JPS5931427B2 - 突起取付方法 - Google Patents
突起取付方法Info
- Publication number
- JPS5931427B2 JPS5931427B2 JP52140315A JP14031577A JPS5931427B2 JP S5931427 B2 JPS5931427 B2 JP S5931427B2 JP 52140315 A JP52140315 A JP 52140315A JP 14031577 A JP14031577 A JP 14031577A JP S5931427 B2 JPS5931427 B2 JP S5931427B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- welded
- protrusion
- projection
- slit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Butt Welding And Welding Of Specific Article (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は突起取付方法に関するもので、例えば鋳鉄等の
難溶接性材料により作られたパイプ等に対する突起の取
付溶接部強度を大にすることを目的とする。
難溶接性材料により作られたパイプ等に対する突起の取
付溶接部強度を大にすることを目的とする。
例えば鋳鉄等の難溶接性材料によつて作られたパイプ等
にリブ状突起を両面溶接にて取付ける場合、後から溶接
される部分が先に溶接された部分により拘束され、クラ
ックが生じることがあり、取付け強度の面で大きな問題
があつた。
にリブ状突起を両面溶接にて取付ける場合、後から溶接
される部分が先に溶接された部分により拘束され、クラ
ックが生じることがあり、取付け強度の面で大きな問題
があつた。
本発明は斯かる問題に対処すべく為されたものであり、
以下本発明を実施例を示す図面に基づいて説明する。
以下本発明を実施例を示す図面に基づいて説明する。
先ず第1図に示す第1実施例について説明すると、図に
おいて1は鋳鉄等の難溶接性材料により作られたパイプ
で、2は該パイプ1の中心である。3は該パイプ1の長
さ方向適所において外嵌された鋳鉄等から成るリング状
のリブ状突起であり、この突起3は両面溶接部4、5を
以つてパイプ1に取付けられる。
おいて1は鋳鉄等の難溶接性材料により作られたパイプ
で、2は該パイプ1の中心である。3は該パイプ1の長
さ方向適所において外嵌された鋳鉄等から成るリング状
のリブ状突起であり、この突起3は両面溶接部4、5を
以つてパイプ1に取付けられる。
又この突起3には前記溶接部4、5の内、後から溶接さ
れる溶接部5に近接してパイプ1の取付面に対向する該
突起3内面からスリット6を該突起3の円周方向全体に
亘つて形成してある。従つて突起3をパイプ1に取付け
るとき先ず溶接部4の溶接を行ない、その後溶接部5の
溶接が行なわれる。
れる溶接部5に近接してパイプ1の取付面に対向する該
突起3内面からスリット6を該突起3の円周方向全体に
亘つて形成してある。従つて突起3をパイプ1に取付け
るとき先ず溶接部4の溶接を行ない、その後溶接部5の
溶接が行なわれる。
この溶接部5の溶接時、突起3にスリット6が無ければ
先に溶接された溶接部4により突起3に歪みが生じるこ
とによりその結果後で溶接された溶接部5にクラックが
発生することがある。しかし本発明によれば前記スリッ
ト6により前記歪みを緩和し、溶接部5のクラックの発
生を防止できる。ところで本発明は第2図〜第4図に示
すように実施することもできる。
先に溶接された溶接部4により突起3に歪みが生じるこ
とによりその結果後で溶接された溶接部5にクラックが
発生することがある。しかし本発明によれば前記スリッ
ト6により前記歪みを緩和し、溶接部5のクラックの発
生を防止できる。ところで本発明は第2図〜第4図に示
すように実施することもできる。
即ち第2図に示す実施例ではパイプ1の外面に断面□状
の溝Tを形成してこの溝Tに一つ割りリング状の突起3
の内周部を嵌入させ、該突起3をパイプ1に溶接部4、
5を以つて取付けてある。又第3図に示す実施例ではパ
イプ1の外面に断面U状の溝8を形成してこの溝8に一
つ割りリング状の突起3の内周部を嵌入させ、該突起3
をパイプ1に溶接部4、5を以つて取付けてある。又第
4図に示す実施例ではパイプ1の外面に断面U状の溝9
を形成してこの溝9に一つ割りリング状の突起3の内周
部を嵌入させ、該突起3をパイプ1に溶接部4、5を以
つて取付けてある。尚この何れの実施例においても突起
3にはスリツト6が形成されている。この第2図〜第4
図に示す各実施例において前記突起3は溝7,8,9に
嵌入しているため、パイプ1との結合がより確実に為さ
れ、溶接部5の耐剪断強度を向上させることができる。
又前記第1図〜第4図の各実施例ではパイプ1の外周に
突起3を溶接させる場合について示しているが、パイプ
1の内面に突起を溶接して取付けることもでき、又パイ
プ以外の部材にも突起を溶接して取付けることもできる
。
の溝Tを形成してこの溝Tに一つ割りリング状の突起3
の内周部を嵌入させ、該突起3をパイプ1に溶接部4、
5を以つて取付けてある。又第3図に示す実施例ではパ
イプ1の外面に断面U状の溝8を形成してこの溝8に一
つ割りリング状の突起3の内周部を嵌入させ、該突起3
をパイプ1に溶接部4、5を以つて取付けてある。又第
4図に示す実施例ではパイプ1の外面に断面U状の溝9
を形成してこの溝9に一つ割りリング状の突起3の内周
部を嵌入させ、該突起3をパイプ1に溶接部4、5を以
つて取付けてある。尚この何れの実施例においても突起
3にはスリツト6が形成されている。この第2図〜第4
図に示す各実施例において前記突起3は溝7,8,9に
嵌入しているため、パイプ1との結合がより確実に為さ
れ、溶接部5の耐剪断強度を向上させることができる。
又前記第1図〜第4図の各実施例ではパイプ1の外周に
突起3を溶接させる場合について示しているが、パイプ
1の内面に突起を溶接して取付けることもでき、又パイ
プ以外の部材にも突起を溶接して取付けることもできる
。
そのとき全ての実施例において突起は連続したものを用
いても良く、或いは適当に分断したものを用いても良い
。以上述べたように本発明の突起取付方法によればパイ
プ等に突起を両面から溶接して取付けるに際し、突起に
後から溶接される部分に近接してスリツトを設けてある
ため、先に溶接された部分によつて生じる突起の歪みを
スリツトで吸収し得、後から溶接された部分のクラツク
の発生を確実に防止し得、溶接部強度を向上させること
ができる.
