JPS6155078A - エレベ−タの地震管制運転装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明はエレベータ−の地震管制運転装置の改良に関す
る。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

地震が発生した際のエレベータ運転の管制トす、所定レ
ベル例えば８０　ｇａｌ！　以上の振動により動作する
第１の感知器と、それよりも大きなレベル例えば１５０
　ｇａｅ以上の撮動により動作する第２の感知器とを設
け、第２の感知器が動作したとき、即ち地震の震度レベ
ルが大きいときは、エレベータを階床位置に停止させて
運転を休止し、専門技術者による点検を受けだのち；こ
エレベータの運転を再開させる様にしている。ｉ　ｆｃ
第２の感知器が動作せずに第１の感知器が動作した場合
）はエレベータを階床位置に停止させ、その後例えば監
視盤等に設置したスイッチに上りエレベータの運弓云を
朽開させるか、また［ま第１の感知器が前記所定レベル
以、上の振動をゼ・Ｉ出してから一定時間経過した後に
第１の感知器をリセットし自動的にエレベータの運転を
再開させる様にしている。しかし前者の監視盤等に設置
されたスイッチにより運転を再団させる方式はエレベー
タ管理者の手をわずられせることになり、また後者の方
式は第１の感知器をリセットする時点において、第１の
感知器の検出レベルより低い地震が継続している可能性
もあり、 吊りロープ成るいはガバナーロープ等の揺れがおさまら
ない状態で運転を再開する場合が生じ危険であ一つだ。

その例を第３図に示す地震波形により説明する。地震が
発生し時刻【ｌにおいて第１の感知器が動作しく第１の
感知器の動作レベルを８１とする）、エレベータは階床
位置に停止しかご内の乗客を降ろして待機する。この地
震波は第２の感知器の動作レベルＳ２より小さいため運
転再開が可能である。したがって一定時間（ト）継過後
すなわち時刻１丁＋で第１の感知器をリセットし、運転
を再開する。しかし時刻【Ｔ、以後も地震波は継続して
おり吊りロープ成るいはガバナーロープ等の揺れもおさ
まらない状態でエレベータの運転が再開される。

〔発明の目的〕

本発明は上記の点に鑑みなされたもので、地震波および
エレベータの吊りロープあるいトよガバナーロープ等の
揺れが十分に治った後に自動的にエレベータの運転を再
開する安全性の高いエレベータの地震管制運転装置を提
供する。

〔発明の概要〕

本発明は、第１の感知器か動作するとエレベータを最寄
階に停止させ、同時に第１の感知器をリセットする。そ
の後地震波が第１の感知器の動作レベル以上の大きさで
ある間は、第１の感知器はセット・リセットを繰返し、
最後にセットされた時から一定時間を計数し、この一定
時間の計数を完了した時点で前記第１の感知器の動作レ
ベルより高い動作レベルの第２の感知器が動作していな
いことを条件に運転を再開させることにより、上ａピロ
的を達成する。

〔発明の実施例〕

第１図１仁木発明の一実施例の構成図を示す。図中、１
　）′ｉ第１の感知器、２は第２の感゛知器で第１の感
知器より動作レベルは高く設定されている。

この２つの感知器の動作信号１ａ及び２ａはそれぞれｆ
ｆｔｌｌ　ｌ１ｇ１装置３の入力バッファ４を経由して
小形計′ｎ機５に取り込まれる。小形計算機５は速度制
菌装置７に対し停止指令７ａｔｃ出カバソフア６を経由
して発するとともに、第１の感知器１に対しリセット信
号１ｂを発する。速度制御ＸＩＩＩ速置７装巻上電動れ
篭８を駆動し、エレベータ乗りかと９を運転または停止
させる。１０はっり谷型もりである。

