JPH0250374A - ディスクカートリッジのシャッタ開閉機構 - Google Patents

ディスクカートリッジのシャッタ開閉機構

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Publication number
JPH0250374A
JPH0250374A JP20071488A JP20071488A JPH0250374A JP H0250374 A JPH0250374 A JP H0250374A JP 20071488 A JP20071488 A JP 20071488A JP 20071488 A JP20071488 A JP 20071488A JP H0250374 A JPH0250374 A JP H0250374A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shutter
pin
cartridge
disk cartridge
closed position
Prior art date
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Application number
JP20071488A
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English (en)
Inventor
Kazuo Sasaki
一雄 佐々木
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、シャッタスプリング無しのシャッタを開閉す
るディスクカートリッジのシャッタ開閉機構に関する。
[発明の概要] 本発明は、ケースにシャッタをスライド自在に取り付け
てディスクカートリッジを構成し、力一トリッジホルダ
にカートリッジ挿入室を設けると共に先端側に解除ピン
を有するシャッタアームを回転自在に設けてディスクド
ライブ装置を構成し、前記ディスクカートリッジを前記
カートリッジ挿入室に挿入する挿入過程で前記解除ピン
が前記ピン挿入溝に入り込んだ状部でシャッタアームが
回転してシャッタが閉位置から開位置にスライドするデ
ィスクカートリッジのシャッタ開閉機構において、 前記ピン挿入溝内には前記シャッタの一部を延長して係
止突起を設け、この係止突起に前記ピン挿入溝の入口よ
り奥の方がシャッタ閉方向側に位置するシャッタ閉方向
面を構成化することにより、ディスクカートリッジの挿
入過程の途中でディスクカートリッジが引き出されても
常にシャッタが閉位置に戻された状態でディスクカート
リッジが引き出されるものである。
[従来の技術] ケース内にディスクを回転自在に収容したディスクカー
トリッジには1.ディスク非装着時にヘッド挿入孔から
ケース内にゴミが侵入したり、指でディスクに接触した
りすることがないようにシャッタが設けられる。このシ
ャッタはディスクカートリッジの装着過程で開位置にさ
れ、この開位置にされたシャッタがディスクカートリッ
ジの排出過程で閉位置にされるもので、第6図乃至第8
図には従来のシャッタ開閉機構が示されている。
第6図において、ディスクカートリッジ1のケース2は
偏平方形状を有し、このケース2内にディスク5が回転
自在に収容されている。このケース2の上下面にはその
対向位置にヘッド挿入孔7が形成され、このヘッド挿入
孔7がシャッタ9で開閉される。シャッタ9は上面部1
0と下面部llとこれらを接続する前面部12とから略
コ字状に形成され、ケース2を挾み込むようにしてケー
ス2に取り付けられている。このシャッタ9は前記ヘッ
ド挿入孔7を閉じる閉位置とこれを開ける開位置の間を
スライド自在に構成されている。又、シャッタ9の前端
側には上面部10と下面部11と前面部12の一部を削
成してピン挿入溝13が形成されている。このピン挿入
溝13を形成する面にはシャッタ閉方向面14とシャッ
タ閉方向面+5とが形成され、これらの面を下記する解
除ピン4Iが抑圧してシャッタ9をスライドする。ピン
挿入溝I3の近くには前゛面部!2の一部を折曲してロ
ック爪I7が設けられており、このロック爪17にロッ
ク部材19が係止されている。このロック部材19は一
端側がケース2に支持され他端側が前記ピン挿入11f
13内に配置されており、弾性変形により前記ピン挿入
溝13の奥へ移動可能に構成されている。又、ロック部
材19にはロック溝27が形成され、このロック溝27
