JPH04350074A - エレベータの地震時運転装置 - Google Patents

エレベータの地震時運転装置

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JPH04350074A
JPH04350074A JP12586691A JP12586691A JPH04350074A JP H04350074 A JPH04350074 A JP H04350074A JP 12586691 A JP12586691 A JP 12586691A JP 12586691 A JP12586691 A JP 12586691A JP H04350074 A JPH04350074 A JP H04350074A
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earthquake
relay
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energized
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JP12586691A
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Teruo Tanaka
輝緒 田中
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は地震感知器との連動によ
りエレベータかごを最寄階に停止させ、以後地震の規模
に応じて復帰運転または運転休止させるエレベータの地
震時運転装置に関するもので、特に、群発地震に対して
最寄階停止後の運転を適切に行なうエレベータの地震時
運転装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、より高度な安全性を求める利用者
の声に応えて、地震時管制運転装置設置の採用など新し
い技術が導入される傾向にある。『昇降機の技術基準の
解説』(1984年版)(財団法人「日本建築センター
」、財団法人「日本昇降機安全センター」編集、社団法
人「日本エレベータ協会」発行)における「第3部エレ
ベータの耐震設計施行指針」の3.5項には地震時管制
運転装置が記載されており、図3はこの3.5項に記載
されている地震時管制運転の動作を示すフローチャート
で、地震感知器の設定値が「特低」及び「低」の2段に
設定された一般エレベータの場合を示している。
【0003】この地震時管制運転装置は、地震感知器と
の連動によってエレベータかごを最寄階に停止させる装
置であり、地震時に乗客の安全を図り、機器の損傷を防
止するためできる限り早期にエレベータかごを最寄階に
停止させることを第一の目的とするものである。一旦、
最寄階に停止したエレベータは、地震後においては機器
に損傷がないかぎり、遅滞なく運転を再開させることが
要求される。一般的に、地面波が下位レベルの地震にお
いて、地震時管制運転装置の動作によって数多くのエレ
ベータが一斉に停止した状態を考えた場合、エレベータ
の専門技術者による点検を前提として復帰させるのでは
、かなりの長時間を要することが想定される。したがっ
て、「特低」設定値の地震感知器によってできるかぎり
早期にエレベータを一旦最寄階に停止させるが、「低」
設定値の地震感知器が動作していないかぎり、早期に平
常運転に復帰させることが必要とされる。「低」設定値
の地震感知器が動作した場合は最寄階に停止させて乗客
を安全に開放した上で一旦運転休止させ、エレベータの
専門技術者による点検を行なった後に平常運転に復帰さ
せることを原則としている。従来のエレベータの地震時
運転装置は上記のように構成されているので、エレベー
タを安全に平常運転復帰させることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一般的に地
震には、単発的に発生するものの他、複数個の小地震を
伴う群発地震がある。ところが、前記地震時管制運転装
置は、単発的に発生する地震に対してその目的とする効
果を発揮することができるが、大規模地震の発生する可
能性の高い群発地震についてもこの地震時管制運転装置
をそのまま使用してエレベータを平常運転に復帰させる
のは安全上不適である。即ち、小地震の段階で「特低」
設定値の地震感知器によって一旦最寄階に停止させるが
