JPS5930806B2 - 合糸糸条の製造方法 - Google Patents
合糸糸条の製造方法Info
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- JPS5930806B2 JPS5930806B2 JP51098231A JP9823176A JPS5930806B2 JP S5930806 B2 JPS5930806 B2 JP S5930806B2 JP 51098231 A JP51098231 A JP 51098231A JP 9823176 A JP9823176 A JP 9823176A JP S5930806 B2 JPS5930806 B2 JP S5930806B2
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- Japan
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- yarn
- tension
- roller
- drawn
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- Yarns And Mechanical Finishing Of Yarns Or Ropes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、ポリエステルとポリアミドの異種素材の繊維
糸条が混合された合糸糸条を工業的に有利に製造する方
法に関するものである。
糸条が混合された合糸糸条を工業的に有利に製造する方
法に関するものである。
本発明の目的は、ポリエステルとポリアミドの如き、特
性の異なる別種の繊維糸条の合糸混繊を行なう際、得ら
れる合糸糸条にループやクルミが発生するのを防止し、
さらに合糸糸条の巻取工程において、いずれかの糸条が
延伸引取ローラに巻きついて断糸するのを防ぐことにあ
る。
性の異なる別種の繊維糸条の合糸混繊を行なう際、得ら
れる合糸糸条にループやクルミが発生するのを防止し、
さらに合糸糸条の巻取工程において、いずれかの糸条が
延伸引取ローラに巻きついて断糸するのを防ぐことにあ
る。
従来から性質の異なる2種以上の糸条を混合することに
よって特異な風合や嵩高性を編織物に付与する方法が実
施されてきており、これら性質の異なる糸条の合糸混繊
を行なう方法としては、(1)紡糸時に別個のメルター
で溶融した異なる素材の融体を同一口金の異なる吐出孔
から紡糸する、所謂同時紡糸合糸法、(2)2種以上の
未延伸糸を引揃えて同時に延伸する同時延伸合糸法、(
3)別個に製糸された2種以上の繊維糸条を静電気開繊
あるいは流体噴射乱流によって混合したり、単に2種以
上の糸条を引揃え合撚する等の後台糸方法が知られてい
る。
よって特異な風合や嵩高性を編織物に付与する方法が実
施されてきており、これら性質の異なる糸条の合糸混繊
を行なう方法としては、(1)紡糸時に別個のメルター
で溶融した異なる素材の融体を同一口金の異なる吐出孔
から紡糸する、所謂同時紡糸合糸法、(2)2種以上の
未延伸糸を引揃えて同時に延伸する同時延伸合糸法、(
3)別個に製糸された2種以上の繊維糸条を静電気開繊
あるいは流体噴射乱流によって混合したり、単に2種以
上の糸条を引揃え合撚する等の後台糸方法が知られてい
る。
しかし、(1)の方法は紡糸パックおよびノズルの構造
が複雑になるばかりでな(、紡糸様自体の改造または新
設を要する上、紡糸素材による紡糸・延伸条件差によっ
て決定的な制限を受ける欠点があり、(2)の方法は延
伸条件が同一の素材でなければならないという制限を受
け、任意の糸条を混合することは困難であり、さらに(
3)の方法は、−工程余分に増すことになるためコスト
高となることたまぬがれず、異種糸条双方の運搬が必要
となり糸条の損傷を受ける確率も高くなる欠点があった
。
が複雑になるばかりでな(、紡糸様自体の改造または新
設を要する上、紡糸素材による紡糸・延伸条件差によっ
て決定的な制限を受ける欠点があり、(2)の方法は延
伸条件が同一の素材でなければならないという制限を受
け、任意の糸条を混合することは困難であり、さらに(
3)の方法は、−工程余分に増すことになるためコスト
高となることたまぬがれず、異種糸条双方の運搬が必要
となり糸条の損傷を受ける確率も高くなる欠点があった
。
ところで、ポリエステルとポリアミドの如き製糸条件や
繊維の性質が異なる糸条の合糸は、上述のような方法で
は品位のよい合糸糸条を工業的に有利に得ることは困難
である。
繊維の性質が異なる糸条の合糸は、上述のような方法で
は品位のよい合糸糸条を工業的に有利に得ることは困難
である。
このような性質の異なる糸条の合糸混繊を行なう場合に
は、上述の(2)の方法を改善したい(つかの方法が提
案されている。
は、上述の(2)の方法を改善したい(つかの方法が提
案されている。
例えば、各々の未延伸糸を別個のフィードローラから給
糸して同時に延伸して同一引取りローラ上または延伸引
取ローラを出た後で双方の糸条を合糸する方法、一方の
未延伸糸を延伸すると同時に延伸引取ローラ上へ別種の
延伸糸を給糸し引取ローラ上または巻取り前に双方の糸
条を合糸混繊する方法等がある。
糸して同時に延伸して同一引取りローラ上または延伸引
取ローラを出た後で双方の糸条を合糸する方法、一方の
未延伸糸を延伸すると同時に延伸引取ローラ上へ別種の
延伸糸を給糸し引取ローラ上または巻取り前に双方の糸
条を合糸混繊する方法等がある。
ところが上記いずれの方法においても、性質の異なる糸
条の場合には、単に延伸条件や給糸点を変えるだけでは
合糸混繊糸のループやクルミを消去することはできない
。
条の場合には、単に延伸条件や給糸点を変えるだけでは
合糸混繊糸のループやクルミを消去することはできない
。
すなわち、ポリエステルとポリアミドのような性質の異
なる糸条では、延伸直後の糸条の内部応力の歪みによっ
て弛緩収縮率が大巾に異なるため、双方の糸条の巻取り
張力に差を生じ、張力の小さい糸条が引取ローラに巻き
ついて糸切れのトラブルによって糸条の合糸が中断され
る。
なる糸条では、延伸直後の糸条の内部応力の歪みによっ
て弛緩収縮率が大巾に異なるため、双方の糸条の巻取り
張力に差を生じ、張力の小さい糸条が引取ローラに巻き
ついて糸切れのトラブルによって糸条の合糸が中断され
る。
さらに巻上げた合糸糸条内ではループやクルミがあり不
均一な糸条となり、高次加工工程においてパーンびげや
がイド等へのひっかかりを生じて生産性の低下をまねい
たり、不均一な布帛面を呈する等品質や品位の低下をき
たす欠点があるほか、実際上製織や編成工程に乗らない
