JPS593130Y2 - エンジンのブレザ装置 - Google Patents
エンジンのブレザ装置Info
- Publication number
- JPS593130Y2 JPS593130Y2 JP2715379U JP2715379U JPS593130Y2 JP S593130 Y2 JPS593130 Y2 JP S593130Y2 JP 2715379 U JP2715379 U JP 2715379U JP 2715379 U JP2715379 U JP 2715379U JP S593130 Y2 JPS593130 Y2 JP S593130Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blazer
- chamber
- engine
- valve unit
- fixed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はエンジンのブレザ装置に関する。
従来、ブレザ室の端壁にパツキン、ブレザ弁ユニット、
パツキン、プレザカバーを順に重ね、これら囲者をネジ
で共締め固定するものが公知である。
パツキン、プレザカバーを順に重ね、これら囲者をネジ
で共締め固定するものが公知である。
そして、第１図に示すように、ブレザ室１の開口端壁の
内縁に形成した段部２と、同端壁にネジで固定したプレ
ザカバー３との間に、ブレザ弁ユニット４を挾み固定す
る事により、パツキンを一枚に減らし、しかもブレザ弁
ユニット４のネジ挿通穴の加工を省略し、全体としてブ
レザ装置の構造を簡単にしたものがある。
内縁に形成した段部２と、同端壁にネジで固定したプレ
ザカバー３との間に、ブレザ弁ユニット４を挾み固定す
る事により、パツキンを一枚に減らし、しかもブレザ弁
ユニット４のネジ挿通穴の加工を省略し、全体としてブ
レザ装置の構造を簡単にしたものがある。
しかしこれでは、プレザカバー３を組付ける際に、一旦
段部２に嵌め込んだブレザ弁ユニット４が抜は落ちたり
、ネジを締め込む際に、締付工具の振動で同ユニット４
が段部２から外れてズした状態のまま組付けられるなど
の不具合を生じていた。
段部２に嵌め込んだブレザ弁ユニット４が抜は落ちたり
、ネジを締め込む際に、締付工具の振動で同ユニット４
が段部２から外れてズした状態のまま組付けられるなど
の不具合を生じていた。
この考案は上記の問題点を解消するものであって、ブレ
ザ弁ユニットをブレザ室の肉壁に弾支により仮止めでき
るようにした点に特徴を有する。
ザ弁ユニットをブレザ室の肉壁に弾支により仮止めでき
るようにした点に特徴を有する。
以下この考案の実施例を図面に基き説明する。
第２図は制御空冷エンジンの要部断面図、第３図は第２
図ＩＩ −ＩＩ線断面図である。
図ＩＩ −ＩＩ線断面図である。
図において、クランク室１０の一側上部にはタペット室
を兼ねるブレザ室１１がエンジン本体の肉壁（エンジン
固定壁）内に形成されている。
を兼ねるブレザ室１１がエンジン本体の肉壁（エンジン
固定壁）内に形成されている。
このブレザ室１１は、その底壁に連設した入口穴１２と
、ガス導入路１３とを介してクランク室１０と連通され
ている。
、ガス導入路１３とを介してクランク室１０と連通され
ている。
第３図に示すように、ブレザ室１１の開口内縁には段部
１４が形成されており、この段部１４にリード弁式のブ
レザ弁ユニット１５を嵌め込み、その外面をプレザカバ
ー１６で覆ってブレザ装置を構成している。
１４が形成されており、この段部１４にリード弁式のブ
レザ弁ユニット１５を嵌め込み、その外面をプレザカバ
ー１６で覆ってブレザ装置を構成している。
プレザカバー１６は、ブレザ室１１の開口端壁にパツキ
ン１７を介してタッピングネジ（ネジ）３２で固定され
、この状態でその取付面１６ ａと上記の段部１４とに
よってブレザ弁ユニット１５を挾み固定している。
ン１７を介してタッピングネジ（ネジ）３２で固定され
、この状態でその取付面１６ ａと上記の段部１４とに
よってブレザ弁ユニット１５を挾み固定している。
ブレザ弁ユニット１５は、弾性を有する金属板で形成し
た基板１８を基体として、そのブレザ室１１側の壁面に
ディフレクタ１９を、他側の壁面にリード弁２０と動作
規制板２１とをそれぞれ固定して構成され、リード弁２
０で基板１Ｂに連設した弁口２２を開閉するようにしで
ある。
た基板１８を基体として、そのブレザ室１１側の壁面に
ディフレクタ１９を、他側の壁面にリード弁２０と動作
規制板２１とをそれぞれ固定して構成され、リード弁２
０で基板１Ｂに連設した弁口２２を開閉するようにしで
ある。
上記の基板１８の両側端には、先端に弾接部２４を有す
る取付片２３がブレザ室１１側に向って折り曲げ形成さ
れている。
る取付片２３がブレザ室１１側に向って折り曲げ形成さ
れている。
この取付片２３は第２図に想像線で示すように、自由状
態で弾接部２４の幅Ｂがブレザ室１１の左右両側壁の間
隔すより大となるよう、外波がり状に傾斜して形威され
る。
態で弾接部２４の幅Ｂがブレザ室１１の左右両側壁の間
隔すより大となるよう、外波がり状に傾斜して形威され
る。
図中符号２５は分離ガスをエアクリーナ２６の浮気室へ
導くプレザパイプ、２７は気化器である。
導くプレザパイプ、２７は気化器である。
第４図Ａ、 Ｂ、 Ｃはそれぞれ変形例を示し、Ａは取
