JPS5931905Y2 - 保管棚 - Google Patents
保管棚Info
- Publication number
- JPS5931905Y2 JPS5931905Y2 JP17857877U JP17857877U JPS5931905Y2 JP S5931905 Y2 JPS5931905 Y2 JP S5931905Y2 JP 17857877 U JP17857877 U JP 17857877U JP 17857877 U JP17857877 U JP 17857877U JP S5931905 Y2 JPS5931905 Y2 JP S5931905Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- vertical wall
- horizontal
- storage shelf
- vertical
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Assembled Shelves (AREA)
- Cabinets, Racks, Or The Like Of Rigid Construction (AREA)
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は保管棚に関する。
さらに詳しくは、たとえば貸金庫用の保管棚の如く、多
数のボックスを備えて成る保管棚に関する。
数のボックスを備えて成る保管棚に関する。
貸金庫用保管棚の場合、従来は第1図に示す様/1(所
定面積を有する広い板材から成る横壁Aを所定間隔毎に
複数枚配設し、各横壁A間に縦壁Bを配設して多数のボ
ックスCを備えた棚を形成している。
定面積を有する広い板材から成る横壁Aを所定間隔毎に
複数枚配設し、各横壁A間に縦壁Bを配設して多数のボ
ックスCを備えた棚を形成している。
しかしこの様な棚の構造にあっては、横壁Aたる板材が
広くかつある程度厚くなければならず、市販されている
この様な板材には凹凸等の変形が多いのでこれを平坦に
する作業が必要であり、かつその作業が大変である。
広くかつある程度厚くなければならず、市販されている
この様な板材には凹凸等の変形が多いのでこれを平坦に
する作業が必要であり、かつその作業が大変である。
また横壁Aと縦壁Bとを正確に位置決めする作業および
両壁A、Hの接合固着作業も面倒であり、多くの手間と
時間を必要としている。
両壁A、Hの接合固着作業も面倒であり、多くの手間と
時間を必要としている。
本考案の目的は、上記事情に鑑み、保管棚本体の縦壁お
よび横壁をすべて薄板で形成することにより従来の様な
板材平坦化作業の必要をなくし、かつ縦壁、横壁および
背板に簡単な位置決め手段を設けることにより、それら
の位置決め、接合作業を極めて容易にした保管棚を提供
することにあり、その要旨は、2枚の薄板を接合固着し
て形成した少なくとも後端面に開口した長穴を備えて成
る縦壁と、同じく2枚の薄板を接合固着して形成した少
なくとも後端面に開口した長穴を備えて成る横壁と、縦
壁および横壁の後方に配置する背板とを備えて成り、上
記縦壁および横壁の長穴に長棒を挿入すると共に該長棒
を上記背板に固着して棚本体を形成したことを特徴とす
る保管棚にある。
よび横壁をすべて薄板で形成することにより従来の様な
板材平坦化作業の必要をなくし、かつ縦壁、横壁および
背板に簡単な位置決め手段を設けることにより、それら
の位置決め、接合作業を極めて容易にした保管棚を提供
することにあり、その要旨は、2枚の薄板を接合固着し
て形成した少なくとも後端面に開口した長穴を備えて成
る縦壁と、同じく2枚の薄板を接合固着して形成した少
なくとも後端面に開口した長穴を備えて成る横壁と、縦
壁および横壁の後方に配置する背板とを備えて成り、上
記縦壁および横壁の長穴に長棒を挿入すると共に該長棒
を上記背板に固着して棚本体を形成したことを特徴とす
る保管棚にある。
以下、図面に示す実施例を参照しながら本考案を詳細に
説明する。
説明する。
第2図〜第10図は本考案に係る保管棚を貸金庫用の保
管棚として実施した場合の−fljを示すものであり、
第2図は保管棚の斜視図、第3図および第4図は縦壁お
よび横壁を構成する薄板の斜視図、第5図、第6図、第
7図はそれぞれ第2図の■−v線、VI−VI線、■−
■線による縦断正面図、縦断側面図、横断平面図である
。
管棚として実施した場合の−fljを示すものであり、
第2図は保管棚の斜視図、第3図および第4図は縦壁お
よび横壁を構成する薄板の斜視図、第5図、第6図、第