場合も生じる。
均一な糸条となり、高次加工工程においてパーンびげや
がイド等へのひっかかりを生じて生産性の低下をまねい
たり、不均一な布帛面を呈する等品質や品位の低下をき
たす欠点があるほか、実際上製織や編成工程に乗らない
場合も生じる。
本発明者らは、かかる欠点を解消し、生産性が良くて品
質のすぐれたポリエステルとボリアきドの合糸糸条の製
造方法を鋭意研究した結果、本発明に到達したものであ
る。
質のすぐれたポリエステルとボリアきドの合糸糸条の製
造方法を鋭意研究した結果、本発明に到達したものであ
る。
本発明は次の構成を有する。
即ち、本発明は、ポリアミド延伸糸条人とポリアミド延
伸糸=f=(B)とを合糸するに際し、糸条への延伸工
程の引取りローラの非弛緩状態に保持された該糸条穴に
下記式(1)を満足する張力(FB)を付与した糸条B
)を給糸し、糸条穴および(B)を該ローラに巻回して
引揃え、次いで該引取りローラを出た引揃え合糸糸条な
(2)式および(3)式から算出される値のいずれか小
さい値以下の張力(FM)で巻取ることを特徴とする合
糸糸条の製造方法に関する。
伸糸=f=(B)とを合糸するに際し、糸条への延伸工
程の引取りローラの非弛緩状態に保持された該糸条穴に
下記式(1)を満足する張力(FB)を付与した糸条B
)を給糸し、糸条穴および(B)を該ローラに巻回して
引揃え、次いで該引取りローラを出た引揃え合糸糸条な
(2)式および(3)式から算出される値のいずれか小
さい値以下の張力(FM)で巻取ることを特徴とする合
糸糸条の製造方法に関する。
但し、FBは糸、I(B)の給糸張力(g)、DBは糸
条(B)の繊度(デニール)、αは1以上20以下の正
の数(g)、FMは合糸糸条の巻取り張力(g)、FA
は糸条への延伸張力(g)を示す。
条(B)の繊度(デニール)、αは1以上20以下の正
の数(g)、FMは合糸糸条の巻取り張力(g)、FA
は糸条への延伸張力(g)を示す。
本発明は、ポリエステル糸条の延伸工程の引取りローラ
へポリアミドの延伸糸条を給糸し引揃えて合糸糸条を製
造する方法であって、ポリアミド糸条の延伸工程中にポ
リエステル延伸糸条を給糸する場合を含まない。
へポリアミドの延伸糸条を給糸し引揃えて合糸糸条を製
造する方法であって、ポリアミド糸条の延伸工程中にポ
リエステル延伸糸条を給糸する場合を含まない。
例えば特開昭48−24050では、ポリエステル系繊
維、ポリアミド系繊維、ポリオレフィン系繊維の未延伸
糸を延伸し、延伸引取りローラへ前記の延伸糸あるいは
アクリロニトリル、セルローズアセテート、レーヨン、
蛋白質含有繊維等を延伸中の繊維糸条と同等の張力下に
給糸する方法が提案されている。
維、ポリアミド系繊維、ポリオレフィン系繊維の未延伸
糸を延伸し、延伸引取りローラへ前記の延伸糸あるいは
アクリロニトリル、セルローズアセテート、レーヨン、
蛋白質含有繊維等を延伸中の繊維糸条と同等の張力下に
給糸する方法が提案されている。
しかしながら本発明者らの検討結果からは特開昭48−
24050に記述されているような方法は実施困難性が
高く、またその効果を明らかにすることができなかった
。
24050に記述されているような方法は実施困難性が
高く、またその効果を明らかにすることができなかった
。
即ち検討結果によれば、ポリエチレンテレフタレート糸
条の延伸工程における引取りローラへポリカプラミド(
ナイロン6)延伸糸条を給糸する場合、ポリエチレンテ
レフタレート糸条の延伸張力と同張力でナイロン6糸条
を給糸しようとすると、ナイロン6糸条が張力調整装置
上および装置から延伸引取りローラへ到達するまでの間
に断糸してしまう場合が生じた。
条の延伸工程における引取りローラへポリカプラミド(
ナイロン6)延伸糸条を給糸する場合、ポリエチレンテ
レフタレート糸条の延伸張力と同張力でナイロン6糸条
を給糸しようとすると、ナイロン6糸条が張力調整装置
上および装置から延伸引取りローラへ到達するまでの間
に断糸してしまう場合が生じた。
例エバポリエチレンテレフタレート糸条(延伸糸として
75デニール)の延伸張力が801の場合、ナイロン6
の延伸糸条(20デニール)を801程度の張力に調整
しようとすると、ナイロン6糸条の強力限界付近となる
ためナイロン6糸条の断糸が起り合糸糸条を得ることが
できなかった。
75デニール)の延伸張力が801の場合、ナイロン6
の延伸糸条(20デニール)を801程度の張力に調整
しようとすると、ナイロン6糸条の強力限界付近となる
ためナイロン6糸条の断糸が起り合糸糸条を得ることが
できなかった。
さらに、ポリエチレンテレフタレートとナイロン6に同
等の繊度の糸条を用いた場合では、一応引揃え糸条な得
ることができたが、ポリエチレンテレフタレートの延伸
張力に合致させてナイロン6糸条をポリエステル糸条の
延伸引取りローラへ給糸して引揃えた合糸糸条内ではク
ルミが発生し均一な合糸糸条を得ることは困難であった
。
等の繊度の糸条を用いた場合では、一応引揃え糸条な得
ることができたが、ポリエチレンテレフタレートの延伸
張力に合致させてナイロン6糸条をポリエステル糸条の
延伸引取りローラへ給糸して引揃えた合糸糸条内ではク
ルミが発生し均一な合糸糸条を得ることは困難であった
。
本発明者らは、クルミのない均一な合糸糸条を得る方法
について研究検討した結果、ポリエチレンテレフタレー
ト糸条を単独で延伸した場合、延伸引取りローラを出た
直後の延伸糸条は延伸条件によって若干具なるが、通常
の延伸方法(公知の延伸方法)を用いた場合(延伸倍率
1.5倍以上4.5倍以下)には延伸時の内部応力の歪
によって概略1〜3%の弛緩収縮のあることがわかった
。
について研究検討した結果、ポリエチレンテレフタレー
ト糸条を単独で延伸した場合、延伸引取りローラを出た
直後の延伸糸条は延伸条件によって若干具なるが、通常
の延伸方法(公知の延伸方法)を用いた場合(延伸倍率
1.5倍以上4.5倍以下)には延伸時の内部応力の歪
によって概略1〜3%の弛緩収縮のあることがわかった
。
また、ポリアミド、例えばナイロン6では延伸直後の弛
緩収縮率は7〜10%におよび、ポリエチレンテレフタ
レートより高い収縮率を示すことを認めた。
緩収縮率は7〜10%におよび、ポリエチレンテレフタ
レートより高い収縮率を示すことを認めた。
さらに他の素材のポリエステルおよびポリアミドについ
て検討したところ、ポリエチレンテレフタレートと類似
の構造を有するポリエステル系糸条は、延伸直後の弛緩
収縮率がポリエチレンテレフタレート糸条の収縮率にほ
ぼ近似していることを認めるとともに、ナイロン6系、
ナイロン66系糸条の延伸直後における弛緩収縮率はい
ずれもポリエステル系の糸条よりも大きいことを認めた
。
