JPS5932759B2 - 信号発生装置 - Google Patents

信号発生装置

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JPS5932759B2
JPS5932759B2 JP52054124A JP5412477A JPS5932759B2 JP S5932759 B2 JPS5932759 B2 JP S5932759B2 JP 52054124 A JP52054124 A JP 52054124A JP 5412477 A JP5412477 A JP 5412477A JP S5932759 B2 JPS5932759 B2 JP S5932759B2
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俊英 鮫島
敏雄 松村
肇 織田
政則 藤田
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Seikosha KK
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は信号発生装置に関するものである。
従来例えば電子式デジタル時計において、その表示修正
は一方向に進めるだけであり、またほとんどが押ボタン
方式であつて、1回の押圧で1連するもの、押しつづけ
ることによつて一定の速度で早送りするもの、両者を組
合わせたもの、あるいは早送りのスピードを変えるスイ
ッチのついたものなどがあつた。第1の例ではたとえば
分の桁の調整では最大59回も押しボタンを押圧せねば
ならず煩雑であり、第2の例ではたとえば1秒毎の早送
りの場合には最大59秒間スイッチを押しつづけなけれ
ばならず、また送り速度を早くすると所定の時刻をす早
く通過してしまう欠点があつた。そこで本発明は手動操
作速度に対応して生ずる各制御パルスに対応して出力パ
ルスを生じかつ手動操作速度に応じて出力パルス数を変
化する信号発生装置を提供して従来の欠点を除去するも
のである。
以下本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図において1はつまみであり、軸2に固着してある
。軸2にはクリック溝3、4を形成してあるとともに回
転体5を固着してあり、回転体5上には電極6・・・・
・・・・・6を形成してある。電極6・・・・・・ 6
は引出し電極Tを介して軸2に引き出してあり、軸2に
接する接片8を介して端子P1から電源に接続してある
。9、10は接片であり、それぞれの先端部は回転体5
の回転方向にやや位置をずらして配設してあるとともに
電極6・・・・・・・・・6に接離可能である。
接片9,10はそれぞれ端子P2,P3から抵抗を介し
てアースしてある。接片9,10、回転体5および電極
6・・・・・・・・・6により第1の手段を構成するも
のである。11はスイツチであり、回転体5の軸方向の
移動によつて閉成されるもので、その接片11aは端子
P4を介して電源に接続してあり、接点11bは端子P
5から抵抗を介してアースしてある。
第2図において12は水晶発振器、13は分周器、14
はアツプダウンカウンタ、15はデコーダ、16は表示
装置である。
17・・・・・・・・・23はフリツプフロツプ回路、
24,25はそれぞれ2進化256進および2進化10
進のカウンタ、26・・・・・・・・・40はゲート回
路であり、これらのうちフリツプフロツプ回路21およ
びゲート回路40を除く構成によつて第2の手段を構成
し、分周器13、フリツプフロツプ回路21およびゲー
ト回路40によつてパルス発生手段を構成している。
41,42,43はチヤタリング除去回路、44は微分
整形回路、45・・・・・・・・・48は抵抗、49は
インバータである。
50,51はスイツチであり、それぞれ第1図の接片9
および電極6・・・・・・・・・6と接片10および電
極6・・・・・・・・6からなるものである。
なお第1図と同一符号は同一のものを示す。つぎに動作
について説明する。まず第1図のつまみ1を同図示のご
とく押し込んだ状態では、スイツチ11が開成し、第2
図のインバータ49の出力によつてゲート回路26が開
くとともにゲート回路28を介してアツプダウンカウン
タ14がアツプに保持される。そのため分周器13から
の出力パルスがゲート回路26,27を介してアツブダ
ウンカウンタ14に供給され、その内容をカウントアツ
プし、時刻の計時が行なわれる。アツプダウンカウンタ
14の内容はデコーダ15を介して表示装置16に供給
