2
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JP
Japan
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gate door
connecting rod
opening
pivot
inspection device
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JP1979008086U
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JPS55107679U (ja
Inventor
泰博 伊藤
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オムロン株式会社
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【考案の詳細な説明】 この考案は、自動検札装置におけるゲート扉の開閉機構
に関する。
自動検札装置の一例が第1図に示されている。
通常、自動検札装置1はその複数台が人の通過しつる所
要の通路間隔をあけて互いに平行にかつ横一列に配置さ
れている。
自動検札装置1の上面の左右両側には、乗車券、定期券
等の投入口2と取出口3とが前後に対をなし、かつ左右
において前後進の配置で設けられている。
投入口2と取出口3との間には、乗車券等の搬送路が装
置1内に設けられ、この搬送路の途上に読取装置(いず
れも図示時)が配置されている。
また、装置1の左右の中央であってかつ上方位置に、取
付枠4に光電検出器よりなる通過検出器5が設けられて
いる。
自動検札装置1の前後においてその左右両側面にそれぞ
れ凹所6が形成され、この凹所6内にゲート扉7が第2
図に示すように枢軸8により開閉自在に枢着されている
ゲート扉7の開閉機構9は装置1内に収められている。
ゲート扉開閉機構9は、駆動モータ(図示時)によって
回転駆動される垂直回転軸10、この回転軸10に取付
けられた円板11.およびこの円板11とゲート扉7と
を連結している連接棒12から構成されている。
連接棒12の一端は円板11の周縁部にピン13により
枢着され、他端はゲート扉7の所要箇所にピン14によ
り枢着されている。
そして、ゲート扉7は、円板11が反時計方向に回転さ
れることにより連接棒12を介して開閉される。
自動検札装置1の外装板15には連接棒12が貫通しか
つ運動するための開口16があけられている。
ゲート扉開閉時において、連接棒12はその長手方向(
矢印A)に運動する他に、長手方向にほぼ直交する方向
(矢印B)にも運動する。
したがって、連接棒12と開口16の周縁との間の間隙
の大きさも変化する。
これらの間隙のうち、連接棒12を挾んで枢軸8と反対
側にある間隙Sに着目し、子細に検討すると、この間隙
Sはゲート扉7が開かれるにつれて次第に大きくなり、
閉じるときに小さくなる。
このため、ゲート扉7が閉じるときに間隙Sに指などが
はさまれるという事故が発生するおそれがある。
とくに、この事故はゲート扉7が開閉機構9の故障など
で閉じなくなった場合に、ゲート扉7、連接棒12およ
びその付近を手で触っていてゲート扉7が急激に閉じた
ときなどに起きやすい。
この考案は上記実情に鑑みてなされたものであって、連
接棒が運動するために外装板にあけられた開口において
、連接棒と開口の周縁との間に指などをはさむような事
故の発生を未然に防止することのできる自動検札装置の
ゲート扉開閉機構を提供するものである。
以下、第3図および第4図にもとずいてこの考案の実施
例について詳しく説明する。
第3図において、ゲート扉開閉機構およびその構成要素
を除き、第1図および第2図と同一物には同一符号を付
して説明を省略する。
自動検札装置1の左右のゲート扉7に対してそれぞれ別
個にゲート扉開閉機構21が設けられている。
これらのゲート扉開閉機構21は、装置1内において上
下に配置されており、そのうちの一方のみが図示されて
いる。
2つの開閉機構21は全く同−構成であり、単に左右お
よび上下が逆になっているだけの相違があるのみである
から一方のゲート扉開閉機構21についてのみ説明する
ゲート扉7の枢軸8は装置1のフレーム20に垂直にか
つ回転自在に支持されている。
枢軸8にはゲート扉7の取付翼17がそれぞれ固定され
、この取付翼17によってゲート扉7が枢軸8に取付け
られている。
また、枢軸8には、一端がフレーム20に掛かり、他端
がゲート扉7に固定されている非常時扉復帰用ねじりコ
イルはね18が上下に2個ずつ装着されている。
この扉復帰用ねじりコイルばね18は、停電時に扉を閉
じて装置1間の通路を開放させるためのものである。
ゲート扉開閉機構21は、両枢軸8の中間の位置に配置
