JPS5932623B2 - 法面保護方法 - Google Patents
法面保護方法Info
- Publication number
- JPS5932623B2 JPS5932623B2 JP7144080A JP7144080A JPS5932623B2 JP S5932623 B2 JPS5932623 B2 JP S5932623B2 JP 7144080 A JP7144080 A JP 7144080A JP 7144080 A JP7144080 A JP 7144080A JP S5932623 B2 JPS5932623 B2 JP S5932623B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- slope protection
- slope
- mesh
- wire mesh
- soil
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は法面保護方法(こ掲するものである。
法面の安定化をはかるための法面保護方法には多(の種
類があるが、本発明は特に次のような方法を提供するこ
とを目的とする。
類があるが、本発明は特に次のような方法を提供するこ
とを目的とする。
〈1〉軽量で持ち運びが便利であり、且つ組み立てが簡
単な法面保護方法。
単な法面保護方法。
〈2〉保護材自体が柔軟性に富み凹凸の法面にも適応し
施工が容易な法面保護方法。
施工が容易な法面保護方法。
〈3〉排水性が良く、法面崩壊の原因となる水を容易に
排水可能な法面保護方法。
排水可能な法面保護方法。
〈4〉保護材自体は土中に埋設可能で全面緑化ができ芝
などの根がらみが容易な緑化にも適した法面保護方法。
などの根がらみが容易な緑化にも適した法面保護方法。
〈5〉 たわみ性に優れ、かつ十分な強度が得られると
いう矛盾した要求を同時に満足できる法面保護方法。
いう矛盾した要求を同時に満足できる法面保護方法。
次に実施例の構成について説明する。
本発明の法面保護材1は金網によって構成する。
金網は公知の形状のものを使用できる。
要は金網であって長い帯状のものを使用すればよい。
この金網の両端をつなぎ円環状のメツシュリング11を
形成する。
形成する。
メッシュリング11内部には十文字に、やはり金網で形
成した補強網2を固定する。
成した補強網2を固定する。
補強網2は2枚の帯状の金網をメツシュリング11のほ
ぼ中心で交叉させ、4端をメツシュリング11と固定す
る構造である。
ぼ中心で交叉させ、4端をメツシュリング11と固定す
る構造である。
この補強網2はメツシュリング1の補強を目的とするも
のであって、場合によってはメツシュリング11内に1
枚の金網の両端を固定して補強することも可能である。
のであって、場合によってはメツシュリング11内に1
枚の金網の両端を固定して補強することも可能である。
また、金網でなくとも、鋼棒等を同じくメツシュリング
内にて補強梁として固定することによっても同様の目的
を達成可能である。
内にて補強梁として固定することによっても同様の目的
を達成可能である。
このように構成した法面保護材1は、容易にたわむもの
であってはならないが、後に述べるよう・ に凹凸の激
しい法面にたやすく適応する程度の柔軟性を有するよう
薄酸する。
であってはならないが、後に述べるよう・ に凹凸の激
しい法面にたやすく適応する程度の柔軟性を有するよう
薄酸する。
次に施工方法について説明する。
〈1〉法面法保護材配置
既述した法面保護材1を多数個法面5に配置; する
。
。
法面保護材1は隣接するもの同志が相互に接するように
配置する。
配置する。
法面保護材1は金網によつて構成されており軽量で運搬
にも便利である。
にも便利である。
更に法面の凹凸ζこも容易に適応する。
法面保護材1は横一線、縦−線に整列したかたちで、あ
るいは千鳥状に法面に配置される。
るいは千鳥状に法面に配置される。
十文字にメツシュリング11内に固定された補強網2は
、隣接する法面保護材1の接点方向に位置するように配
置すると相互の連結が確実である。
、隣接する法面保護材1の接点方向に位置するように配
置すると相互の連結が確実である。
<2〉固定
法面保護材1の隣接するメツシュリング112枚を補助
アンカー3により固定する。
アンカー3により固定する。
補助アンカー3はU字状の鋼棒であり、一方の直線部は
他方より充分長くする。
他方より充分長くする。
メツシュリング11の接点に長い方の直接部を先に埋め
込み、逆U字状になった補助アンカー3によって2枚の
メツシュリング2を合わせ持ち、法面に固定する。
込み、逆U字状になった補助アンカー3によって2枚の
メツシュリング2を合わせ持ち、法面に固定する。
こうして全てのメツシュリング2の接点に補助アンカー
3を打ち終ったあと主アンカー4によって、法面保護材
1を固定する。
3を打ち終ったあと主アンカー4によって、法面保護材
1を固定する。
主アンカー4も補助アンカー3とほぼ同形状であり、本
実施例では、十字状に交叉した補強網2の交叉点lこ主
アンカー4を打ち込む。
実施例では、十字状に交叉した補強網2の交叉点lこ主
アンカー4を打ち込む。
すなわち、法面保護材1のほぼ中心に2枚の補強網2を
主アンカー4が合わせ持つようにして法面に固定する。
主アンカー4が合わせ持つようにして法面に固定する。
従って、法面保護材1は各々が独立しているのではなく
相互に連結しあっているのであるから、一部に法面の崩
壊があっても、法面保護材1が相互に干渉し合って、崩
壊をくい止めることができる。
相互に連結しあっているのであるから、一部に法面の崩
壊があっても、法面保護材1が相互に干渉し合って、崩
壊をくい止めることができる。
〈3〉客土・植生
法面保護材1の上にその表面がかくれる程度の客土を行
う。
う。
法面保護材1は金網によって構成されているのであるか
ら土中tこ容易に埋めることが可能である。
ら土中tこ容易に埋めることが可能である。
更に排水性も良好で、土中に染み込んだ雨水°もメツシ
ュリング2の網目を通り抜け、崩壊の原因となる水溜り
も生じない。
ュリング2の網目を通り抜け、崩壊の原因となる水溜り