て検討したところ、ポリエチレンテレフタレートと類似
の構造を有するポリエステル系糸条は、延伸直後の弛緩
収縮率がポリエチレンテレフタレート糸条の収縮率にほ
ぼ近似していることを認めるとともに、ナイロン6系、
ナイロン66系糸条の延伸直後における弛緩収縮率はい
ずれもポリエステル系の糸条よりも大きいことを認めた
。
従ってこのような糸条をいずれかの延伸時の糸条張力に
調整して一方の延伸糸を給糸した場合には同一長の糸条
に引揃えることは原理的に困難であり、当然延伸後ある
いは給糸糸条の伸張による弛緩収縮差によって双方の糸
条間にクルミが発生するものである。
調整して一方の延伸糸を給糸した場合には同一長の糸条
に引揃えることは原理的に困難であり、当然延伸後ある
いは給糸糸条の伸張による弛緩収縮差によって双方の糸
条間にクルミが発生するものである。
但し、ポリエステル延伸糸条の繊度が極端に小さく、ポ
リアミド延伸糸条の繊度が極端に大きい場合にはポリエ
ステル糸条の延伸引取りローラへポリアミド糸条を給糸
すれば、ポリエステル糸条の延伸張力が小さいためにポ
リアミドの給糸張力も小さくなるので引揃え合糸糸条の
タルミを消去することができるかも知れないが、この場
合には2種の糸条の実用的な混合割合を逸脱することに
なるであろう。
リアミド延伸糸条の繊度が極端に大きい場合にはポリエ
ステル糸条の延伸引取りローラへポリアミド糸条を給糸
すれば、ポリエステル糸条の延伸張力が小さいためにポ
リアミドの給糸張力も小さくなるので引揃え合糸糸条の
タルミを消去することができるかも知れないが、この場
合には2種の糸条の実用的な混合割合を逸脱することに
なるであろう。
実際、ポリエチレンテレフタレート糸条の延伸引取りロ
ーラへナイロン6の延伸糸を給糸した場合においても、
ポリエチレンテレフタレート延伸糸条の延伸張力とナイ
ロン6延伸糸の給糸張力を同一にすると、ナイロン6延
伸糸が該張力下では伸長されるために再延伸と同等の現
象を生じ、引取りローラを出た直後から巻取り工程間で
ナイロン6が収縮し、ポリエチレンテレフタレート糸に
クルミを生じた。
ーラへナイロン6の延伸糸を給糸した場合においても、
ポリエチレンテレフタレート延伸糸条の延伸張力とナイ
ロン6延伸糸の給糸張力を同一にすると、ナイロン6延
伸糸が該張力下では伸長されるために再延伸と同等の現
象を生じ、引取りローラを出た直後から巻取り工程間で
ナイロン6が収縮し、ポリエチレンテレフタレート糸に
クルミを生じた。
また、ナイロン6糸条をほとんど無張力に近い状態でポ
リエチレンテレフタレート糸条の延伸引取りローラへ給
糸すると、前述の現象とは逆にポリエチレンテレフタレ
ート延伸糸条が引取りローラを出た直後に収縮するため
に、ナイロン6糸条のクルミが生じるばかりでな(、ポ
リアミド糸条の張力が極端に低いために引取りローラに
ナイロン6糸が巻込まれ断糸するトラブルが発生した。
リエチレンテレフタレート糸条の延伸引取りローラへ給
糸すると、前述の現象とは逆にポリエチレンテレフタレ
ート延伸糸条が引取りローラを出た直後に収縮するため
に、ナイロン6糸条のクルミが生じるばかりでな(、ポ
リアミド糸条の張力が極端に低いために引取りローラに
ナイロン6糸が巻込まれ断糸するトラブルが発生した。
また別に、ポリエステル糸条とポリアミド糸条を逆転さ
せて、ナイロン6糸条の延伸引取りローラへポリエチレ
ンテレフタレート延伸糸条を給糸したところ、ナイロン
6糸条の延伸引取りローラを出た直後の弛緩収縮率が太
きいためにポリエチレンテレフタレート延伸糸条の給糸
張力を種々変化させて、該給糸糸条の断糸直前まで張力
を高めても引揃えられた合糸混繊糸中ではポリエステル
糸条のクルミを生じ、均一な合糸糸条を得ることができ
なかった。
せて、ナイロン6糸条の延伸引取りローラへポリエチレ
ンテレフタレート延伸糸条を給糸したところ、ナイロン
6糸条の延伸引取りローラを出た直後の弛緩収縮率が太
きいためにポリエチレンテレフタレート延伸糸条の給糸
張力を種々変化させて、該給糸糸条の断糸直前まで張力
を高めても引揃えられた合糸混繊糸中ではポリエステル
糸条のクルミを生じ、均一な合糸糸条を得ることができ
なかった。
従って、ポリアミド糸条の延伸引取りローラへポリエス
テル延伸糸条を給糸して引揃えた場合には、ポリエステ
ル延伸糸条の給糸張力をいかに調節してもポリアミド延
伸糸条の弛緩収縮率が太きいために、クルミのない均一
な合糸糸条を得ることができないことを認めるとともに
、特開昭50−18750に示されているように、ポリ
アミドの延伸糸条を弛緩処理した後合糸する方法以外に
は実用的な合糸糸条の製造が困難であることを認めた。
テル延伸糸条を給糸して引揃えた場合には、ポリエステ
ル延伸糸条の給糸張力をいかに調節してもポリアミド延
伸糸条の弛緩収縮率が太きいために、クルミのない均一
な合糸糸条を得ることができないことを認めるとともに
、特開昭50−18750に示されているように、ポリ
アミドの延伸糸条を弛緩処理した後合糸する方法以外に
は実用的な合糸糸条の製造が困難であることを認めた。
そこで、実用的な合糸糸条の製造方法を種々検討した結
果、ポリエステル糸条の延伸引取りローラへポリアミド
延伸糸条なポリエステルの延伸張加関係な(成る張力条
件下に給糸して、ポリエステル延伸糸条と同一速度で引
揃えた場合のポリアミドの収縮率とポリエステル延伸後
の弛緩収縮率とを合致させることが、クルミやループの
ない均一な合糸混繊糸条な得る必須条件であることを見
出して本発明を完成したものである。
果、ポリエステル糸条の延伸引取りローラへポリアミド
延伸糸条なポリエステルの延伸張加関係な(成る張力条
件下に給糸して、ポリエステル延伸糸条と同一速度で引
揃えた場合のポリアミドの収縮率とポリエステル延伸後
の弛緩収縮率とを合致させることが、クルミやループの
ない均一な合糸混繊糸条な得る必須条件であることを見
出して本発明を完成したものである。
なお、延伸直後の弛緩収縮率を考慮した合糸巻取り方法
としては特開昭48−44536が見られ、これは実用
的価値も高く実際に好ましい方法と考えられる。
としては特開昭48−44536が見られ、これは実用
的価値も高く実際に好ましい方法と考えられる。
しかしながらこの方法も通常の延伸ローラではそのまま
適用され難(、ローラを新設する必要があるほか、引取
りローラへの給糸導入位置や導出位置を決定する煩雑さ
を伴ない、装置への糸掛けも複雑になる。
適用され難(、ローラを新設する必要があるほか、引取
りローラへの給糸導入位置や導出位置を決定する煩雑さ
を伴ない、装置への糸掛けも複雑になる。
かくして、本発明者らは既存の延伸設備を用いてまたは
若干の改良を加えるのみで、単独糸の延伸時の生産性と
