JP2007204223A - エレベーターの管制運転装置及び管制運転方法 - Google Patents

エレベーターの管制運転装置及び管制運転方法 Download PDF

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Abstract

【課題】ロープの揺れによる事故のおそれのある小さくても長周期の振動を、簡単かつ経済的に検知し、安全確実なエレベーターの管制運転を実現する。
【解決手段】建築物内の既存の振動検出器17を用いて振動の大きさを3レベルで感知し、第1〜3の振動検出信号101〜103をエレベーター制御装置16へ伝える。エレベーター制御装置は、大きな振動を検知した第2,3の振動検出信号102,103を受け取ったときは、無条件に第2,3の管制運転を実行する。他方、小さな振動を検知した第1の振動検出信号101を受け取った場合、設定時間を超えて再び第1の振動検出信号101を受け取ることによって、長周期振動であると判定し、第1の管制運転を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は、地震や風などによる建築物の振動を感知して、エレベーターの適切な管制運転を行うエレベーターの管制運転装置及び管制運転方法に関する。
従来、地震等の振動によるエレベーターの管制運転は、建築物に設置してある地震感知器を用いて行っており、地震感知器は、ある設定値以上の建築物の振動加速度を感知すると、信号をエレベーター制御装置へ発信している。ところが、特許文献1に開示されているように、従来の設定による地震感知器が動作しない低レベルの振動であっても、ある範囲の長周期振動が発生すると、エレベーターのロープの振れによる事故の危険があった。そこで、特許文献1では、振動加速度の極性が正から負へ、又は負から正へ反転するまでの時間から振動周期を検出し、長周期振動を検出した場合に管制運転を行っている。
特開平1−303280号公報(全体)
しかし、特許文献1の技術では、振動加速度の極性が正から負へ、又は負から正へ反転するまでの時間から振動周期を検出している。このため、通常、エレベーターに使用されている、振動加速度があるレベルを超えたとき信号を出力するだけの振動検出器では対応できず、新たな振動検出器を用意するか、既存の振動検出器に改造を加える必要があった。
本発明の目的は、既存の振動感知器を用いても長周期振動を検出し、エレベーターを安全確実に管制運転させることのできるエレベーターの管制運転装置及び管制運転方法を提供することである。
本発明の望ましい実施態様においては、地震や風などによる建築物の振動加速度が設定値を超えたとき信号を出力する振動検出器と、この振動検出器の出力信号を入力して管制運転を行う制御装置を備えたエレベーターの管制運転装置において、前記振動検出器を、前記振動加速度が、第1の設定値を超える振動加速度を検出したとき、第1の振動検出信号を前記エレベーター制御装置に出力するようにし、前記エレベーター制御装置は、前記第1の振動検出信号を第1の設定時間内に第2の設定時間以上の間隔で入力したとき、第1の管制運転を実行するようにしたことを特徴とする。
また、本発明の他の望ましい実施態様においては、前記振動検出器は、前記振動加速度が、第1〜第3の大きさの異なる設定値を超える振動加速度を検出したとき、第1〜第3の振動検出信号を前記エレベーター制御装置に出力するものであり、前記エレベーター制御装置は、前記第1の振動検出信号を第1の設定時間内に第2の設定時間以上の間隔で入力したとき、第1の管制運転を実行する手段と、前記第2及び第3の振動検出信号を入力したとき、それぞれ第2及び第3の管制運転を実行する手段を備えたことを特徴とする。
さらに、本発明の他の望ましい実施態様においては、前記第1の振動検出信号を第1の設定時間内に第2の設定時間以上の間隔で入力し、これを第3の設定時間以内に複数回入力したとき、前記第1の管制運転を実行する手段を備えたことを特徴とする。
本発明の望ましい実施態様においては、特別な機器を使用せずに既存の振動検出器を用いることができるため、安価で容易に、安全確実なエレベーターの管制運転装置又は管制運転方法を実現することができる。
本発明のその他の目的と特徴は、以下に述べる実施態様の中で明らかにする。
本発明の望ましい実施態様においては、既存の振動検出器を用いて長周期振動を感知し、エレベーターを管制運転させる。