され、表示される。つぎに時刻の修正動作について述べ
る。初期状態において第2図のフリツプフロツブ回路2
2,23の出力Qはともに017に保持されているもの
とする。まず第1図のつまみ1を引き出してスイツチ1
1を閉成するとともに接片9,10と電極6・・・・・
・・・・6とを接離可能にする。
一方スイツチ11の上記閉成によりインバータ49の出
力レベルが反転し、ゲート回路26が閉じるとともにゲ
ート回路28の一人力が“07に保持される。そこでア
ツプダウンカウンタ14の内容を進ませるには、第1図
のつまみ1を矢印A方向に回転させる。これによりまず
接片9と電極6とが接し、やや遅れて接片10と電極6
とが接する。そのため第2図のチヤタリング除去回路4
2,43を介してそれぞれ第3図A,Bのごとく制御パ
ルスが発生する。これによりフリツプフロツプ回路17
の出力Qが6F゛になり、ゲート回路28を介してアツ
プダウンカウンタ14をアツプに保持する。一方チヤタ
リング除去回路43からの上記制御パルスはフリツプフ
ロツプ回路18に供給される。フリツプフロツプ回路1
8には分周器13から例えば512Hzのパルスを供給
してあり、このパルスによつてフリツプフロツプ回路1
8の出力Qからは第3図Cのごとくパルスが発生する。
またフリツプフロツプ回路19,20の出力Qからはそ
れぞれ第3図D,Eのごとくパルスが発生する。これら
のパルスによつてゲート回路30からは第3図Fのごと
くパルスが生じ、その微分出力によつてフリツプフロツ
プ回路21がセツトされる。そのためフリツプフロツプ
回路21の出力Qによつてゲート回路40が開き、分周
器13からの出力パルスがゲート回路40を介して第3
図Kのごとく生じ、カウンタ25に供給されるとともに
ゲート回路27を介してアツプダウンカウンタ14に供
給され、その内容を1つ進める。カウンタ25が1をカ
ウントすると、その出力端子bから出力が生じるように
設定してある。一方フリツプフロツプ回路0,23の出
力Qは先に述べたように初期状態においで1”に保持さ
れているため、ゲート回路33の出力力い1゛2に保持
されている。そのためカウンタ25の出力端子bからの
上記出力はゲート回路36,39を介してフリツプフロ
ツプ回路21をりセツトし、ゲート回路40が閉じると
ともにカウンタ25がりセツトされる。このようにつま
み1の回転開始直後においては、出力パルスが1パルス
生じてアツプダウンカウンタ14の内容を1つ進めるも
のである。
さてフリツプフロツプ回路19,20からの第3図D,
Eのパルスの発生停止に伴つて、ゲート回路31からは
第3図Gのごとくパルスが生じる。
このパルスによつてカウンタ24およびフリツプフロツ
プ回路22,23がりセツトされる。一方フリツプフロ
ツプ回路20の出力Qからの上記パルスの発生停止に伴
つてゲート回路32の出力は第3図Hのごとく“1”に
反転し、ゲート回路29が開く。そのため分周器13か
らの512Hzのパルスがゲート回路29を介してカウ
ンタ24に供給される。これによつてフリツプフロツプ
回路20の出力Qからの上記パルス発生停止からつぎに
フリツプフロツプ回路20の出力Qからパルスが生じる
までの時間、すなわち第1図の接片9が一つの電極6と
の接触が断たれた後でつぎの電極6と接触するまでの時
間がカウントされる。すなわち第1図のつまみ1の回転
速度をこれによつて検出するものである。さて本例では
カウンタ24が約0.25秒および約0.5秒をカウン
トしたとき、それぞれ出力端子24a,24bから出力
が生じるように設定してある。そこで例えばカウンタ2
4の出力端子24aから第3図1のごとく出力が生じた
後で、かつ出力端子24bからは第3図Jのごとくまだ
出力が生じない程度の時間、すなわち0.25秒から0
.5秒の間に接片9と電極6との1回の離接がなされる
と、ゲート回路34の出力によつてゲート回路37が開
いた状態でゲート回路30から第3図Fのごとくパルス
が生じる。これによりフリツプフロツプ回路21がセツ
トされ、その出力Qによつてゲート回路40が開いて分
周器13からの出力パルスがアツプダウンカウンタ14
およびカウンタ25に供給される。カウンタ25は4を
カウントしたときその出力端子Cから出力が生じるよう
に設定してあり、カウンタ25にゲート回路40から上
記出力パルスが4パルス供給されると、カウンタ25の
出力端子Cから出力が生じ、ゲート回路37,39を介
してフリツプフロツプ回路21をりセツトする。したが
つてゲート回路40からは出力パルスが4パルス生じて