変らない条件下に工業的に有利なポリエステルとポリア
ミド糸条の品質の良い合糸糸条の製造方法を確立したも
のである。
若干の改良を加えるのみで、単独糸の延伸時の生産性と
変らない条件下に工業的に有利なポリエステルとポリア
ミド糸条の品質の良い合糸糸条の製造方法を確立したも
のである。
以下、本発明方法を図面により詳細に説明する。
第1図および第2図は本発明において適用される装置の
具体例を示すものである。
具体例を示すものである。
まず第1図ではポリエステル糸条へは未延伸糸の状態で
ドラム1から解舒され、ガイド2を経てフィードローラ
3から給糸されて加熱ピン4に巻回され延伸される。
ドラム1から解舒され、ガイド2を経てフィードローラ
3から給糸されて加熱ピン4に巻回され延伸される。
次いでセパレートローラ5′(自由回転)付の引取り用
段付ローラ5の円周径の大きい円周面とセパレートロー
ラ間に巻回される。
段付ローラ5の円周径の大きい円周面とセパレートロー
ラ間に巻回される。
一方、ポリアミド延伸糸条均はパーン10から取出され
、ガイド9を経て張力調整装置8によって給糸張力が調
整されて引取りローラ5ヘポリエステル延伸糸条囚と引
揃えられて同時に合糸巻回される。
、ガイド9を経て張力調整装置8によって給糸張力が調
整されて引取りローラ5ヘポリエステル延伸糸条囚と引
揃えられて同時に合糸巻回される。
この場合のポリエステル糸条の延伸は上述のような加熱
ピンのみに限定されず、ピンと熱板の併用、あるいは熱
板のみや加熱ローラを用いる方法等を、目的とする糸条
特性や生産性に合致する方法を適宜採用することができ
る。
ピンのみに限定されず、ピンと熱板の併用、あるいは熱
板のみや加熱ローラを用いる方法等を、目的とする糸条
特性や生産性に合致する方法を適宜採用することができ
る。
糸条Aおよび(B)は、セパレートローラと引取りロー
ラ上で巻回されて引揃えられ、引取りローラから出た合
糸糸条は弛緩条件下で張力調整されて流体噴射ノズル1
1に導かれ糸条Aと(B)の単糸が混合され再び段付引
取りローラ5の円周径の小さい円周面とセパレートロー
ラ5′との間に巻回される。
ラ上で巻回されて引揃えられ、引取りローラから出た合
糸糸条は弛緩条件下で張力調整されて流体噴射ノズル1
1に導かれ糸条Aと(B)の単糸が混合され再び段付引
取りローラ5の円周径の小さい円周面とセパレートロー
ラ5′との間に巻回される。
即ち引取りローラ5の段差(円周長差)によって流体噴
射時の糸条な弛緩させ張力を調整するものであり、第1
図に示すような段付引取りローラを用いない場合には、
引取りローラ5よりも周速度の小さい別個のローラを用
いて、流体噴射に供する糸条の張力を調整するか、もし
くは引取りローラを出て巻取るまでの間で流体噴射を行
なう場合には巻上げ張力を調整すれば単糸交絡ができる
が、後者の場合は巻取りワイングーのリングの上下動に
よって若干張力の変動が生じるので好ましい方法とは言
えない。
射時の糸条な弛緩させ張力を調整するものであり、第1
図に示すような段付引取りローラを用いない場合には、
引取りローラ5よりも周速度の小さい別個のローラを用
いて、流体噴射に供する糸条の張力を調整するか、もし
くは引取りローラを出て巻取るまでの間で流体噴射を行
なう場合には巻上げ張力を調整すれば単糸交絡ができる
が、後者の場合は巻取りワイングーのリングの上下動に
よって若干張力の変動が生じるので好ましい方法とは言
えない。
上述のように段付引取ローラ5の小円周面で巻回された
混繊糸はガイド6を経てパー77に巻取られる。
混繊糸はガイド6を経てパー77に巻取られる。
この方法による流体噴射は圧空な噴射することが好まし
く、より均一に混繊された合糸糸条を得ることができる
。
く、より均一に混繊された合糸糸条を得ることができる
。
この場合の空気圧力は目的とする糸条の用途によって種
々任意の圧力を適用することができ、圧力調整によって
単糸間の交絡度(所謂インターレース度)をほぼ目的に
応じて変えることができる。
々任意の圧力を適用することができ、圧力調整によって
単糸間の交絡度(所謂インターレース度)をほぼ目的に
応じて変えることができる。
次に第2図では、ポリエステル糸条へは未延伸糸の状態
でドラム1から解舒され、ガイド2を経てフィードロー
ラ3から給糸されて加熱ピン4に巻回され延伸されて引
取り用ローラ5とセパレートロー25との間に巻回され
る。
でドラム1から解舒され、ガイド2を経てフィードロー
ラ3から給糸されて加熱ピン4に巻回され延伸されて引
取り用ローラ5とセパレートロー25との間に巻回され
る。
同時にポリアミド延伸糸+aはパーン10から取出され
、ガイド9を経て、そこに設けられた張力調整装置によ
って、その給糸張力(FB)を測定し、(1)式を満足
する給糸張力(FB)に調整され、次いで引取りローラ
5のポリエステル糸体と引揃えられ、巻回される。
、ガイド9を経て、そこに設けられた張力調整装置によ
って、その給糸張力(FB)を測定し、(1)式を満足
する給糸張力(FB)に調整され、次いで引取りローラ
5のポリエステル糸体と引揃えられ、巻回される。
糸条囚および(B)はセパレートローラと引取りローラ
上で巻回され引揃え合糸され、引取りローラを出た合糸
糸条はガイド6を経て巻取装置でパーンに巻取られる。
上で巻回され引揃え合糸され、引取りローラを出た合糸
糸条はガイド6を経て巻取装置でパーンに巻取られる。
この時スピンドルの回転数およびリングトラベラ−の調
整によって合糸糸条の巻取り張力(FM)を(2)およ
び(3)式から算出される値のいずれか小さい値以下の
値に調整するとともに撚りがかげられる。
整によって合糸糸条の巻取り張力(FM)を(2)およ
び(3)式から算出される値のいずれか小さい値以下の
値に調整するとともに撚りがかげられる。
撚りの程度は糸条の使用目的によって1m当り5〜数1
0回の撚りを施すのがよい。
0回の撚りを施すのがよい。
全く撚りかけを実施しない場合には合糸糸条が時によっ
ては2糸条に分割される等フィラメント割れを生じるこ
とがあるので、糸条In当り5回以上の撚りをかけるこ
とがよく、10回以上の撚りかけがより好ましい。
ては2糸条に分割される等フィラメント割れを生じるこ
とがあるので、糸条In当り5回以上の撚りをかけるこ
とがよく、10回以上の撚りかけがより好ましい。
本発明において用いるポリエステル糸体およびポリアミ
ド延伸糸条■は、可能なかぎり撚りや単糸交絡の少ない
状態で供給する方が均一な合糸糸条を得ることができる
。
ド延伸糸条■は、可能なかぎり撚りや単糸交絡の少ない
状態で供給する方が均一な合糸糸条を得ることができる
。
本発明において、糸体の延伸引取りローラへ糸条B)を
