JPS5932644B2 - 柔構造架台に対するタ−ビン発電機プラントの据付方法 - Google Patents

柔構造架台に対するタ−ビン発電機プラントの据付方法

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JPS5932644B2
JPS5932644B2 JP8829679A JP8829679A JPS5932644B2 JP S5932644 B2 JPS5932644 B2 JP S5932644B2 JP 8829679 A JP8829679 A JP 8829679A JP 8829679 A JP8829679 A JP 8829679A JP S5932644 B2 JPS5932644 B2 JP S5932644B2
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JP
Japan
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condenser
turbine generator
flexible structure
plant
structure frame
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JP8829679A
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JPS5614694A (en
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頼昭 堀川
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はタービン発電機を柔構造架台に、復水器を復水
器支持用スプリング装置にそれぞれ設置し、前記タービ
ン発電機と復水器とを接続したうえで両者のセンタリン
グを行なう手順のタービン発電機プラントの据付方法の
改良に関するものである。
蒸気タービン発電機等の機械の架台には大別、太い柱脚
を持ったコンクリート架台のような剛構造架台と、鉄骨
架台やスプリング架台のような柔構造架台とがある。
前記柔構造架台にタービン発電機を設置し、機械のアラ
イメント(センタリングとも云う)を行ない、タービン
発電機や復水器を含むタービン発電機プラントを運転し
た場合、この運転状態では据付完了時点の荷重と異なり
、架台への荷重が増加する。
この荷重増加の原因をなす主なものに、復水器の冷却水
の重量があり、これが架台の撓みを増加させる。
これは時としてタービン発電機プラントの機械に好まし
くない程度になるので、機械の最終アライメント設定時
に&L運転時の荷重状態を実際にシミュレーションして
アライメントの調整を行なう必要がある。
前記タービン発電機プラントの機械を据え付けるに当っ
ては、第1図に示されるように、タービン発電機1は柔
構造架台3に設置され、復水器2は復水器支持用スプリ
ング装置4に設置され、タービン発電機1と復水器2と
は溶接あるいはフランジで接続される。
従って前記タービン発電機1と復水器2とが一体となっ
て柔構造架台3に支持され、復水器2の静止荷重は復水
器下部に配置された復水器支持用スプリング装置4に支
持される。
前記復水器支持用スプリング装置4は第2図に拡大示さ
れるように、基礎コンクリート11に定置されたソール
プレート12上に所定の間隔を存して立設され、下端部
には調整ナツト1が装着されかつ上端部にはストップナ
ツト8を有するジャックスクリュ5,6、これ等ジャッ
クスクリュ5゜6間に螺着されたスプリング支持板9、
該スプリング支持板9と復水器2の底部2′間に縮設さ
れたスプリング10とを備えて構成されている。
この復水器支持用スプリング装置4においては復水器2
の荷重は前記スプリング10で支持される。
その支持力は前記調整ナツト7をスパナで回転させ、ジ
ャックスクリュ5,6を回転させ、スプリング支持板9
を上下させ、スプリング10の伸縮量を調整することに
よって変化させることができる。
またストップナツト8を回転させ、上下方向の位置を調
整して該ストップナツト8を復水器2の底部2′に密着
させることにより、復水器2の荷重を支えることができ
るが、通常のタービン発電機タービンプラントの運転時
には使用されず、専らタービンプラントの据付時におい
て復水器2の胴体の気密性を試験する水張りテスト時に
使用されるのみである。
ところで従来のタービン発電機プラントの据付方法は第
3図に示されるように、第1のステップ■′ではタービ
ン発電機1を柔構造架台3上に組み立て据え付け、第2
のステップ■′では復水器2を復水器支持用スプリング
装置4に設置する。
ついで第3のステップ部では前記第1のステップエ′で
据え付けられたタービン発電機1の低圧ケーシングと第
2のステップ■′で設置された復水器2とを溶接または
フランジで接続する。
この接続の際には復水器2の設置高さを前記低圧ケーシ
ングの結合部の位置に合せるために、復水器支持用スプ
リング装置4のスプリング支持板9の位置を調整する。
また前記低圧ケーシングと復水器2の接続時には、原則
として復水器2の荷重分は復水器支持スプリング装置4
のスプリング10で支持されるので、タービン発電機1
を介して柔構造架台3には負荷されない。
その後タービン発電機の各部品を次つぎに取り付け、第
4のステップヤではタービン発電機プラントを構成する
機械の最終アライメントを行なう。
全機械の組立完了後、復水器2内の冷却水配管13に冷
却水循環ポンプ14および復水器入口止め弁15を介し
て冷却水が通水され、第3図にV′で示される運転準備
完了となる。
なお復水器2への冷却水は復水器出口止め弁16を介し
て系外に排出される。
前述のごとき従来技術では、タービン発電機プラントの
機械の最終アライメント後、復水器に冷却水を通水し、
タービン発電機プラントの運転開始となるが、この冷却
水による荷重はタービン発電機を介して柔構造架台3に
伝達され、柔構造架台3がさらに撓むことになる。
これによりタービン発電機のアライメント中心Oはαへ
ΔXだげ沈み、アライメントが狂うことになるが、この
時点での機械のアライメント調整は不可能である。
このΔXは通常1〜2闘であり、タービン発電機プラン
トにとって非常に大きな値いである。
本発明は前記従来技術の弊害を除去すべく、タービン発
電機プラントの据付完了時と実際の運転時との荷重の相
違によるタービン発電機プラントの中心の移動、すなわ
ち柔構造架台の沈みをなくしうるタービン発電機プラン