ここで、一般には、地震感知器と呼ばれるものは、地震に限らず建物の振動加速度を検出しており、このような意味において、以下では、振動検出器と呼ぶこととする。この振動検出器は、振動加速度の大きさに応じた検出レベルの設定が可能であり、設定値を超える振動加速度を振動検出器が感知した場合、エレベーターへ信号を発信する。ただし、振動検出器は、振動加速度が設定値を越えたことのみを感知しているため、長周期振動のように周期を考慮した信号を発信することはできない。
そこで、本発明の一実施例においては、振動検出器から発信される信号の回数と時間を用いて、長周期振動の発生を判断する。
図1は、本発明の一実施例によるエレベーターの管制運転装置の全体構成図である。建築物の昇降路内において、エレベーター乗りかご11とつり合いおもり12が、ロープ13によりシーブ14に巻きかけられている。シーブ14は、モータ15によって回転駆動され、これらのロープ運動系を駆動する。モータ15は、エレベーター制御装置16内のインバータから給電され、前記乗りかご11を走行させる。
昇降路上部又は下部の少なくとも一方には、振動検出器17が配置され、地震や風などによる建築物の振動加速度の大きさを感知し、設定値以上の振動加速度であれば、前記エレベーター制御装置16へ信号101〜103を発信する。この振動検出器17は、通常、エレベーター用の地震感知器として用いられているもので、建築物の振動加速度が設定値を越えたとき信号を発するものである。
この実施例では、振動加速度に、第1〜第3の3レベルの設定値を設け、それぞれの設定値を超えたとき、第1〜第3の信号101〜103をエレベーター制御装置16へ出力する。第1の設定値は「特低」と呼び、30gal以下であることが望ましいが、この実施例では、10galに設定したものとする。これを超えただけでは、管制運転を必要とせず、長周期の振動であるときだけ、第1の管制運転を実行することが望ましい設定値である。第1の管制運転とは、ロープ13の揺れに伴う事故を防止するものであり、振動を所定時間継続して検出しなければ、運転を再開させることもできる。次に、第2の設定値は「低」と呼び、60galに設定され、これを超えれば、第2の管制運転を必要とする。第2の管制運転は、エレベーターを一旦停止させ、その後、振動を検出しないことを確認して、エレベーターを最寄階まで運転して停止させ、乗客を脱出させ、休止させる。その後、保守員による点検によって、異常がないことを確認して、平常運転に復帰させる。第3の設定値は「高」と呼び、100galに設定され、これを超えれば、第3の管制運転を必要とする。第3の管制運転は、エレベーターを停止させ、保守員の検査により、安全を確認するまで運転を開始させない。もちろん、これらの管制運転には、事情に応じた多くの変更が可能である。
次に、長周期振動を既存の振動検出器を用いて感知し、エレベーターを管制運転させる流れを図2と図3を用いて説明する。
図2は、本発明の一実施例によるエレベーターの管制運転装置におけるエレベーター制御装置16での処理フロー図である。
図2において、ステップ201でエレベーターが平常運転中に、ステップ202で大きな第3レベル、例えば100galの振動加速度を検出したときの第3の振動検出信号103の受信の有無を確認する。第3の振動検出信号103を受信しておれば、ステップ203に進んで、無条件でエレベーターに第3の管制運転を実行させる。この場合は、非常に大きな地震を観測しており、ここでの第3の管制運転とは、前述したように、エレベーターを即刻無条件で停止させ、保守員の検査により、安全を確認するまでは運転を休止させることが望ましい。
次に、第3の振動検出信号103を受信していなければ、ステップ204で、2番目に大きな第2レベル、例えば、60galの振動加速度を検出したときの第2の振動検出信号102の受信の有無を確認する。第2の振動検出信号102を受信しておれば、ステップ205に進んで、これまた無条件でエレベーターに第2の管制運転を実行させる。第2の管制運転とは、前述したように、例えば、エレベーターを一旦停止させ、その後、振動を検出しないことによって地震の収まりを確認して、エレベーターを最寄階まで運転して停止させ、乗客を脱出させ、休止させる。その後、保守員による安全確認後、平常運転を再開させる。