給糸する場合、糸条刊の給糸張力が重要なポイントであ
り、糸条B)の給糸張力は下諏1)式を満足する張力に
することが必要であり、その時に始めて均一な糸条穴と
(B)の合糸糸条を得ることができる。
給糸する場合、糸条刊の給糸張力が重要なポイントであ
り、糸条B)の給糸張力は下諏1)式を満足する張力に
することが必要であり、その時に始めて均一な糸条穴と
(B)の合糸糸条を得ることができる。
但し、FBは糸条3の給糸張力(g)、
DBは糸条B)の繊度(デニール)、
αは1以上20以下の正の数を示す。
すなわち、ポリエステル系糸条はポリアミド系糸条とは
異なり、その延伸後の収縮率は、通常の延伸条件、たと
えば延伸倍率1.5〜4.5倍の範囲でも1〜3%程度
の低い値であり、ポリエステル糸条の延伸による収縮率
の増大は技術的に著しく難しい。
異なり、その延伸後の収縮率は、通常の延伸条件、たと
えば延伸倍率1.5〜4.5倍の範囲でも1〜3%程度
の低い値であり、ポリエステル糸条の延伸による収縮率
の増大は技術的に著しく難しい。
一方、このポリエステル延伸糸条に給糸・合糸されるべ
きポリアミド延伸糸条B)は別の工程で製糸された糸条
であり、このポリアミド延伸糸条B)をそのまま給糸・
合糸しても、前記ポリエステル延伸糸条(2)の収縮率
に見合う収縮を示さない。
きポリアミド延伸糸条B)は別の工程で製糸された糸条
であり、このポリアミド延伸糸条B)をそのまま給糸・
合糸しても、前記ポリエステル延伸糸条(2)の収縮率
に見合う収縮を示さない。
本発明はこのような事実から、ポリエステル延伸糸条へ
が延伸された直後の延伸工程の引取りローラに該ポリエ
ステル延伸糸条が有する収縮に見合う張力として(1)
式で示される範囲の張力(FB)をポリアミド延伸糸条
B)に付与すれば、ポリエステル延伸糸条へとポリアミ
ド延伸糸条B)との該引取りローラ上における収縮差は
実質的に解消することを見出したものである。
が延伸された直後の延伸工程の引取りローラに該ポリエ
ステル延伸糸条が有する収縮に見合う張力として(1)
式で示される範囲の張力(FB)をポリアミド延伸糸条
B)に付与すれば、ポリエステル延伸糸条へとポリアミ
ド延伸糸条B)との該引取りローラ上における収縮差は
実質的に解消することを見出したものである。
なお、(1)式におけるαは給糸糸条B)の張力範囲を
与えるものであるが、同−張力下では応力歪に基づく収
縮率がポリカプラミド系(ナイロン6系)の糸条よりポ
リヘキサメチレンアジパミド系(ナイロン66系)の糸
条のほうが小さいため、すなわち、ナイロン66系のほ
うが応力歪に基づ(収縮率が付与され難いためナイロン
66系の張力を高める必要がある。
与えるものであるが、同−張力下では応力歪に基づく収
縮率がポリカプラミド系(ナイロン6系)の糸条よりポ
リヘキサメチレンアジパミド系(ナイロン66系)の糸
条のほうが小さいため、すなわち、ナイロン66系のほ
うが応力歪に基づ(収縮率が付与され難いためナイロン
66系の張力を高める必要がある。
その値はナイロン66系の糸条の場合、αは10以上2
0以下であり、ナイロン6系の糸条の場合のαは1以上
11以下である。
0以下であり、ナイロン6系の糸条の場合のαは1以上
11以下である。
このαの張力範囲は糸条囚の延伸直後の収縮率に合致せ
しめるために必要であり、目的とする糸条の延伸条件に
よってαの値の範囲内で給糸張力を調整し、弛緩収縮率
を合致させて均一な合糸糸条な得ることができる。
しめるために必要であり、目的とする糸条の延伸条件に
よってαの値の範囲内で給糸張力を調整し、弛緩収縮率
を合致させて均一な合糸糸条な得ることができる。
なお、ポリエステル糸条Aの応力歪に基づく収縮率が不
明の場合でも、通常の延伸条件下であれば、糸条B)の
給糸張力を(1)式から算出される張力範囲内に保って
給糸すれは、得られる糸条穴と(B)の合糸糸条内の糸
長差(クルミ)は1m当り5 m’rl/ m (0,
5%)以下である。
明の場合でも、通常の延伸条件下であれば、糸条B)の
給糸張力を(1)式から算出される張力範囲内に保って
給糸すれは、得られる糸条穴と(B)の合糸糸条内の糸
長差(クルミ)は1m当り5 m’rl/ m (0,
5%)以下である。
さらにこの場合に、αの値を限定し、ナイロン6系糸条
では3以上9以下、ナイロン66系糸条では12以上1
8以下にすると、得られる合糸糸条内の糸長差は0.3
%以下となり、後加工工程において実際上はとんど問題
を生じない均一な合糸糸条を得ることができる。
では3以上9以下、ナイロン66系糸条では12以上1
8以下にすると、得られる合糸糸条内の糸長差は0.3
%以下となり、後加工工程において実際上はとんど問題
を生じない均一な合糸糸条を得ることができる。
したがって、αの値はナイロン66系糸条の場合は12
以上18以下、ナイロン6系糸条の場合は3以上9以下
であることがより好ましい。
以上18以下、ナイロン6系糸条の場合は3以上9以下
であることがより好ましい。
上述したように、糸条B)の給糸張力は糸条への延伸張
力や繊度にかかわらず、糸条上の繊度に依存するもので
ある。
力や繊度にかかわらず、糸条上の繊度に依存するもので
ある。
上述の(1)式を満たす張力条件下で糸条囚の延伸引取
りローラへ糸条旬を給糸した場合に、糸条Nの延伸直後
の応力歪に基づく収縮率と糸条B)の該給糸張力に起因
する応力歪による収縮率とが合致するため、合糸糸条内
では糸条(A)と(B)の糸長差(クルミ)を生じるこ
となく第3図イに示すように均一な合糸糸条を得ること
ができる。
りローラへ糸条旬を給糸した場合に、糸条Nの延伸直後
の応力歪に基づく収縮率と糸条B)の該給糸張力に起因
する応力歪による収縮率とが合致するため、合糸糸条内
では糸条(A)と(B)の糸長差(クルミ)を生じるこ
となく第3図イに示すように均一な合糸糸条を得ること
ができる。
この時、糸条B)の給糸張力が(1)式から算出される
値よりも小さい場合には、糸条穴と(B)の引揃え合糸
糸条において第3図口に示すように糸条(B)のクルミ
を生じ、また、(1)式から算出される値よりも大きい
場合には、第3図ハに示すように糸条Aのクルミを生じ
る。
値よりも小さい場合には、糸条穴と(B)の引揃え合糸
糸条において第3図口に示すように糸条(B)のクルミ
を生じ、また、(1)式から算出される値よりも大きい
場合には、第3図ハに示すように糸条Aのクルミを生じ
る。
前者の場合には糸条AF)延伸直後の収縮率が給糸糸I
B)の給糸張力による応力歪の収縮率より太きいためで
あり、後者の場合は糸条B)の給糸張力に基づく応力歪
による収縮率が糸条Aの延伸後の収縮率より大きくなる