7図はそれぞれ第2図の■−v線、VI−VI線、■−
■線による縦断正面図、縦断側面図、横断平面図である
。
本考案に係る保管棚の本体は縦壁1、横壁2および背板
3とで構成する。
3とで構成する。
縦壁1は、第3図に示す様な2枚の薄板、たとえば厚さ
1.6imの亜鉛被覆板1′、fから成り、両薄板1′
、fには縦方向に所定間隔を置いて所定本数の前後方向
の長溝1′a。
1.6imの亜鉛被覆板1′、fから成り、両薄板1′
、fには縦方向に所定間隔を置いて所定本数の前後方向
の長溝1′a。
raを設けである。
該長溝1′a、τaは内側が凹状、外側が突出状となっ
ており、少なくとも後端面1’b、fbに開口している
。
ており、少なくとも後端面1’b、fbに開口している
。
かかる2枚の薄板1′、rを互いに溝1’a、1“aを
対向させてスポット溶接等で接合することにより縦壁1
を形成し、該縦壁1には溝1’a、1“aにより内部に
少なくとも後端面に開口した長穴4が、その外側に棒状
突出部5が形成される。
対向させてスポット溶接等で接合することにより縦壁1
を形成し、該縦壁1には溝1’a、1“aにより内部に
少なくとも後端面に開口した長穴4が、その外側に棒状
突出部5が形成される。
横壁2は、第4図に示すような2枚の薄板2′、2“と
から成り、両薄板2′。
から成り、両薄板2′。
2“には縦壁薄板1′、1“と同様に前後方向の長溝2
’a、2“aを設けである。
’a、2“aを設けである。
該長溝2’a 、 2“aは内側が凹状、外側が突出状
となっており、少なくとも後端面2’b 、 2“bに
開口している。
となっており、少なくとも後端面2’b 、 2“bに
開口している。
また下側に位置する薄板2″には、横方向に補強用リブ
として作用する内側凹状、外側突出状の溝2″cを形成
しである。
として作用する内側凹状、外側突出状の溝2″cを形成
しである。
かかる2枚の薄板2′。2″を互いに溝2′a、2″a
を対向させてスポット溶接等で接合することにより横壁
2を形成し、該横壁2には溝2’a 、 2“aにより
内部に少なくとも後端面に開口した長穴4が形成される
。
を対向させてスポット溶接等で接合することにより横壁
2を形成し、該横壁2には溝2’a 、 2“aにより
内部に少なくとも後端面に開口した長穴4が形成される
。
上記縦壁1、横壁2および以下に述べる背板3とを互い
に位置決め接合して第5図に示す様な棚本体を形成する
。
に位置決め接合して第5図に示す様な棚本体を形成する
。
縦壁1は横壁2の横方向の長さに応じた間隔で平行に配
置し、この平行に配置された縦壁1の間に横壁2を配置
し、該横壁2の両側端は縦壁の棒状突出部5上に係止さ
せる。
置し、この平行に配置された縦壁1の間に横壁2を配置
し、該横壁2の両側端は縦壁の棒状突出部5上に係止さ
せる。
この場合、最上段の横壁、即ち上板として板材6を用い
、該板材6を縦壁1に固着しているが、左から2番目、
3番目の縦壁1のところに左から1番目の縦壁1と同じ
ものを配置し、板材6の代わりに上記構成の横板2を使
用してもよい。
、該板材6を縦壁1に固着しているが、左から2番目、
3番目の縦壁1のところに左から1番目の縦壁1と同じ
ものを配置し、板材6の代わりに上記構成の横板2を使
用してもよい。
また、図示していないが底板も上板と同様に構成すれば
よい。
よい。
この様に縦壁1と横壁2を組合せ、かつこの縦壁1と横
壁2の後端面には背板3を装着する。
壁2の後端面には背板3を装着する。
背板3には、縦壁1および横壁2の長穴4に対応する位
置に透孔3aを設けてあり、第6図、第7図に示す様に
頭付長棒7を背板3の後ろから透孔3aを通して長穴4
に挿入し、長棒の頭7aをアーク溶接等により背板3に
固着する。
置に透孔3aを設けてあり、第6図、第7図に示す様に
頭付長棒7を背板3の後ろから透孔3aを通して長穴4
に挿入し、長棒の頭7aをアーク溶接等により背板3に
固着する。
長棒7の挿入長は適宜決定すれば良い。
かくして縦壁1、横壁2および背板3により棚本体が形
成される。
成される。
なお、これだけでは位置決め又は強度が不足する場合は
、横壁2の両側端を縦壁1に溶接する等、適宜個所を適
宜手段により固着すれば良い。
、横壁2の両側端を縦壁1に溶接する等、適宜個所を適
宜手段により固着すれば良い。
さらに、以下に述べる本実施例で用いている様な他の位
置決め補強手段を並用しても良い。
置決め補強手段を並用しても良い。
本考案に係る保管棚は上述の如く形成されるものであり