次に、第2の振動検出信号102を受信していなければ、ステップ206で、比較的小さな第1レベル、例えば、10galの振動加速度を検出したときの第1の振動検出信号101の受信の有無を確認する。第1の振動検出信号101を受信していなければ、ステップ201の平常運転へ戻る。一方、第1の振動検出信号101を受信しておれば、ステップ207に進んで、受信した第1の振動検出信号101が、第1の設定時間T1内で2度目の受信信号であるか否かを確認する。2度目の受信信号でなければ、ステップ201の平常運転へ戻る。2度目の受信信号であれば、ステップ208に進んで、2つの受信信号の間隔T、すなわち、その振動加速度の半周期は、第2の設定時間T2より長いか否かを確認する。第2の設定時間T2以上でなければ、ステップ201の平常運転へ戻る。第2の設定時間T2以上であれば、長周期振動であると判断して、ステップ209に進んで第1の管制運転を実行させる。第1の管制運転とは、前述したように、ロープ13の揺れに伴う事故を防止するものであり、振動を所定時間継続して検出しなければ、運転を再開させることができる。
図3は、本発明の一実施例によるエレベーターの管制運転装置における動作タイムチャートである。ここでは、大きな振動加速度301、中程度の振動加速度302、及び比較的小さな振動加速度303が検出された場合について説明する。振動検出器17は、例えば100galの大きな第3の設定値304、60galの中程度の第2の設定値305、及び10galの小さな第1の設定値306を持っている。したがって、振動検出器17は、これらの第3〜第1の設定値を超える振動加速度を検出したとき、それぞれ、振動検出信号103,102、及び101を出力する。
地震による大きな振動加速度301を観測した場合、振動検出器17は、点307で第3の振動検出信号103を発生し、エレベーター制御装置16へ送信する。エレベーター制御装置16は、振動検出信号103を第3の管制運転指令とみなし、前述したように、無条件でエレベーターに第3の管制運転を実行させる。
次に、地震による中程度の振動加速度302を観測した場合、振動検出器17は、点308で第2の振動検出信号102を発生し、エレベーター制御装置16へ送信する。エレベーター制御装置16は、受け取った振動検出信号102を第2の管制運転指令とみなし、これまた無条件で、エレベーターに第2の管制運転を実行させる。
最後に、地震による小さな振動加速度303を観測した場合、振動検出器17は、点309で第3の振動検出信号101を発生する。しかし、前述したように、この振動検出信号101は2度目の受信信号ではなく、ここでは、平常運転へ戻る。その後、点310において再び振動検出信号101を発生し、これをエレベーター制御装置16が受信すると、2つの受信信号の間隔は第2の設定時間よりも長いか否かを確認する。第2の設定時間以上でなければ、平常運転へ戻るが、第2の設定時間以上であれば、長周期振動であると判断して、長周期振動検出信号311により、第1の管制運転を実行する。第1の管制運転とは、前述したように、ロープ13の揺れに伴う事故を防止するものであり、一旦エレベーターを停止させ、その後、振動を所定時間継続して検出しなければ、運転を再開させることもできる。
長周期振動の周期は、およそ3秒〜数十秒程度であり、第1の設定時間は、長周期振動周期の半分として7秒程度に設定される。この時間内に、振動検出器17がもう一度、信号101を発信した場合、その半周期が、第2の設定時間以上、すなわち長周期振動であるか否かを判定している。振動の周期が、およそ3秒〜数十秒の周期であれば、エレベーターを最寄階に着床させ、あるいはエレベーターを停止させる等の管制運転を行う。
この実施例によれば、特別な機器を使用せずに、既存の振動検出器を用いて、安価で容易に、長周期振動を検出し、安全に管制運転を実行することができる。
次に、長周期振動における周期を複数回検出しエレベーターを管制運転させる流れを、図4及び図5を用いて説明する。
図4は、本発明の第2の実施例によるエレベーターの管制運転装置におけるエレベーター制御装置16での処理フロー図である。この図が図2と異なるところは、ステップ208とステップ209の間に、ステップ401を挿入したことである。その他は、図2と同じであり重複説明は避ける。この実施例においては、1度だけの長周期の存在で長周期振動とは判定せず、所定時間以内に2回の長周期の存在を検出したとき長周期振動と判定し、誤検出を防止して、信頼性の高いエレベーターの管制運転を実現している。
