JPS5932389B2 - 油圧エレベ−タの制御装置 - Google Patents
油圧エレベ−タの制御装置Info
- Publication number
- JPS5932389B2 JPS5932389B2 JP52058527A JP5852777A JPS5932389B2 JP S5932389 B2 JPS5932389 B2 JP S5932389B2 JP 52058527 A JP52058527 A JP 52058527A JP 5852777 A JP5852777 A JP 5852777A JP S5932389 B2 JPS5932389 B2 JP S5932389B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil temperature
- hydraulic
- relay
- hydraulic elevator
- control device
- Prior art date
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- Fluid-Pressure Circuits (AREA)
- Types And Forms Of Lifts (AREA)
- Elevator Control (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は油圧エレベータの制御装置に係り、特に作動油
の温度変化に起因する速度特性への悪影響を補正する装
置に関する。
の温度変化に起因する速度特性への悪影響を補正する装
置に関する。
油圧エレベータの作動油は温度変化によシ粘性も変化す
る。
る。
そのため池温か低下すると、速度特性に著しく悪影響を
及ぼし、着床速度の低下、着床誤差等性能低下の要因と
なっていた。
及ぼし、着床速度の低下、着床誤差等性能低下の要因と
なっていた。
これに対処する方法として、作動油のタンク内にヒータ
を設置したり、エレベータを空運転することで油温を常
温に保つ方法が行なわれているが、火災の危険、電力の
無駄消費等の理由で余り好ましくない。
を設置したり、エレベータを空運転することで油温を常
温に保つ方法が行なわれているが、火災の危険、電力の
無駄消費等の理由で余り好ましくない。
本発明の目的は、前記した従来技術の欠点をなくし、簡
単で、かつ確実な速度制御を行い得る油圧エレベータの
制御装置を提供するにある。
単で、かつ確実な速度制御を行い得る油圧エレベータの
制御装置を提供するにある。
この目的を達成するため、本発明は、油圧装置内の油温
か一定値以下になったことを検出する油温検出器と、こ
の油温検出器の検出出力によシ減速指令を遅延させる遅
延装置あるいは前記油温検出器の検出出力によシ停止指
令を遅延させる遅延装置とを設けたことを特徴とする。
か一定値以下になったことを検出する油温検出器と、こ
の油温検出器の検出出力によシ減速指令を遅延させる遅
延装置あるいは前記油温検出器の検出出力によシ停止指
令を遅延させる遅延装置とを設けたことを特徴とする。
以下、本発明の一実施例を第１図および第２図により説
明する。
明する。
第１図は本発明の一実施例に係る制御装置の電気回路図
であり、図中、１は減速検出回路、２は停止検出回路、
Ｐ、Ｎは回路電源、ＴＲは油温検出器接点、ＴＲＡは油
温検出リレー、ＴＲＡ１ 。
であり、図中、１は減速検出回路、２は停止検出回路、
Ｐ、Ｎは回路電源、ＴＲは油温検出器接点、ＴＲＡは油
温検出リレー、ＴＲＡ１ 。
ＴＲＡ２はその接点、ＳＤＴは減速指令遅延用タイムリ
レー、ＳＤＴ、はその接点、ＳＤＡは減速検出リレー、
５ＤＡ０，５ＤＡ２はその接点、ＳＤは減速指令リレー
である。
レー、ＳＤＴ、はその接点、ＳＤＡは減速検出リレー、
５ＤＡ０，５ＤＡ２はその接点、ＳＤは減速指令リレー
である。
また、ＳＴＴは停止指令遅延用タイムリレー、ＳＴＴ、
はその接点、ＳＴＡは停止検出リレー、ＳＴＡ、、５Ｔ
Ａ２はその接点、ＳＴは停止指令リレーである。
はその接点、ＳＴＡは停止検出リレー、ＳＴＡ、、５Ｔ
Ａ２はその接点、ＳＴは停止指令リレーである。
第２図ａ”ｃは作動油が常温の時、油温が変化した時、
第１図の実施例で補正した時のエレベータの各速度特性
を図示したものである。