付片２３の一方にのみ弾接部２４を設けた点が、またＢ
は取付片２３をディフレクタ１９にこれと一体に形成し
た点が、またＣはプレザカバー１６の取付面１６ ａに
段部１６ ｂを形威し、ブレザ室１１側の段部１４を省
略した点が、それぞれ上記の実施例と異る。
付片２３の一方にのみ弾接部２４を設けた点が、またＢ
は取付片２３をディフレクタ１９にこれと一体に形成し
た点が、またＣはプレザカバー１６の取付面１６ ａに
段部１６ ｂを形威し、ブレザ室１１側の段部１４を省
略した点が、それぞれ上記の実施例と異る。
尚、取付片２３は必ずしも基板１８及びテ゛イフレクタ
１９と一体に形成しなくても良く、独立部品として形成
した後、上記の部材１Ｂ、 １９と一体化しても良い。
１９と一体に形成しなくても良く、独立部品として形成
した後、上記の部材１Ｂ、 １９と一体化しても良い。
以上説明したようにこの考案では、ブレザ弁ユニットに
取付片を形成し、これをブレザ室の周壁に弾接させ、こ
の弾接力で弁ユニツト全体をブレザ室の周壁に仮止めす
るので、ブレザ装置の組立作業時にブレザ弁ユニットが
段部から段落し、そのままで組付けられるのを確実に防
止できる。
取付片を形成し、これをブレザ室の周壁に弾接させ、こ
の弾接力で弁ユニツト全体をブレザ室の周壁に仮止めす
るので、ブレザ装置の組立作業時にブレザ弁ユニットが
段部から段落し、そのままで組付けられるのを確実に防
止できる。
これにより組立を楽に早く能率良く行う事ができる。
また、取付片がブレザ室内に露出する分だけ同室の表面
積が増すので、その分だけミスト状オイルの付着面積が
増える事となり、オイル分離効果が高められる。
積が増すので、その分だけミスト状オイルの付着面積が
増える事となり、オイル分離効果が高められる。
第１図はこの考案に先立って提案されたブレザ装置を示
す要部の断面図、第２図乃至第４図はこの考案の実施例
を示し、第２図はエンジンの要部断面図、第３図は第２
図ＩＩＩ−ＩＩＩ線断面図、第４図Ａ、 Ｂ、 Ｃ
はそれぞれ別の実施例を示す要部の断面図である。 １１・・・・・・ブレザ室、１２・・・・・・ネジ（タ
ッピングネジ）、１５・・・・・・ブレザ弁ユニット、
１６・・・・・・プレザカバー１８・・・・・・基板、
２０・・・・・・リード弁、２２・・・・・・弁口、２
３・・・・・・支持片、２４・・・・・・弾接部。
す要部の断面図、第２図乃至第４図はこの考案の実施例
を示し、第２図はエンジンの要部断面図、第３図は第２
図ＩＩＩ−ＩＩＩ線断面図、第４図Ａ、 Ｂ、 Ｃ
はそれぞれ別の実施例を示す要部の断面図である。 １１・・・・・・ブレザ室、１２・・・・・・ネジ（タ
ッピングネジ）、１５・・・・・・ブレザ弁ユニット、
１６・・・・・・プレザカバー１８・・・・・・基板、
２０・・・・・・リード弁、２２・・・・・・弁口、２
３・・・・・・支持片、２４・・・・・・弾接部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ■ エンジンの固定壁に形成したブレザ室１１の開口端
壁にプレザカバー１６をネジ３２で固定し、プレザカバ
ー１６と上記の開目端壁との間にブレザ弁ユニット１５
を挾み固定したものにおいて、ブレザ弁ユニット１５に
ブレザ１１の内周壁に弾接固定する取付片２３を設け、
同ユニット１５をブレザ室１１の周壁に取付片２３で仮
止め可能に接当させたことを特徴とするエンジンのブレ
ザ装置。 ２ 実用新案登録請求の範囲第１項に記載のエンジンの
ブレザ装置において、ブレザ弁ユニット１５を構成する
基板１Ｂの一部を折り曲げて取付片２３を形成したもの
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2715379U JPS593130Y2 (ja) | 1979-03-02 | 1979-03-02 | エンジンのブレザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2715379U JPS593130Y2 (ja) | 1979-03-02 | 1979-03-02 | エンジンのブレザ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS55125905U JPS55125905U (ja) | 1980-09-06 |
| JPS593130Y2 true JPS593130Y2 (ja) | 1984-01-28 |
Family
ID=28870736
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2715379U Expired JPS593130Y2 (ja) | 1979-03-02 | 1979-03-02 | エンジンのブレザ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS593130Y2 (ja) |
-
1979
- 1979-03-02 JP JP2715379U patent/JPS593130Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS55125905U (ja) | 1980-09-06 |
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