アツプダウンカウンタ14の内容が4つ歩進される。こ
のように接片9と電極6とが0.25秒から0.5秒の
間で1回離接する程度の速さでつまみ1を回転すると、
上記1回の離接によつてアツブダウンカウンタ14の内
容が4つ歩進される。
またつまみ1の回転速度をもつと遅くし、接片9と電極
6との1回の離接に0.5秒以上要するようにするとフ
リツプフロツプ回路22,23の出力Qがともに61″
の状態でゲート回路30からパルスが生じるため、先に
述べたと全く同様にアツプダウンカウンタ14には出力
パルスが1パルスだけ供給される。すなわちつまみ1の
回転速度を遅くすると、パルスの発生数が減少し、これ
に伴つてアツプダウンカウンタ14の歩進速度が遅くな
るものである。さらにつまみ1の回転速度を上記より速
くし、接片9と電極6との1回の離接が0.25秒以内
で行なわれるようにすると、カウンタ24から出力が生
じる前に、すなわちフリツプフロツプ回路0,23の出
力Qがともに60”の状態でゲート回路30から出力パ
ルスが生じる。
これによりカウンタ25は分周器13からの出力パルス
をカウントし、8パルスをカウントしたときその出力端
子dから出力が生じるように設定してある。したがつて
この場合にはアツプダウンカウンタ14は8つ歩進され
る。ところでアツプダウンカウンタの内容を遅らせるに
は、第1図のつまみ1を上記とは逆方向に回転させるも
のである。
これにより上記とは逆に、まず接片10が電極6と接し
、やや遅れて接片9が電極6と接する。そのためチヤタ
リング除去回路42,43からの制御パルスによつてフ
リツプフロツプ回路17の出力Qは“01に反転する。
したがつてアツプダウンカウンタ14はダウンに切り換
わる。以下の動作は上記と全く同様である。ところで上
記の実施例では接片9と電極6との接触が断たれた後つ
ぎの電極6と接触するまでの時間によつて、つまみ1の
回転速度を検出したが、接片9と電極6とが接触してい
る時間によつて回転速度を検出するようにしてもよい。
この一例を示したのが第4図である。同図において52
,53,54はゲート回路である。なお第2図と同一番
号は同一のものを示す。
つぎに動作について説明する。第1図のつまみ1を矢印
A方向に回転することによつて、チヤタリング除去回路
42,43からそれぞれ第5図A,Bのごとく制御パル
スが生じ、チヤタリング除去回路43からの制御パルス
によつてフリツプフロツプ回路18,19,20から上
記と全く同様に第5図C,D,Eのごとくパルスが発生
する。これらのパルスによつてゲート回路52,54,
53からはそれぞれ第5図F,H,Gのごとくパルスが
発生する。ゲート回路53からの第5図Hのパルスによ
つてカウンタ24およびフリツプフロツプ回路22,2
3がりセツトされた後ゲート回路54からの第5図Gの
パルスによつてゲート回路29が開く。そのためカウン
タ24は分周器13からのパルスをカウントし、すなわ
ち接片9と電極6とが接触している時間に対応した時間
をカウントする。そして例えばカウンタ24の出力端子
24aからの出力によつてフリツプフロツプ回路22の
出力Qが第5図1のごとく61″に反転した後で、しか
もカウンタ24の出力端子24bから出力が生じる前に
ゲート回路52から第5図Fのパルスが発生したときに
はゲート回路40から第5図Jのごとく出力パルスが4
パルス生じ、アツプダウンカウンタ14が4つ歩進され
る。またつまみ1の回転速度を遅くした場合には前述の
実施例と同様に接片9と電極6との1回の接触によつて
1出力パルスが生じ、アツプダウンカウンタ14の内容
が1つ歩進される。さらにつまみ1の回転速度を速くし
てカウンタ24から出力が生じる前に接片9と電極6と
の接触が断たれるようにすると、前述の実施例と同様に
接片9ど電極6との1回の接触によつて8パルスが生じ
、アツプダウンカウンタ14の内容が8つ歩進される。
以上のようにつまみ1の回転速度に応じてアツプダウン
カウンタ24に供給する出力パルス数を段階的に変化さ
せるため、アツプダウンカウンタ24の修正量が多い場
合には、つまみ1を速く回転し、所望の時刻に近づいた
らゆつくり回転して確実に合わせ込むことができる。
なお上記の各実施例ではつまみ1の回転速度を3段階に
わけて検出し、1,4,8パルスを選択的に発生するよ
うにしたが、これに限らずフリツブフロツプ回路22,
23およびゲート回路33・・・・・・・・・38を適
宜増減することによつて段階数を増減し、カウンタ25
のカウント出力を適宜選択することによつて各段階にお
ける出力パルス数を設定すればよい。