第１図の実施例で補正した時のエレベータの各速度特性
を図示したものである。
次に本実施例の作動について述べる。
作動油が常温であれば、エレベータが減速位置に達する
と、周知の減速検出回路１にて減速検出リレーＳＤＡが
付勢され、その接点５ＤＡ２がＯＮするので、減速指令
リレーＳＤが即座に付勢され、減速指令が発せられる。
と、周知の減速検出回路１にて減速検出リレーＳＤＡが
付勢され、その接点５ＤＡ２がＯＮするので、減速指令
リレーＳＤが即座に付勢され、減速指令が発せられる。
また、停止時においては、エレベータが着床位置に達す
ると、周知の停止検出回路２にて停止検出リレーＳＴＡ
が付勢され、その接点５ＴＡ２がＯＮするので、即座に
停止指令が発せられる。
ると、周知の停止検出回路２にて停止検出リレーＳＴＡ
が付勢され、その接点５ＴＡ２がＯＮするので、即座に
停止指令が発せられる。
その時の速度特性を第２図ａに示す。
図中、Ｔは走行時間、ｌは着床補正距離、■は着床速度
である。
である。
次に、油温か変化し作動油の粘性が増大すると、第２図
すに図示するように、着床速度ｖ１が低下し、走行時間
Ｔ１が著しく増大する。
すに図示するように、着床速度ｖ１が低下し、走行時間
Ｔ１が著しく増大する。
これを本実施例によシ、補正する場合を説明する。
油温検出器により油温の変化が検出されると、油温検出
器接点ＴＲがＯＮＬ、油温検出リレーＴＲＡが付勢され
る。
器接点ＴＲがＯＮＬ、油温検出リレーＴＲＡが付勢され
る。
この状態でエレベータが減速位置に達し、減速検出リレ
ーＳＤＡが付勢されると、その接点ＳＤＡ、によシ減速
指令遅延用タイムリレーＳＤＴが一定時限ｔ１後に釈放
される。
ーＳＤＡが付勢されると、その接点ＳＤＡ、によシ減速
指令遅延用タイムリレーＳＤＴが一定時限ｔ１後に釈放
される。
そのため、減速指令リレーＳＤは減速指令遅延用タイム
リレー接点５ＤＴ１、油温検出リレー接点ＴＲＡ、によ
シ即座には付勢されることなく、減速指令遅延用タイム
リレーＳＤＴの遅延時限ｔ１遅れて、その接点ＳＤＴ、
により付勢され、第２図Ｃの補正時における速度特性に
示すが如く高速運転時間が時間ｔ１だけ延長されること
により、着床速度による走行距離が斜線で示すＬ分だけ
短縮され、走行時間Ｔ２がｔ２短縮される。
リレー接点５ＤＴ１、油温検出リレー接点ＴＲＡ、によ
シ即座には付勢されることなく、減速指令遅延用タイム
リレーＳＤＴの遅延時限ｔ１遅れて、その接点ＳＤＴ、
により付勢され、第２図Ｃの補正時における速度特性に
示すが如く高速運転時間が時間ｔ１だけ延長されること
により、着床速度による走行距離が斜線で示すＬ分だけ
短縮され、走行時間Ｔ２がｔ２短縮される。
一方、停止時において、作動油が常温であれば、エレベ
ータが着床位置に達すると、周知の停止検出回路２にて
停止検出リレーＳＴＡが付勢され、その接点５ＴＡ２が
ＯＮするので、即座に停止指令リレーＳＴが付勢され、
停止指令が発せられる。
ータが着床位置に達すると、周知の停止検出回路２にて
停止検出リレーＳＴＡが付勢され、その接点５ＴＡ２が
ＯＮするので、即座に停止指令リレーＳＴが付勢され、
停止指令が発せられる。
その時の停止距離（流れ量）が第２図ａに斜線で示す１
である。
である。
油温か変化し着床速度が低下すると、当然停止距離が減
少し着床誤差が発生する。
少し着床誤差が発生する。
これを本実施例で補正する場合を述べる。
前述した如く油温か変化すると、油温検出リレーＴＲＡ
が付勢される。
が付勢される。
エレベータが着床位置に達し、停止検出リレーＳＴＡが
付勢されると、その接点５ＴＡ１により停止指令遅延用
タイムリレーＳＴＴが一定時限ｔ３後に釈放される。
付勢されると、その接点５ＴＡ１により停止指令遅延用
タイムリレーＳＴＴが一定時限ｔ３後に釈放される。
そのだめ、停止指令リレーＳＴは停止指令遅延用タイム
リレー接点５ＴＴ１、油温検出リレー接点ＴＲＡ２によ
り即座に付勢されることなく、停止指令遅延用タイムリ
レーＳＴＴの遅延時限ｔ３遅れて、その接点５ＴＴ１に
より付勢され、第２図Ｃに示すごとく停止指令を時間ｔ
３だけ延長することにより、着床距離を１に補正するこ
とができる。
リレー接点５ＴＴ１、油温検出リレー接点ＴＲＡ２によ
り即座に付勢されることなく、停止指令遅延用タイムリ
レーＳＴＴの遅延時限ｔ３遅れて、その接点５ＴＴ１に
