JPS5931793B2 - 円盤状記録媒体再生装置 - Google Patents

円盤状記録媒体再生装置

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JPS5931793B2
JPS5931793B2 JP53124960A JP12496078A JPS5931793B2 JP S5931793 B2 JPS5931793 B2 JP S5931793B2 JP 53124960 A JP53124960 A JP 53124960A JP 12496078 A JP12496078 A JP 12496078A JP S5931793 B2 JPS5931793 B2 JP S5931793B2
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JP
Japan
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cartridge
clamp
disk
cartridge body
recording medium
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JP53124960A
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修 田島
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Victor Company of Japan Ltd
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Victor Company of Japan Ltd
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Publication of JPS5931793B2 publication Critical patent/JPS5931793B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • G11B17/04Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit
    • G11B17/041Feeding or guiding single record carrier to or from transducer unit specially adapted for discs contained within cartridges
    • G11B17/049Insertion of discs having to be extracted from the cartridge prior to recording or reproducing

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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカートリツジを装置本体内に挿入し装置本体外
に抜き出すことにより円盤状記録媒体を装置本体内に装
着して再生し、又、装置本体外に離脱させる円盤状記録
媒体再生装置に係り、特にカートリツジ蓋体をカートリ
ツジ本体より切り離して開蓋させ、円盤状記録媒体をそ
の部分的露出部を挟持して装置本体内に装着させ、離脱
時には円盤状記録媒体をカートリツジ本体内に収納する
と共に切り離された蓋体をカートリツジ本体に係合させ
て閉蓋させるように構成した装置において、円盤状記録
媒体をクランプするクランプ機構の解除動作をカートリ
ツジ又はカートリツジ本体のクランプ位置への到達前に
行なわしめ、カートリツジ本体又はカートリツジがクラ
ンプ位置より後退するまで上記解除状態に保持する構成
とすることにより、円盤状記録媒体の装着、離脱を安定
・確実に行ない得るよう構成した円盤状記録媒体再生装
置を提供することを目的とする。
一般にビデオデイスクはオーデイオデイスクに比べて信
号が極めて高密度に記録されているため、慎重な取扱い
を必要とする。
このため、再生装置は、ビデオデイスクが収納されたカ
ートリツジを装置内に挿入し、抜き出すことにより、ビ
デオデイスクをこれに直接手を触れないで再生装置に対
して装着及び離脱しうるように構成してある。本出願人
は、ビデオデイスクを上記の方法で再生装置に装着及び
離脱させる装置として、先に特願昭52−20965号
「円盤状記録媒体再生装置]を提供した。この装置にお
いては、カートリツジ又はカートリツジ本体の前端が閉
じている(クランプしている)クランプ部を押動するこ
とにより、クランプ機構を強制的に押し拡げクランプを
解除させる構成としてある。このためビデオデイスクの
装着・離脱を繰り返えすうちに次の問題点が発生するこ
とが分かつた。1押し拡げられたクランプ機構はカート
リツジ本体の上下面を挟持するように押し付け、その開
口部を締め付ける。
これによりカートリツジ本体の開口部が閉じて、ビデオ
デイスクを圧迫して、ビデオデイスクに圧痕が生ずる。
2クランプ機構によるカートリツジ本体の締付け変形に
より、カートリツジ本体と蓋との.間に段差が生じ、ビ
デオデイスク回収時に蓋がクランプ機構に引掛つて装置
内に残される事故が生ずる場合がある。
3クランプ機構はカートリツジ本体の前端面により容易
に押し拡げられるように、クランプ部材の一方がローラ
としてある。
このためクランプ時でのデイスクの保持力が充分ではな
く、信頼性に欠ける。本発明は上記諸問題点を解決した
ものであり、以下図面と共にその各実施例について説明
する。
まず、本発明になる円盤状記録媒体再生装置に適用しう
るカートリツジについて特に第1図と共に説明する。カ
ートリツジ1は硬質ビデオデイスク2を収納するカート
リツジ本体(ケース)3と、カートリツジ本体3の挿入
方向前面側の開口部に着脱可能に装着してある蓋4とよ
り大略構成してある。
カートリツジ本体3は、例えば同様に成形された硬質の
上蓋部と下蓋部とをその三辺を超音波溶着させてなり、
内部にデイスク直径より多少大きく且つデイスク厚さよ
り多少厚い偏平なデイスク収納用空間5を有する。この
空間5は三方を閉鎖され、蓋装着側6が開口している。
板ばね15はその中央部をカートリツジ本体3の奥部に
配設してあり、両側に延在する腕部15a,15bを有
している。
腕部15a,15bはビデオデイスク2の周縁側面に係
止されて、二点鎖線で示す無負荷位置より弾性変形して
いる。従つて、デイスク2は、板ばね15により矢印X
1方向への変位力を付勢されているも出口側周縁側面が
蓋4の内側に当接して同方向への移動を制限された状態
で、空間5内に収納されている。蓋4が取り外されたと
き、デイスク4は後述するように板ばね15により矢印
X1方向に押されて蓋4に当接しつつ所定距離押出され
