JP2559472Y2 - フロッピーディスクドライブ装置 - Google Patents
フロッピーディスクドライブ装置Info
- Publication number
- JP2559472Y2 JP2559472Y2 JP1991048192U JP4819291U JP2559472Y2 JP 2559472 Y2 JP2559472 Y2 JP 2559472Y2 JP 1991048192 U JP1991048192 U JP 1991048192U JP 4819291 U JP4819291 U JP 4819291U JP 2559472 Y2 JP2559472 Y2 JP 2559472Y2
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- Japan
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- stopper
- slider
- disk
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案はフロッピーディスクド
ライブ装置に関するものであり、特にイジェクト時にフ
ロッピーディスクに設けたシャッタにて磁気ヘッドを損
傷しないようにしたフロッピーディスクドライブ装置に
関するものである。
ライブ装置に関するものであり、特にイジェクト時にフ
ロッピーディスクに設けたシャッタにて磁気ヘッドを損
傷しないようにしたフロッピーディスクドライブ装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の3.5インチのフロッピーディス
クを使用するフロッピーディスクドライブ装置は、フロ
ッピーディスクの装填操作によってデータ読み取り用の
磁気ヘッドが作動してフロッピーディスクのケースに設
けられた窓を介して磁気記録部分に押し当てられ、それ
と同時に脱落防止のためのロックが施される。フロッピ
ーディスクを取り出すときには、イジェクトボタンを押
圧し、これによって前記ロックが解除され、フロッピー
ディスクが弾き出される。
クを使用するフロッピーディスクドライブ装置は、フロ
ッピーディスクの装填操作によってデータ読み取り用の
磁気ヘッドが作動してフロッピーディスクのケースに設
けられた窓を介して磁気記録部分に押し当てられ、それ
と同時に脱落防止のためのロックが施される。フロッピ
ーディスクを取り出すときには、イジェクトボタンを押
圧し、これによって前記ロックが解除され、フロッピー
ディスクが弾き出される。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上記従来型に於ては、
フロッピーディスクを挿入する部分を下向きにしてイジ
ェクトボタンを押圧すると、前記ロックが完全に解除さ
れていない状態のとき、自重でフロッピーディスクが落
下することがある。このときには前記磁気ヘッドが未だ
完全に前記磁気記録部分から離れていない。従ってフロ
ッピーディスクのシャッタの閉塞作動によって該シャッ
タが磁気ヘッドを損傷することがあった。
フロッピーディスクを挿入する部分を下向きにしてイジ
ェクトボタンを押圧すると、前記ロックが完全に解除さ
れていない状態のとき、自重でフロッピーディスクが落
下することがある。このときには前記磁気ヘッドが未だ
完全に前記磁気記録部分から離れていない。従ってフロ
ッピーディスクのシャッタの閉塞作動によって該シャッ
タが磁気ヘッドを損傷することがあった。
【0004】以上の如く、フロッピーディスクドライブ
装置に於て、フロッピーディスクの挿入部分を下向きに
した状態でイジェクトボタン等を操作した場合でも、磁
気ヘッドが充分にフロッピーディスクから離れてからイ
ジェクトされるようにするために解決せられるべき技術
的課題が生じてくるのであり、本考案はこの課題を解決
することを目的とする。
装置に於て、フロッピーディスクの挿入部分を下向きに
した状態でイジェクトボタン等を操作した場合でも、磁
気ヘッドが充分にフロッピーディスクから離れてからイ
ジェクトされるようにするために解決せられるべき技術
的課題が生じてくるのであり、本考案はこの課題を解決
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成するために提案されたものであり、スライド作動す
るシャッタを備えた3.5インチフロッピーディスクの
