JPH03156076A - エアードーム用基礎構造 - Google Patents

エアードーム用基礎構造

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JPH03156076A
JPH03156076A JP29720289A JP29720289A JPH03156076A JP H03156076 A JPH03156076 A JP H03156076A JP 29720289 A JP29720289 A JP 29720289A JP 29720289 A JP29720289 A JP 29720289A JP H03156076 A JPH03156076 A JP H03156076A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall surface
film
wall
weight
weight part
Prior art date
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Pending
Application number
JP29720289A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidemori Yasukawa
英衛 安川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GREEN SYST KK
Original Assignee
GREEN SYST KK
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Filing date
Publication date
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Priority to JP29720289A priority Critical patent/JPH03156076A/ja
Publication of JPH03156076A publication Critical patent/JPH03156076A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は設置や移動が容易なエアードーム用基礎構造に
関するものである。
(従来の技術) 一般にエアードームは第7図に示すように、枠状に形成
したコンクリート基礎1の上をフィルム2とネット3で
覆い、この上から所定の間隔でワイヤー4で押えて、フ
ィルム2の内側に図示しない送風機でエアーを送り込ん
で風船状に膨らませて天井と壁面を一体に形成したもの
で、施工が容易で軽量であり建設費も安いなどの利点が
ある。
このエアードームは野球場やプール、テニスコート、体
育館などの屋内スポーツ施設の他、駐車場やビルの屋上
、庭園あるいはリンゴやモモなどの果樹園のハウスとし
て広く普及してきている。
従来このエアードーム用の基礎構造は、例えば第8図に
示すように、地中に逆T字形状のコンクリート基8!■
を枠状に埋設し、この上をフィルム2とネット3で覆っ
てその端部を取付け。
更に、所定の間隔でコンクリート基礎1に埋設したアン
カーボルト5にワイヤー4を連結具6で連結してネット
3を上から補強した構造をなしている。
このコンクリート基礎1には1m当たり1トン程度の大
きな力が加わるため、これに耐えるように地中に逆T字
形状のコンクリート基礎lを構築する必要がある。また
ビルの屋上やプールなどにエアードームを建設する場合
にはコンクリート面を改修して基礎を構築しなければな
らず、その基礎工事に長い期間がかかり建設費も高(な
る問題があった。
また果樹園などのハウスとして建設する場合。
畑にコンクリート基礎lを構築してしまうとハウスを移
動することができないなどの問題もあった・ (発明が解決しようとする問題点) 本発明は、上記欠点を除去し基礎部分を水または砂、土
などを入れた重り部で形成して、地面を掘削することな
く短期間で容易に基礎を構築でき、しかも撤去や移動も
容易である上、重り部を水槽で形成したものは、防火用
水や農業用の貯水槽、養殖池などとしても利用できるエ
アードーム用基礎構造を提供するものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、壁面部の下部に、水または砂、土などを入れ
る重り部を形成し、前記壁面部の室内側の壁面にフィル
ム押え部を設けると共に、屋外側の壁面にワイヤー連結
具を取付けたことを特徴とするものである。
更に本発明は前記壁面部の下部に設けた重り部を水槽で
形成したものでも良い。
(作用) 次に本発明の作用について説明すると、壁面部と一体に
形成した重り部を基礎形状に沿って地面に配置し、壁面
部を連結して棒状に組立てて行く。
次に重り部に水を貯めて水槽を形成するか土嚢を載せて
地面に安定させる。
この後、フィルムを広げてその端部なフィルム押え部で
固定した後、この上からネットを被せる。
次に壁面部に所定の間隔で取付けた連結具にワイヤーを
接続し、フィルムの内側に圧搾空気を供給して風船状に
膨らませてエアードームを完成する。
したかて、本発明によれば壁面部を基礎形状に沿って連
結し、この下部に水槽や土嚢を設けて重り部を形成する
だけなので、コンクリートの基礎工事が不要となり短時
間で組立てを完了でき、また取外しも容易で何処にでも
移動することができる。
また重り部を水槽で形成すれば、貯水槽や防火用水ある
いは養殖池としても利用することができる。
(実施例) 以下、本発明を図面に示す実施例を参照して詳細に説明
する。
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示すもので、ス
テンレス板などの金属桟を立設し、その下部を略U字形
に折曲して、上部を壁面部7とし、略U字形に形成した
下部を重り部8としている。
前記壁面部7の屋内側の内壁面7aに水平方向に沿って
フィルム押え部9を取付けると共に屋外側の外壁面7b
に所定の間隔で連結具6が取付けられている。
更に前記壁面部7の外壁面7bの両端にはボルト孔を開
孔したフランジ11.11が突設されている。
また前記フィルム押え部9は第3図に示すように金属帯
板の長手方向に沿って両縁部を折曲して内側に嵌合凹部
12を形成した押え枠13と、ジグザグ状に折曲した固
定スプリング14とで形成され、フィルム2の端部を押
え枠13の上に重ね、この上からスプリング14を凹部
12に嵌合させてフィルム2を固定するようになってい
る。
上記構成をなす基礎の組立て方法は、壁面部7と一体に
形成した重り部8を基礎形状に沿って地面16に配置し
、第2図に示すように壁面部7のフランジ11をボルト