て、蓋装着側中央部の所定幅の切欠部7aを通して外部
に部分的に露出する。デイスク4のこの動作により、後
述するように、クランプ機構がデイスクのグルーブガー
ドを確実にクランプする。蓋4は、平面部8を略全幅に
亘つて形成され、一対の凸部9b,9cを両端近傍の表
裏面に、中央の凸部9aに関して非対称に形成し、且つ
一対のロツク用腕部10を両端に形成してなる。
平面部8はカートリツジ本体3の空間5内に遊びなく且
つ円滑に嵌入する厚さを有し、装着された蓋4のぐらつ
きを防止する。ロツク用腕部10は、基部を幅狭として
矢印A方向に撓みうるように構成してあり、先端側に傾
斜面と鉤とよりなるラツチ11が形成してある。なお、
蓋4は、ロツク用腕部10がカートリツジ本体3の蓋装
着側6の両側開口12内に嵌合しラツチ11が側壁内側
の凹部13内に嵌合して装着される。このとき、平面部
8が空間5内に嵌入して蓋4が安定に且つ堅固に保持さ
れ、平面部8の中央凸部9aが中央切欠部7a内に嵌入
し、左右側の凸部9b,9cが夫々に対応する位置に形
成された切欠部7b,7c内に嵌入する。このとき、蓋
4の凸部9a,9b,9eとカートリツジ本体3の外面
とが略同一平面となる。こXで、凸部9b,9cが中央
の凸部9aに関して左右非対称位置に配設され、凹部7
b,7cが中央凹部7aに関して左右非対称位置に配設
されていることにより、後述するように、空のカートリ
ツジ本体3を上面と下面とを反転した状態での最終位置
までの挿入が防止され、ビデオデイスク2がその上面(
A面)と下面(B面)とを反転されてカートリツジ内に
収納される不都合が防止される。また、蓋4の4個の凸
部9b,9cには、夫々ピツト14が形成してある。
ピツト14の位置は中央凸部9aに関して左右対称であ
る。また蓋4の前側端面には中央凸部9aに関して左右
対称位置に切欠部16が形成してある。この両切欠部1
6は後述する作動レバー54の係止部54aに対向して
いる。更には、蓋4がカートリツジ本体3に装着された
状態で、蓋4の前面壁とカートリツジ本体3の上下蓋の
前面壁とは同じ位置にある。これにより、ビデオデイス
ク装着時と抜き出し時において後述するデイスククラン
プ機構は、力ートリツジ1及びカートリツジ本体3の挿
入位置に関連して同じタイミングで同様に動作する。ま
た、カートリツジ本体3が比較的大なる剛性を有してい
るため、デイスク2はその平面度を損なわれることなく
保持される。また、後述するように、デイスク装着及び
離脱時においても、力ートリツジ本体3の挿入方向側面
が開くことがないため、カートリツジ1の密閉度がそれ
だけ向上し、且つデイスク2を損傷しないかという操作
者に対する心理的悪影響を全く生じない。また、カート
リツジ1はカートリツジ本体3の開口側に蓋4を結合さ
せてなるため、特に圧縮方向の力に対して十分大なる強
度を有し、カートリツジを多数積重させた場合にも内部
のデイスク2に圧痕、折曲をつける虞れは全くない。次
に上記カートリツジを使用しうる本発明になる円盤状記
録媒体再生装置の構成について、第2図及び第3図と共
に説明する。
第2図は本発明円盤状記録媒体再生装置の第1実施例の
デイスク装置前の状態を上蓋、側壁等を省略して上記カ
ートリツジと対応させて示す一部切截斜視図、第3図は
第2図に示す再生装置の縦断側面図である。
第2図中本発明の要部を一点鎖線で囲んで示す。
再生装置20内において、再生針21aを有する検出ヘ
ツド21は第2図に示す待機位置に後退している。ター
ンテーブル22はスピンドル23の頂部に固定してあり
、再生演奏時に高速回転する。押上体24は円板と円環
とを複数の柱で結合してあり、ターンテーブル22の中
央に配設してあり、これと一体的に回転するもこれとは
独立に上下方向に変位しうる。
押上体24の上面には、デイスク2の中心孔に隙間なく
嵌合する円錐形状の凸部24aが形成してあり、その内
側にコイルバネ25が配置してある。このコイルバネ2
5は、デイスク2の重量(約130gr)が作用したと
きに十分に圧縮変形する。押上体24は、基部を軸26
に軸支されてターンテーブル22の下側に配設してある
押上アーム27の回動により、先端馬蹄形部で円環を係
止されて上方向に変位する。押上アーム27は、L字状
回動レバー28が軸29に関して時計方向に回動するこ
とにより上方向に回動する。デイスク装着時即ち停止モ
ード時、再生装置20の右側壁に軸支してありロツドを
屈曲してなる回動制御レバー40は、その係止腕40a
を検出ヘツド21に係止されてトーシヨンスプリング4
1に抗して矢印B方向に回動しており、回動レバー42
は、その折曲部を上記レバー40と連結してあるレバー
43の鉤部43aに係止されて矢印C方向に図示の位置
まで回動している。
回動レバー42の上記位置への回動により、L字状回動
レバー28がコイルバネ44の引張力により矢印D方向
に回動し、押上アーム27が第3図に示すように矢印E
方向に回動している。これにより、押上体24が第3図
に示すように上動している。レバー46はカートリツジ
の挿入に応じて押上アーム27の回動を規制するレバー
であり、両端に腕部46a及び46bが略直交方向に折
曲して形成してある。一方の腕部46aは押上アーム2
7の上面に当接しており、他方の腕部46aにはローラ
47が取付けてある。ローラ47は後述するガイドレー
ル50の切欠50aを通してガイドレール内に突出して
いる。蓋4をカートリツジ本体3より離脱させて保持す
る機構について。
次にカートリツジ蓋をカートリツジ本体より取り外して
、蓋をクランプする機構について、第6図Aを併せ参照
して説明する。
再生装置20中、左側にはガイドレール50、右側には
ガイドレール51が夫々カートリツジ挿入方向に延在し
て配設してある。
ガイドレール50及びガイドレール51には、カートリ
ツジ蓋4のロツクを解除させるためのローラ52及び5
3が夫々ガイドレール内側に所定距離突出して対向して
設けてある。コ字状に折曲してなる作動レバー54は、
各折ノ曲部をブラケツト55及び56に植立してあるピ
ン57及び58により回動可能に支持してあり、引張コ
イルバネ59の引張力により矢印G方向に回動しており
、係止部54aがターンテーブル側に突出している。
一対の係止部54aは夫々蓋4の切欠部16に対応した
位置にあり、カートリツジ本体3の開口側端面に当接す
る上下幅を有している。また作動レバー54の各腕部先
端側に植立してあるピン60及び61には後述する蓋ク
ランプ機構が夫々設けてある。こ匁で各々のクランプ機
構は同様に構成してあるため、以下一方の機構について
だけ説明する。先端側に折曲係止爪62a及び63aを
有する一対のクランプレバー62及び63は、ヒソ60
に回動可能に軸支してあり、各レバー62,63の他方
の腕部に形成してある孔が装置背面壁に植立してあるピ
ン64及び65に遊嵌してある。
また、クランプレバー62,63はピン64及び65の
先端に嵌着してあるEリング66及び67によりピン6
4,65より抜けないように保持してあり、且つ各ピン