磁気記録面に接触・離反する上下動自在な磁気ヘッド
と、シャーシへ一定範囲昇降自在に装着したディスクホ
ルダと、前記ディスクホルダを上昇駆動してディスクホ
ルダ内のフロッピーディスクをイジェクトするスライダ
を備え、前記スライダを押し込み操作することにより、
前記ディスクホルダが上昇し、前記ディスクホルダが前
記磁気ヘッドのキャリッジを押し上げて前記磁気ヘッド
をフロッピーディスクから離反させ、フロッピーディス
クがイジェクトされるフロッピーディスクドライブ装置
に於て、前記シャーシまたはディスクホルダに、前記フ
ロッピーディスクの裏面左右端部に設けられた二箇所の
凹部の内の少なくとも一箇所の凹部に弾接するストッパ
ーを取付け、前記ストッパーにより前記ディスクホルダ
内のフロッピーディスクの前後移動を阻止するととも
に、前記スライダの前端部を前記ストッパーの中間部位
に対向させ、前記スライダの押し込み操作により、前記
スライダが前記ストッパーを押圧して、前記ストッパー
がフロッピーディスクの前記凹部から離脱するように形
成し、且つ、前記ディスクホルダ及び磁気ヘッドの上昇
行程後に、前記ストッパーの退避動作が行われてフロッ
ピーディスクがイジェクトされるように形成したことを
特徴とするフロッピーディスクドライブ装置を提供する
ものである。
達成するために提案されたものであり、スライド作動す
るシャッタを備えた3.5インチフロッピーディスクの
磁気記録面に接触・離反する上下動自在な磁気ヘッド
と、シャーシへ一定範囲昇降自在に装着したディスクホ
ルダと、前記ディスクホルダを上昇駆動してディスクホ
ルダ内のフロッピーディスクをイジェクトするスライダ
を備え、前記スライダを押し込み操作することにより、
前記ディスクホルダが上昇し、前記ディスクホルダが前
記磁気ヘッドのキャリッジを押し上げて前記磁気ヘッド
をフロッピーディスクから離反させ、フロッピーディス
クがイジェクトされるフロッピーディスクドライブ装置
に於て、前記シャーシまたはディスクホルダに、前記フ
ロッピーディスクの裏面左右端部に設けられた二箇所の
凹部の内の少なくとも一箇所の凹部に弾接するストッパ
ーを取付け、前記ストッパーにより前記ディスクホルダ
内のフロッピーディスクの前後移動を阻止するととも
に、前記スライダの前端部を前記ストッパーの中間部位
に対向させ、前記スライダの押し込み操作により、前記
スライダが前記ストッパーを押圧して、前記ストッパー
がフロッピーディスクの前記凹部から離脱するように形
成し、且つ、前記ディスクホルダ及び磁気ヘッドの上昇
行程後に、前記ストッパーの退避動作が行われてフロッ
ピーディスクがイジェクトされるように形成したことを
特徴とするフロッピーディスクドライブ装置を提供する
ものである。
【0006】
【作用】この考案は、フロッピーディスクドライブ装置
に、例えば弾性体からなるストッパーを位置固定に設
け、該ストッパーの係合部を、挿入されるフロッピーデ
ィスクの先端両側の裏面に形成される凹部に弾力的に係
合せしめるものである。而して、イジェクト操作によっ
て作動する例えばスライドレバーが磁気ヘッドをフロッ
ピーディスクから離隔せしめたる後、前記係合を解除
し、イジェクトせしめるものである。従って、イジェク
ト時にフロッピーディスクが磁気ヘッドを傷損せしめる
如き虞れが全くないのみならず構造も簡単であり、大幅
な改造を要しないので実施が極めて容易である。
に、例えば弾性体からなるストッパーを位置固定に設
け、該ストッパーの係合部を、挿入されるフロッピーデ
ィスクの先端両側の裏面に形成される凹部に弾力的に係
合せしめるものである。而して、イジェクト操作によっ
て作動する例えばスライドレバーが磁気ヘッドをフロッ
ピーディスクから離隔せしめたる後、前記係合を解除
し、イジェクトせしめるものである。従って、イジェク
ト時にフロッピーディスクが磁気ヘッドを傷損せしめる
如き虞れが全くないのみならず構造も簡単であり、大幅
な改造を要しないので実施が極めて容易である。
【0007】
【実施例】図1乃至図2及び図4は本考案の一実施例を
示し、図3はフロッピーディスクの裏面図を示す。図1
は3.5インチのフロッピーディスクドライブ装置1の
平面図で、フロッピーディスク2が装填されている状態
が示され、図2は図1の右側面図で一部を破断して示し
ている。
示し、図3はフロッピーディスクの裏面図を示す。図1
は3.5インチのフロッピーディスクドライブ装置1の
平面図で、フロッピーディスク2が装填されている状態
