JPS5930166A - 自動取引装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明はたとえば自動支払機などの自動取引装置に関
する。

〔発明の技術的背景とその問題点〕

近年、たとえば銀行窓口の業務の省力化の為に現金自動
支払機などの自動取引装置が開発され、実用化されてい
る。しかして、この種の現金自動支払機においては、障
害発生時等には、顧客用の案内装置にその旨を表示する
とともに１ジヤーナルなどに障害の内容に対応する数字
などを印字するようになっている。しかしながら、この
ような機器では、障害の内容がわかっても、発生時の状
況などが不明となってしまう欠点があり、障害の除去あ
るいは保守の効率が悪いという問題があった。

〔発明の目的〕

この発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、障害発生の状況を明確化でき、障害除
去および保守の高効率化が計れる自動取引装置を提供す
ることにある。

〔発明の概要〕

この発明は、機器障害、顧客操作ミス等の発生時、障害
の原因だけでなく、表示画面の内容のうち有意義な情報
や入力媒体の残留状況を印字するようにしたものである
。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。

第１図は通貨自動取引装置としての自動支払機を示すも
のである。すなわち、筐体１の前面側には接客部２が形
成されている。この接客部２は、筐体１の上下方向はぼ
中火部に形成された水平操作盤３と、この水平操作盤３
０機端縁に沿って立上る垂直操作盤４を有した形状とな
っている。

上記水平操作盤３には、第２図に示すように、テンキー
５、操作ボクン６、金種キー？、および操作手順やその
他の情報をイラストや文字を使って両面に表示し、顧客
を誘導するＣＲＴディスプレイ（表示部）８が配置され
ている。まだ、垂直操作盤４にはカード挿入口９、伝票
送出口１０、係員キー挿入口１ノ、および現金取出口１
２がそれぞれ配ｆｆｆされている。

また、筺体ｌ内には第３図に示すように、上記カード挿
入口９から挿入された磁気カード２４の情報を読取シ、
しかもジャーナルに取引内容を記録するとともに１磁気
カード２４上のエンボス部を写し取υ、さらに取引内容
を印字した伝票を必要に応じて伝票送出口１ｏに払出す
カード読取、伝票発行装置２２、および現金取出口１２
に指定された金額の紙弊を払出す出金機構２３が収容さ
れている。

前記カード読取、伝票発行装置２ｊはカード挿入口９か
ら投入された磁気カード２４の磁気ストライプに記録さ
れた顧客情報を読取るとともに、取引内容を圧感紙から
なる２枚重ねの云Ｍ３０とジャーナル（記録用紙）３ノ
に印字し、必要に応じて印字された伝票３０を伝票送出
口１０に搬送している。このカード読取、伝票発行装置
４２２は第４図に詳図するように、カード］１ト入口９
に一端が臨み、略水平に延出するカード搬送路３２を備
えている。このカード搬送路３２は一対のベルト３３（
片側のみ図示）と一対のベルト３４（片側のみ図示）と
のａ互対向部で規定されている。このカード搬送路３２
の他端は、後述するエンデスステーシロン４５に対向し
ている。上記ベルト３３はカード挿入口９のすぐ裏側に
位置するローラ３５と、搬送路３２上に位置するローラ
３６との間に巻回されテイル。上記ヘルｌ−３（Ｎ：エ
ン７Ｉｒススチージヨン４５に隣接するローラ３７と、
搬送路３２のｊ〜３下に位１６−するローラ３８との間
に巻回されている。

」二記カード搬送路３２には、矢印Ｘで示すカード搬送
方向に治って、カード２４の挿入を検知するフォトカプ
ラ３９と、カード２４の磁気ストライプ２４札に情報が
存するか否かを読取る磁気ヘッド４ｏと、搬送路３２を
開放可能なンヤック４１と、磁気ストライプ２４ｂの情
報の内容を読取る磁気ヘッド４２とが順次配設されてい
る。」二記シャッタ４１　ｋｉフォトカプラ３９によシ
カＭＰ；！４の挿入が検知された時、ソレノイド４３の
励磁により搬送路３２を開放するように移動される。

一方、磁気ストライプ２４ｂに情報が記録されているこ
とが、磁気ヘッド４ｏで確認されたカード２４はモータ
４４の正方向への回転にともなって搬送路３２を挿入方
向ＸＫ沿って搬送される。そして、磁気ヘッド４２によ
り、磁気ストライプ２４ａの情報の内容が読取られる。

この後、搬送路３２に沿ってエンデスステーシロン４５
に送られる。

上記エンボスステーション４５は、ベルト４６を備えて
いる。このベルト４６はエンｙｌ？　、ｘ。

ステーン目ン４５の一端に位置し、カード搬送路３２の
ローラ３７に対向して設けられたローラ４７と、エン７
Ｉｒススチージヨン４５の他端に位置するロー２４８と
の間に巻回されている。