トの据付方法を提供することを目的としている。
そして本発明の特徴は復水器支持用スプリング装置を調
整し、復水器とタービン発電機を介して柔構造架台に運
転予想荷重を下向きにかげて運転時のシミュレーション
を行ない、このシミュレーションの状態を保持してター
ビン発電機プラントを構成する各機械の最終アライメン
トを行ない、復水器への冷却水の通水時には復水器支持
用スプリング装置をシミュレーション前の状態に戻すこ
とによって、タービン発電機プラントの据付完了時と運
転時との荷重の相違による柔構造架台の沈みを解消する
ことにある。
以下第1図、第2図および第4図に基づいて、本発明の
詳細な説明する。
本発明は第1のステップエでタービン発電機iの各部品
を柔構造架台3上に組み立てて据え付け、第2のステッ
プ■では復水器2を復水器支持用スプリング装置4に設
置する。
ついで第3のステップ■において第2のステップ■で設
置された復水器2とタービン発電機1の低圧ケーシング
とを溶接またはフランジで接続する。
これ等復水器2とタービン発電機1の低圧ケーシングと
の結合部の位置を合せるために、第2図に示されるスプ
リング支持板9の位置を調整する。
この復水器2と前記低圧ケーシングとの接続の際には、
原則として復水器2の荷重分はスプリング10で支持さ
れるので、タービン発電機1を介して柔構造架台3には
負荷されない。
前記柔構造架台3に各部品がさらに取り付けられ、ター
ビン発電機1全体の組立完了後、第4のステップ■にお
いて運転荷重のシミュレーションを行なう。
このシミュレーションは第2図に示されるように、復水
器支持スプリング装置4のスプリング支持板9を実線で
示される位置から破線で示される位置に下げ、柔構造架
台3に運転予想荷重を下向きに付加することによって実
現される。
前記スプリング支持板9の下げ量、つまりスプリング1
0の伸び量ΔXはタービン発電機プラントの運転時の復
水器2の冷却水荷重分に見合うスプリング100反発力
により決定される。
すなわちΔx =W/ k で求められる。
ここでに:復水器支持用スプリングのばね定数W:運転
時に復水器とタービン発電機と を介して柔構造架台に新たに加わる 荷重で、復水器の冷却水重量に略相 当する荷重である。
つぎに第5のステップVにおいて前記シミュレーション
の状態を保持してタービン発電機プラントを構成する各
機械の最終アライメントを行なう。
そして第6のステップ■では復水器2への冷却水の通水
時に、復水器支持スプリング装置4を調整し、スプリン
グ支持板9をシミュレーション前の位置、すなわち第2
図に破線で示される位置から実線で示される位置に戻す
前記第6のステップ■をもってタービン発電機プラント
の全組立を完了し、第4図に■で示されるように運転準
備が完了する。
本発明は以上説明した構成のもので、タービン発電機プ
ラントの据付完了時点と、運転時との荷重変化に伴うタ
ービン発電機プラントを構成する機械のアライメントの
変化量を、タービン発電機プラントの運転前に確認した
うえで、各機械のアライメントを行ない、柔構造架台上
のタービン発電機のアライメント中心の移動、すなわち
柔構造架台の沈みを解消し5る結果、タービン発電機プ
ラントの信頼性を著しく向上しうる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はタービン発電機プラントの組立、据付状態の説
明図、第2図は復水器支持スプリング装置の拡大図、第
3図は従来のタービン発電機プラントの据付方法のブロ
ック線図、第4図は本発明タービン発電機プラントの据
付方法のブロック線図である。 ■・・・タービン発電機を柔構括架台に設置するステッ
プ、■・・・復水器を復水−支持用スプリング装置に設
置するステップ、■・・・タービン発電機と復水器とを
接続するステップ、■・・・復水器支持スプリング装置
を調整して柔構造架台に運転予想荷重を付加するステッ
プ、■・・・タービン発電機プラントの機械の最終アラ
イメントを行なうステップ、■・・・復水器への冷却水
の通水時に復水器支持スプリング装置をシミュレーショ
ン前の状態に戻すステップ、■・・・運転準備完了。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 タービン発電機を鉄骨架台やスプリング架台のよう
    な柔構造架台に設置し、復水器を復水器支持用スプリン
    グ装置に設置し、前記タービン発電機と復水器とを接続
    した後、両者のアライメントを行なうタービン発電機プ
    ラントの据付方法において、前記復水器支持用スプリン
    グ装置を調整し、復水器とタービン発電機を介して前記
    柔構造架台に運転予想荷重を下向きにかげて運転時のシ
    ミュレーションヲ行ない、このシミュレーションノ状態
    を保持してタービン発電機プラントを構成する各機械の
    最終アライメントを行ない、復水器への冷却水の通水時
    には復水器支持用スプリング装置をシミュレーション前
    の状態に戻すことを特徴とする柔構造架台に対するター
    ビン発電機プラントの据付方法。
JP8829679A 1979-07-13 1979-07-13 柔構造架台に対するタ−ビン発電機プラントの据付方法 Expired JPS5932644B2 (ja)

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JP8829679A JPS5932644B2 (ja) 1979-07-13 1979-07-13 柔構造架台に対するタ−ビン発電機プラントの据付方法

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JPS5614694A JPS5614694A (en) 1981-02-12
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DE3200815C2 (de) * 1982-01-11 1987-02-12 Gerb Gesellschaft für Isolierung mbH & Co KG, 1000 Berlin Verfahren zum Ausrichten der Wellen eines Wellenzuges

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JPS5614694A (en) 1981-02-12

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