が示され、図2は図1の右側面図で一部を破断して示し
ている。
【0008】図1に於て、シャーシ3に対しスライダ4
は引張りのコイルバネにて成るスライダバネ5,5によ
って矢印A方向へ付勢されている。フロッピーディスク
2は装填されている状態でロックレバー6を付勢に抗し
て押し上げている。シャーシ3にはその周辺の三方に壁
3aが形成され、該壁3aの内側に弾性体から成るスト
ッパー7,7がその基部で固着されている。該ストッパ
ー7,7の係合部7a,7aは円弧状に形成され、図3
によって詳細に示されるフロッピーディスク2の凹部2
a,2aに係合している。
は引張りのコイルバネにて成るスライダバネ5,5によ
って矢印A方向へ付勢されている。フロッピーディスク
2は装填されている状態でロックレバー6を付勢に抗し
て押し上げている。シャーシ3にはその周辺の三方に壁
3aが形成され、該壁3aの内側に弾性体から成るスト
ッパー7,7がその基部で固着されている。該ストッパ
ー7,7の係合部7a,7aは円弧状に形成され、図3
によって詳細に示されるフロッピーディスク2の凹部2
a,2aに係合している。
【0009】図1に於て、スライダ4はイジェクトボタ
ン4aを固着し、該イジェクトボタン4aを矢印B方向
へ押圧すると、スライダ4はスライダバネ5,5を緊張
させ乍ら矢印B方向へスライドする。同図中ディスクホ
ルダ8はスライドキー8a,8aを壁3aのキー溝3
c,3cにスライド自在に滑合し、図1に於てディスク
ホルダ8の水平方向の作動が規制されている。
ン4aを固着し、該イジェクトボタン4aを矢印B方向
へ押圧すると、スライダ4はスライダバネ5,5を緊張
させ乍ら矢印B方向へスライドする。同図中ディスクホ
ルダ8はスライドキー8a,8aを壁3aのキー溝3
c,3cにスライド自在に滑合し、図1に於てディスク
ホルダ8の水平方向の作動が規制されている。
【0010】図2に於て、スライダ4は片側にカム溝4
b,4bを形成し、図2では表れない他側も同様のカム
溝を形成している。前記ディスクホルダ8はカム溝4
b,4bに滑合するピン8b,8bを植立しており、ス
ライダバネ5,5に抗してスライダ4が図に於て右方へ
スライドせしめられると、該ディスクホルダ8はカム溝
4b,4bにピン8b,8bが案内されて上昇する。デ
ィスクホルダ8は図1に於てコの字状の曲げにて形成さ
れる左右のホールド部8c,8cによりフロッピーディ
スク2を把持しているので、フロッピーディスク2もデ
ィスクホルダ8と共に上昇する。
b,4bを形成し、図2では表れない他側も同様のカム
溝を形成している。前記ディスクホルダ8はカム溝4
b,4bに滑合するピン8b,8bを植立しており、ス
ライダバネ5,5に抗してスライダ4が図に於て右方へ
スライドせしめられると、該ディスクホルダ8はカム溝
4b,4bにピン8b,8bが案内されて上昇する。デ
ィスクホルダ8は図1に於てコの字状の曲げにて形成さ
れる左右のホールド部8c,8cによりフロッピーディ
スク2を把持しているので、フロッピーディスク2もデ
ィスクホルダ8と共に上昇する。
【0011】図3はフロッピーディスク2の底面図であ
るが、該フロッピーディスク2の先端部近傍の両縁部に
凹部2a,2aが設けられ、更に、該凹部2a,2aの
近傍に穴2b,2bが開穿されている。又、該フロッピ
ーディスク2の先端部中央部に設けられている窓2dに
はバネ付勢にて常閉のシャッタ2cが配設されている。
るが、該フロッピーディスク2の先端部近傍の両縁部に
凹部2a,2aが設けられ、更に、該凹部2a,2aの
近傍に穴2b,2bが開穿されている。又、該フロッピ
ーディスク2の先端部中央部に設けられている窓2dに
はバネ付勢にて常閉のシャッタ2cが配設されている。
【0012】又、図1に於てシャーシ3の底部3bの両
側部に前記フロッピーディスク2に開穿されている穴2
b,2bに嵌合するためのピン3d,3dが植立されて
おり、該ピン3d,3dは該フロッピーディスク2をフ
ロッピーディスクドライブに装填したとき、前記フロッ
ピーディスク2の穴2b,2bに嵌合するように構成さ
れている。
側部に前記フロッピーディスク2に開穿されている穴2
b,2bに嵌合するためのピン3d,3dが植立されて
おり、該ピン3d,3dは該フロッピーディスク2をフ
ロッピーディスクドライブに装填したとき、前記フロッ
ピーディスク2の穴2b,2bに嵌合するように構成さ
れている。
【0013】図1に於てディスクホルダ8が上方に移動
すると、キャリッジ9がバネによる付勢に抗して回動