、後はその使用目的に応じて適宜補強し、或いは前面に
扉を付設する等種々の附属品を付設すれば良い。
、後はその使用目的に応じて適宜補強し、或いは前面に
扉を付設する等種々の附属品を付設すれば良い。
図に示す実施例は貸金庫用保管棚として使用しているの
で、以下それについて説明する。
で、以下それについて説明する。
先ず、横方向に一列に並んだ各横壁2を一体的に連絡さ
せて補強し、かつ表見付を正しく水平にするため、断面
U字状の被覆板8を上記−列に並んだ各横板2の前端部
にかぶせる(第8図参照)。
せて補強し、かつ表見付を正しく水平にするため、断面
U字状の被覆板8を上記−列に並んだ各横板2の前端部
にかぶせる(第8図参照)。
この被覆板8は1つの部材から戒り、従って縦壁1を嵌
合する切り欠き8aを有している。
合する切り欠き8aを有している。
そしてこの所定間隔毎に設けた切り欠き8aに縦壁1を
嵌合させることにより縦壁1の前端が位置決めされる。
嵌合させることにより縦壁1の前端が位置決めされる。
即ち、この被覆板8は長棒7の位置決め作用を補完し、
縦壁1を確実に位置決めする作用も有している。
縦壁1を確実に位置決めする作用も有している。
また縦壁1の前端板には丁番9a(ボックス付元肘)を
備えた支柱9をスポット溶接またはネジ止め等により固
着しである(第9図参照)。
備えた支柱9をスポット溶接またはネジ止め等により固
着しである(第9図参照)。
この丁番9aには扉10に取り付けた丁番11(扉付上
材)を係合させる(第10図参照)。
材)を係合させる(第10図参照)。
12.13は各ボックスに貸金庫等を入れる場合のガイ
ドであり、ネジ止めなどにより縦壁1に固着しである。
ドであり、ネジ止めなどにより縦壁1に固着しである。
ガイド13は扉10に取り付けた錠前14と係合し、錠
前の一部を構成している。
前の一部を構成している。
さらに、ガイド12.13はその上端および下端で前記
U字状の被覆板8を挾持し、もって被覆板8を介して横
壁2と縦壁1とを確実に位置決めし、棚全体を補強する
作用をなしている。
U字状の被覆板8を挾持し、もって被覆板8を介して横
壁2と縦壁1とを確実に位置決めし、棚全体を補強する
作用をなしている。
なお、15゜16は棚全体の表枠横框、表枠縦框である
。
。
以上説明した様に、本考案に係る保管棚は、2枚の薄板
を接合固着して形成した少なくとも後端面に開口した長
穴を備えて成る縦壁、横壁と背板とを用い、この縦壁お
よび横壁の長穴に長棒を挿入すると共に該長棒を背板に
固着して棚本体を形成したことを特徴とするものである
。
を接合固着して形成した少なくとも後端面に開口した長
穴を備えて成る縦壁、横壁と背板とを用い、この縦壁お
よび横壁の長穴に長棒を挿入すると共に該長棒を背板に
固着して棚本体を形成したことを特徴とするものである
。
従って、縦壁および横壁を2枚の薄板で形成することに
より、従来の様に凹凸の多い市販の大きな厚板を用いる
必要がなく、その平坦化作業も行なわなくて済む。
より、従来の様に凹凸の多い市販の大きな厚板を用いる
必要がなく、その平坦化作業も行なわなくて済む。
また全ての縦壁および横壁はその長穴に挿入した長棒を
介して背板に正確に位置決めされる。
介して背板に正確に位置決めされる。
又この位置決め作業も単に長穴に長棒を挿入し、該長棒
を背板に固着するだけでよく極めて簡単である。
を背板に固着するだけでよく極めて簡単である。
さらに、縦壁および横壁は2枚の薄板を接合して成るの
で、上記長穴を極めて容易に形成することができる。
で、上記長穴を極めて容易に形成することができる。
なお、縦壁の長穴を、その外側に突出部を備えた長穴と
することにより、この突出部に横壁の両側端を係止させ
ることができ、縦壁および横壁の組立て、位置決めをさ
らに容易かつ正確に行なうことができる。
することにより、この突出部に横壁の両側端を係止させ
ることができ、縦壁および横壁の組立て、位置決めをさ
らに容易かつ正確に行なうことができる。
第1図は従来の保管棚を示す斜視図、第2図〜第10図
は本考案に係る保管棚を貸金庫用として実施した場合を
示す図であり、第2図、第3図、第4図は斜視図、第5
図、第6図、第7図はそれぞれ第2図の■−V線、Vl
−Vl線、■−■線による縦断正面図、縦断側面図、横
断側面図、第8図、第9図、第10図は斜視図である。 1・・・・・・縦壁、1′、1〃・・・・・・縦壁を構
成する薄板、2・・・・・・横壁、2′、2“・・・・
・・横壁を構成する薄板、3・・・・・・背板、4・・
・・・・長穴、5・・・・・・突出部、7・・・・・・