内に前記ロック爪17が入り込んでいる。
ディスクドライブ装置30は、図示しない本体ケースに
対してカートリッジホルダ3Kが昇降自在に設けられて
おり、このカートリッジホルダ31にはカートリッツ挿
入室35が設けられている。
カートリッジホルダ31の上面にはシャッタアーム38
が配置され、このシャッタアーム38の基端は回転自在
に支持されている。このシャッタアーム38の先端には
円柱状の解除ピン41が垂設され、この解除ピン41は
前記カートリッジ挿入室35に突出している。前記シャ
ッタアーム38はシャッタ閉位置とシャッタ開位置の間
を回転移動すると共にシャッタアーム38とカートリッ
ジホルダ31との間にはコイルバネ40が介在され、こ
のコイルバネ40のバネ力でシャッタ9はシャッタ閉位
置側に付勢されている。
而して、ディスクカートリッジlをカートリッジ挿入室
35内に挿入すると、第7図にて実線で示すように、シ
ャッタ9のピン挿入溝13に解除ピン4Iが入り込み、
この解除ピン41にてロック部材19がピン挿入111
13奥に弾性変形してロック爪17がロック溝27より
出てシャッタロックが解除される。さらに、ディスクカ
ートリッジ1を挿入すると、コイルバネ40のバネ力に
抗してシャッタアーム38が第7図のd矢印方向に回転
移動する。このシャッタアーム38の移動に追従してシ
ャッタ9が開位置方向にスライドしディスフカートリッ
ジ1が挿入完了位置まで挿入されると、第7図にて二点
鎖線で示すように、シャッタアーム38がシャッタ開位
置に位置すると共にシャッタ9が開位置に位置してヘッ
ド挿入孔7が開く。ディスクカートリッジ1が挿入完了
位置まで挿入されると同時に図示しないホルダ昇降手段
にてカートリッジホルダ3!が降下されてディスクカー
トリッジlがカートリッジ装着位置に位置される。この
降下過程でヘッド挿入孔7にヘッドが挿入されると共に
ディスク5のハブ部にターンテーブルがチャッキングさ
れて記録再生可能状態となる。
ディスクカートリッジ1が装着位置に位置するときにイ
ジェクトモードが選択されると、上記動作と反対に先ず
カートリッジホルダ31が上昇してヘッド挿入孔7から
ヘッドが退出すると共にターンテーブルのチャッキング
が解除される。次に、コイルバネ40のバネ力でシャッ
タアーム38が第7図のe矢印方向に回転し、ディスク
カートリッジlがカートリッジ挿入方向の反対方向に押
されて排出されると共にシャッタ9が閉位置方向にスラ
イドする。シャッタアーム38がシャッタ閉位置に位置
すると、シャッタ9が閉位置までスライドしてヘッド挿
入孔7が閉じると共にシャッタ9のロック爪17がロッ
ク部材19のロック溝27に入り込みロック状態となっ
て引き出し過程が完了する。
以上のようにシャッタ9を閉位置側に付勢するスプリン
グを有さなくとも適正なシャッタ9の開閉が行われるも
のである。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記したディスクカートリッジの挿入過
程において、ディスクカートリッジの挿入を途中で中止
しディスクカートリッジを引き出す場合がある。ディス
クカートリッツlを引き出すとシャッタアーム38の解
除ピン41はコイルバネ40のバネ力によってピン挿入
溝13のシャッタ閉方向面15を押圧してシャッタ9と
共に戻ろうとする。この際に、第8図に示すように、デ
ィスクカートリッジlの引き出しスピードVAよリシャ
ッタアーム38のカートリッジ引出し方向スピード■8
が速い場合には、解除ピン41の移動に追従してシャッ
タ9がスライドし、シャッタ9が閉位置に戻された状態
でディスクカートリッジ1が引き出される。一方、反対
にディスクカートリッジlの引き出しスピードvAより
シャッタアーム38のカートリッジ引出し方向スピード
V。
が遅い場合には、シャッタ9のピン挿入溝13から解除
ピン41が抜は出てシャッタ9が閉位置に戻されない状
態でディスクカートリッジ1が引き出されるという欠点
がある。
そこで、本発明はディスクカートリッジの挿入過程の途
中でディスクカートリッジが引き出されてし常にシャッ
タが閉位置に戻された状態でディスクカートリッジが引
き出されるディスクカートリッジのシャッタ開閉機構を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記目的を解決するための本発明に係るディスクカート
リッジのシャッタ開閉機構は、ヘッド挿入孔を設けたケ
ースにシャッタを取り付け、このシャッタを前記ヘッド