15で連結して枠状に組立てて行く。
次に重り部8の内側にプラスチックシート17を取付け
て水槽18を形成し、ここに水19を貯めて安定させる
この後、フィルム2を広げてその端部を第3図に示すよ
うにフィルム押え部9で固定した後この上からネット3
を被せる。
次に壁面部7に所定の間隔で取付けた連結具6にワイヤ
ー4を接続し、図示しない送風機でフィルム2の内側に
圧搾空気を供給して風船状に膨らませて第7図のように
エアードームを完成する。
したがて、本発明によればコンクリートの基礎工事が不
要となり、壁面部7をボルト15で接続して行き、水槽
18に水19を貯めて重り部8とするので短時間で組立
てを完了でき、しかも建設費も安く5また取外しも容易
であるので何処にでも移動することができる。
また果樹園などのハウスとして建設する場合、従来のよ
うに畑を掘ってコンクリート基礎を構築する必要がない
ので容易に移動することができる。また屋外の運動場や
テニスコートなと冬期間だけエアードームで覆う場合に
も有効である。
また重り部8は水118となっているので重量が重(、
エアードームの風圧に十分耐えられ。
しかも防火用水としても利用できるので、特にビルの屋
上などに設置する場合に効果的である。
第4図は本発明の他の実施例を示すもので、金属板を略
U字形に折曲してこの部分に水槽18を形成した重り部
8とし、この重り部8の室内側の内壁面7aにフィルム
押え部9を設け、外壁面7bにワイヤー連結具6を取付
けたもので、基礎の高さを低く形成することができる。
第5図は本発明の異なる他の実施例を示すもので、壁面
部7となる金属板の下部を両側に向けて略U字形に形成
し、この部分を重り部8.8としたものである。
この構造は両側に水槽18で形成された重り部8.8が
設けられているので安定性に優れている。更にエアード
ームの屋内側に水槽18が配置されるので、エアードー
ムで農業用のハウスを建設した場合には貯水槽として利
用でき、また魚飼育用の養殖池としても利用することが
できる。
第6図は壁面部7となる金属板の下部を逆子字形に形成
して、ここに袋の中に土や砂を詰めた土嚢20を載せて
重り部8.8としたものである。
更にフィルム押え部9は、水平に配置した断面半円状の
棒21と、この下に設けた押え板22とで構成し、フィ
ルム2の端部を捧21に重ねて押え板22で押え、これ
をボルト15で固定したものである。
なおフィルム押え部9の構造は上記実施例に限らず他の
構造でも良い。
(発明の効果) 以上説明した如(本発明に係わるエアードーム用基礎構
造によれば、重り部を何処でも入手できる水や砂、土な
どを用いて形成して、地面を掘削することなく短期間で
容易に基礎を構築でき、しかも撤去や移動も容易である
上1重り部を水槽で形成したものは、防火用水や養殖池
など多くの用途に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図はエアードーム用基礎構造の縦断側面図、第2図は
その正面図、第3図はフィルム押え部の斜視図、第4図
乃至第6図は夫々異なる本発明の他の実施例を示すもの
で、第4図は重り部の側面を壁面部とした基礎構造の縦
断側面図、第5図は壁面部の下部の両側に重り部を設け
た基礎構造の縦断側面図、第6図は壁面部の下部の両側
に土嚢を載せて重り部を形成した基礎構造の縦断側面図
、第7図はエアードームの正面図、第8図は従来のコン
クリート基礎を示す縦断側面図である。 ■・・・コンクリート基礎  2・・・フィルム3・・
−ネット        4−・・ワイヤー5・−・ア
ンカーボルト   6・・・連結具7・・−壁面部  
     8・・・重り部9・−フィルム押え部  1
1−・フランジ13・・−押え枠      14・・
・スプリング15 ・・・ボルト      16−・
・地面17・・・プラスチックシー ト 8・・・水槽 19・・・水 20−・・土嚢 ) 図 74 図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)壁面部の下部に、水または砂、土などを入れる重
    り部を形成し、前記壁面部の室内側の壁面にフィルム押
    え部を設けると共に、屋外側の壁面にワイヤー連結具を
    取付けたことを特徴とするエアードーム用基礎構造。
  2. (2)壁面部の下部に設けた重り部を水槽で形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載のエアードーム用基礎構造
JP29720289A 1989-11-14 1989-11-14 エアードーム用基礎構造 Pending JPH03156076A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29720289A JPH03156076A (ja) 1989-11-14 1989-11-14 エアードーム用基礎構造

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JP29720289A JPH03156076A (ja) 1989-11-14 1989-11-14 エアードーム用基礎構造

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JPH03156076A true JPH03156076A (ja) 1991-07-04

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ID=17843503

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JP (1) JPH03156076A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007284943A (ja) * 2006-04-14 2007-11-01 Akio Kawashima エアドームの固定構造
JP2015222001A (ja) * 2014-11-05 2015-12-10 大成建設株式会社 防塵建屋の係留構造およびその係留方法
JP2020124137A (ja) * 2019-02-02 2020-08-20 株式会社ウイルステージ 閉鎖型養殖施設
CN113431197A (zh) * 2021-06-24 2021-09-24 山西建投五岳建设工程有限公司 可移动组合式天幕及其施工方法
KR102630467B1 (ko) * 2022-11-09 2024-01-29 이장환 공기막 구조의 에어돔 기초 시공 구조 및 시공방법

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