JPS5932114Y2 - コンデンサ用穴あきテ−プリ−ド - Google Patents
コンデンサ用穴あきテ−プリ−ドInfo
- Publication number
- JPS5932114Y2 JPS5932114Y2 JP13826479U JP13826479U JPS5932114Y2 JP S5932114 Y2 JPS5932114 Y2 JP S5932114Y2 JP 13826479 U JP13826479 U JP 13826479U JP 13826479 U JP13826479 U JP 13826479U JP S5932114 Y2 JPS5932114 Y2 JP S5932114Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- tape
- capacitor
- electrode
- aluminum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
- Non-Insulated Conductors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は巻回形コンデンサ素子の電極に接続されるテー
プリードの改良に関するものである。
プリードの改良に関するものである。
従来、第１図に示すようなアルミニウム線あるいは銅線
よりなる織り線リードや図示していないが、アルミニウ
ム、銅の薄板を短冊状に成形したテープリードがコンテ
゛ンサ用として多く用いられている。
よりなる織り線リードや図示していないが、アルミニウ
ム、銅の薄板を短冊状に成形したテープリードがコンテ
゛ンサ用として多く用いられている。
第１図は上述の織り線リードの１例を示すものであるが
、織り線リードは縦線１と横線２とを織り合わせ、縦線
１の一端はまとめて集束部３としている。
、織り線リードは縦線１と横線２とを織り合わせ、縦線
１の一端はまとめて集束部３としている。
コンデンサ素子の巻回中、必要な個所でこの織り線リー
ドを電極を形成するアルミニウム箔上に接触させて巻き
込むが、その際、線の端を保護するため通常アルミニウ
ム箔で保護する。
ドを電極を形成するアルミニウム箔上に接触させて巻き
込むが、その際、線の端を保護するため通常アルミニウ
ム箔で保護する。
織り線リードを用いれば、リードの線が電極にめり込む
感じで挿入されているので、接触面積が多くとれ、熱歪
も分散されるので大電流を流すことができる。
感じで挿入されているので、接触面積が多くとれ、熱歪
も分散されるので大電流を流すことができる。
このように織り線リードは優れた性質を具えているが、
製作が大量生産に適さない手工業的製品であり、時には
線が切れコンデンサ素子でフロートすることがあり、使
用にあたっては補強紙、押え箔など保護手段が必要であ
り、また形状がくずれやすく取扱いが面倒である。
製作が大量生産に適さない手工業的製品であり、時には
線が切れコンデンサ素子でフロートすることがあり、使
用にあたっては補強紙、押え箔など保護手段が必要であ
り、また形状がくずれやすく取扱いが面倒である。
これに対し、テープリードは取扱いは容易であり、織り
線リードを挿入する際のような保護手段も不用であり、
かつリード製造上も多量生産が可能なものであるが、熱
変形が生じやすく、変形を生じれば電流の流れが局部的
に集中することが問題である。
線リードを挿入する際のような保護手段も不用であり、
かつリード製造上も多量生産が可能なものであるが、熱
変形が生じやすく、変形を生じれば電流の流れが局部的
に集中することが問題である。
つまり、テープリードの電極との接触面積を大きくとっ
ても前記のことより理解されるように必ずしも大電流を
流すことはできない。
ても前記のことより理解されるように必ずしも大電流を
流すことはできない。
本考案はアルミニウムあるいは銅テープに多数の小さな
穴をあけたコンテ゛ンサ用のリードにあり、前述のよう
な従来のテープリードの欠陥を補うテープリードを提供
し、巻回形コンデンサの性能向上を計るものである。
穴をあけたコンテ゛ンサ用のリードにあり、前述のよう
な従来のテープリードの欠陥を補うテープリードを提供
し、巻回形コンデンサの性能向上を計るものである。
第２図には本考案に基づく穴あきリードのｌ実施例が示
される。
される。
本実施例ではアルミニウム板より製作されたものが使用
される。
される。
４はアルミニウムテープリードであり、５はアルミニウ
ムテープリード４にあけられた穴である。
ムテープリード４にあけられた穴である。
通常アルミニウムテープリードの場合、その厚さは０．
１〜０．２ｍｍ程度のものが多く使用される。
１〜０．２ｍｍ程度のものが多く使用される。
一つの例として穴径は１ｍｍとして穴間隔は２ｍｍにと
られている。
られている。
なお穴５はコンデンサ素子に挿入された際、電極箔と接
触する部分全体に一様にあけられる。
触する部分全体に一様にあけられる。
またテープの裁断、穴あけ等によって加工部分に生じる
かえりは、リードテープの電極よりのずれあるいは電極
との接触の際電極等をきずつけぬよう、電気化学的方法
その他で処理することが必要である。
かえりは、リードテープの電極よりのずれあるいは電極
との接触の際電極等をきずつけぬよう、電気化学的方法
その他で処理することが必要である。
アルミニウム箔を電極とし、ポリプロピレンをフィルム
としてコンデンサ素子の巻回中に本考案の穴あきテープ
リードを適宜個所で挿入し、テープリード付コンデンサ
ー素子を作製し、そのあと、乾燥処理すると、第３図の