64及び65の周囲に設けてある圧縮コイルバネ68及
び69により矢印X2方向に押されている。こ匁で、上
記作動レバー54がピン70とラツチ71との係合を解
除されて矢印G方向に回動しているため、クランプレバ
ー62及び63は各係止爪62a及び63aが互いに離
間する方向に回動し、係止爪62a,63aの開き幅は
カートリツジ1の厚さ寸法より大としてある。なお、ラ
ツチ71は所謂プツシユオン・プツシユオフ型のスイツ
チに設けてあるラツチと同じ構成の部材であり、後述す
るように進入したピン70を係止部71aにより係止し
、係止されているピン70が装置奥方に変位すると係止
を解除するように動作する。
ビデオデイスク2をクランプする機構について。
次に本発明の要部をなすデイスクをクランプする機構に
ついて、第4図A及び第5図Aを併せ参照して説明する
。上側フインガ75及び下側フインガ78は夫々ブラケ
ツト76に植立してある軸77及び7Sに軸支してある
。各フインガ75,78のクランプ部75a,78aは
挿入されるカートリツジ3の前端側中央部に対向し、且
つ上記蓋クランプ機構より矢印X2方向に多少突出した
位置に配置してある。また、クランプ部75a,78a
の対向面は、デイスクを確実にクランプするためにデイ
スクに対して摩擦係数の大なる材料で構成してある。第
4図Aに示すように、上側フインガ75及び下側フイン
ガ78には夫々永久磁石片80,81が固着してあり、
両フインガ75,78は永久磁石片80,81が吸着し
た状態で最も閉じている。
このときクランプ部75a,78a間の間隙tはデイス
グルーブガード2aの厚さより小なる寸法としてある。
フインガ75,78が第4図Cに示すようにビデオデイ
スク2をクランプするときのクランプカは、極く近接し
た一対の永久磁石片80,81間で作用する磁気吸引力
により得られる。後述するデイスクのターンテーブル上
への載置時に、下側フインガ78は第4図C中二点鎖線
で示すようにクランプ解除方向に大きく回動するが、こ
のとき永久磁石片80と81との間の距離が相当離れる
ため、下側フインガ78を永久磁石片80,81との間
に作用する磁気吸引力により復帰させることは出来ない
。このため、この下側フインガ78を復帰させるための
スプリング82が、上下フインガ75,78間に張架し
てある。下側フインガ78はプーリ83a,83bに案
内されるワイヤ84により回動レバー42ど連結してあ
る。ロツクレバ一85は、圧縮コイルバネ86により軸
87に関して矢印H方向の回動力を附勢されており、垂
下腕部78cに当接している。
また、ロツクレバ一85と前記レバー46とには、プー
リ88a及び88bに案内されたワイヤ89の両端が結
合してある。また、上下フインガ75,78は夫々本発
明の要部をなす側腕部75b,78bが形成してあり、
各腕部の端にはローラ90,91が設けてある。
クランプ動作制御機構について。92は本発明の要部を
なすクランプ機構動作制御レバーであり、固定ブラケツ
ト93に植立してある軸94に一端近傍を軸支されて矢
印M,N方向に回動可能とされている。
レバー92は、装置背面壁とレバー自体との間に遊嵌的
に設けてあるピン95の周囲に嵌挿してある圧縮コイル
バネ96により矢印N方向の回動力を付勢されており、
停止モード時には、ピン95に嵌着されたEリング97
により係市されて回動を制限された第2図に示す位置に
ある。このとき、レバー先端側に形成されたV字状のカ
ム面92a,92bが夫々ローラ90,91に対向して
いる。また、レバー92の扇形部には溝92cが形成し
てある。
この溝92cはカートリツジ延在方向に適宜延在してお
り、この溝幅W1は蓋4の平面部8の厚さtより多少幅
広としてある。また、この溝部92c中装置本体中央側
に最も突き出した位置、即ちカートリツジ1又はカート
リツジ本体3と係合する位置には、カートリツジ1の所
定位置へ案内する傾斜面92d,92e、及びカートリ
ツジ1の上下端を係止する段部92f,92gが形成し
てある。更には、上記レバー92中段部92f,92g
は第2図に示す状態において、上下フインガ75,78
の各クランプ部75a,78aより矢印X2方向に蓋4
の幅寸法W2より多少大なる距離D偏倚した位置にある
次に上記構成の再生装置に対してビデオデイスクを装着
させるときの動作について、第4図B,C、第5図B,
C、第6図B,C、第7図、第8図、及び第9図を併せ
参照して説明する。
第7図はクランプ機構及びクランプ機構動作制御機構の
第4図B、第5図Bの状態での斜視図、第8図は第7図
に示す機構の第4図C、第5図Cの状態での斜視図を示
す。第9図は第4図、第5図及び第6図に示す機構のカ
ートリツジ挿入深さに関しての動作タイミングを図式的
に示す図である8デイスク2を収納したカートリツジ1
は、第3図に示すように再生装置20の前面開口20a
より装置内部に挿入される。カートリツジ1はまず、エ
プロン20bにより案内されつつ挿入され、両側面側が
ガイドレール50及び51に案内される。カートリツジ
1がエプロン20bに案内されつつ挿入されるとき、通
常は開口20aを閉蓋しているドア100がその傾斜面
をカートリツジ先端に押されて軸101に関して回動し
て開蓋する。引き続いて、カートリツジ1は両側面側を
ガイドレール50,51に案内されて装置幅方向上の変
位を制限されつk矢印X1方向に挿入される。カートリ
ツジ1の再生装置内への挿入により、まず、ローラ47
がカートリツジ前端に押されてレバー46が第1図及び
第2図中矢印1方向に回動する。レバー46の回動によ
り、押上アーム27がコイルバネ35に抗して回動して
押上体24が下動し、カートリツジ挿入通路より退避す
る(第3図中二点鎖線で示す状態参照)。これにより、
カートリツジ1は、押上体24に衝合することなく矢印
X1方向に挿入される。なお、検出ヘツド21が待機位
置に復帰していないときには、ドア100が閉蓋状態に
ロツクされる構成とすることにより、カートリツジ誤挿
入が防止される。また、ローラ47は、以後、カートリ
ツジ1の下面側を転動する。第9図中、110はカート
リツジ1の挿入時でのカートリツジ前側端の移勤行程を
示す。
カートリツジ1が再生装置20の奥部近傍まで挿入され
ると、カートリツジ蓋4が制御レバー92の上下傾斜面
92d,92eに案内されて上下段部(端面受)92f
,92gに当接する(第9図中点P1で示す位置)。
カートリツジ1を更に挿入すると、制御レバー92がコ
イルバネ96に抗して軸94に関して矢印M方向に回動
する。
レバー92の回動により、第7図に示すようにローラ9
0,91が転動して夫々カム面92d,92eに案内さ
れて押し拡げられこれに応じて上側フインガ75及び下
側フインガ78が永久磁石片80,81の吸着力に抗し
て夫々矢印J及びK方向に回動し、第9図中P2位置に
あるクランプ部75a,78aが互いに離間して開く。
カートリツジ1がその前面端がP2位置に到るまで挿入
されたとき、ローラ90,91はレバー92の上下面を