さて、図2で説明したように、ステップ208で、2つの受信信号の間隔、すなわち、その半周期が、第2の設定時間以上であるか否かを確認する。第2の設定時間以上でなければ、ステップ201の平常運転へ戻る。第2の設定時間以上であれば、これら2つの検出点間は長周期であると判断するところまで、第1の実施例と同じである。
ここで、この実施例においては、1度の長周期の検出だけでなく、第3の設定期間内に2度目の長周期の検出がなされるか否かをステップ401にて判定している。そして、第3の設定期間内に2度目の長周期の検出がないときは、ステップ201の平常運転に戻る。2度目の長周期の検出がなされたときだけ、長周期振動であると判断して、第1の管制運転を実行する。
図5は、本発明の第2の実施例によるエレベーターの管制運転装置の動作タイムチャートである。振動検出器17が、比較的小さい振動加速度501を検出し、点502で第1の振動検出信号503を、エレベーター制御装置16へ送信する。次いで、第1の設定時間T1以内の点504で再び第1の振動検出信号505をエレベーター制御装置16へ送信する。このとき、半周期の間隔Tは、第2の設定時間T2よりも長い。すなわち、長周期振動の可能性がある。しかし、ここでは、まだ、長周期振動とは判定せず、第3の設定時間T3内での再発を監視する。
図示した例では、点506において第1の振動検出信号507を、点508において第1の振動検出信号509を受信する。したがって、これら第1の振動検出信号507と509の間隔によって、第3の設定時間T3内での長周期の再発を確認でき、確実に長周期振動を検出し、長周期振動検出信号510により第1の管制運転を実行することができる。
この実施例では、長周期振動の1/2周期Tを、第3の設定時間T3内に2回検出した場合に、第1の管制運転を行うようにしたが、2回に限らず3回以上で検出することもできる。但し、地震に伴う管制運転として、速やかな管制運転による安全性と、誤検知の少ない確実性とを両立させるためには、上記実施例のように、2回とすることが望ましい。
また、複数回の長周期を検出するようにしたが、振動の複数周期の平均値が、長周期振動の周期である3秒〜数十秒程度の周期であることを検出して、エレベーターに第1の管制運転を実行させることもできる。
以上の本発明の実施例によれば、複数回の信号で管制運転を行うため、振動検出器の設定値を低くした場合においても、頻繁にエレベーターが管制運転を行うことは無く、適切な管制運転を行うことが可能である。また、複数回の信号で振動の周期を判断するため、データの信頼性が向上し、感知できない振動が長周期振動内にあったとしても、確実にエレベーターの管制運転を行うことが可能である。
本発明の一実施例によるエレベーターの管制運転装置の全体構成図。 本発明の第1の実施例によるエレベーター制御装置での処理フロー図。 本発明の第1の実施例によるエレベーター管制運転装置の動作タイムチャート。 本発明の第2の実施例によるエレベーター制御装置での処理フロー図。 本発明の第2の実施例によるエレベーター管制運転装置の動作タイムチャート。
符号の説明
11…乗りかご、12…つり合いおもり、13…ロープ、14…シーブ、15…モータ、16…エレベーター制御装置、17…振動検出器、301〜303,501…地震や風などにより発生した建築物の振動加速度、304〜306…振動検出器のレベル設定値、101〜103,503,505,507,509…振動検出器からエレベーターへ発信される振動検出信号。

Claims (13)

  1. 建築物の振動加速度が設定値を超えたとき信号を出力する振動検出器と、この振動検出器の出力信号を入力して管制運転を行う制御装置を備えたエレベーターの管制運転装置において、前記振動検出器は、前記振動加速度が、第1の設定値を超える振動加速度を検出したとき、第1の振動検出信号をエレベーター制御装置に出力するものであり、前記エレベーター制御装置は、前記第1の振動検出信号を第1の設定時間内に第2の設定時間以上の間隔で入力したとき、第1の管制運転を実行する手段を備えたことを特徴とするエレベーターの管制運転装置。