上記ベルト４６の上端はカード２４の一１１１１縁部の
底面を支持するように位置伺けられている。

上記ローラ４７，４Ｂの間で、しかもローラ４８上にカ
ード２４の先端が至った時、カード２４の後端を支持す
る位置にローラ４９が回転可能に設けられている。ロー
ラ４８．４９上にハヘルト４６を間においてピンチロー
ラ５０゜５１がそれぞれ載置されている。

上記搬送ベルト４６は、ローラ４７をモータ４４によっ
て正あるいは逆方向に回転１駆動することによシ、この
上に乗ったカード２４を挿入方向Ｘあるいは反９．１方
向に搬送せしめるものである。上記搬送ベルト４６上に
至ったカード２４　ｉＪ、−ｆｌｌｌｌ緑の先ｙｉｔを
ローラ４８とピンチローラ５０との間でしっかシ挾持さ
れ、−側縁の後端をローラ４９とピンチローラ５１との
間でしっかυと挟持される。′まだ、」二記搬送ベルト
４６の挿入方向Ｘに沿う側には受は皿５２が配設されて
いる。

マタ、エンボススデーンヨン４５の下方には、伝票収納
箱５３を備えている。この伝票収納箱５３中には、伝票
３０およびジャーナル３１が２川になって取出し可能に
収納されている。

」二記エンｒｌ？ススチージョン４５の下方Ｋ　ＩｒＪ
一方向変換ステーシ目ン５４を（ＩＮｉえている。この
変換ステージ目ン５４には、ここに搬送されてきた伝票
３０をベルト５５上に押付けるだめの押ＥＴ：、機構５
６が設けられている。この抑圧機構６６は、ベルト６５
の上側部上にこれに対向して設けられた一対の押工ロー
ラ５７を有している。各押１上ローラ５７はフォトカプ
ラ５８が搬送されてきた伝票３０を検出してから所定時
間経過後に、伝票３０をベルト５５上に用液するように
、ソレノイド５９の励磁により下げられる。この抑圧機
ｔ’ｒｔｌ　５６は非動作時には、伝票３０の方向変換
ステーション５４への搬送を阻止し力いようにばね６ｏ
によって」一方に変位されている。

上記方向変換ステージコンロ４上の伝票３゜は搬送路６
）へ搬送されるようになっている。

この搬送路６ノは前記ベルト５５と一対のベルト６２と
の相互対向部、およびこのベルト６２と一対のベルト６
３との相互対向部により規定されている。上記搬送路６
ノの略中間Ｐｉｌ（には転換ステージコンロ４が設りら
れている。との転換ステー　ショア　６４　Ｕ　、方向
変換ステージ田ン５４に至った伝票３ｏが裏返しになっ
た状態であるのを、反転して表が上に向くように転換す
るために設けられている。この転換ステーション６４は
搬送路６）から下方に向けて分岐した搬送路６５を有し
ている。この搬送路６５けベルト５５のローラ６６．６
７間の１７１（分と、これにＸ＝Ｊ向して設けられたベ
ルト６８との間で規定されている。　　′ 一方、転換ステーション６４には、一対のベルト５５の
ローラ６６．６７間の部分に、図中左方からそれぞれ転
接可Ｍ１３１ピンチローラ６９が、寸だペル］・６０に
図中右方から転接可能なピンチロー２７０が設けられて
いる。上記ピンブーローラ６９は常時ばね７１によって
転換ステーション６４に至った伝票３０をベルト５５に
押伺けるように図中右方向へ伺勢され、転換スデーシ璽
ン６４から伝票３０を伝票送出口１０に搬送する１１Ｓ
には、ソレノイド７２の励磁によって搬送路６５から図
中左方向へ排除される。

ピンチローシフ０は１１１時ばね７３によって搬送路６
５から図中右方向へ排除されるように伺勢され、転換ス
テーション６４から伝票３ｏを伝票送出口１０に搬送す
るときには、ソレノイド７４の励磁によって伝票３０を
ベルト６８に押伺けるように図中左方向へ伺勢される。

また、転換ステーション６４の入力ｉ’？ｌ（には、１
般送路６）によって方向変換ステージ町ン５４から搬送
されてきた伝票３０を一旦、搬送路６５にもたらすダー
ト７５が設けられている。

このダート７５は常時ばね７６によって搬送路６１を閉
じるように位置しており伝票３０が方向変換ステーショ
ン６４から搬送されてきたときには、この伝票３０はダ
ート７５に当接して搬送路６５に搬送方向を変更さぜら
れる。一方、このダート７５は伝票３０が伝票送出ＩＪ
　１０から返送されてきた際には、ソレノイド７７の励
磁によって搬送路６１を開放するように伺勢される。