より付勢され、第２図Ｃに示すごとく停止指令を時間ｔ
３だけ延長することにより、着床距離を１に補正するこ
とができる。
なお、本実施例では、減速時、停止時いずれも遅延させ
る場合について説明したが、減速時のみ遅延を必要とす
るときは、停止指令遅延用タイムリレーＳ Ｔ Ｔ、停
止検出リレーＳＴＡを設けなければ良く、また停止時の
み遅延を必要とするときは、減速指令遅延用タイムリレ
ーＳＤＴ、減速検出リレーＳＤＡを設けなければ良い。
る場合について説明したが、減速時のみ遅延を必要とす
るときは、停止指令遅延用タイムリレーＳ Ｔ Ｔ、停
止検出リレーＳＴＡを設けなければ良く、また停止時の
み遅延を必要とするときは、減速指令遅延用タイムリレ
ーＳＤＴ、減速検出リレーＳＤＡを設けなければ良い。
また、油温検出器１ケで１点の油温を検出する方式につ
いて述べたが、油温検出器を複数個設置し検出温度を段
階的にセットすれば、油温の変化により遅延時間を変化
させることができ、より確実な制御を行うことができる
。
いて述べたが、油温検出器を複数個設置し検出温度を段
階的にセットすれば、油温の変化により遅延時間を変化
させることができ、より確実な制御を行うことができる
。
さらに、遅延装置としてタイムリレーを使用したが、タ
イマー等遅延を目的とする装置であればなんでも良い。
イマー等遅延を目的とする装置であればなんでも良い。
以上述べたように、本発明によれば、油温検出器にて作
動油の油温を検出し、これが一定値以下になったとき、
遅延装置を動作させ、減速指令あるいは停止指令を遅延
させたので、油温の低下に起因する着床速度の低下、着
床誤差等の性能低下を簡単に補正し、常に確実な速度制
御を行なわせることができる。
動油の油温を検出し、これが一定値以下になったとき、
遅延装置を動作させ、減速指令あるいは停止指令を遅延
させたので、油温の低下に起因する着床速度の低下、着
床誤差等の性能低下を簡単に補正し、常に確実な速度制
御を行なわせることができる。
第１図は本発明の一実施例に係る油圧エレベータの制御
装置の電気回路図、第２図ａ ”−ｃは作動油が常温の
時、油温が低下した時、補正した時の油圧エレベータの
各速度特性を示す特性図である。 １・・・・・・減速検出回路、２・・・・・・停止検出
回路、ＴＲ・・・・・・油温検出器接点、ＴＲＡ・・・
・・・油温検出リレー、ＳＤＴ・・・・・・減速指令遅
延用タイムリレー、ＳＤＡ・・・・・・減速検出リレー
、ＳＤ・・・・・・減速指令リレー、ＳＴＴ・・・・・
・停止指令遅延用タイムリレー、ＳＴＡ・・・・・・停
止検出リレー、ＳＴ・・・・・・停止指令リレー。
装置の電気回路図、第２図ａ ”−ｃは作動油が常温の
時、油温が低下した時、補正した時の油圧エレベータの
各速度特性を示す特性図である。 １・・・・・・減速検出回路、２・・・・・・停止検出
回路、ＴＲ・・・・・・油温検出器接点、ＴＲＡ・・・
・・・油温検出リレー、ＳＤＴ・・・・・・減速指令遅
延用タイムリレー、ＳＤＡ・・・・・・減速検出リレー
、ＳＤ・・・・・・減速指令リレー、ＳＴＴ・・・・・
・停止指令遅延用タイムリレー、ＳＴＡ・・・・・・停
止検出リレー、ＳＴ・・・・・・停止指令リレー。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ シリンダおよびプランジャで構成される油圧装置に
より乗りかごを昇降させる油圧エレベータにおいて、前
記油圧装置内の油温か一定値以下になったことを検出す
る油温検出器と、との油温検出器の検出出力によシ減速
指令を遅延させる遅延装置とを設けたことを特徴とする
油圧エレベータの制御装置。 ２、特許請求の範囲第１項において、前記遅延装置はタ
イムリレーからなることを特徴とする油圧エレベータの
制御装置。 ３ シリンダおよびプランジャで構成される油圧装置に
よシ乗りかごを昇降させる油圧エレベータにおいて、前
記油圧装置内の油温か一定値以下になったことを検出す
る油温検出器と、との油温検出器の検出出力により停止
指令を遅延させる遅延装置とを設けたことを特徴とする
油圧エレベータの制御装置。 ４ 特許請求の範囲第３項において、前記遅延装置はタ
イムリレーからなることを特徴とする油圧エレベータの