転動しており、上下側フインガ75及び78は最大回動
してクランプ部75a,78aは第4図Bに示すように
最大開いており、カートリツジ1の前面側はクランプ部
75a,78aに衝合することなくその間の空間内に進
入する。なお、カートリツジ1の引き続いての挿入動作
に伴ないレバー92が矢印M方向に回動するが、レバー
92のこの回動時に、ローラ90,91はレバー92の
上下面を転動し、クランプ部75a,78aは最大拡開
した状態に保たれる。カートリツジ1が更に挿入される
と、P3位置で作動レバー54がその係止部54aをカ
ートリツジ前端面に係止されてコイルバネ59に抗して
第6図B中矢印Gとは逆方向(時計方向)に回動する。
作動レバー54の上記回動により、一対のクランプレバ
ー62及び63が夫々の折曲係止爪62a及び63aが
互いに近接する方向に回動してカートリツジ蓋4のピツ
ト14内に嵌入すると共に、矢印X1方向に移動する。
また、カートリツジ1の挿入により、蓋4の一対のロツ
ク用腕部10がその傾斜面を位置P4にあるローラ52
,53により係止されて撓み、ラツチ11が凹部13よ
り外れて蓋4のカートリツジ本体3に対するロツクが解
除される。
ロツクは行程111に亘つて解除されたまkとされる。
カートリツジ1が更に押込まれて位置P5に到ると、ク
ランプレバー62,63の折曲係止爪62a,63aが
蓋4のピツト14内に入り込む。蓋4は行程112に亘
つてロツクされたまkとされる。カートリツジ1は最終
位置P6まで押し込まれ、この位置で作動レバー54が
ラツチ71によりロツクされる。この状態において、ク
ランプ部75a,78aはなおも拡開してカートリツジ
本体3より離れており、カートリツジ本体3の開口部6
がクランプ部75a,78aにより押しつぶされるとい
う不都合は生じない。
また、この状態において、クランプレバー62,63は
カートリツジ蓋4をクランプし、ロツク用腕部10によ
るカー トリツジ本体3に対するロツクが解除され蓋4
はカートリツジ本体3に対して離脱可能な状態となる。
また、第9図中、113は制御レバー92の端面受の移
勤行程を示し、114は作動レバー54の係止部54a
の移勤行程を示す。
次いで、カートリツジ1を矢印X2方向に引き抜くと、
作動レバー54が点P6においてラツチ71に係止され
て復帰しないため、蓋4は一対のクランプレバー62,
63により第6図Cに示すように保持され、カートリツ
ジ本体3より離脱して再生装置20の奥部に残される。
こ匁で、蓋4を残してカートリツジ本体3だけが引き抜
かれるとき、デイスク2は板ばね15により矢印X1方
向に押出され、その出口側周縁側がロツクされている蓋
4の内側面に当接したま匁とされてカートリツジ本体3
より一部抜け出る。カートリツジ本体3の引き抜きに応
じて、レバー92がバネ96により矢印N方向に回動す
る。
このときロツクされている蓋4の平面部8がレバ一92
の溝92c内に相対的に嵌入する。カートリツジ本体3
がその前側端が点P1に到る位置まで引き抜かれると、
第4図C、第5図C、及び第8図に示すように、ローラ
90,91がカム面92a,92bに案内されて上側及
び下側フインガ75,78が磁石片80,81の吸引力
により矢印J及びKとは逆方向に回動する。
これによりビデオデイスク2はそのグルーブガード2c
をクランプ部75a,78aによりクランプされる。こ
kで、デイスク2に対するクランプカは一対の永久磁石
片80と81間で作用する磁気吸引力により与えられる
が、一対の永久磁石片80,81は第4図Cに示すよう
に相当近接しているため、十分なクランプカが得られる
なお、フインガ75,78は後述するようにカートリツ
ジ本体3には当接しないため、クランプカが大きくても
従来のような問題は生じない。また、このとき、ビデオ
デイスク2は露出側の周縁側面をロツクされている蓋4
に当接させて積極的に位置決めされており、従つてクラ
ンプされるグルーブガード2aもクランプ部75a,7
8aに対向する所定の位置に位置決めされ、ビデオデイ
スク2はその直径のバラツキを考慮した場合にも正確に
グルーブガード2aの個所をクランプされる。更には、
クランプ部75a,78aのクランプ面はデイスク2に
対する摩擦係数が比較的大なるため、デイスク2は上記
の十分なクランプカとも相俟つて確実にクランプされる
。ビデオデイスク2のグルーブガード2aがクランプさ
れることにより、引き続いてのカートリツジ1の引き抜
きに応じて、デイスク2はターンテーブル22の真上位
置でカートリツジ本体外に相対的に抜き出される。
カートリツジ本体3がローラ47の位置まで抜き出され
ると、押上アーム27がコイルバネ44によりレバー2
8を介して回動して押上体24が上動する。
押上体24はカートリツジ本体3より脱出しているデイ
スク2のレーベル部2bを支持し、一対のフインガ75
,78によるクランプと協働してデイスク2を水平に支
持する。これにより、デイスク2は引き続いて擦り傷等
を生ずることなくカートリツジ本体外に脱出し、カート
リツジ本体3が装置開口20aより脱出した後もターン
テーブル22の真上位置に水平に支持される。デイスク
2は操作レバー102の操作により下動してターンテー
ブル22上に装着される。なお、上記のデイスク装着動
作行程において、上側及び下側フインガ75,78はカ
ートリツジ本体3の前面側端がP2位置より後退した時
点で始めて閉じる。
このため、カートリツジ本体3がフインガ75,78に
より締め付けられるという事態は起こらず、従つてカー
トリツジ本体3が変形してデイスク2に圧痕を付けると
いう不都合も生じない。カートリツジ本体引き抜き後、
演奏を開始する場合には、操作レバー102を矢印L方
向に回動操作する。
この操作により、レバー43が持ち上げられ、回動レバ
ー42は鉤部43aによる係止を解除されて矢印Cとは
逆方向にストツパ103に係止される位置まで回動する
。これにより、押上アーム27が自重により回動して、
押上体24が下降する。回動レバー42の上記回動によ
り、下側フインガ78がワイヤ84に引かれて磁気吸引
力に抗して上側フインガ75とは独立に矢印K方向に回
動する。下側フインガ78は第3図及び第4図C中二点
鎖線で示す位置まで回動し、その垂下腕部78cをロツ
クレバ一85の切欠85aに係止されて復帰を制限され
る。上側フインガ75はストツパ104により元の位置
に保持される。下側フインガ78の上記回動により、デ
イスク2はクランプを解除されて自重により降下してタ
ーンテーブル22上に装着される。
押上体24は第3図中二点鎖線で示すように、コイルバ
ネ25がデイスク2の自重により容易に圧縮された状態
で、その凸部24aがコイルバネ25の作用によリデイ
スク中央孔に積極的に嵌入する状態となる。これにより
デイスク2は、ターンテーブル22に対する芯振れを無
くされて、ターンテーブル22と一体的に高速回転可能
となる。演奏は、検出ヘツド21が第1図中矢印Y1方
向にレール51の下側を通過して移動して、再生針21