上記搬送路６ノの末端部、ずなわち伝票送出口１０の裏
面側にはシャック７８が設けられている。このシャッタ
７８は常時ばね７９によりて伝票送出口１０を閉じるよ
うに付勢されている。このシャッタ７８は裏面側の搬送
路６１の部分には、フォトカプラ８０が配設されている
。

伝票３０がこのフォトカプラ８０をオン動作するタイミ
ングで、シャッタ７８はソレノイド８１の励磁によって
移動されて、伝票送出口１０は開かれる。また、搬送路
６ノの基端部には伝票３０を回収するだめの回収庫８２
が配設されている。

また、エンボスステーション４５の下？Ｓ＋Ｓの伝票３
０およびジャーナル３１に対向する位置に印字ヘッド（
図示しない）が設けられている。

この印字ヘッドは伝票３０およびジャーナル３ノに口座
番号などのデータを印字するようになっている。

第６図は電気回路の要部を示すものである。

すなわち、制御部９１は前記テンキー５、操作７げタン
６、金側キー７からの信号、カード読取、伝票発行装置
２２、および出金機構２３からの。

各種信号に応じて出金処理を行うものである。

また、制御部９１は伝送制御部９２によってホストコン
ビーータ（図示しない）と接続されている。さらに、制
御部９１はカード読取、伝票発行装置２２内でカードの
ジャムなどが発生しだとき、障害発生を判断し、その内
容をＣＲＴディスプレイ８で表示せしめるとともに、カ
ード読取、伝票発行装に２２内の印字ヘッドを駆動する
ことによりジャーナル３１に記録せしめる。

たとえば、ＣＲＴディスプレイ８にｔよ第６図に示すよ
うに、エラー状態として取引内容、内部状態、媒体の残
留状況、金額、口座番号を表示するとともに処理手順を
表示するようになっている。まだ、ジャーナル３ノには
第７図に示すように、年月日、取扱店番、様番、通番、
取引種類に応じたコード、エラーコード、カード残留を
示すカード、伝票残留を示すデンビョウ、支払紙弊残留
のときで紙弊受取口に残留の場合５ＣＤ２、紙弊受取口
以外に残留の場合ＣＤＩ、受取口と受取口以外に残留の
場合ＣＤ　１２がそれぞれ印字されるようになっている
。

また制御部９１は筐体１の後扉を開くことにより係員が
見ることができる内部モニタ９３と係員用の別置のリモ
ートモニタ９４内に設けられた報知器９ｓ　ｔ　９ｅ　
Ｋよシ、機器の異常および利用者の呼出しを報知せしめ
るものである。

次に、このような構成において動作を説明する。まず支
払動作について説明する。今、利用客（顧客）が装置の
前に立つことによりＣＲＴディスプレイ８に表示された
表示文字が目に入る。

このとき、ＣＲＴディスプレイ８には［いらつしセい′
まぜ。ご利用のお取引に応じたボタンを押して下さい。

」といった案内文字と取引鍾目が表示されている。した
がって、利用客は支払キーを投入する。これによυ、制
御部９）は次の処理ステップに進むことを判断し、［カ
ードを矢印の方向へお入れ下さい。」という案内を表示
せしめる。その後、利用客は案内にしたがってカード挿
入口９にカード２４を挿入する。このカードの挿入によ
υ、制御部９１は［暗証をボタンで押して下さい。」と
いう案内を表示せしめる。ついで、利用客は案内にしだ
がってテンキー６によシ暗１１市番号を投入する。この
暗証番号の押下げにより、制御部９）は［金額をボタン
で押し撮後に円ボタンを押して下さい。」という案内を
表示せしめる。

その後、利用客は案内にしたがって、テンキー５によシ
金額を投入する。この金額の投入によシ制御部９１（ｌ
Ｊ、「金額がよろしければ確認ボタンを押して下さい。

」という案内を表示せしめる。ついで、利用客は案内に
したがって確認ボタンを押下げる。このボタンの押下げ
によυ、制御部９１は［コンピュータと又細巾です。し
ばらくお待ち下さい。」という案内を表示せしめるとと
もに、伝送制御部９２を介してホストコンぎユータと交
信する。そして、交信が完了すると制御部９）は受信し
た取引情報で取引糸引を更新し、「紙弊をかぞえてい゛
ます。しばらくお待ち下さい。」という案内を表示ぜし
める。

また、このとき制ｆｌｉ１１部９ノは出金機＜ｔＱ２ｓ
に対して出金信号を出力する。すると、出金機構２３は
、図示しない出金庫から取出し九紙弊を現金取出口１２
から排出する。このとき、制御部９ノは［現金をお取シ
下さい。］という案内を表示せしめる。ついで、利用客
は案内にしたかって、現金取出口１２から紙弊を取出す
。この取出しに応じて制御ｒｓ＋＋　９１は伝票とカー
ｌ゛発行を刊［所し、「伝票とカードをお取り下さい。