されフレーム20に回転自在に支持された垂直回転軸2
2、この回転軸22の上端に取付けられた円板23、こ
の円板23の周縁部にピン25で一端が枢着され、他端
が外装板15の開口16を通って外方にのび取付翼17
の取付片19にピン26により枢着された連接棒24、
および回転軸22を駆動するモータ27から構成されて
いる。
円板23、連接棒24および取付片19は、枢軸8およ
び回転軸22をそれぞれ固定点としててこクランク機構
を構成している。
円板23は、ゲート扉7の上下の巾のほぼ中間の高さ位
置付近に配置されている。
駆動モータ27はその回転軸が水平となる姿勢で配置さ
れ、フレーム20に固定されている。
モータ27の回転力は、減速機および傘歯車などの方向
変換機構を経て回転軸22に伝達される。
回転軸22にはカム28が取付けられ、これに対して、
カム28に接するレバーを有しゲート扉7の開閉状態を
検出するマイクロ・スイッチ29およびモータ27への
通電を断つためのマイクロ・スイッチ(図示路)がそれ
ぞれフレーム20に取付けられている。
連接棒24は、両端のピン25.26の中心を結ぶ線M
を境としてこの線Mの枢軸8と反対側において、外方に
突出した部分30を有している。
この突出部30はピン26よりもピン25に近い箇所に
位置し、ピン26がわの端部から突出部30の頂部まで
の辺24aおよびピン25がわの端部から突出部30の
頂部までの辺24bは直線状に形成されている。
そして、突出部30の頂部において両辺24 a 、2
4 bが円弧をもってつながっている。
ゲート扉7が開いた状態において、突出部30の頂部は
外装板15の開口16の付近に至る。
連接棒24において、線Mの枢軸8がわには、枢軸8の
外周面にそうよう円弧状にへこんだ部分24cが形成さ
れている。
ゲート扉7が開いた場合、円弧状部分24cと枢軸8外
周面との間の間隙Tは非常に小さく、人間の指が入らな
い程度である。
この実施例においては、ゲート扉開閉機構21のクラン
ク機構が死点で停止するのを排除する死点排除装置33
が備えられている。
この装置33は、一端が軸34に枢着され他端にローラ
36を有する死点排除腕35を含んでいる。
この腕35は、軸34に装着され、一端がフレーム20
にあけられた孔38に挿入され他端が腕35に掛ってい
るねじりコイルばね37によって、ローラ36が円板2
3の周面に圧接する方向に付勢されている。
そして、円板23に切欠23Aが形成されている。
ゲート扉7が閉じている状態における上記クランク機構
の死点は、ピン25.26および回転軸22が平面から
みて一直線状に並び、かつ回転軸22が両ピン25,2
6の間の位置にある状態である。
切欠23Aとローラ36は、上記死点かられずかにずれ
た位置でローラ36が切欠23A内に入り込むように位
置決めされている。
ゲート扉7が閉じている場合(第3図に実線で示す位置
)には、円板23の切欠23A内にローラ36が入り込
んでいる。
自動検札装置1の通過検出器5または読取装置などから
通路閉鎖信号が送られると、モータ27が始動して円板
23が反時計方向に回転する。
このとき、ローラ36は円板23の回転力によってはね
37の力に抗して外方に押し出される。
円板23の回転にともないゲート扉7は連接棒24を介
して回動され、所要角度量いて通路を閉鎖するに至った
ときに(第3図に鎖線7Aで示す位置)、図示しないマ
イクロ・スイッチから検出信号が出力され、これにもと
ずいてモータ27のブレーキが作動するとともにモータ
27の駆動が停止され、ゲート扉7は開いた状態に保持
される。
読取装置などから通路開放信号が送られると、ブレーキ
が解除されかつモータ27が再駆動される結果、円板2
3は反時計方向に回転し、上記死点を通過した直後にモ
ータ27への通電が断たれ、ローラ36が切欠23A内
に入り込むことによりその係合位置すなわちクランク機
構の死点かられずかにずれた位置に停止する。
このことにより、ゲート扉7は元の位置に戻る。
たとえ、モータ27の停止のタイミングがずれて円板2
3が死点位置で停止する状態にあっても、ローラ36が
切欠23A内に入り込むので円板23は強制的にオーバ
ー・ランさせられ、死点での停止が回避される。
このようなゲート扉7の開閉動作において、連接棒24
の枢軸8と反対側の辺と、開口16の周縁との間隙Sは
第4図に示すグラフのように変化する。
この図において、ゲート扉の開き角θが00のときゲー
ト扉7は完全に閉じており、角θが76°のときゲート
扉7が最大限に開いている。
間隙Sはゲート扉7が開くにつれてまず小さくなり開き
角θが40’の付近から次第に大きくなっている。
そして、ゲート扉7が閉じるときには、間隙Sはまず大
きくなり角θが66°付近で最大になり、ここから40
°付近まで一定を保ってその後小さくなっている。
ここで、ゲート扉7が閉じるときに、間隙Sは最初大き