拡大図に示すように１０μ程度の箔よりなる電極６は熱
膨張によって穴５の中に入り込み、テープリード４との
保持関係を強め、熱による変形がフィルム７、電極６に
発生しても、さきのテープリードの穴５と電極箔６の間
の保持関係を維持する力の方が強く、このような現象が
多数の各穴を中心として微少部分で一様に分散発生する
ので、そこには電極をテープリードより局部的に大きく
離間させるような歪となって現われることは極めてすく
ない。
としてコンデンサ素子の巻回中に本考案の穴あきテープ
リードを適宜個所で挿入し、テープリード付コンデンサ
ー素子を作製し、そのあと、乾燥処理すると、第３図の
拡大図に示すように１０μ程度の箔よりなる電極６は熱
膨張によって穴５の中に入り込み、テープリード４との
保持関係を強め、熱による変形がフィルム７、電極６に
発生しても、さきのテープリードの穴５と電極箔６の間
の保持関係を維持する力の方が強く、このような現象が
多数の各穴を中心として微少部分で一様に分散発生する
ので、そこには電極をテープリードより局部的に大きく
離間させるような歪となって現われることは極めてすく
ない。
また電流を流す場合、穴５の周囲は前述のように穴５と
電極６との保持関係によって面圧（接触圧）が強く、各
穴の周囲がほぼ同様に電極６と接触状態を保ち得るから
、従来の穴なしテープリードとほぼ同一接触面積を有す
るものを使用するとすれば、穴あきにもか・わらず実効
接触面積を増加さすことができ、その接触部分も全体に
分布させることができるので電流の集中も減少させるこ
とができ、局部的発熱を避けることができる。
電極６との保持関係によって面圧（接触圧）が強く、各
穴の周囲がほぼ同様に電極６と接触状態を保ち得るから
、従来の穴なしテープリードとほぼ同一接触面積を有す
るものを使用するとすれば、穴あきにもか・わらず実効
接触面積を増加さすことができ、その接触部分も全体に
分布させることができるので電流の集中も減少させるこ
とができ、局部的発熱を避けることができる。
また、実公昭３５−２６６４４号公報、蓄電器のリード
に示されるような金属箔上に突出した凸部を有するリー
ドと相違して、電極箔、誘電体を巻回してなるコンデン
サ素子に挿入されるリードとして、コンデンサ素子形状
が大きくなるのを抑えることができる。
に示されるような金属箔上に突出した凸部を有するリー
ドと相違して、電極箔、誘電体を巻回してなるコンデン
サ素子に挿入されるリードとして、コンデンサ素子形状
が大きくなるのを抑えることができる。
本考案は以上述べたように極めて簡単な構成のコンデン
サリードではあるが、特にコンデンサの性能の改善に役
立つリードということができる。
サリードではあるが、特にコンデンサの性能の改善に役
立つリードということができる。
第１図は従来の織り線リードの１例を示し、第２図は本
考案の穴あきリードの１例を示し、第３図は本考案の穴
あきリードを用いたときの説明図である。 １・・・・・・織り線リードの縦線、２・・・・・・同
横線、３・・・・・・集束部、４・・・・・・アルミニ
ウムテープリード、５・・・・・・テープリード上の穴
、６・・・・・・電極、７・・・・・・フィルム。
考案の穴あきリードの１例を示し、第３図は本考案の穴
あきリードを用いたときの説明図である。 １・・・・・・織り線リードの縦線、２・・・・・・同
横線、３・・・・・・集束部、４・・・・・・アルミニ
ウムテープリード、５・・・・・・テープリード上の穴
、６・・・・・・電極、７・・・・・・フィルム。
Claims (1)
- アルミニウムあるいは銅テープの面に多数の小さな穴を
設けてなるコンデンサ素子あきテープリード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13826479U JPS5932114Y2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | コンデンサ用穴あきテ−プリ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13826479U JPS5932114Y2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | コンデンサ用穴あきテ−プリ−ド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5656641U JPS5656641U (ja) | 1981-05-16 |
| JPS5932114Y2 true JPS5932114Y2 (ja) | 1984-09-10 |
Family
ID=29369623
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13826479U Expired JPS5932114Y2 (ja) | 1979-10-04 | 1979-10-04 | コンデンサ用穴あきテ−プリ−ド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5932114Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-10-04 JP JP13826479U patent/JPS5932114Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5656641U (ja) | 1981-05-16 |
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