ため収縮率の小さい糸条が各々クルミを生じるからであ
る。
B)の給糸張力による応力歪の収縮率より太きいためで
あり、後者の場合は糸条B)の給糸張力に基づく応力歪
による収縮率が糸条Aの延伸後の収縮率より大きくなる
ため収縮率の小さい糸条が各々クルミを生じるからであ
る。
しかしながら、本発明においては、前述したように、糸
条Aの延伸張力や繊度とは独立して、糸条(B)の給糸
張力(FB)を(1)式で規定される糸条(A)の延伸
直後の弛緩収縮率に合致させればよく、その条件設定は
著しく容易である。
条Aの延伸張力や繊度とは独立して、糸条(B)の給糸
張力(FB)を(1)式で規定される糸条(A)の延伸
直後の弛緩収縮率に合致させればよく、その条件設定は
著しく容易である。
さらに、引取りローラを出た引揃え合糸糸条の巻取り張
力は、下記(2)式および(3)式から算出される値の
いずれか小さい方の値以下にする必要がある。
力は、下記(2)式および(3)式から算出される値の
いずれか小さい方の値以下にする必要がある。
但し、FMは合糸糸条の巻取り張力(g)、DBは糸条
■の繊度(デニール)、FAは糸条への延伸張力(g)
を示す。
■の繊度(デニール)、FAは糸条への延伸張力(g)
を示す。
(2)式あるいは(3)式から算出される値以上の張力
でパーンに巻取られた場合には、パーン表面状態で見か
けのクルミもな(均一な合糸糸条のように観察されるが
、糸条をパーンから解舒すると次第にクルミが現われ、
不均一な合糸糸条となる。
でパーンに巻取られた場合には、パーン表面状態で見か
けのクルミもな(均一な合糸糸条のように観察されるが
、糸条をパーンから解舒すると次第にクルミが現われ、
不均一な合糸糸条となる。
これは糸条への延伸における応力歪と糸条B)の給糸張
力下の伸長にもとづく応力歪との間で遅延回復性が差が
あるため、パーンからの解舒糸条においてその差がクル
ミの発現になると考えられる。
力下の伸長にもとづく応力歪との間で遅延回復性が差が
あるため、パーンからの解舒糸条においてその差がクル
ミの発現になると考えられる。
従って合糸糸条の巻取り張力はできるだけ低いことが好
ましいが、一般的には1g程度以下の張力になると引取
りローラ面からの糸離れ状態が不安定になり、パーンに
巻取られずにローラへ巻込まれて断糸等のトラブルを発
生するので、1g以上の張力にすることが好ましい。
ましいが、一般的には1g程度以下の張力になると引取
りローラ面からの糸離れ状態が不安定になり、パーンに
巻取られずにローラへ巻込まれて断糸等のトラブルを発
生するので、1g以上の張力にすることが好ましい。
以上の給糸条件下に引揃え合糸された糸条は、糸条内の
クルミがなく、合糸糸条の後加工工程において問題を生
じない実質的に好ましい状態の合糸糸条である。
クルミがなく、合糸糸条の後加工工程において問題を生
じない実質的に好ましい状態の合糸糸条である。
なお本発明範囲内において、引取りローラを出た合糸糸
条に前述した第1図の如き方法で流体噴射を施して、糸
条へと(Blの単糸を混合して巻取ることにより、より
収束性のよい合糸糸条を得ることができる。
条に前述した第1図の如き方法で流体噴射を施して、糸
条へと(Blの単糸を混合して巻取ることにより、より
収束性のよい合糸糸条を得ることができる。
本発明方法が適用される繊維として、ポリエステル糸条
へは、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンテレフタレートとイソフタレートの共重合体、ポリへ
キサ都ドロキシレンテレフタレート、ポリブチレンテレ
フタレート等のような延伸可能な糸条であって延伸直後
の応力歪に基づく弛緩収縮率が比較的小さい糸条であり
、ポリアミド糸条理ま、例□えばポリカプロアミド(ナ
イロン6)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイ07
66)、ナイロン6とナイロン66との共重合体、ナイ
ロン66とへキサメチレンテレフタラミドやヘキサメチ
レンイソフタラミドとの共重合体等の延伸糸であって延
伸直後の応力歪に基づく弛緩収縮率の比較的大きい糸条
である。
へは、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリエチレ
ンテレフタレートとイソフタレートの共重合体、ポリへ
キサ都ドロキシレンテレフタレート、ポリブチレンテレ
フタレート等のような延伸可能な糸条であって延伸直後
の応力歪に基づく弛緩収縮率が比較的小さい糸条であり
、ポリアミド糸条理ま、例□えばポリカプロアミド(ナ
イロン6)、ポリヘキサメチレンアジパミド(ナイ07
66)、ナイロン6とナイロン66との共重合体、ナイ
ロン66とへキサメチレンテレフタラミドやヘキサメチ
レンイソフタラミドとの共重合体等の延伸糸であって延
伸直後の応力歪に基づく弛緩収縮率の比較的大きい糸条
である。
本発明方法によれば、既存の延伸機あるいは従来の延伸
撚糸機に若干の改造を加えるか、張力調整装置を付与す
るのみでポリエステルとポリアミドの合糸糸条が製造で
き、しかも、通常の延伸糸の生産性と変わらぬ高能率下
にたるみや、糸切れのない品質のすぐれた合糸糸条が製
造できるので、工業的に極めて有利である。
撚糸機に若干の改造を加えるか、張力調整装置を付与す
るのみでポリエステルとポリアミドの合糸糸条が製造で
き、しかも、通常の延伸糸の生産性と変わらぬ高能率下
にたるみや、糸切れのない品質のすぐれた合糸糸条が製
造できるので、工業的に極めて有利である。
実施例 1
96デニール/12フイラメントのポリエチレンテレフ
タレート未延伸糸と50デニール/10フイラメントの
ナイロン6延伸糸を使用し、第1図の如き装置により合
糸糸条を製造しまた。
タレート未延伸糸と50デニール/10フイラメントの
ナイロン6延伸糸を使用し、第1図の如き装置により合
糸糸条を製造しまた。
ポリエチレンテレフタレート糸の延伸倍率は3.21倍
、加熱ピッ30表面温度は130℃、段付引取りローラ
5の大円周速度は530m/mに条件設定したところ、
ポリエチレンテレフタレート糸が引取りローラ5の大円
周面に引取られる直前の張力(FA)は41gであった
。
、加熱ピッ30表面温度は130℃、段付引取りローラ
5の大円周速度は530m/mに条件設定したところ、
ポリエチレンテレフタレート糸が引取りローラ5の大円
周面に引取られる直前の張力(FA)は41gであった
。
一方ナイロン6延伸糸の給糸張力を(FB)を張力付与
装置8によって17g(α−7)に調節し、ポリエチレ
ンテレフタレート糸とナイロン6糸とを同時に引揃えて
引取りローラの大円周面に巻回させた後、流体(2kg