aがデイスク2の記録面2cを相対的にトレースするこ
とにより行なわれる。
検出ヘツド21が再生演奏を行なうと、回動制御レバー
40が係止腕40aの係止を解除されてトーシヨンスプ
リング41により矢印Bとは逆方向に回動し、レバー4
3の鉤部43aが回動レバー42の折曲部を乗り越え、
係止可能状態となる。演奏が終了すると、検出ヘツド2
1が矢印Y2方向に移動して元の位置へ復帰する。
この際、回動レバー42がレバー43の鉤部43aに係
止されて矢印C方向に回動し、押上アーム27が回動し
、押上体24が上動する。これにより、デイスク2は押
上体24に支持されてターンテーブル22より浮上した
状態でターンテーブル22の慣性でこれと一体的に回転
している。ターンテーブル22の慣性回転継続中、ドア
100はロツクされ、カートリツジの誤挿入が防止され
る。
ターンテーブルの回転が停止すると、ビデオデイスク2
は挿入される空のカートリツジ本体3の開口端に対向す
る高さに保持される。なお、上記回動レバー42の回動
により、ワイヤ84が弛緩するが、下側フインガ78は
垂下腕部78cをロツクレバ一85によりロツクされた
ままであり、回動位置に保持される。次にビデオデイス
ク離脱時の動作について第10図及び第11図を併せ参
照して説明するに、この場合空のカートリツジ本体3を
前記装着時の場合と同様に再生装置内に挿入する。
このとき、デイスク2は中央孔を押上体24の凸部24
aに嵌合されて上記の高さに保持されているため、デイ
スク2はカートリツジ本体3の空間5内に相対的に円滑
に収納される。デイスク2の一部が上記空間5内に進入
し、カートリツジ本体3がローラ47を押すと、レバー
46が矢印1方向に回動し、押上アーム27が回動して
押上体24が降下すると共に、ワイヤ89を介してロツ
クレバ一85が回動して下側フインガ78に対するロツ
クが解除され、下側フインガ78がコイルバネ82によ
り矢印Kとは逆方向に回動する。これにより、デイスク
2はグルーブガード2aを一対のフインガ75及び78
により磁石片80,81の磁気吸引力の作用で再びクラ
ンプされる。従つて、押上体24が降下しても、デイス
ク2は一対のフインガ75及び78によりクランプされ
て所定高さ位置に安定に保持されているため、デイスク
2は引き続いてカートリツジ本体3の収納空間5内に滑
かに収納される。カートリツジ本体3は押上体24に衝
合せずに挿入され、その前側端面が位置P1でレバー9
2の段部92f,92gに衝合し、レバー92を矢印M
方向に回動させる。
レバー92の回動により第10図及び第4図Bに示すよ
うに、前記デイスク装着時の場合と同様に、フインガ7
5,78が矢印J,K方向に回動し、デイスク2に対す
るクランプが解除され、カートリツジ本体3は拡開した
クランプ部75a,78a間に進入する。カートリツジ
本体3が最終位置近傍まで挿入されると、この前側端面
が作動レバー54の係止部54aを押し、レバー54が
回動してピン70とラツチ71との係合が解除される。
これにより、作動レバー54がコイルバネ59の引張力
により矢印G方向に第2図及び第6図Aに示す位置まで
回動復帰し、カートリツジ本体3は蓋4を押し当てられ
た状態で矢印X2方向に点P3まで押し戻される。こ匁
で、コイルバネ59の引張力はカートリツジ1内の板バ
ネ15の弾撥力より大きく定めてあるため、蓋4は板バ
ネ15に抗してカートリツジ本体3に確実に押付けられ
、デイスク2は同様に板バネ15に抗してカートリツジ
本体3内に収納される。カートリツジ1が作動レバー5
4により押し戻されたとき、蓋4は一対のクランプレバ
ー62,63によるクランプを解除され、且つ、ロツク
用腕部10に対するロツク解除用ローラ52,53によ
る当接を解除され、蓋4がカートリツジ本体3にロツク
される。
これにより、引き続いて、カートリツジ1を引き抜くこ
とにより、第11図に示すようにデイスク2はロツクさ
れた蓋4によりカートリツジ本体3内に収納された状態
で、再生装置20外に離脱される。こXで、上側及び下
側フインガ75,78は、第11図に示すようにカート
リツジ1が引き抜かれその前側端がクランプ位置P2を
通過しP1位置に到つた際に、レバー92の作用により
始めて閉じる。
このため、各フインガ75,78のクランプ部75a,
78aがカートリツジ1を直接把持することは起こらず
、デイスク2の回収がカートリツジ1及びデイスク2を
損傷させることなく円滑且つ確実になされる。次に本発
明になる再生装置の第2実施例について、特に第12図
乃至第19図を参照して説明する。
各図中、第2図、第7図、第8図に示す構成部分と同一
構成部分には同一符号を付しその説明は省略する。また
、第2実施例において、第12図に示す部分以外の構成
は第1実施例の構成と同じであり、それらについての説
明は省略する。なお、本実施例は、デイスククランプ機
構の動作を制御するレバーを二つに分け、デイスク装着
動作時デイスクを上記第1実施例の場合より早いタイミ
ングでクランプする構成としてある。第12図及び第1
6図を参照してデイスククランプ機構の動作を制御する
機構について説明する。第1のレバー120及び第2の
レバー121は回動レバー122の先端側の軸123に
軸支されて矢印M,N方向に独立に自在に回動する。回
動レバー122はシヤーシ上の軸124に軸支してあり
、スプリング125により反時計方向の回動力を付勢さ
れており、通常はストツバ(図示せず)により第12図
に示す位置で回動を制限されている。第1のレバー12
0及び第2のレバー121は夫々圧縮コイルバネ126
,127により矢印N方向の回動力を附勢されているも
、ロツド128,129に嵌合されたEワツシャにより
第12図に示す位置で回動を制御される。
ロツド128,129は、バネ126,127の座屈を
防ぐためにバネ内を貫通しており、シヤーシと各レバー
間に遊嵌的に設けてある。第1のレバー120の先端に
は、楔形状のカム面120aが一対のローラ90,91
に対向する位置に形成してある。
第2のレバー121は、回動支点近くでは第1のレバー
120の下側にあるが、先端側の扇形部121aは第1
のレバー120と同一高さ位置とされて形成してある。
この扇形部121aの中央部には略全体に亘つて溝12
1bが形成されており、この溝121b内に第1のレバ
ー120の腕部120bが嵌入している。溝121bの
幅は、蓋4の平面部8の厚さtより多少大としてある。
また、第1及び第2のレバー120,121の相対向す
る部分は平面図上クランク状としてある。第2のレバー
121のクランク形状部中、最先端側は垂直な面]21
c、引き続いての部分は楔状カム面121dとして形成
してある。楔状カム面121dは第1のレバー120の
凹部120c内に嵌入しており、第1及び第2のレバー
120,121の先端側部分(ローラ90,91が転動
する部分)は段差のない平面となつている。また、第2
のレバー121の扇形部121a中再生装置の中心に最