、「低」設定値の地震感知器が動作しないときは、平常
運転に復帰させてしまう。しかし、群発地震の場合には
その後に大地震が発生する可能性が高いため、直ちに平
常運転に復帰させるのは危険である。
【0005】そこで、本発明は、地面波のレベル或いは
発生メカニズムの相違を検出することによって、群発地
震に対しても適切、かつ、安全な地震時管制運転を行な
うことができるエレベータの地震時運転装置の提供を課
題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるエレベー
タの地震時運転装置は、地震感知器との連動によりエレ
ベータかごを最寄階に停止させた後、前記地震感知器の
検出値に応じて復帰運転または運転休止を行なう地震時
運転制御手段と、前記地震感知器の動作回数を積算する
地震発生回数積算手段と、前記地震感知器の検出値が復
帰運転可能レベルであり、かつ、前記地震発生回数積算
手段による所定時間内の積算値が所定回数以上であると
き、最寄階停止後の運転を低速または休止に切替える地
震時運転切替手段とから構成したものである。
【0007】
【作用】本発明においては、地震感知器が地震を検出す
ると地震時運転制御手段が一旦エレベータかごを最寄階
に停止させる。このとき、地震感知器の検出値が復帰運
転可能レベルであり、かつ、地震発生回数積算手段によ
って積算された所定時間内の積算値が所定回数以上の場
合は、地震時運転切替手段が群発地震として最寄階停止
後の運転を低速または休止に切替えるので、大規模地震
に備えることができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1及び図2に基
づいて説明する。図1及び図2は本発明の一実施例によ
るエレベータの地震時運転装置の要部を示す回路図であ
る。図において、(+)、(−)は直流電源、1aは地
面波に即応して閉成する地震感知器の常開接点、2は地
震時運転指令リレー、3は地震感知器の常開接点1aに
応動して最初の付勢信号入力後所定時間満了すると端子
「Q」より信号出力するタイマー、4はタイマー3の出
力端子「Q」からの出力信号に応動して地震感知器の常
開接点1aの動作回数を最初の付勢信号から所定時間積
算し、動作回数の積算値が所定値以上になると端子「Q
」より信号出力する地震発生回数積算器、5は地震発生
回数積算器4の出力信号により付勢し、リセットスイッ
チ6により消勢する地震時低速運転指令リレーである。
【0009】7aは任意階の昇り方向乗場釦が押された
とき付勢する昇り方向乗場呼び登録リレーの常開接点、
8aは任意階の降り方向乗場釦が押されたとき付勢する
降り方向乗場呼び登録リレーの常開接点、9aは任意階
のかご内行先釦が押されたとき付勢するかご呼び登録リ
レーの常開接点、10aは昇り方向走行中付勢している
昇り方向走行検出リレーの常開接点、11aは降り方向
走行中付勢している降り方向走行検出リレーの常開接点
、12aは乗場呼びまたはかご呼びに応答し、エレベー
タかごが目的階に接近して停止決定位置に到達したとき
閉成する停止決定用常開接点、14はエレベータかごが
目的階に接近し、停止決定用常開接点12aが閉成する
と付勢する停止決定指令リレーである。
【0010】15a〜15cは昇り方向起動要求リレー
の常開接点、16a〜16cは降り方向起動要求リレー
の常開接点、17a、17bはエレベータ扉の戸閉指令
リレーの常開接点、18は地震時低速運転指令リレー5
が消勢しているとき、昇り方向起動要求リレーの常開接
点15aまたは降り方向起動要求リレーの常開接点16
aが閉成すると付勢する高速自動起動要求リレー、19
は地震時低速運転指令リレー5が付勢しているとき、昇
り方向起動要求リレーの常開接点15bまたは降り方向
起動要求リレーの常開接点16bが閉成すると付勢する
低速自動起動要求リレーである。
【0011】20a、20bはエレベータ扉が全閉した
ことを検出すると閉成する戸全閉検出用常開接点、21
a、21bは高速自動起動要求リレー18または低速自
動起動要求リレー19が付勢すると付勢し、目的階に停
止してエレベータの駆動部を制動すると付勢する起動指
令リレー(図示せず)の常開接点、22は高速自動起動
要求リレー18の常開接点18bまたは低速自動起動要
求リレー19の常開接点19bが閉成し、昇り方向起動
要求リレーの常開接点15cが閉成して戸全閉検出用常
開接点20aが閉成すると付勢し、起動指令リレーの常