制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52058527A JPS5932389B2 (ja) | 1977-05-20 | 1977-05-20 | 油圧エレベ−タの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52058527A JPS5932389B2 (ja) | 1977-05-20 | 1977-05-20 | 油圧エレベ−タの制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53145252A JPS53145252A (en) | 1978-12-18 |
| JPS5932389B2 true JPS5932389B2 (ja) | 1984-08-08 |
Family
ID=13086890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52058527A Expired JPS5932389B2 (ja) | 1977-05-20 | 1977-05-20 | 油圧エレベ−タの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5932389B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS57199770A (en) * | 1981-06-01 | 1982-12-07 | Mitsubishi Electric Corp | Controller for deceleration of hydraulic elevator |
| JPS5936077A (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-28 | 株式会社日立製作所 | 油圧エレベ−タ−の速度制御装置 |
| JPS59203074A (ja) * | 1983-05-06 | 1984-11-17 | 株式会社日立製作所 | 油圧エレベ−タ |
| JPS60208679A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-21 | Shin Meiwa Ind Co Ltd | 電磁弁の制御回路 |
| JPS62285884A (ja) * | 1987-05-20 | 1987-12-11 | 株式会社日立製作所 | 油圧エレベ−タ |
| US4785915A (en) * | 1987-06-19 | 1988-11-22 | Westinghouse Electric Corp. | Elevator system monitoring cold oil |
| US4991693A (en) * | 1989-02-16 | 1991-02-12 | Inventio Ag | Method of improving the landing of a hydraulic elevator car |
| DE10256923B4 (de) * | 2002-12-05 | 2013-10-24 | Liebherr-France S.A. | Verfahren und Vorrichtung zur Bewegungsdämpfung von Hydraulikzylindern mobiler Arbeitsmaschinen |
| CZ2019385A3 (cs) * | 2019-06-18 | 2020-12-30 | Rieter Cz S.R.O. | Uložení spřádacího rotoru rotorového dopřádacího stroje a krytka s trnem pro uzavření otvoru pro domazávání dvouřadého kuličkového ložiska spřádacího rotoru |
-
1977
- 1977-05-20 JP JP52058527A patent/JPS5932389B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53145252A (en) | 1978-12-18 |
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