も近い部分には、カートリツジ1の前側端面中上下端を
受ける端面受け121fが、第1実施例の場合と同様に
形成してある。
カム板130は第2のレバー121の下側に設けてあり
、その上面に第2のレバー121の下面に植立してある
ピン121e(図示の便宜上第2のレバー121より離
して示してある)と協働するカム131が形成してある
。このカム板130はシヤーシに取付けられた圧縮コイ
ルバネ133により軸132に関して矢印R方向の回動
力を附勢されており、カム131が第2のレバー121
の下面に積極的に当接している。カム131は、矢印X
1とY1との中間の方向に延在する第1のカム面131
a、矢印X1方向に延在する第2のカム面131b、軸
132側より先端側に向かつて上方向に傾斜する傾斜面
131cとより成る。
次にビデオデイスク装着時及び離脱時の動作について説
明する。
蓋4のカートリツジ本体3に対するロツク解除動作、及
び蓋4のクランプ動作及びクランプ解除動作については
、前記第1実施例の場合と同様であるため、その詳細な
説明は省略する。カートリツジ1を再生装置内に挿入す
ると、第12図及び第16図Aに示すように、その前面
端が第2のレバー121の端面受け121fに対向する
(第9図中位置P1 )。
カートリツジ1を更に挿入すると、第2のレバー121
が押されてこれが矢印M方向に回動する。こXで、ピン
121eが最初に第1のカム面131a次いで第2のカ
ム面131bに沿つて移動するため、第2のレバー12
1は、レバー122のスプリング125に抗しての回動
を伴つて、矢印Y1方向に移動しつX回動する。このと
き、第1のレバー120も第2のレバー121と同様に
回動する。第1、第2のレバー120,121の回動に
より、ローラ90,91が楔形カム面120aに案内さ
れて押し拡げられ、クランプ部75a,78aが拡開す
る。
ローラ90,91は第1のレバー120の上下面、引き
続いてカム面121dと凹部120cとの間の段差の無
い対向部、次いで第2のレバー121の扇形部121a
の上下面を転動し(第12図中Z1で示す軌跡)、カー
トリツジ1の前端がクランプ部75a,78aに衝合す
ることなく両者間に嵌入し、機構は第13図及び第16
図Bに示す状態となる。更にカートリツジ1を挿入する
と、ピン121eが第2のカム面131bより外れ、第
1のレバー120及び第2のレバー121がスプリング
125により矢印Y2方向に移動し、機構は第14図に
示す状態となる。
このとき、ローラ90は第12図中軌跡Z2に沿つて移
動する。この状態で、第1の実施例と同様に、蓋4はク
ランプされる。この位置よりカートリツジ本体3を引き
抜くと、第1のレバー120は腕部120bをクランプ
された蓋4に係止されて回動位置にと〜まり、第2のレ
バー121だけがスプリング127によりカートリツジ
本体3の矢印X2方向移動に応じて矢印N方向に回動す
る。
このとき、ピン121eはカム板130をバネ133に
抗して押動しつX傾斜面131cに沿つて移動し、最終
的には第1のカム面131aに対向する位置に復帰する
。また、ローラ90は第12図中軌跡Z3に沿つてレバ
ー121に対して相対的に移動する。また、第2のレバ
ー121の回動時、クランプされた蓋4の平面部8が溝
121b内に相対的に嵌入する。また、ビデオデイスク
2はカートリツジ本体3の引き抜きに応じて板バネ15
の作用により、第1実施例の場合と同様に、カートリツ
ジ本体3より相対的に押し出される。カートリツジ本体
3の前端面が第9図中P7位置に到つたとき、カートリ
ツジ本体3の切欠部7aの端部Qはクランプ位置P2を
通過してP8位置にある。
カートリツジ本体3が上記位置まで矢印X2方向に移動
したとき、第16図Cに示すようにローラ90,91は
扇形部121aによる案内を垂直面121cの位置で瞬
間的に解除され、上側フインガ75及び下側フインガ7
8が互いに近接する方向に回動し、デイスククランプ動
作が行なわれる。即ちデイスククランプ動作は、前者の
第1実施例に比べてカートリツジ本体2の引き抜き方向
への移動距離が短い時点で行なわれる。これにより、ク
ランプ部75a,78aは、カートリツジ本体3には衝
合することなくこの切欠部7a内に進入して、切欠部7
aより一部露出しているビデオデイスク2のグルーブガ
ード2aを早期にクランプする(第15図参照)。これ
により、ビデオデイスク2はその位置に保持され、カー
トリツジ本体3だけが装置外に抜き出される。
その後の動作は第1実施例の場合と同様である。こkで
、ビデオデイスク2がクランプされる時点が早いため、
板バネ15によつてビデオデイスク2がカートリツジ本
体3外に相対的に押し出される距離は第1実施例の場合
に比べて短くて良い。
次にビデオデイスク離脱時の動作について、第17図乃
至第19図を参照して説明する。空のカートリツジ本体
3を矢印X1方向に挿入すると、復帰している第2のレ
バー121がカートリツジ本体3の前端面により押され
、レバー121はピン121eと第1のカム面130a
との作用により、デイスク装着時の場合と同様に斜め前
方に回動し、第17図に示すように、垂直面121cで
はなく楔状カム面121dがローラ90,91に対向す
る位置に到る。なお、上記カートリツジ本体3の挿入時
、デイスク2は検出ヘツド21の復帰によつて既にクラ
ンプされており、デイスク2はカートリツジ本体3内に
相対的に漸次収納される。カートリツジ本体3を更に挿
入すると、クランプ部75a,78aが切欠部7a内に
相対的に進入し始め、一方ローラ90,91は第2のレ
バー121の楔状カム面121dに案内されて扇形部1
21aに乗り上げる。
これにより機構は第18図に示すようになり、フインガ
75,78が拡開する方向に回動し、カートリツジ本体
3の前面側(位置Q)は拡開しているクランプ部75a
,78aの間に進入する。カートリツジ本体3を更に挿
入すると、蓋4に相対的に嵌入し、蓋4に対するクラン
プが解除され、ピン121eが第2のカム面130bの
端部まで到り第1及び第2のレバー120,121がス
プリング125により矢印Y2方向に移動する。
この位置よりカートリツジ本体3を矢印X2方向に引き
抜くと、第19図に示すように蓋4はカートリツジ本体
3に嵌入したまk矢印X2方向に移動し、デイスク2が
カートリツジ本体3内に完全に収納される。このカート
リツジ本体3の引き抜き動作に応じて、今度は第1及び
第2のレバー120,121が一体的に矢印N方向に回
動する。ピン121eは傾斜面130cに沿つて移動す
る。レバー120,121の回動時、ローラ90,91
はレバー121に案内された後、引き続いて第1のレバ
ー120に案内され、最終的に楔形カム面120aに案
内される。従つて、フインガ75及び78は、カートリ
ツジ1の前面端が第9図中P1位置に到つたときに始め
て閉じる。以後、カートリツジ本体3は蓋4がこれにロ
ツクされ、デイスク2が収納された状態で引き抜かれ、
デイスク2が再生装置より離脱される。上記のように本