/crtiG圧空)噴射装置11に導き単糸交絡を行な
ってローラ5の小円周面に巻回させることによって糸条
に弛緩(弛緩率0.9%)を与え、流体噴射処理時の合
糸糸条の張力を4gとした。
装置8によって17g(α−7)に調節し、ポリエチレ
ンテレフタレート糸とナイロン6糸とを同時に引揃えて
引取りローラの大円周面に巻回させた後、流体(2kg
/crtiG圧空)噴射装置11に導き単糸交絡を行な
ってローラ5の小円周面に巻回させることによって糸条
に弛緩(弛緩率0.9%)を与え、流体噴射処理時の合
糸糸条の張力を4gとした。
引取りローラ5の小円周面から出た合糸混繊糸条は4g
の張力(FM)、すなわち、FAおよびFB値よりも小
さく、(2)および(3)式を満足する張力で巻取り機
によってパーン7に巻上げられた。
の張力(FM)、すなわち、FAおよびFB値よりも小
さく、(2)および(3)式を満足する張力で巻取り機
によってパーン7に巻上げられた。
巻取られた合糸糸条をパーンから解舒して観察したとこ
ろ、全(クルミが見られない第3図イに示すような均一
な合糸糸条であった。
ろ、全(クルミが見られない第3図イに示すような均一
な合糸糸条であった。
また別にナイロン6の給糸張力給糸張力(FB)を3g
(α−−7)、すなわち(1)式を満足しない張力にし
て引揃え合糸した場合には、得られた合糸混繊糸条にお
いて第3図口に示すようにナイロン6糸のクルミ(13
mm1m程度)を生じて均一な合糸糸条を得ることがで
きなかった。
(α−−7)、すなわち(1)式を満足しない張力にし
て引揃え合糸した場合には、得られた合糸混繊糸条にお
いて第3図口に示すようにナイロン6糸のクルミ(13
mm1m程度)を生じて均一な合糸糸条を得ることがで
きなかった。
逆にナイロン6の給糸張力(FB)をポリエチレンテレ
フタレート糸の延伸張力(41g)に合致(α=31)
させて、すなわち(1)式を満さない給糸張力条件下に
給糸した場合には第3図ハに示すようにポリエチレンテ
レフタレート糸のクルミ(14mm1m)を生じて均一
な合糸糸条を得ることができなかった。
フタレート糸の延伸張力(41g)に合致(α=31)
させて、すなわち(1)式を満さない給糸張力条件下に
給糸した場合には第3図ハに示すようにポリエチレンテ
レフタレート糸のクルミ(14mm1m)を生じて均一
な合糸糸条を得ることができなかった。
実施例 2
ポリエチレンテレフタレートに160デニーノク24フ
イラメントの未延伸糸を用い、ナイロン6に30デニー
ル/10フイラメントの延伸糸を用いて、第1図の装置
により合糸糸条を製造した。
イラメントの未延伸糸を用い、ナイロン6に30デニー
ル/10フイラメントの延伸糸を用いて、第1図の装置
により合糸糸条を製造した。
ポリエチレンテレフタレート糸条の延伸条件は実施例1
と同様に設定したところ、ポリエチレンテレフタレート
糸条の延伸張力(FA)は60gであった。
と同様に設定したところ、ポリエチレンテレフタレート
糸条の延伸張力(FA)は60gであった。
ナイロン6の給糸張力(FB)を12g(α=6)に調
節して、すなわち(1)式を満足する張力にして引揃え
、実施例1と同様に流体噴射処理(処理待糸条張力およ
び巻取り張力5g)して得られた合糸糸条はとんど均一
な糸条であった。
節して、すなわち(1)式を満足する張力にして引揃え
、実施例1と同様に流体噴射処理(処理待糸条張力およ
び巻取り張力5g)して得られた合糸糸条はとんど均一
な糸条であった。
上記条件のFM(5g)はFAおよびFBより小さく、
(2)および(3)式を満足する。
(2)および(3)式を満足する。
この場合、ナイロン6糸の給糸張力(FB)を3g(α
−−3)、すなわち(1)式を満足しない値に調節して
、ポリエチレンテレフタレート糸と同時に引揃え、上述
と同様に処理したところ、得られた合糸糸条にはナイロ
ン6糸のクルミ(8mml m )が観測され、均一な
合糸糸条を得ることができなかった。
−−3)、すなわち(1)式を満足しない値に調節して
、ポリエチレンテレフタレート糸と同時に引揃え、上述
と同様に処理したところ、得られた合糸糸条にはナイロ
ン6糸のクルミ(8mml m )が観測され、均一な
合糸糸条を得ることができなかった。
実施例 3
ポリエチレンテレフタレートおよびナイロン6に実施例
2と同一系を用い、第2図の装置にまり合糸糸条を製造
した。
2と同一系を用い、第2図の装置にまり合糸糸条を製造
した。
ポリエチレンテレフタレートの延伸条件は実施例2と同
様に設定し、実施例2と同一の延伸張力であった。
様に設定し、実施例2と同一の延伸張力であった。
ナイロン6糸の給糸張力(FB)を13g(α=7)、
すなわち(1)式を満足する値に調整してポリエチレン
テレフタレート糸と引揃えて引取りローラ5とセパレー
トローラ5との間に巻回させた後、ガイド6を経てスピ
ンドルの回転数の調節によって13回/mの撚りをかけ
て4gの張力(FM)、すなわち、FA=60.FB
=13よりも小さく、(2)式および(3)式を満足す
る値に調整して、パー77に巻上げた。
すなわち(1)式を満足する値に調整してポリエチレン
テレフタレート糸と引揃えて引取りローラ5とセパレー
トローラ5との間に巻回させた後、ガイド6を経てスピ
ンドルの回転数の調節によって13回/mの撚りをかけ
て4gの張力(FM)、すなわち、FA=60.FB
=13よりも小さく、(2)式および(3)式を満足す
る値に調整して、パー77に巻上げた。
この合糸糸条はパーン表面で全くクルミを認めることが
できない均一な表面を呈しており。
できない均一な表面を呈しており。
解舒して観測しても合糸糸条にクルミ等の不均一性はな
かった。
かった。
実施例 4
ポリエステル糸条に実施例2と同一のポリエチレンテレ
フタレート未延伸糸を用い、ポリアミドに実施例1と同
一のナイロン6延伸糸を用いて第1図の装置により実施
例2と同条件でポリエチレンテレフタレートを延伸し、
段付引取りローラ5ヘナイロン6糸条を同時に給糸した
。
フタレート未延伸糸を用い、ポリアミドに実施例1と同
一のナイロン6延伸糸を用いて第1図の装置により実施
例2と同条件でポリエチレンテレフタレートを延伸し、
段付引取りローラ5ヘナイロン6糸条を同時に給糸した
。
ポリエチレンテレフタレート糸条の延伸張力(FA)は
60gであり、ナイロン6糸条の給糸張力をタルミを生
じない張力(FB)を14g(α=4)、すなわち、(
1)式を満足する張力に設定した。
60gであり、ナイロン6糸条の給糸張力をタルミを生
じない張力(FB)を14g(α=4)、すなわち、(
1)式を満足する張力に設定した。
流体噴射処理時の引揃え合糸糸条の張力(FM)を4g