地ｒ、！波が第２の感知器の動作レベル以下の場合の動
作について第２図を参照しながＩ−Ｊ説明する。

第２図の時刻【、において第１の感知器が動作すると、
その信号１ａが発せられる。この信号１ａは制御装置３
の入力バッファ４に入力されたのち小形計’ｆｉ、ｊ′
Ａ５に読み込まれる。小形計ｎ機５はその中に内蔵され
ている時計をクリアし、一定時刻Ｔを計数し始める。こ
の計斂値を５Ｔとする。同時に小形計算機５トよ出カバ
ソファ６を介して速度側ｍす装置７に対し停止指令７ａ
を発する。これにより速度制仰装置７は巻上上動機８を
制御してエレベータ乗りかと９を最寄りの階（図示せず
）に停止させる。

また、小形削算Ｆ、（５は第１の感知器１に対し出力バ
ッファ６を介してリセット信号１ｂ／、発し、これをリ
セットする。

次に、第２図の時刻【＝ｔ、で再び第１の感知器１が動
作すると信号１ａが再び発せられ、小形計算機はこれを
シ′こみ込む。小形計算機５は内蔵の時計をクリアし、
再び計数を開始する。（一定時間Ｔは地震波の周波数に
対し十分大きく設定してあり、この時点で計数値５Ｔは
Ｔより小である。）したがって　ｉ１数値５Ｔは一旦零
になった後、再び増加する。同時に小形計！！機５は第
１の感知器１に対し出力バッファ６を介して、リセット
信号１ｂを発し、これをクリアする。

この一連の動作は、最後に第１の感知器１が動作する。

第２図中の時刻’＋０に達するまで、時刻ｔｓｌ　１４
１　ｔ５．　ｔ（１１ｔ、、　ｔ、、　ｔｌｌ　におい
て実施される。

時刻ｔ、。以降は第１の感知器１は動作せず、小形計＄
１　＆ｉ　ｓ　ｒこ内蔵されている時計の計算値５Ｔは
増加を絖け、時刻ｔＴ２で一定時間Ｔｆｃ計数し終る。

この時点で制御装置３は、エレベータ会平常運転に化１
日する。

本実施例（こよれば、地１メ波が第１の感知器１の動作
レベル以下になってからの一定時間を検出することが出
来、安全な状態になってからエレベータを平常運転に復
旧することが可能となる。

１台のエレベータを地震管制する場合は、そのエレベー
タが最寄階に停止した後に、址だ複数台のエレベータを
１組の感知器で地震管制する場合はその全台数のエレベ
ータが最寄階に停止した後に、始めて第１の感知器１の
リセットを開始し、その後最後に第１の感知器１が動作
してから一定時間経過したことを条件にエレベータを平
常運転１ζ復旧させても同じ効果を得ることができる。

〔発明の効果〕

以上説明した通り本発明によれば、地震波およびエレベ
ータの吊りローブあるいはガバナーローブ等の揺れが十
分に治った後に、自動的にエレベータの運転を再開する
ので、安全性の高いエレベータの地震管制運転装置を提
供することができる。

【図面の簡単な説明】

第１　ｊ’Ｊは本発明の一実施溝数図、第２図は第１図
の動作を説明するだめのタイムチャート図、第３図は従
来技術を説明するための図である。 １・・・第１の感知器 ２・・・第２の感知器 ３・・・制（財）装置 ５・・・小形計ｎ機 ７・・・速度制御装置 ８・・・巻上電動機 ９・・・エレベータ乗りかと

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定レベル以上の振動により動作するリセット可能な第
   １の感知器と、前記所定レベル以上の振動により動作す
   る第２の感知器とを備え、前記第１の感知器が動作した
   ときに乗かごを階床位置に停止させ、前記第２の感知器
   が動作した時はエレベーターの運転を休止し、第２の感
   知器が不動作の時はエレベーターの運転を再開すること
   を可能とするエレベーターの地震管制運転装置において
   、前記第１の感知器をリセットする装置と、リセット後
   一定時間第１の感知器が不感であることを検出する装置
   と、第１の感知器が一定時間不感であるときエレベータ
   の運転を再開する装置とを備えたことを特徴とするエレ
   ベーターの地震管制運転装置。