実施例においても、カートリツジ1は、クランプ部75
a,78aにより締付力を作用されることなく、挿入及
び引き抜かれる。また、本実施例においては、デイスク
装着時、クランプ部75a,78aは早期にクランプ動
作を行なうため、カートリツジとしては、板バネ15を
設けずに、蓋4が外されることによりデイスク2の一部
がカートリツジ本体3より多少露出する構成のカートリ
ツジも適用しうる。なお、デイスク2の反対側記録面を
再生演奏する場合は、カートリツジ1を反転した状態で
上記と同様に操作すればよい。
なお、上記実施例は硬質のビデオデイスクを装着及び離
脱する場合の動作について説明したが、本発明装置はデ
イスクをクランプ機構に押し込んでクランプする構成で
はなく、一対のフインガが互いに近接又は当接する位置
に移動することによリデイスクをクランプするように構
成してあるため、軟質のシート状ビデオデイスクを座屈
させることなく確実にクランプし得、従つて、軟質のシ
ート状デイスクにも適用しうる。
なお、シート状デイスクを再生する装置の場合には、タ
ーンテーブルの代りに固定の回転安定化板を設け、上記
フインガと関連して動作しシート状デイスクをカートリ
ツジ挿入口まで持ち上げる機構を追加する。また、本発
明装置は、ビデオデイスク再生装置に限ることはなく、
オーデイオレコードを装着して再生する装置にも同様に
適用し得る。また、装置内に既にデイスクが装着されて
いる場合、誤つて別のデイスクを包む実カートリツジを
挿入しても、実カートリツジはその蓋が押上体に支持さ
れているデイスクに当たり、カートリツジの挿入が阻止
される。
これにより、デイスクの二重装着が防止される。次に、
デイスク離脱時に空のカートリツジ本体3を上下反転し
た状態で挿入したときには、デイスクの回収を不可能と
する機構について説明する。
第1図中、凸部9b,9cは中央凸部9aに関して非対
称に配設してある。このため、空のカートリツジ3を裏
返した状態で挿入すると、切欠部7bが凸部9c、切欠
部7cが凸部9bに対向することになり、各切欠部が凸
部内に嵌入せず、カートリツジ本体前端面が凸部に衝合
する。これによりカートリツジ本体3は最終位置の手前
で挿入を制限され、カートリツジ本体3が作動レバー5
4の係止部54aを押すことはなく、作動レバー54の
ラツチ71による係止は解除されない。カートリツジ本
体3を上記の位置より引き抜いても、再生装置内には変
化は起こらず、カートリツジ本体3だけが引き出される
。ここで、操作者はカートリツジ本体3を誤挿入したこ
とが分かる。この結果、デイスク2の第1面及び第2面
がカートリツジ本体3に表示された第1面及び第2面と
対応しない状態、即ちデイスク2がカートリツジ本体3
に対して元の状態より反転した状態でカートリツジ1内
に収納されるという事が防止される。上述の如く、本発
明になる円盤状記録媒体再生装置は、カートリツジを装
置本体内に挿入し装置本体外に抜き出すことにより円盤
状記録媒体を装置本体内に装着して再生し、又、装置本
体外に離脱させる円盤状記録媒体再生装置に係り、特に
カートリツジ蓋体をカートリツジ本体より切り離して開
蓋させ、円盤状記録媒体をその部分的露出部を挟持して
装置本体内に装着させ、離脱時には円盤状記録媒体をカ
ートリツジ本体内に収納すると共に切り離された蓋体を
カートリツジ本体に係合させて閉蓋させるように構成し
た装置において、円盤状記録媒体をクランプするクラン
プ機構を、カートリツジ又はカートリツジ本体のクラン
プ位置への到達前に非クランプ状態とし、カートリツジ
本体又はカートリツジがクランプ位置より後退するまで
上記非クランプ状態のまkする構成としてあるため、以
下の特長を有する。
1デイスククランプ機構がカートリツジをクランプする
ことが無いため、1−1 カートリツジ本体の開口部が
厚さ方向に締め付けられて閉じ、これによりビデオデイ
スクに圧痕が付く事故を完全に防止出来る。
1−2 特にデイスク回収時において、カートリツジ本
体の上記変形により、カートリツジ本体と蓋との間に段
差が出来て、クランプ部が蓋に引掛り、デイスクの回収
が不可能となつたり、蓋が装置内に残されるという事故
を完全に防止出来る。
2デイスク装着時及び離脱時に、カートリツジはクラン
プ部に衝合することなく挿入され、操作が円滑に行なわ
れる。
3クランプ部にローラ等を使用する必要がなくなり、デ
イスクに対するクランプをより確実に行ない得る。
4クランプ機構の開閉動作をカートリツジ本体又はカー
トリツジ自体により押されて移動する部材により行なう
構成としてあるため、構造を簡単とし得ると共に、クラ
ンプ機構の開閉時のカートリツジ挿入位置に対するタイ
ミングを正確に定め得る。
5カートリツジ自体に押される部材を二つに分けて構成
し、カートリツジ本体の抜き出し時には一つの部材だけ
が復帰する構成としてあるため、デイスククランプのタ
イミングをクランプ開放時より早い時期とし得、従つて
カートリツジとして蓋を離脱させたときのデイスクの露
出寸法が小さいカートリツジを適用し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる再生装置に使用するカートリツジ
の1実施例の一部切截分解斜視図、第2図は本発明にな
る円盤状記録媒体再生装置の第1実施例のデイスク装着
前の状態を上蓋、側壁等を省略して上記カートリツジと
対応させて示す一部切截斜視図、第3図は第2図に示す
再生装置の縦断側面図、第4図A,B及びCは夫々デイ
スクのグループガードをクランプする機構の装着時での
動作状態を示す図、第5図A,B及びCは夫々クランプ
機構の動作を制御する機構の装着時での動作を第4図A
,B及びCと対応させて示す図、第6図A,B及びCは
夫々カートリツジ蓋をクランプする機構の装着時での動
作状態を第4図A,B及びCと対応させて示す図、第7
図及び第8図はデイスククランプ機構とこれを制御する
機構のデイスク装着時での動作状態を示す斜視図、第9
図は第4図、第5図及び第6図に示す機構のカートリツ
ジ挿入深さに関しての動作のタイミングを図式的に示す
図、第10図及び第11図はデイスククランプ機構とこ
れを制御する機構のデイスク離脱時での動作状態を示す
斜視図、第12図は本発明になる再生装置の第2実施例
の要部であるデイスククランプ機構とこれを制御する機
構の斜視図、第13図乃至第15図は夫々第12図に示
す機構のデイスク装着時での動作状態を示す斜視図、第
16図A,B及びCは夫々デイスククランプ機構の動作
を制御する機構のデイスク装着時での動作を第4図A,
B及びCと略対応させて示す図、第17図及至第19図
は夫々第12図に示す機構のデイスク離脱時での動作状
態を示す斜視図である。 1・・・・・・カートリツジ、2・・・・・・ビデオデ
イスク、3・・・・・・カートリツジ本体(ケース)、
4・・・・・・蓋、20・・・・・・再生装置、21・
・・・・・検出ヘツド、22・・・・・・ターンテーブ
ル、24・・・・・・押上体、52,53・・・・・・