開接点21aが開放すると消勢する昇り方向走行指令リ
レー、23は高速自動起動要求リレー18の常開接点1
8cまたは低速自動起動要求リレー19の常開接点19
cが閉成し、降り方向起動要求リレーの常開接点16c
が閉成して、戸全閉検出用常開接点20bが閉成すると
付勢し、起動指令リレーの常開接点21bが開放すると
消勢する降り方向走行指令リレーである。
【0012】次に、上記のように構成された本実施例の
エレベータの地震時運転装置の動作を説明する。今、エ
レベータが任意階の乗場呼びに応答して昇り方向に走行
中、上記乗場呼び階に接近し、停止決定位置に到達した
ものとすると、昇り方向乗場呼び登録リレーの常開接点
7a及び昇り方向走行検出リレーの常開接点10aが閉
成しており、停止決定用常開接点12aが閉成するので
、電源(+)−常開接点7a−常開接点10a−常開接
点12a−停止決定指令リレー14−電源(−)の回路
により停止決定指令リレー14が付勢する。エレベータ
が乗場呼び登録階に停止し、起動指令リレーの常開接点
21aが開放すると、この状態では昇り方向起動要求リ
レー22は消勢しており、電源(+)−常開接点21a
−常開接点22a−昇り方向走行指令リレー22−電源
(−)の回路により昇り方向走行指令リレー22は消勢
する。
【0013】なお、任意階の乗場呼びに応答して降り方
向に走行中、或いは、かご呼びに応答して走行中呼び登
録階に停止する場合も同様に停止決定指令リレー14が
付勢し、降り方向走行指令リレー23が消勢する。
【0014】ところで、エレベータが任意階の乗場呼び
に応答して昇り方向に走行中、地震が発生すると、その
地震規模が「特低」設定値の地震感知器は作動し、「低
」以上の設定値の地震感知器が作動しないようなレベル
、即ち、下位レベルの場合には、地震感知器の常開接点
1aが閉成し、電源(+)−常開接点1a−地震時運転
指令リレー2−電源(−)の回路により地震時運転指令
リレー2が付勢する。地震時運転指令リレー2が付勢し
てエレベータが走行中に最寄の階に接近し、停止決定位
置に到達すると、電源(+)−常開接点2a−常開接点
12a−停止決定指令リレー14−電源(−)の回路に
より停止決定指令リレー14が付勢する。そして、最寄
階に停止すると、エレベータかご内の乗客は乗場に脱出
することができる。
【0015】次に、地震解消後、地震感知器をリセット
するなどにより再度昇り方向起動要求リレーの常開接点
15aが閉成すると、このときは、昇り方向走行指令リ
レー22と降り方向走行指令リレー23は消勢しており
、また、戸閉指令リレーの常開接点17aが閉成してい
れば、電源(+)−常開接点15a−常閉接点22d−
常閉接点23d−常開接点17a−常閉接点5c−高速
自動起動要求リレー18−電源(−)の回路により高速
自動起動要求リレー18が付勢する。そして、高速自動
起動要求リレー18の常開接点18bが閉成し、エレベ
ータ扉が全閉していることを検出すると、電源(+)−
常開接点18b−常開接点15c−常開接点20a−昇
り方向走行指令リレー22−電源(−)の回路により昇
り方向走行指令リレー22が付勢し、高速自動運転によ
る平常運転に復帰される。なお、昇り方向走行指令リレ
ー22の付勢によりその常閉接点22dが開放し、電源
(+)−常開接点15a−常閉接点22d−常閉接点2
3d−常開接点17a−常閉接点5c−高速自動起動要
求リレー18−電源(−)の回路により高速自動起動要
求リレー18は消勢しようとするが、常開接点22bが
閉成し、電源(+)−常開接点22b−常開接点18a
−常開接点17a−常閉接点5c−高速自動起動要求リ
レー18−電源(−)の自己保持回路により高速自動起
動要求リレー18は付勢し続ける。
【0016】上記は通常の単発地震であって「特低」設
定値の地震感知器が作動した復帰運転可能な下位レベル
の場合について説明した。次に、地震発生後継続して下
位レベルの地震が頻発する群発地震の場合、即ち、大規
模地震の可能性が高い場合の動作について説明する。 今、エレベータが任意階の乗場呼びに応答して昇り方向
に走行中、下位レベル程度の地震が発生すると、地震感
知器の常開接点1aが閉成する。すると、タイマー3と
地震発生回数積算器4とにより最初の地震発生から所定
時間満了するまでの地震発生回数をカウントする。そし
て、発生回数が予め設定された設定値以上になると、地
