JPS5930619A - 金型加工法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、射出成形金型のように対向する上型。

下型からなり成形面に凹部を有する金型の加工法に係り
、特に、高い寸法精度を要求される凹部を有する金型の
加工法に係る。

第１図に射出成形用金型の中央部の縦断面図を示す。

金型１は９図に示す上型である凹状の成形面２を有する
キャビティ型うと９図番こ示すＦ型である膨出した成形
面１番を有するコア型５とからなり。

キャビティ型５の見切り面６とコア型５の見切り面７が
接した状態で２つの型の間に充填材である樹脂が供給さ
れる成形空間８を郭定している。

この金型ｌを用いて射出成形を行うには、キャビティ型
う及びコア型５に夫々設けられたガイド孔９．１０にビ
ンが挿入されて水平方向の位置決めがなされた後、射出
成形機に取り付けられる。次にキャビティ型う若しくは
コア型５に設けられた注入孔（図示せず）を通じて成形
空間８１こ樹脂が供給され、その樹脂が硬化して成形空
間と同一形状の製品ができ上がる。

樹脂成形品を高い寸法精度で成形するには、金型を高精
度に加工ずろ必要があるが、金型成形面の四部を高精度
に加工することは、従来、なかなか困帷であった。

即ち、第１図において成形向上の四部１１．１２゜１３
は自ｗｖＪｓ）ｉによる加工が難しいが、特に製品が嵌
合部品として用いられ、前記凹部が嵌合部になる場合に
は、製品の外形端部に対応する凹部１うは。

第２図に拡大図を示す寸法人及びＢに高い精度を要求さ
れることになるが、加工が困難であった。

これ番こ対し、従来、ディスクサンダー、砥石等を使用
して手作業により金型の成形面を彫り込む方法及び電鋳
加工により成形面を一度に加工する方法が採られてきた
が、前者によれば、加工能率が悪（、安定した精度の保
証が難しく、また、後者ニよれば、比較的精度がよいも
のの電＃電極の製作及び電鋳加工に時間がかかり１価格
も高いという問題があった。

本発明は、上述の従来の問題点に鑑みなされたものであ
り、加工時間が短く、金型の寸法精度を満足し得ろ金型
加工法を提供することを目的とずろ。

この目的を達成するために１本発明の構成は。

高い寸法精度を要求されろ四部を有する金型の成形面の
加工において、四部を有する金型に対向する金型の四部
に対向する箇所に放電加工用電極を固定し、凹部の仕上
加工寸法に対して高精度に嵌合するような凸部としてそ
の電極を形成した後。

その電極を利用して四部の放電加工を行うことを特徴と
ずろ。

以下１図面に基づき本発明の詳細な説明する。

第う図は、射出成形用金型を放電加工機に取り付は仕上
げ加工をしている状態を示す一部破断ｉＥ面図である。

図に示す状態は、キャビティ型５に固定され。

所定形状に整形された電極１）■により２寸洗清度が要
求されるコア型５Ω凹部１うを放電加」二しているもの
であり、コア型５は放電加工Ｊｆｆｉ１．５のベース１
６に固定され、キャビティ型うけラム１７に取り付けら
れてコア型５に対向し放電加工を行いつつ下降するよう
になっている。コア型５とキャビティ型うけ、電気的に
絶縁されており、電極１４とコア型５の間には放電を行
うための所定のクリアランスが開けられている。放電加
工は、＠２図に示すＣ部、Ｄ部、Ｅ部の順で進行（コア
型の四部を加工）ずろが、コア型５の仕切り面７とキャ
ビティ型うの仕切り面６が接する前にラム１７の下降力
（停止して終了する。電極１４の寸法は、放電加工の終
了位置を考慮して決められる。

放電加工が終了するとキャビティ型うより電極ＩＩを取
り外し仕上げ加工が終るが、キャビティ型うへの電極１
）毒の取り付は方各こつ０て１次番こ述べろ。

第４図及び第５図は、キャビティ型うヘ電極１１１を取
り付ける方法を説明する図であり、キャビティ型）ｌを
下方よりみた斜視図を示す。

寸法精度を要するコア型５の凹部１う番こ対向するキャ
ビティ型うにおいて第４図に示すよう番こ銅板でてきｔ
こ分割型の短冊１８をホットメルト系の接着剤によって
貼り付は固定した後、第５図（こ示すよう各こ短冊１８
を折り曲げて接着剤番こより貼り（寸（す固定する。接
着剤は電導性のものを用０．短冊１８の先端は、折り曲
げた時）こ重１．ｊらなｔ）ように切り欠き１９を設け
てお４゜短冊１８を固定した後Ｉ？ｌ−機械カロ工によ
る整形を行い所定寸法の滑ら力〉な電極１）↓をつくる
。

ｆｆｉ極１１１に用いろ材料は、銅板以外でもよ＜、侯
Ｊえばグラファイトを使用してもよいが、この場合は、
所定形状まで成形しておいたものを接着剤で貼り付は固
定後９機械加工による整形を行う。

なお、電極１１１をキャビティ型４から取り外すには、
電極１１１周辺をガスバーナ等で熱すること番こよりホ
ットメルト系の接着剤を溶かして容易に行われる。

以上、述べた本発明の金型加工法によれば、１洗清度の
要求される金型成形面の四部に対向する金型成形面にの
み電極を取り付は凸部としての整形を行い、放電加工す
るので、凹部を直接手作業により加工する場合に比べ凸
部加工が容易で高精度加工が可能であり、また、金型の
成形面全体を電鋳加工により加工するのに比べ凹部のみ
放電加工ずろので機械加工による前加工を含めても短時
間で加工ができるという秀れた効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図は、射出成形用金型の中央部縦断図、第２図は、
第１図の舊矢視部の拡大図、第う図は。 本発明方法により金型を加工している状態を示す１３　
　　図 １ｑ １４１− １４　区 ９ Ｖ、５　　因

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 寸法精度が要求される凹部を成形面に有する金型の加工
   方法において、前記金型に対向する他方の金型の前記四
   部に対向する箇所に放電加工用のＷ、Ｆｆｉを同定し、
   前記凹部の仕上加工寸法に対して高精度に嵌合するよう
   な凸部として形成した後。 前記２つの金型を対向させた状態にて放電加工機に取り
   付け、前記２つの金型に故ｍ加工用電源から通電１し、
   前記電極により前記凹部を放電加工して仕上げることを
   特徴とする金型加工法。