  2. 建築物の振動加速度が設定値を超えたとき信号を出力する振動検出器と、この振動検出器の出力信号を入力して管制運転を行う制御装置を備えたエレベーターの管制運転装置において、前記振動検出器は、前記振動加速度が、第1〜第3の大きさの異なる設定値を超える振動加速度を検出したとき、それぞれ第1〜第3の振動検出信号をエレベーター制御装置に出力するものであり、前記エレベーター制御装置は、前記第1の振動検出信号を第1の設定時間内に第2の設定時間以上の間隔で入力したとき、第1の管制運転を実行する手段と、前記第2及び第3の振動検出信号を入力したとき、それぞれ第2及び第3の管制運転を実行する手段を備えたことを特徴とするエレベーターの管制運転装置。
  3. 請求項1又は2において、前記エレベーター制御装置は、前記第1の振動検出信号を第1の設定時間内に第2の設定時間以上の間隔で入力し、これを第3の設定時間以内に複数回入力したとき、前記第1の管制運転を実行する手段を備えたことを特徴とするエレベーターの管制運転装置。
  4. 請求項1又は2において、前記エレベーター制御装置は、前記第1の振動検出信号を第1の設定時間内に第2の設定時間以上の間隔で入力し、これを第3の設定時間以内に2回入力したとき、前記第1の管制運転を実行する手段を備えたことを特徴とするエレベーターの管制運転装置。
  5. 請求項1〜4のいずれかにおいて、前記振動検出器は、前記振動加速度が設定値を超える度に、所定時間幅のパルス出力を発生するように構成したことを特徴とするエレベーターの管制運転装置。
  6. 請求項1〜5のいずれかにおいて、第1の設定時間内に第2の設定時間以上の間隔で入力する前記第1の振動検出信号は、周期が3秒〜数十秒に相当する長周期振動となるように設定したことを特徴とするエレベーターの管制運転装置。
  7. 請求項1〜6のいずれかにおいて、前記振動検出器は、10〜30galの第1の設定値を超える振動加速度を検出したとき、第1の振動検出信号を前記エレベーター制御装置に出力するように構成したことを特徴とするエレベーターの管制運転装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかにおいて、前記第1の管制運転は、エレベーターを停止させ、その後、最寄階へ着床させる管制運転であることを特徴とするエレベーターの管制運転装置。
  9. 請求項1〜7のいずれかにおいて、前記第1の管制運転は、エレベーターを停止させ、その後、前記エレベーターをつり合いおもりから遠ざかる方向の最寄階へ着床させる管制運転であることを特徴とするエレベーターの管制運転装置。
  10. 請求項1〜7のいずれかにおいて、前記第1の管制運転は、エレベーターを停止させ、その後、前記エレベーターを最下階から最上階へ往復させる運転を含むことを特徴とするエレベーターの管制運転装置。
  11. 地震や風などによる建築物の振動加速度が設定値を超えたとき信号を出力する振動検出器の出力信号に基づいて管制運転を行うエレベーターの管制運転方法において、前記振動検出器によって、前記振動加速度が、第1の設定値を超える振動加速度を検出したとき、第1の振動検出信号をエレベーター制御装置に入力し、前記エレベーター制御装置は、前記第1の振動検出信号を第1の設定時間内に第2の設定時間以上の間隔で入力したとき、第1の管制運転を実行することを特徴とするエレベーターの管制運転方法。
  12. 地震や風などによる建築物の振動加速度が設定値を超えたとき信号を出力する振動検出器の出力信号を入力して管制運転を行うエレベーターの管制運転方法において、前記振動検出器によって、前記振動加速度が、第1〜第3の大きさの異なる設定値を超える振動加速度を検出したとき、それぞれ第1〜第3の振動検出信号をエレベーター制御装置に入力し、前記エレベーター制御装置は、前記第1の振動検出信号を第1の設定時間内に第2の設定時間以上の間隔で入力したとき、第1の管制運転を実行し、前記第2及び第3の振動検出信号を入力したとき、それぞれ第2及び第3の管制運転を実行することを特徴とするエレベーターの管制運転方法。
  13. 請求項11又は12において、前記エレベーター制御装置は、前記第1の振動検出信号を第1の設定時間内に第2の設定時間以上の間隔で入力し、これを第3の設定時間以内に複数回入力したとき、前記第1の管制運転を実行することを特徴とするエレベーターの管制運転方法。
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