震発生回数積算器4の端子「Q」より信号出力する。地
震発生回数積算器4の出力信号により、電源(+)−常
開接点1a−タイマー3−地震発生回数積算器4−地震
時低速運転指令リレー5−電源(−)の回路により地震
時低速運転指令リレー5が付勢する。このとき、電源(
+)−リセットスイッチ6−常開接点5a−地震時低速
運転指令リレー5−電源(−)の自己保持回路によりリ
セットスイッチ6を開放するまで地震時低速運転指令リ
レー5は付勢し続ける。そして、上述の通り地震時運転
指令リレー2は付勢しているので、電源(+)−常開接
点2a−常開接点12a−停止決定指令リレー14−電
源(−)の回路により停止決定指令リレー14は付勢し
、最寄階に停止する。
【0017】このようにして、一旦最寄階に停止し、乗
客を安全に開放した後、昇り方向起動要求リレーの常開
接点15bが閉成すると、地震時低速運転指令リレー5
が付勢しているので、電源(+)−常開接点15b−常
閉接点22e−常閉接点23e−常開接点17b−常開
接点5b−低速自動起動要求リレー19−電源(−)の
回路により低速自動起動要求リレー19が付勢する。こ
のとき、高速自動起動要求リレー18は常閉接点5cが
開放しているので、付勢しない。続いて、低速自動起動
要求リレー19の常開接点19bが閉成し、エレベータ
扉が全閉していることを検出すると、電源(+)−常開
接点19b−常開接点15c−常開接点20a−昇り方
向走行指令リレー22−電源(−)の回路により昇り方
向走行指令リレー22が付勢し、低速自動運転による地
震時運転に切替わる。なお、昇り方向走行指令リレー2
2の付勢によりその常閉接点22eが開放し、電源(+
)−常開接点15b−常閉接点22e−常閉接点23e
−常開接点17b−常開接点5b−低速自動起動要求リ
レー19−電源(−)の回路により低速自動起動要求リ
レー19は消勢しようとするが、常開接点22cが閉成
し、電源(+)−常開接点22c−常開接点19a−常
開接点17b−常開接点5b−低速自動起動要求リレー
19−電源(−)の自己保持回路により低速自動起動要
求リレー19は付勢し続ける。このようにして、昇り方
向に向かって低速度走行を開始し、地震が解消するまで
乗場呼びまたはかご呼びに応えて慎重運転によるサービ
スを行なう。
【0018】なお、上記は昇り方向に走行中に地震に遭
遇した場合を示しているが、降り方向に走行中に地震が
発生した場合も同様にして一旦最寄階に停止した後、降
り方向起動要求リレーの常開接点16bが閉成すること
により低速自動起動要求リレー19及び降り方向走行指
令リレー23が付勢されて降り方向に向かって低速運転
を開始する。また、群発地震の規模が地震感知器の設定
値として「特低」ではなく「低」以上、即ち、中位以上
のレベルの場合には、地震感知器の常開接点1aは閉成
しないため、低速運転は行なわれず、一旦運転休止させ
てエレベータの専門技術者による点検を行なった後、平
常運転に復帰される。
【0019】このように、上記実施例のエレベータの地
震時運転装置は、常開接点1aを介した地震感知器との
連動により停止決定指令リレー14等によってエレベー
タかごを最寄階に停止させた後、前記地震感知器の検出
値に応じて高速自動起動要求リレー18等による復帰運
転または運転休止を行なう地震時運転制御手段と、前記
地震感知器の動作回数を積算するタイマー3及び地震発
生回数積算器4とからなる地震発生回数積算手段と、前
記地震感知器の検出値が復帰運転可能レベルであり、か
つ、前記地震発生回数積算手段による所定時間内の積算
値が所定回数以上になったとき、地震時低速運転指令リ
レー5、低速自動起動要求リレー19等によって低速運
転に切替える地震時運転切替手段とから構成したもので
ある。
【0020】したがって、上記実施例によれば、地震感
知器が地震を検出すると、地震時運転制御手段が一旦エ
レベータかごを最寄階に停止させるので、乗客は安全に
最寄階に開放される。そして、このときの地震感知器の
検出値が復帰運転可能な下位レベルであり、かつ、地震
発生回数積算手段によって積算された所定時間内の積算
値が所定回数以上の場合は、地震時運転切替手段が群発
地震として一旦停止後の運転を低速に切替える。このた
め、低速度走行による慎重運転によって、大規模地震に
備えた安全の確保と機器の損傷防止を図りつつ、専門技
術者による点検が行なわれるまでの長時間運転休止によ
るサービスの低下を防止することができる。