し、ヘッド9aをフロッピーディスク2の磁気記録部2
eから離す。ディスクホルダ8によってフロッピーディ
スク2が底部3bから若干離れているが完全には離れて
いない状態にされているとき、図4で示したようにピン
3dに対して穴2bは半ば嵌入している状態になってい
る。
すると、キャリッジ9がバネによる付勢に抗して回動
し、ヘッド9aをフロッピーディスク2の磁気記録部2
eから離す。ディスクホルダ8によってフロッピーディ
スク2が底部3bから若干離れているが完全には離れて
いない状態にされているとき、図4で示したようにピン
3dに対して穴2bは半ば嵌入している状態になってい
る。
【0014】図1で示したように、シャッタアーム10
がシャッタバネ11によって時計方向に付勢されてお
り、先端の曲げ部10aがフロッピーディスク2のシャ
ッタ2cに係合してデータ読み書き用の窓2dを開き、
このとき該シャッタバネ11はフロッピーディスク2に
対してイジェクト方向に付勢している。従って、穴2b
は常にピン3dに対して横方向に押し付けられている。
がシャッタバネ11によって時計方向に付勢されてお
り、先端の曲げ部10aがフロッピーディスク2のシャ
ッタ2cに係合してデータ読み書き用の窓2dを開き、
このとき該シャッタバネ11はフロッピーディスク2に
対してイジェクト方向に付勢している。従って、穴2b
は常にピン3dに対して横方向に押し付けられている。
【0015】図5及び図6は本考案の要部を示す一部切
欠横断面図であるが、図5に於てストッパー7は、円弧
状に形成された係合部7aをフロッピーディスク2の凹
部2aに係合させ、また基部7bをシャーシ3の壁3a
に固着され、該基部7bとは反対側の端部7cをスライ
ダ4の先端部4cに対峙させている。ストッパー7が上
記の如く配設されたフロッピーディスクドライブ1は、
図1に於てイジェクトボタン4aを矢印B方向に押圧し
てイジェクト操作を行う。該イジェクト操作によりディ
スクホルダ8は上昇させられ、キャリッジ9を回動させ
て磁気ヘッド9aを磁気記録体2eから引き離す。この
とき、ピン3d,3dから穴2b,2bが完全に抜け出
す。
欠横断面図であるが、図5に於てストッパー7は、円弧
状に形成された係合部7aをフロッピーディスク2の凹
部2aに係合させ、また基部7bをシャーシ3の壁3a
に固着され、該基部7bとは反対側の端部7cをスライ
ダ4の先端部4cに対峙させている。ストッパー7が上
記の如く配設されたフロッピーディスクドライブ1は、
図1に於てイジェクトボタン4aを矢印B方向に押圧し
てイジェクト操作を行う。該イジェクト操作によりディ
スクホルダ8は上昇させられ、キャリッジ9を回動させ
て磁気ヘッド9aを磁気記録体2eから引き離す。この
とき、ピン3d,3dから穴2b,2bが完全に抜け出
す。
【0016】又、図6に於てスライダ4の先端部4cが
ストッパー7の端部7cを押動して係合部7aを凹部2
aから離脱せしめ、フロッピーディスク2を開放する。
図1に於てフロッピーディスク2がイジェクトされるの
に追従してロックレバー6が回動し、その係合部6aで
スライダ4の曲げ部4bに係合し、スライダバネ5,5
に抗してスライダ4を係止する。
ストッパー7の端部7cを押動して係合部7aを凹部2
aから離脱せしめ、フロッピーディスク2を開放する。
図1に於てフロッピーディスク2がイジェクトされるの
に追従してロックレバー6が回動し、その係合部6aで
スライダ4の曲げ部4bに係合し、スライダバネ5,5
に抗してスライダ4を係止する。
【0017】尚、図7で示したように、ストッパー17
の係合部17aの形状を、フロッピーディスク2が挿入
されるときには凹部2aに係合し易く、イジェクト方向
には該係合が外れ難いようにしてもよい。これによって
図8で示したように先端部4cが端部17cを押動した
ときに小さいトルクで係合を解除できる。又、図9で示
したように、シャーシ3の底部3bに固設部20bによ
って固設されたストッパー27の端部27aが凹部2a
に係合し、スライダ4の両側の先端部4cで該端部27
aを押動して該係合を解除するようにしてもよい。
の係合部17aの形状を、フロッピーディスク2が挿入
されるときには凹部2aに係合し易く、イジェクト方向
には該係合が外れ難いようにしてもよい。これによって
図8で示したように先端部4cが端部17cを押動した
ときに小さいトルクで係合を解除できる。又、図9で示
したように、シャーシ3の底部3bに固設部20bによ