いても良く、或いは適当に分断したものを用いても良い
。以上述べたように本発明の突起取付方法によればパイ
プ等に突起を両面から溶接して取付けるに際し、突起に
後から溶接される部分に近接してスリツトを設けてある
ため、先に溶接された部分によつて生じる突起の歪みを
スリツトで吸収し得、後から溶接された部分のクラツク
の発生を確実に防止し得、溶接部強度を向上させること
ができる.
第1図乃至第4図は夫々本発明の異なつた実施例を示す
要部断面図である。 1・・・・・・パイプ、3・・・・・・突起、4,5・
・・・・・溶接部、6・・・・・・スリツト。
要部断面図である。 1・・・・・・パイプ、3・・・・・・突起、4,5・
・・・・・溶接部、6・・・・・・スリツト。
Claims (1)
- 1 パイプ或いはその他の部材の外面に対して両面溶接
部を以つて取り付けられる突起には前記パイプ等の部材
の外面に対向する内面に両面溶接部の一方側に片寄るよ
うにスリットを設け、この突起を前記パイプ等の部材の
適所に外嵌させ、前記スリットから離れた側において突
起をパイプ等の部材に対して溶接した後、前記スリット
に近い側において突起をパイプ等の部材に対して溶接す
ることを特徴とする突起取付方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52140315A JPS5931427B2 (ja) | 1977-11-21 | 1977-11-21 | 突起取付方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP52140315A JPS5931427B2 (ja) | 1977-11-21 | 1977-11-21 | 突起取付方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5472735A JPS5472735A (en) | 1979-06-11 |
JPS5931427B2 true JPS5931427B2 (ja) | 1984-08-02 |
Family
ID=15265936
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP52140315A Expired JPS5931427B2 (ja) | 1977-11-21 | 1977-11-21 | 突起取付方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931427B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101176202B1 (ko) * | 2010-05-25 | 2012-08-22 | 주식회사 동희산업 | 알루미늄 다이캐스트재와 알루미늄 전신재의 용접 결합 방법 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50153741A (ja) * | 1974-06-03 | 1975-12-11 |
-
1977
- 1977-11-21 JP JP52140315A patent/JPS5931427B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50153741A (ja) * | 1974-06-03 | 1975-12-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5472735A (en) | 1979-06-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4227824A (en) | Non-tarnishing panel edge spot welding arrangement | |
GB1443217A (en) | Flexible coupling | |
JPS5931427B2 (ja) | 突起取付方法 | |
JPS60139975A (ja) | ガスケツト | |
JPH0225921Y2 (ja) | ||
US4107505A (en) | Weldment | |
JPH0543910B2 (ja) | ||
JPH0441218Y2 (ja) | ||
JP2721650B2 (ja) | コンクリート型枠の設置方法及び同装置 | |
JPS6192251A (ja) | 梁貫通スリ−ブ | |
JPH0219660Y2 (ja) | ||
JPS6011292Y2 (ja) | 自動車用テルテ−ルレンズの取付装置 | |
JPS6121295Y2 (ja) | ||
JPH0411736B2 (ja) | ||
JPS6013586Y2 (ja) | 油圧シリンダポ−ト継手の接合構造 | |
JPS6017410Y2 (ja) | 自動車車体の補剛構造 | |
JP2552806Y2 (ja) | 自動車用排気管 | |
JPS6116755Y2 (ja) | ||
JPS5854343Y2 (ja) | スチ−ルボツクス | |
JPS5849666B2 (ja) | 角型鋼管の接続構造 | |
JPS6325018Y2 (ja) | ||
JPS6018571Y2 (ja) | 排気管の遮熱板支持具 | |
JPS6145585B2 (ja) | ||
JPS6025355Y2 (ja) | 溶接用治具 | |
JPH03114675A (ja) | 接合構造 |