も生じない。
客土した上に植生を行う。
法面保護材1は土中にすっぽりと埋まるため法面の全面
緑化が可能である。
緑化が可能である。
更に根が法面保護材1の金網にからみつき易く緑化がよ
り良好な状態で行え、また法面保護材1自体の補強とも
なる。
り良好な状態で行え、また法面保護材1自体の補強とも
なる。
本発明は以上のような構成を有するのであるから次のよ
うな効果を得ることができる。
うな効果を得ることができる。
〈1〉本発明に係る法面保護材は、金網によって構成さ
れているから軽量で持ち運びが便利で、簡単に組立て可
能である。
れているから軽量で持ち運びが便利で、簡単に組立て可
能である。
〈2〉金網によって構成されているから、柔軟性を有し
、凹凸の法面に適応し易く、施工が容易である。
、凹凸の法面に適応し易く、施工が容易である。
〈3〉法面保護材は各々独立しているのではなく、相互
に連結するのであるから、法面の一部の崩壊は複数の法
面保護材によってくいとめることになり、充分耐え得る
ことになる。
に連結するのであるから、法面の一部の崩壊は複数の法
面保護材によってくいとめることになり、充分耐え得る
ことになる。
〈4〉金網は水はけがよく、法面崩壊の原因となる水を
容易に排水することができる。
容易に排水することができる。
<5〉保護材は土中に埋設可能で全面緑化が可能で、金
網であるから芝などの根がらみが容易である。
網であるから芝などの根がらみが容易である。
従って美感にも良く、更に法面保護材自体の補強ともな
る。
る。
〈6〉環状網の枠内に柔軟性に優れた補強網を配置しで
ある。
ある。
従って環状網の補強、法面への追随性の向上、および客
土を面で受ける事による客土の安定性を同時に期待する
事ができる。
土を面で受ける事による客土の安定性を同時に期待する
事ができる。
第1図:本発明の方法に使用する法面保護材の一実施例
の斜視図、第2図:法面保護材を法面に敷設した状態の
斜視図、第3図:その側面図。 1:法面保護材、11:メツシュリング、2:補強網、
3,4:アンカー。
の斜視図、第2図:法面保護材を法面に敷設した状態の
斜視図、第3図:その側面図。 1:法面保護材、11:メツシュリング、2:補強網、
3,4:アンカー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 柔軟性を有する環状の金網と、 その環状の金網の内側に2枚の帯状の金網を環状金網の
ほぼ中心で交叉させ、 かつ、その4端を環状金網に固定した補強網とによって
メツシュリングを構成し、 このメツシュリングを複数個法面に敷設した後、アンカ
ーで法面に固定し、 メツシュリング内に客土を行う事を特徴とする、法面保
護方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7144080A JPS5932623B2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 | 法面保護方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7144080A JPS5932623B2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 | 法面保護方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57223A JPS57223A (en) | 1982-01-05 |
JPS5932623B2 true JPS5932623B2 (ja) | 1984-08-09 |
Family
ID=13460594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7144080A Expired JPS5932623B2 (ja) | 1980-05-30 | 1980-05-30 | 法面保護方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5932623B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01147936U (ja) * | 1988-03-30 | 1989-10-13 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5894531A (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-04 | Okabe Co Ltd | 法枠構造体 |
JPS5921825A (ja) * | 1982-07-26 | 1984-02-03 | Kazuyuki Yamashita | 施工済み法枠内の緑化工法 |
JPS63185425A (ja) * | 1987-01-28 | 1988-08-01 | Ngk Insulators Ltd | 排ガス浄化用セラミツクハニカムフイルタ |
US4912076A (en) * | 1987-10-15 | 1990-03-27 | Swiss Aluminium Ltd. | Filter for cleaning exhaust gases of diesel engines |
CN101687714B (zh) | 2007-06-14 | 2013-04-17 | 株式会社村田制作所 | 半导体陶瓷材料 |
-
1980
- 1980-05-30 JP JP7144080A patent/JPS5932623B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01147936U (ja) * | 1988-03-30 | 1989-10-13 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57223A (en) | 1982-01-05 |
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