挿入孔を閉じる閉位置と前記ヘッド挿入孔を開ける開位
置との間でスライド自在に構成し、前記シャッタにはピ
ン挿入溝を設けたディスクカートリッジと、カートリッ
ジ挿入室を設けたカートリッジホルダにシャッタアーム
を取り付け、このシャッタアームの先端側に解除ピンを
設けると共に前記ツヤツタアームをシャッタ閉位置と、
シャッタ開位置の間で回転自在に設け、前記シャッタを
シャッタ閉位置側に付勢する付勢手段を設けたディスク
ドライブ装置とを備え、前記ディスクカートリッジを前
記カートリッジ挿入室に挿入する挿入過程にあって、こ
の挿入ストロークで前記ピン挿入溝に前記解除ピンが入
り込みこの入り込んだ状態で前記シャッタアームが前記
付勢手段の付勢力に抗してシャッタ閉位置からシャッタ
開位置に回転し、このシャッタアームの回転と共に前記
解除ピンが前記ピン挿入溝のシャッタ閉方向面を押圧し
ながら移動して前記シャッタが閉位置から開位置にスラ
イドするディスクカートリッジのシャッタ開閉機構にお
いて、前記ピン挿入溝内には前記シャッタの一部を延長
して係止突起を設け、この係止突起に前記ピン挿入溝の
入口より奥の方がシャッタ閉方向側に位置するシャッタ
閉方向を構成したものである。
[作用コ ディスクカートリッジをカートリッジ挿入室に挿入する
と、シャッタのピン挿入溝に解除ピンが入り込みシャッ
タアームが付勢手段の付勢力に抗して回転し解除ピンが
ピン挿入溝のシャッタ開方向面を押圧しながら移動して
シャッタが開位置方向にスライドする。このディスクカ
ートリッジの挿入過程途中でディスクカートリッジを引
き出すと、解除ピンがピン挿入溝のシャッタ閉方向面を
押圧しながら移動してシャッタが閉位置方向にスライド
する。この際に、ディスクカートリッジの引き出しスピ
ードよりシャッタのカートリッジ引出し方向スピードが
遅い場合には、解除ピンがピン挿入溝より抜は出ようと
するが係止突起のシャッタ閉方向面がピン挿入溝の入口
より奥の方がシャッタ閉方向側に位置しているため容易
に抜は出ず、シャッタアームの回転によってシャッタが
閉位置方向にスライドする。シャッタアームがシャッタ
閉位置まで回転するとシャッタが閉位置までスライドす
ると、シャッタがスライドできなくなるために解除ピン
がシャッタ閉方向面の抵抗に抗してピン挿入溝より抜は
出てディスクカートリッジがカートリッジ挿入室から引
き出される。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面を用いて説明する。
第1図乃至第5図には本発明のシャッタ開閉機構の一実
施例が示されている。
第2図及至第4図において、ディスクカートリッジlは
その外部が略偏平方形状のケース2で被われている。こ
のケース2は上ケース部材3と下ケース部材4が互いの
周縁端面を接合して構成されており、このケース2内に
ディスク5が回転自在に収容されている。下ケース部材
4の略中央にはターンテーブル挿入孔6が形成されてお
り、このターンテーブル挿入孔6よりディスクドライブ
装置のターンテーブルが挿入される。上ケース部材3と
下ケース部材4の対向位置にはヘッド挿入孔7がそれぞ
れ形成され、このヘッド挿入孔7よりディスクドライブ
装置のヘッドがケース2内に挿入される。又、上ケース
部材3と下ケース部材4の外面にはヘッド挿入孔7及び
ターンテーブル挿入孔6を含む位置に他の箇所よりも一
段内側に窪んだシャッタスライド面8が形成されており
、このシャッタスライド面8をシャッタ9がスライドす
る。又、このシャッタ9がスライドする下ケース部材4
の前端にはピン摺動面29が形成され、このピン摺動面
29を下記する解除ピン41が摺動する。
シャッタ9は上面部10と下面部1!とこれらを接続す
る前面部12とから略コ字状に構成され、ケース2を挾
み込むようにしてケース2に取り付けられている。下面
部1.1には係止を兼ねたガイド爪45が設けられ、こ
のガイド爪45が下ケース部材4のガイド溝(図示せず
)に挿入されている。シャッタ9は前記ヘッド挿入孔7
及びターンテーブル挿入孔6を閉ビる閉位置とこれらを
開ける開位置の間をスライド自在に構成されている。
又、シャッタ9の前端側には上面部10とした下面部1
1と前面部12の一部を切り欠いてピン挿入溝13が形
成されており、このピン挿入溝13は上方から見て略方
形状を有している。上面部10のこのピン挿入溝13を
形成する面にはシャック閉方向面14とシャック閉方向
面15が形成され、これらの面を下記する解除ピン41