くなり次に開き角θが40°付近までほぼ一定を保って
いることに注目すべきである。
間隙Sに指を入れる危険性があるのは、開き角θが最大
の状態から40°程度に至るまでの間である。
ゲート扉7がさらに閉じた状態では開口16の付近まで
手を入れること自体が不可能となる。
間隙Sに指を入れる可能性のある開き角θが最大から4
0°付近までの間において、上述のように間隙Sはまず
大きくなってその後一定値を保つから、たとえ間隙Sに
指を入れても連接棒24と開口16の周縁との間で指を
はさまれることはない。
この実施例においては、連接棒24に枢軸8の外周面に
そう円弧状部分24cが形成されている。
そして、ゲート扉7が開いた場合、円弧状部分24cと
枢軸8外周面との間の間隙Tは非常に小さく、人間の指
が入らない程度に設定されている。
ゲート扉7が閉じる過程で、開き角θが大きい間は円弧
状部分24cは枢軸8の外周面にそって変位し、間隙T
はほぼ一定に保たれる。
したがって、この間隙Tに指をはさんでしまうという事
故も未然に防止される。
第5図は連接棒の他の例を示している。
この連接棒40は、突出部41とピン26がわの端部と
の間にへこんだ部分42が形成されている。
この連接棒40を用いると、ゲート扉7が閉じるときに
、間隙Sがほぼ一定値を保持する角度範囲が一層大きく
なる。
このように、この考案のゲート扉開閉機構における連接
棒は、ゲート扉7が閉じる過程で間隙Sが狭くならない
形状であればよいから種々に変形しうるのはいうまでも
ない。
以上詳細に説明したように、この考案による自動検札装
置のゲート扉開閉機構は、駆動側の回転軸およびゲート
扉の枢軸を固定点とし、上記回転軸を中心として円運動
する点とゲート扉の所要箇所とを連結する連接棒を介し
てゲート扉を開閉するクランク機構を含み、上記連接棒
がゲート扉の上記枢軸の反対側に突出している部分を有
していることを特徴としている。
したがって、ゲート扉が閉じるときにゲート扉の開き角
の所要範囲内において、自動検札装置の外装板にあけら
れ、連接棒が貫通している開口の周縁と連接棒との間隙
のうち、ゲート扉の枢軸と反対側に位置する間隙の大き
さがほぼ一定に保たれる。
このことにより、上記間隙に誤って指などを入れても、
ゲート扉が閉じるときに連接棒と上記開口の周縁との間
に指がはさまれて怪我をするという事故が未然に防止さ
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動検札装置の外観を示す斜視図、第2図は従
来のゲート扉開閉機構を示し、第1図の■−■線にそう
拡大断面図、第3図はこの考案の実施例を示し第2図相
当の拡大断面図、第4図は外装板の開口周縁と連接棒と
の間の間隙の大きさの変化を示すグラフ、第5図は連接
棒の他の例を示す平面図である。 1・・・・・・自動検札装置、 枢軸、15・・・・・・外装板、 回転軸、23・・・・・・円板、 30.41・・・・・・突出部、 S・・・・・・間隙。 7・・・・・・ゲート扉、8・・・・・・16・・・・
・・開口、22・・・・・・24.40・・・・・・連
接棒、 θ・・・・・・ゲート扉の開き角、

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)自動検札装置の一側に枢軸により開閉自在に枢着
    されたゲート扉を開閉する機構であって、上記枢軸に平
    行な駆動回転軸および上記枢軸を固定点とし、上記回転
    軸を中心として円運動する点とゲート扉の所要箇所とを
    連結する連接棒を有し、この連接棒を介してゲート扉を
    開閉するクランク機構を含み、上記連接棒は自動検札装
    置の外装板にあけられた開口を貫通しておりゲート扉の
    閉鎖過程におけるゲート扉の開き角の所要範囲内にて、
    上記連接棒と上記開口の周縁との間の間隙のうち上記連
    接棒を挾んで上記枢軸と反対側に位置する間隙が狭くな
    らないよう、上記連接棒が、ゲート扉の上記枢軸の反対
    側に突出している部分を有している、自動検札装置のゲ
    ート扉開閉機構。
  2. (2)上記連接棒が、ゲート扉の上記枢軸の外周面にそ
    う円弧部分を有する、実用新案登録請求の範囲第(1)
    項記載の自動検札装置のゲート扉開閉機構。
JP1979008086U 1979-01-24 1979-01-24 自動検札装置のゲ−ト扉開閉機構 Expired JPS5933096Y2 (ja)

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JPS55107679U JPS55107679U (ja) 1980-07-28
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