1すなわち、FAおよびFBよりも小さく、(2)式と
(3)式を満足する値にし、4kg/cr!Gの圧空を
噴射して単糸交絡させて4gの張力で巻取られた合糸糸
条は均一な表面を呈するパーンを形成し、糸条の混繊コ
ナレの状態も良好であった。
1すなわち、FAおよびFBよりも小さく、(2)式と
(3)式を満足する値にし、4kg/cr!Gの圧空を
噴射して単糸交絡させて4gの張力で巻取られた合糸糸
条は均一な表面を呈するパーンを形成し、糸条の混繊コ
ナレの状態も良好であった。
実施例 5
ポリエステル糸条に実施例2と同一のポリエチレンテレ
フタレート未延伸糸を用い、ポリアミドにポリヘキサメ
チレンアジパミド(ナイロン66)の40デニール/1
3フイラメントの延伸糸を用いて、第1図の装置により
合糸糸条を得た。
フタレート未延伸糸を用い、ポリアミドにポリヘキサメ
チレンアジパミド(ナイロン66)の40デニール/1
3フイラメントの延伸糸を用いて、第1図の装置により
合糸糸条を得た。
ポリエチレンテレフタレート糸条の延伸条件は実施例1
と同様に設定し、延伸張力(FA)は60gであった。
と同様に設定し、延伸張力(FA)は60gであった。
ナイロン66糸の給糸張力(FB)を23g(α−15
)、すなわち、(1)式を満足する張力に調整して、引
揃え、5gの張力下で流体噴射を施し、上記FAおよび
FBよりも小さく、(2)および(3)式を満足する3
gの張力(FM)で巻取って合糸糸条を得た。
)、すなわち、(1)式を満足する張力に調整して、引
揃え、5gの張力下で流体噴射を施し、上記FAおよび
FBよりも小さく、(2)および(3)式を満足する3
gの張力(FM)で巻取って合糸糸条を得た。
パーン表面も均一で、解舒した糸条にもクルミが認めら
れなかった。
れなかった。
別に、ナイロン66の給糸張力を、ポリエチレンテレフ
タレートの延伸張力(FM)と同じ60gにして給糸し
たところ(α−52)、すなわち、(1)式を満足しな
い給糸張力(FB)では、得られた糸条内に7mm1m
のクルミが認められた。
タレートの延伸張力(FM)と同じ60gにして給糸し
たところ(α−52)、すなわち、(1)式を満足しな
い給糸張力(FB)では、得られた糸条内に7mm1m
のクルミが認められた。
第1図および第2図は、それぞれ本発明の製造方法の具
体例を示す、1:ポリエステル糸条Δの未延伸ドラム、
10:ポリアミド糸条坊の延伸糸パーン、2,6,9:
糸道ガイド、3:ニップフィードローラ、4:熱ピン、
5:引取りローラ(第1図では段付)、5′:セパレー
トローラ(自由回転)、7:巻取り機による巻上げパー
ン、8:ポリアミド延伸糸条の給糸張力を調節する張力
調釜装置、11:流体噴射装置、また第3図は合糸糸条
の状態であり、イは本発明で得られたクルミのない合糸
糸条を示し1口およびハは本発明の方法から逸脱した場
合の金糸糸条を示す。
体例を示す、1:ポリエステル糸条Δの未延伸ドラム、
10:ポリアミド糸条坊の延伸糸パーン、2,6,9:
糸道ガイド、3:ニップフィードローラ、4:熱ピン、
5:引取りローラ(第1図では段付)、5′:セパレー
トローラ(自由回転)、7:巻取り機による巻上げパー
ン、8:ポリアミド延伸糸条の給糸張力を調節する張力
調釜装置、11:流体噴射装置、また第3図は合糸糸条
の状態であり、イは本発明で得られたクルミのない合糸
糸条を示し1口およびハは本発明の方法から逸脱した場
合の金糸糸条を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリエステル延伸糸条Nとポリアミド延伸糸条B)
とを合糸するに際し、糸条への延伸工程における引取り
ローラ上に糸条へを弛緩せしめることなく保持し、かつ
糸条B)に式(1)を満足する範囲の給糸張力(FB)
を与えて、糸条B)を給糸し、糸条穴および(B)を該
ローラに巻回して引揃え、次いで引取りローラに出た引
揃え合糸を(2)式および(3)式から算出される値の
いずれか小さい値以下の巻取り張力(FM)で巻取るこ
とを特徴とする合糸糸条の製造方法。 但しFBは糸+B)の給糸張力(g)、DBは糸条B)
の繊度(デニール)、αは1以上20以下の正のkg)
、FMは合糸糸条の巻取り張力(g)、FAは糸条穴の
延伸張力(g)を示す。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51098231A JPS5930806B2 (ja) | 1976-08-19 | 1976-08-19 | 合糸糸条の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP51098231A JPS5930806B2 (ja) | 1976-08-19 | 1976-08-19 | 合糸糸条の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5324419A JPS5324419A (en) | 1978-03-07 |
JPS5930806B2 true JPS5930806B2 (ja) | 1984-07-28 |
Family
ID=14214177
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP51098231A Expired JPS5930806B2 (ja) | 1976-08-19 | 1976-08-19 | 合糸糸条の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5930806B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6017128A (ja) * | 1983-07-01 | 1985-01-29 | ユニチカ株式会社 | 混繊糸 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49132342A (ja) * | 1973-03-22 | 1974-12-19 |
-
1976
- 1976-08-19 JP JP51098231A patent/JPS5930806B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49132342A (ja) * | 1973-03-22 | 1974-12-19 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5324419A (en) | 1978-03-07 |
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