が押圧してシャッタ9をスライドする。このピン挿入溝
13のシャッタ開方向側の端面はシャッタスライド方向
Sに対して垂直方向に形成され、この端面が下記する解
除ピン41の押圧するシャック閉方向面14として構成
されている。又、ピン挿入溝13内には前面部12の一
部を延長して係止突起43が設けられている。この係止
突起43は前面部12と同一方向に延長された後に折曲
された形状を有し、案内部43aと係止部43bとから
成る。この案内部43aと係止部43bとの折曲箇所は
アールに形成されている。この係止部43bはピン挿入
溝!3の入口より奥に向かって徐々にシャッタ閉方向側
に傾斜しており、この係止部43bの萌記シャッタ開方
向面14に対向する面が乍記する解除ピン41の押圧す
るシャッタ閉方向面15として構成されている。前記前
面部12にはこのピン挿入溝13に接続する孔16が形
成されこの孔16の形成を利用してロック爪17が設け
られている。
ロック部材19は弾性体より形成され、支持部20とア
ール状の弾性変形部21と被押圧部22と変形規制部2
3とから成る。支持部20には円孔24とだ円孔25が
形成されこの円孔24とだ円孔25に前記下ケース部材
4のピン部26がそれぞれ挿入されている。被押圧1M
522の一部は前記シャッタ9のピン挿入溝13内に配
置されていると共に被押圧部22にはロック溝27が形
成され、このロック1W27に前記シャッタ9のロック
爪17が入り込んでいる。変形規制部23は前記下ケー
ス部材4のストッパ部28に当接し被押圧部22の前面
が前記シャッタ9の前面部12の内面より前方に出ない
ように規制している。而して、ロック部材19は、第4
図Iこで実線で示すように、ロック溝27にシャッタ9
のロック爪17が入り込んでシャッタ9をロックするロ
ック位置と、第4図にて二点鎖線で示すように、変形規
制部23が弾性変形しロック溝27からツヤツタ9のロ
ック爪+7が抜は出てシャッタ9をロック解除するロッ
ク解除位置との間を移動する。
第1図において、ディスクドライブ装置30のカートリ
ッジホルダ31が示され、このカートリッジホルダ31
は図示しない本体ケースに昇降自在に設けられている。
このカートリッジホルダ31は、−枚の板を折曲して天
板部32と両側板部33と底板部34とから成り、これ
らに囲まれてカートリッジ挿入室35が構成されている
。このカートリッジ挿入室35の挿入口は図示しないフ
ロントパネルのカートリッジ挿入口の対応位置に設けら
れ、このカートリッジ挿入口からディスクカートリッジ
1はカートリッジ挿入室35に挿入される。底板部34
にはストッパ3°6が設けられており、このストッパ3
6は、ディスクカートリッジ1がカートリッジ挿入完了
位置以上に挿入されないように挿入規制している。天板
部32には切欠部37が形成きれ、この切欠部37の一
部にピン案内面37aが形成されている。このピン案内
面3’7 aは円弧状を有し、このピン案内面373に
沿ってンヤブタアーム38の解除ピン41が移動する。
シャッタアーム38は面記天板部32の上面に配置され
、その基部が天板部32にピン39にて回転自在に支持
されている。シャッタアーム38は第1図にて実線で示
すシャッタ閉位置と第1図にて二点鎖線で示すシャッタ
開位置との間を回転移動する。このシャッタアーム38
と天板部32との間にはコイルバネ40が介在され、こ
のコイルバネ40のバネ力でシャッタアーム38がシャ
ッタ閉位置側に付勢されている。シャッタ閉位置ではコ
イルバネ40のバネ力を解除ピン4Iが天板部32に当
接することによって受けており、シャッタアーム38は
シャッタ閉位置以上には反ツヤツタ開位置側に移動しな
いように規制されている。前記解除ピン41は円柱状を
有しシャッタアーム38の先端に垂設され、この解除ピ
ン41の下方は匍記カートリッジ挿入室35に突出して
いる。
以下、上記構成の作用について説明する。
ディスクカートリッジlは、ディスク非装着時にはロッ
ク部材19がロック位置にありシャッタ9がロックされ
ている。このディスクカートリッジ1をカートリッジ挿
入口(図示せず)からカートリッジ挿入室35に挿入す
ると、この挿入過程とディスクカートリッジ1が下方に
降下する降下過程によってディスクカートリッジlが装
着位置に位置される。
先ず、挿入過程において、第3図にて実線で示すように
シャッタ9のピン挿入溝13に解除ピン41が入り込み
解除ピン41がロック部材19を押圧してシャッタロッ