また分周器13からカウンタ24,25に供給するパル
スの周波数およびカウンタ24の計数容量を適宜設定す
ることによつてつまみ1の回転速度と、出力パルスの発
生数との関係を任意に設定できる。さらに上記の実施例
では回転体5の回転操作によつて2系統の制御パルスを
発生させて回転体5の回転方向を検出しアツプダウンカ
ウンタ14のアツプダウンを切り換えるようにしたが、
これに限らず1系統の制御パルスを発生させ、手動のス
イツチによつてアツプダウンカウンタ14のアツプダウ
ンを切り換えるようにしてもよい。
さらに上記の各実施例では回転体に形成した電極と接片
との接離によつて制御パルスを発生するようにしたが、
これに限らず自動復帰型のプツシユスイツチによつて制
御パルスを発生するようにしてもよい。
この場合には被修正用のカウンタとしてはアツプカウン
タを用いるか、またはアツプダウンカウンタを用いた場
合には手動のスイツチによつてアツプダウンの切換えを
行なうものである。そして第2図の回路構成を用いた場
合には、プツシユスイツチの押圧間隔によつて出力パル
スの発生数が変化し、第4図の回路構成を用いた場合に
はブツシユスイツチの押圧時間によつて出力パルスの発
生数が変化するものである。また上記各実施例では時刻
修正に用いたが、これに限るものではなく種々の機器に
用いられるカウンタの内容を変更するのに用いてもよい
以上詳述したごとく本発明によれば、第1の手段の手動
操作速度に対応して生じる各制御パルスに対応して第2
の手段から出力パルスを生じかつ手動操作速度に応じて
1制御パルス当りの出力パルス数を変化するようにした
ので、手動操作速度に応じて多くも少なくも自在に出力
パルスを発生でき、しかも第1の手段の手動操作速度と
発生するパルス数との関係を第2の手段によつて任意に
設定できるため、第1の手段は構成的に簡単なものを用
いることができる。したがつて例えば第1の手段に小型
の自動復帰型プツシユスイツチを用い、第2の手段にカ
ウンタおよびゲート回路等の論理回路を用いると、論理
回路を適宜設定することによつて極めて容易に、手動操
作速度に応じて生じる出力パルス数を設定できるととも
に構成的に極めて小型化できる。また第1の手段として
、複数の電極を配設した小型の回転体と各電極に接離可
能な接片とを用いると、極めて容易な回転操作によつて
速やかに出力パルスを発生できる。
したがつて特に電子時計の時刻修正に用いると、簡単な
構成によつて極めて速やかにかつ確実に修正が行なえ有
効である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は第1の手段の
正面図、第2図は電気回路図、第3図は第2図の動作説
明のためのタイムチヤート、第4図は他の例を示した電
気回路図、第5図は第4図の動作説明のためのタイムチ
ヤートである。 2・・・・・・軸、5・・・・・・回転体、6〜6・・
・・・・電極、9,10・・・・・・接片、18〜23
・・・・・・フリツプフロツプ回路、24,25・・・
・・・カウンタ、29〜39・・・・・・ゲート回路、
52,53,54・・・・・・ゲート回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 手動操作速度に対応して制御パルスを発生する第1
    の手段と、1制御パルスの発生ごとに少なくとも1つの
    出力パルスを発生するパルス発生手段と、制御パルスの
    発生速度を検出する検出手段と、この検出手段の出力を
    受け制御パルスの発生速度が速くなるに伴つて1制御パ
    ルス当りの出力パルス数を増大せしめる第2の手段とか
    らなる信号発生装置。 2 第1の手段は、軸を中心として回転しうる回転体と
    、この回転体上に配設した複数の電極と、これらの電極
    に接離する接片とからなる特許請求の範囲第1項記載の
    信号発生装置。 3 第1の手段を自動復帰型のプッシュスイッチとした
    特許請求の範囲第1項記載の信号発生装置。
JP52054124A 1977-05-11 1977-05-11 信号発生装置 Expired JPS5932759B2 (ja)

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JP52054124A JPS5932759B2 (ja) 1977-05-11 1977-05-11 信号発生装置
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