って固設されたストッパー27の端部27aが凹部2a
に係合し、スライダ4の両側の先端部4cで該端部27
aを押動して該係合を解除するようにしてもよい。
【0018】更に、図11で示したように、ストッパー
37の固設部37bをディスクホルダー4に対して固設
し、該ストッパー37の係合部37aをフロッピーディ
スク2の凹部2aに係合せしめることによって該フロッ
ピーディスク2を係止するようにし、スライダ4の側部
の先端部4cで該ストッパー37の端部37cを押動し
て該係止を解除するようにしてもよい。
37の固設部37bをディスクホルダー4に対して固設
し、該ストッパー37の係合部37aをフロッピーディ
スク2の凹部2aに係合せしめることによって該フロッ
ピーディスク2を係止するようにし、スライダ4の側部
の先端部4cで該ストッパー37の端部37cを押動し
て該係止を解除するようにしてもよい。
【0019】尚、上記した本考案の実施例に於て、スト
ッパーはフロッピーディスク2の左右二個所の凹部の夫
々に係合するものを示したが、フロッピーディスクが安
定して係止されればよいから、何れか一方の凹部に係合
できるストッパーを一個所に設けてあればよい。又、ス
トッパーによるフロッピーディスクの係止を解除する手
段は、スライダが直接ストッパーを押動せしめるものに
限定されず、スライダが他の仲介部材を介して作動せし
めるようにしてもよい。更に、ストッパー7を柔軟な可
撓性を有する材料より成るものに限定されず、剛体から
成るストッパーの基部を回動自在なようにシャーシの内
部に枢着し、バネによる付勢にてフロッピーディスクの
凹部に自由端部を係脱可能なように係合せしめ、キャリ
ッジ作動に直接或いは間接的に関連する部材の作動によ
って該嵌合を解除せしめるようにしてもよい。
ッパーはフロッピーディスク2の左右二個所の凹部の夫
々に係合するものを示したが、フロッピーディスクが安
定して係止されればよいから、何れか一方の凹部に係合
できるストッパーを一個所に設けてあればよい。又、ス
トッパーによるフロッピーディスクの係止を解除する手
段は、スライダが直接ストッパーを押動せしめるものに
限定されず、スライダが他の仲介部材を介して作動せし
めるようにしてもよい。更に、ストッパー7を柔軟な可
撓性を有する材料より成るものに限定されず、剛体から
成るストッパーの基部を回動自在なようにシャーシの内
部に枢着し、バネによる付勢にてフロッピーディスクの
凹部に自由端部を係脱可能なように係合せしめ、キャリ
ッジ作動に直接或いは間接的に関連する部材の作動によ
って該嵌合を解除せしめるようにしてもよい。
【0020】尚、この考案は、この考案の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、この考
案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、この考
案が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0021】
【考案の効果】この考案は上記一実施例にて詳述せる如
く、フロッピーディスクの裏面両側に設けられている凹
部に対し、該凹部に係合するストッパーをフロッピーデ
ィスクドライブ装置内に設け、磁気ヘッドをフロッピー
ディスクから離隔せしめるスライダが該ストッパーの係
合を解除してフロッピーディスクをイジェクトせしめる
ものであるから、フロッピーディスクドライブの姿勢如
何に拘わらず、磁気ヘッドがフロッピーディスクから充
分離隔してからイジェクトされ、フロッピーディスクが
磁気ヘッドを傷付ける虞れが皆無になる。
く、フロッピーディスクの裏面両側に設けられている凹
部に対し、該凹部に係合するストッパーをフロッピーデ
ィスクドライブ装置内に設け、磁気ヘッドをフロッピー
ディスクから離隔せしめるスライダが該ストッパーの係
合を解除してフロッピーディスクをイジェクトせしめる
ものであるから、フロッピーディスクドライブの姿勢如
何に拘わらず、磁気ヘッドがフロッピーディスクから充
分離隔してからイジェクトされ、フロッピーディスクが
磁気ヘッドを傷付ける虞れが皆無になる。
【図1】本考案の一実施例の平面図。
【図2】図1の一部を切欠して示す右側面図。
【図3】フロッピーディスクの底面図。
【図4】図2のC−C部の要部断面図。
【図5】図1のストッパー7と凹部との係合状態を示す
一部切欠横断面図。
一部切欠横断面図。
【図6】図5のイジェクト時の状態を示す一部切欠横断