クが解除される。さらに、ディスクカートリッジ1を挿
入すると、解除ピン41がピン摺動面29に当接しコイ
ルバネ40のバネ力に抗してシャッタアーム38がシャ
ッタ開位置側に回転移動する。このシャッタアーム38
と共に解除ピン41がピン挿入溝13のシャッタ開方向
面14を押圧しながらピン摺動面29を摺動し、シャッ
タ9が開位置方向にスライドする。
ディスクカートリッジlが挿入完了位置まで挿入される
と、第3図にて二点鎖線で示すようにシャッタアーム3
8がシャッタ開位置に位置すると共にシャッタ9が開位
置に位置してヘッド挿入孔7及びターンテーブル挿入孔
6が開く。
次に、降下過程において、ヘッド挿入孔7からヘッドが
挿入されると共にディスク5の中心部にターンテーブル
がチャッキングされて記録再生可能状態となる。
この状態でイジェクトモードが選択されると、ディスク
カートリッジが上方に移動する上昇過程とディスク挿入
口側に排出される排出過程によってディスクカートリッ
ジlがカートリッジ挿入室35から引き出される。
先ず、上昇過程でヘッド挿入孔7からヘッドが退出する
と共にターンテーブルのチャッキングが解除される。
次に、排出過程でコイルバネ40のバネ力でシャッタア
ーム38がディスクカートリッジlを排出方向に押す。
ディスクカートリッジ1が排出方向に移動すると共にシ
ャッタアーム38がシャッタ閉位置側に回転移動する。
このシャッタアーム38と共に解除ピン41がピン挿入
溝13のシャッタ閉方向面15を押圧しながらピン摺動
面29を摺動するため、シャッタ9は閉位置方向にスラ
イドする。シャッタアーム38がシャッタ閉位置まで来
ると、シャッタ9が閉位置までスライドしてヘッド挿入
孔7及びターンテーブル挿入孔6h<閉じと共にロック
部材19にてシャッタロックがかかる。又、シャッタア
ーム38がシャッタ閉位置まで来ると、ディスクカート
リッジlの挿入後端側かカートリッジ挿入口から突出し
てディスクカートリッジ菫をカートリッジ挿入口から引
き出すことができる。
上記動作中の挿入過程において、ディスクカートリッジ
lの挿入を途中で中止しディスクカートリッジlを引き
出すと、シャッタアーム38の解除ピン41はコイルバ
ネ40のバネ力によってピン挿入溝13のシャッタ閉方
向面15を押圧してシャッタ9と共に戻ろうとする。こ
の際に、第5図に示すように、ディスクカートリッジl
の引き出しスピードVAよりシャッタアーム38のカー
トリッジ引き出し方向スピードVB  (シャッタアー
ム38の回転スピードVのカートリッジ引き出し方向成
分)が速い場合には、解除ピン41がシャッタ閉方向面
15を押圧しながらピン摺動面29を摺動してディスク
カートリッジlが引き出し方向に移動するためシャッタ
9が閉位置に戻された状態でディスクカートリッジlが
引き出される。
一方、反対にディスクカートリッジlの引き出しスピー
ドVAよりシャッタアーム38のカートリッジ引出し方
向スピードv8が遅い場合には解除ピン41がピン挿入
溝I3より抜は出ようとするが、係止突起43のシャッ
タ閉方向面15がピン挿入溝I3の入口より奥の方がシ
ャッタ閉方向側に位置しているため抜は出すシャッタ9
を閉位置方向に押す。シャッタアーム38がシャッタ閉
位置まで回転しシャッタ9が閉位置までスライドすると
、シャッタ9がスライドできなくなるために解除ピン4
1がシャッタ閉方向面15の抵抗に抗し、かつ係止突起
43が弾性変形してピン挿入溝I3から抜は出る。従っ
て、ディスクカートリッジlをカートリッジ挿入室35
から引き出すときにはシャッタ9が閉位置に戻されロッ
ク部材19でロックされた状態で引き出される。
また、この実施例ではシャッタ閉方向面15Mなだらか
に傾斜しており、且つ、係止突起43が弾性変形するた
め、シャッタ9の閉位置における解除ピン41の抜は出
しが割に引っかかりなくスムーズである。さらに、この
実施例では係止突起43の案内部43aと係止部43b
の間の折曲箇所がアールに形成されているため解除ピン
41の挿入・脱出がスムーズに行われる利点を有する。
さらにまた、この実施例では係止突起43のシャッタ閉
方向面15の幅dが幅広に形成されているので、解除ピ
ン41が面接触するため摩耗粉が生じにくいという利点
を有する。
尚、この実施例ではシャッタの前面部12を延長して係
止突起43を構成したが、上面部lO又は下面部!lを
延長して係止突起43を構成してもよい。
[発明の効果コ 以上述べたように本発明によれば、ディスクカートリッ