【0021】ところで、上記実施例は、地震発生回数積
算器4の積算値が所定時間内に所定値以上になるとエレ
ベータを低速度運転に切替えているが、本発明を実施す
る場合には、これに限定されるものではなく、単発地震
と同様に、最寄階に救出運転した後は、専門技術者によ
る点検が完了するまで停止させるようにしてもよい。停
止に切替えた場合には、エレベータサービスの低下は免
れないが、確実に安全を確保することができる。また、
地震発生回数積算器4の積算値が所定時間内に所定値以
上になったとき、群発地震発生の旨の報知、表示を行な
う手段を乗場、かご内或いはその他の場所に設けてもよ
い。更に、上記実施例の地震時低速運転指令リレー5の
自己保持回路は、リセットスイッチ6により人為的に開
放するようにしているが、本発明を実施する場合には、
これに限定されるものではなく、地震発生回数積算器4
の積算値が所定時間内に所定値以下になったことを検出
したときに自動的に開放するようにしてもよい。
【0022】
【発明の効果】以上のように、本発明のエレベータの地
震時運転装置は、地震感知器との連動によりエレベータ
かごを最寄階に停止させた後、前記地震感知器の検出値
に応じて復帰運転または運転休止を行なう地震時運転制
御手段と、前記地震感知器の動作回数を積算する地震発
生回数積算手段と、前記地震感知器の検出値が復帰運転
可能レベルであり、かつ、前記地震発生回数積算手段に
よる所定時間内の積算値が所定回数以上であるとき、最
寄階停止後の運転を低速または休止に切替える地震時運
転切替手段とから構成したものである。したがって、地
震が発生したとき、地震感知器の検出値が下位レベルで
あり、かつ、地震発生回数積算手段によって積算された
所定時間内の積算値が所定回数以上の場合は、地震時運
転切替手段が群発地震として最寄階停止後の運転を低速
または休止に切替えるので、大規模地震の発生に備える
ことができ、より適切かつ安全な地震時管制運転を行な
うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるエレベータの地震時運
転装置の要部を示す回路図である。
【図2】図1と同じく本発明の一実施例によるエレベー
タの地震時運転装置の要部を示す回路図である。
【図3】図3は従来の地震時管制運転の動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1a        地震感知器の常開接点3    
      タイマー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  地震感知器との連動によりエレベータ
    かごを最寄階に停止させた後、前記地震感知器の検出値
    に応じて復帰運転または運転休止を行なう地震時運転制
    御手段と、前記地震感知器の動作回数を積算する地震発
    生回数積算手段と、前記地震感知器の検出値が復帰運転
    可能レベルであり、かつ、前記地震発生回数積算手段に
    よる所定時間内の積算値が所定回数以上であるとき、最
    寄階停止後の運転を低速または休止に切替える地震時運
    転切替手段とを具備することを特徴とするエレベータの
    地震時運転装置。
JP12586691A 1991-05-29 1991-05-29 エレベータの地震時運転装置 Pending JPH04350074A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006097999A1 (ja) * 2005-03-15 2006-09-21 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータの制御装置
JP2007204223A (ja) * 2006-02-02 2007-08-16 Hitachi Ltd エレベーターの管制運転装置及び管制運転方法

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WO2006097999A1 (ja) * 2005-03-15 2006-09-21 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha エレベータの制御装置
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