ローラ、54・・・・・・作動レバー、62,63・・
・・・・クランプレバー、75・・・・・・上側フイン
ガ、75a,78a・・・・・・クランプ部、78・・
・・・・下側フインガ、80,81・・・・・・永久磁
石片、90,91・・・・・・口ーラ、92・・・・・
・クランプ機構動作制御レバー、92a,92b・・・
・・・カム面、92c・・・・・・溝、120・・・・
・・第1のレバー 120a・・・・・・楔形カム面、
121・・・・・・第2のレバー、121a・・・・・
・扇形部、121b・・・・・・溝、121d・・・・
・・楔形カム面、130・・・・・・カム板、131・
・・・・・カム。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 円盤状記録媒体を収納するカートリッジ本体と該カ
    ートリッジ本体の該記録媒体に平行な装置への挿入方向
    前面側に着脱可能に結合してある蓋とよりなるカートリ
    ッジの、該装置への挿入・抜き出し時には該蓋を該カー
    トリッジ本体より離脱させて保持し且つ該カートリッジ
    本体のみの挿入・抜き出し時には該蓋を該カートリッジ
    本体に結合させる機構と、該カートリッジの挿入・抜き
    出し時には該円盤状記録媒体をクランプして該カートリ
    ッジ本体の抜き出しに応じて該円盤状記録媒体を該装置
    内に残し、該円盤状記録媒体がクランプされている状態
    での該カートリッジ本体の挿入・抜き出し時には該円盤
    状記録媒体に対するクランプを解除するクランプ機構と
    、該カートリッジの挿入・抜き出し時には該カートリッ
    ジが該クランプ機構のクランプ位置に到達前に該クラン
    プ機構を非クランプ状態として該カートリッジを受け入
    れ、該カートリッジ本体が上記クランプ位置より後退し
    た後に該保持された蓋を越えて該クランプ機構により該
    円盤状記録媒体をクランプさせ、該カートリッジ本体の
    挿入・抜き出し時には該カートリッジ本体が上記クラン
    プ位置へ到達する前に該クランプ機構を非クランプ状態
    として該円盤状記録媒体に対するクランプを解除させ、
    該カートリッジが上記クランプ位置より後退するまで該
    クランプ機構を非クランプ状態としたまゝとするクラン
    プ動作制御機構とを具備してなることを特徴とする円盤
    状記録媒体再生装置。 2 該クランプ動作制御機構は、該カートリッジの挿入
    方向への移動により該クランプ機構を開きその状態に保
    持し、該カートリッジが抜き出し方向へ移動して元の位
    置に復帰した際クランプ機構を閉じる制御部材を具備し
    、該制御部材を、該カートリッジ又は該カートリッジ本
    体が該クランプ機構のクランプ部に到達する前に該カー
    トリッジ又は該カートリッジ本体に押されるよう配設し
    てなり、該カートリッジの挿入・抜き出し時には該カー
    トリッジが該クランプ機構のクランプ位置に到達前の第
    1の位置で該クランプ機構を非クランプ状態として該カ
    ートリッジを受入れ、該カートリッジ本体が上記クラン
    プ位置より後退した上記第1の位置に到つた際に該保持
    された蓋を越えて該クランプ機構により該円盤状記録媒
    体をクランプさせ、該カートリッジ本体の挿入・抜き出
    し時には該カートリッジ本体が上記クランプ位置へ到達
    する前の上記第1の位置で該クランプ機構を非クランプ
    状態として該円盤状記録媒体に対するクランプを解除さ
    せ、該カートリッジが上記クランプ位置より後退した上
    記第1の位置に到るまで該クランプ機構を非クランプ状
    態としたまゝとするよう構成したことを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の円盤状記録媒体再生装置。 3 該クランプ動作制御機構は、該カートリッジ又は該
    カートリッジ本体が該クランプ機構のクランプ部に到達
    する前の第1の位置に到達したときに該カートリッジ又
    は該カートリッジ本体に押されて移動する第1の制御部
    材と、該第1の制御部材により押されて移動して該クラ
    ンプ機構を非クランプ状態とし該カートリッジ本体より
    離脱されて保持された該蓋により復帰を制限される第2
    の制御部材とよりなり、該カートリッジの挿入時には該
    カートリッジが上記第1の位置に到つたときの該第1の
    及び第2の制御部材の移動により該クランプ機構を開い
    て該カートリッジを受け入れ、該カートリッジ本体の抜
    き出し時には該第1の制御部材だけが、該蓋により復帰
    移動を制限された該第2の制御部材とは独立に復帰方向
    に移動し、該カートリッジ本体が上記第1の位置に到る
    前の第2の位置で該クランプ機構により該保持された蓋
    を越えて該円盤状記録媒体をクランプさせ、該カートリ
    ッジ本体の挿入時には該第1の制御部材の作用により該
    カートリッジ本体がクランプ部に到る前に該クランプ機
    構を非クランプ状態として該カートリッジ本体を受け入
    れ、該カートリッジ本体が該蓋と一体的に抜き出される
    時には該第1及び第2の制御部材が共に復帰して該カー
    トリッジ本体が上記第1の位置に到るまで該クランプ機
    構を非クランプ状態としたまゝとするよう構成したこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の円盤状記録媒
    体再生装置。
JP53124960A 1978-10-11 1978-10-11 円盤状記録媒体再生装置 Expired JPS5931793B2 (ja)

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JPS5552559A JPS5552559A (en) 1980-04-17
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JPS6138133Y2 (ja) * 1980-05-15 1986-11-04
JPS5832270A (ja) * 1981-08-18 1983-02-25 Mitsubishi Electric Corp 記録円板の再生装置
JPS5832271A (ja) * 1981-08-18 1983-02-25 Mitsubishi Electric Corp 記録円板の再生装置
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JPS6095689U (ja) * 1983-11-30 1985-06-29 ホーチキ株式会社 煙感知器

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