面図。
面図。
【図7】本考案の他の実施例の要部を示す一部切欠横断
面図。
面図。
【図8】図7のイジェクト時の状態を示す一部切欠横断
面図。
面図。
【図9】本考案の更に他の実施例の要部を示す一部切欠
横断面図。
横断面図。
【図10】図9のイジェクト時の状態を示す一部切欠横
断面図。
断面図。
【図11】本考案の更に異なる他の実施例の要部を示す
一部切欠横断面図。
一部切欠横断面図。
1 フロッピーディスクドライブ装置 2 フロッピーディスク 2a,2a 凹部 2b,2b 穴部 2c シャッタ 4 スライダ 7,7 ストッパー 7a,7a 端部
Claims (1)
- 【請求項1】 スライド作動するシャッタを備えた3.
5インチフロッピーディスクの磁気記録面に接触・離反
する上下動自在な磁気ヘッドと、シャーシへ一定範囲昇
降自在に装着したディスクホルダと、前記ディスクホル
ダを上昇駆動してディスクホルダ内のフロッピーディス
クをイジェクトするスライダを備え、前記スライダを押
し込み操作することにより、前記ディスクホルダが上昇
し、前記ディスクホルダが前記磁気ヘッドのキャリッジ
を押し上げて前記磁気ヘッドをフロッピーディスクから
離反させ、フロッピーディスクがイジェクトされるフロ
ッピーディスクドライブ装置に於て、前記シャーシまたはディスクホルダに、前記フロッピー
ディスクの裏面左右端部に設けられた 二箇所の凹部の内
の少なくとも一箇所の凹部に弾接するストッパーを取付
け、前記ストッパーにより前記ディスクホルダ内のフロ
ッピーディスクの前後移動を阻止するとともに、 前記スライダの前端部を前記ストッパーの中間部位に対
向させ、前記スライダの押し込み操作により、前記スラ
イダが前記ストッパーを押圧して、前記ストッパーがフ
ロッピーディスクの前記凹部から離脱するように形成
し、 且つ、前記ディスクホルダ及び磁気ヘッドの上昇行程後
に、前記ストッパーの退避動作が行われてフロッピーデ
ィスクがイジェクトされるように形成した ことを特徴と
するフロッピーディスクドライブ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991048192U JP2559472Y2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | フロッピーディスクドライブ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991048192U JP2559472Y2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | フロッピーディスクドライブ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH054342U JPH054342U (ja) | 1993-01-22 |
JP2559472Y2 true JP2559472Y2 (ja) | 1998-01-19 |
Family
ID=12796527
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991048192U Expired - Fee Related JP2559472Y2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | フロッピーディスクドライブ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2559472Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6168769A (ja) * | 1984-09-12 | 1986-04-09 | Hitachi Ltd | 磁気デイスク記憶装置のヘツドロ−ドロツク機構 |
JPS63164835U (ja) * | 1987-04-14 | 1988-10-27 |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP1991048192U patent/JP2559472Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH054342U (ja) | 1993-01-22 |
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