長棒。
は本考案に係る保管棚を貸金庫用として実施した場合を
示す図であり、第2図、第3図、第4図は斜視図、第5
図、第6図、第7図はそれぞれ第2図の■−V線、Vl
−Vl線、■−■線による縦断正面図、縦断側面図、横
断側面図、第8図、第9図、第10図は斜視図である。 1・・・・・・縦壁、1′、1〃・・・・・・縦壁を構
成する薄板、2・・・・・・横壁、2′、2“・・・・
・・横壁を構成する薄板、3・・・・・・背板、4・・
・・・・長穴、5・・・・・・突出部、7・・・・・・
長棒。
Claims (2)
- (1)2枚の薄板を接合固着して形成した少なくとも後
端面に開口した長穴を備えて戒る縦壁と、同じく2枚の
薄板を接合固着して形成した少なくとも後端面に開口し
た長穴を備えて成る横壁と、縦壁および横壁の後方に配
置する背板とを備えて戒り、上記縦壁および横壁の長穴
に長棒を挿入すると共に該長棒を上記背板に固着して棚
本体を形成したことを特徴とする保管棚。 - (2)上記縦壁の長穴が、その外側に突出部を備えた長
穴であることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(
1)項に記載した保管棚。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17857877U JPS5931905Y2 (ja) | 1977-12-27 | 1977-12-27 | 保管棚 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17857877U JPS5931905Y2 (ja) | 1977-12-27 | 1977-12-27 | 保管棚 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54100790U JPS54100790U (ja) | 1979-07-16 |
JPS5931905Y2 true JPS5931905Y2 (ja) | 1984-09-07 |
Family
ID=29189179
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17857877U Expired JPS5931905Y2 (ja) | 1977-12-27 | 1977-12-27 | 保管棚 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931905Y2 (ja) |
-
1977
- 1977-12-27 JP JP17857877U patent/JPS5931905Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54100790U (ja) | 1979-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5931905Y2 (ja) | 保管棚 | |
JP2007117232A (ja) | 組立式収納家具 | |
JP4944727B2 (ja) | 棚板付補助壁の構造 | |
JPS6236437Y2 (ja) | ||
US2352702A (en) | Partition construction | |
JPH0737109Y2 (ja) | 断熱箱体 | |
JPH07238A (ja) | キャビネットケース | |
JPS6137843B2 (ja) | ||
JPS6329076Y2 (ja) | ||
JPS6237912Y2 (ja) | ||
JPS59114Y2 (ja) | 組立キヤビネツト | |
JP4090029B2 (ja) | 組立式収納家具 | |
JP5346164B2 (ja) | 補助壁の取付構造 | |
JPH077798Y2 (ja) | 下駄箱 | |
JP3520350B2 (ja) | 間仕切パネル | |
JPS646114Y2 (ja) | ||
JPS6329043Y2 (ja) | ||
JPH0317693Y2 (ja) | ||
JPS646113Y2 (ja) | ||
JPS603895Y2 (ja) | 床下収納庫の蓋補強構造 | |
JPH033217Y2 (ja) | ||
JPS6034187Y2 (ja) | キヤビネツトにおける抽斗の取付装置 | |
JPS6326496Y2 (ja) | ||
JPH0527857Y2 (ja) | ||
JPH0629428Y2 (ja) | 金庫の中箱構造 |