ジの挿入過程でシャッタのピン挿入溝に解除ピンを挿入
してシャッタを開くディスクカートリッジのツヤツタ開
閉機構において、前記ピン挿入溝内には前記シャッタの
一部を延長して係止突起を設け、この係止突起に前記ピ
ン挿入溝の入口より奥の方がシャッタ閉方向側に位置す
るシャッタ閉方向面を構成したので、ディスクカートリ
ッジの挿入過程の途中でディスクカートリッジが引き出
されても常にシャッタが閉位置に戻された状態でディス
クカートリッジが引き出されるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明の一実施例を示し、第1図は
カートリッジホルダの斜視図、第2図はディスクカート
リッジの一部拡大分解斜視図、第3図はシャッタ開閉機
構の平面図、第4図はディスクカートリッジの挿入過程
においてロック解除される状態を示す図、第5図はディ
スクカートリッジの挿入過程(こおいて挿入途中でディ
スクカートリッジが引き出される状態を示す図であり、
第6図乃至第7図は従来例を示し、第6図はシャッタ開
閉機構の斜視図、第7図はシャッタ開閉機構の平面図、
第8図はディスクカートリッジの挿入過程において挿入
途中でディスクカートリッジが引き出される状態を示す
図である。 1・・・ディスクカートリッジ、2・・・ケース、7・
・・ヘッド挿入孔、9・・・シャッタ、13・・・ピン
挿入溝、14・・・シャッタ開方向面、15・・・シャ
ッタ閉方向面、30・・・ディスクドライブ装置、31
・・・カートリッジホルダ、35・・・カートリッジ挿
入室、38・・・シャッタアーム、40・・・コイルバ
ネ(付勢手段)、41・・・解除ピン、43・・・係止
突起。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヘッド挿入孔を設けたケースにシャッタを取り付
    け、このシャッタを前記ヘッド挿入孔を閉じる閉位置と
    前記ヘッド挿入孔を開ける開位置との間でスライド自在
    に構成し、前記シャッタにはピン挿入溝を設けたディス
    クカートリッジと、カートリッジ挿入室を設けたカート
    リッジホルダにシャッタアームを取り付け、このシャッ
    タアームの先端側に解除ピンを設けると共に前記シャッ
    タアームをシャッタ閉位置とシャッタ開位置の間で回転
    自在に設け、前記シャッタをシャッタ閉位置側に付勢す
    る付勢手段を設けたディスクドライブ装置とを備え、 前記ディスクカートリッジを前記カートリッジ挿入室に
    挿入する挿入過程にあって、この挿入ストロークで前記
    ピン挿入溝に前記解除ピンが入り込みこの入り込んだ状
    態で前記シャッタアームが前記付勢手段の付勢力に抗し
    てシャッタ閉位置からシャッタ開位置に回転し、このシ
    ャッタアームの回転と共に前記解除ピンが前記ピン挿入
    溝のシャッタ開方向面を押圧しながら移動して前記シャ
    ッタが閉位置から開位置にスライドするディスクカート
    リッジのシャッタ開閉機構において、前記ピン挿入溝内
    には前記シャッタの一部を延長して係止突起を設け、こ
    の係止突起に前記ピン挿入溝の入口より奥の方がシャッ
    タ閉方向側に位置するシャッタ閉方向面を構成したこと
    を特徴とするディスクカートリッジのシャッタ開閉機構
JP20071488A 1988-08-11 1988-08-11 ディスクカートリッジのシャッタ開閉機構 Pending JPH0250374A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH046870U (ja) * 1990-05-08 1992-01-22
DE19719975B4 (de) * 1996-05-14 2004-10-28 Alps Electric Co., Ltd. Scheibenkassette
US8959500B2 (en) 2006-12-11 2015-02-17 Nytell Software LLC Pipelined processor and compiler/scheduler for variable number branch delay slots

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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