」という案内を表示せしめるとともに、カード読取シ、
伝票発行装［べ２２に対してカー　ド、伝票のＪｌｉＱ
出信号全信号する。すると、カード読取、伝票発行装置
２２は、ジャーナル３１、および伝票３０に日刊、機番
、通番、口座番号、および取引内容などを記録するとと
もに、カード２４のエンボス部を写し取り、次いでカー
ド挿入口９にカード２４を排出するとともに、伝票送出
口１０に伝票３０を４Ｊ＋出する。そして、利、用客は
案内にしたがって、カード、伝票企Ｊ１！出す。この取
出しに応じて制御’ｊ’ｄ１９１　ｋλ「ありがとうご
ざいました。」という案内を表示せしめ、支払処理を終
了せｌ〜める〇 」二連した動作の途中つまりカード２４の返却時にそれ
がジーＹムしたとする。すると、制御部９１　ｔｅｌ、
「呼出キーを押し係員をお呼び下さい」という操作案内
をＣＲＴディスプレイ８で表示せしめる。したがって、
利用客は呼出キー（図示しない）を投入する。すると、
制御部９１は内部モニタ９３およびリモートモニタ９４
の報知器９５．９６を動作せしめる。これによシ、係員
は係員キースイッチ１１に係員キーを挿入してオンする
。すると、制御部９ノはＣＩＩＴディスプレイ８に第６
図に示すようにエラー状態つまシ取引形態、内部状態、
残留媒体、金額、口座番号と処理手順とを表示せしめる
とともに、カード読取、伝票発行装置２２内の印字ヘッ
ドにその表示内容に応じたデータを出力する。これによ
シ、その印字ヘッドによυジャーナル３１にそのデータ
を印字することにより、ｔｒｓ　７図に示すようなジャ
ーナル印字が行われる。上記表示によシ、残留媒体たと
えばカード２４および伝票３０の残留が示されている場
合、係員は係員キーを抜いた後、後方へ回シ、カード２
４と伝票３０を取シ出し、利用客に返却する。そして、
係員は係員キースイッチ１１を再びオンし、確認キーを
投入する。すると、制御部９ノは残留媒体の除去を判断
し、この判断によシ正常に復帰したど判定し、その判定
を第８図に示すようＫ　ＣＩＬＴディスグレイ８によっ
て表示せしめるとともに、第９図に示すようにジャーナ
ル３１に記録せしめる。

ついで、係員は処理番号キーを投入すると、制御部９１
はポストコンビーータど処理番号の照会を行い、その照
会結果を８１１１０図に示すようＫ　ＣＩｔＴディスプ
レイ８で表示せしめるとともに、第１１図に示すように
ジャーナル３ノに記録せしめる。これにより、係員は処
理番号を確認し、最終処理番号よ、！７″′１″多けれ
ばこの取引は成立しているど判断する。ついで、係員は
オンラインキーを投入する。これによシ、機器は顧客待
ちの状態になる。

また、他の障害あるいは顧客操作ミスなどの発生１１ヒ
に同様に動作するようになっている。

このように、障害の発生時、その内容をジャーナルにも
印字するようにしたので、一時的な画面による状態の把
握だけでなく、印字内容を参照することによυ、障害の
除去、正常状態への復帰がより早く確実に行える。また
、後刻印字内容を見ることによシ、障害発生状況の履歴
を知るととができ、保守の効率化を計ることができる。

さらに、機器の後面で保守する場合、印字内容を見るこ
とにより、（顧客案内用表示画面を見なくても）詳しい
状況を知ることができる。さらに寸だ、表示装置が故障
しても、障害の状況を知ることができる。

ガお、前記実施例では、自動取引装置として自動支払機
を用いた場合について説明したが、とｔｔＫ限らず自！
ｌＩυ預出金機などの自動取引装置でも同様に実施可能
である。

〔発明の効果〕

以上詳述し／ζようにこの発明に」：れば、障害発生の
状況を明確化でき、障害除去および保守の高効率化が削
れる自動取引装置を提供できる。

【図面の簡単な説明】

図面はとの発明の一実施例を示すもので、第１図は外観
斜視図、第２図は水平操作盤の正面図、第３図は内部４
ｉ１成の概略図、第４図（，１，カードＲＪｔ取、伝票
発行装置の概略（１１７成を示す［０７１ｆｉｉ図、８
１５５図は′１１１１０００要１１１（を示すブロック
レ１、第６図、第８図および第１０図はＣＲＴディスグ
レイの表示例を示す図、第７図、第９図および第１１図
はジーＹ−ナルの印字例を示す図である。 ８・・・ＣＲＴディスプレイ（表示＋’；＋Ｘ）　、ｓ
　１・・・ジーＹ−ナル（１４１２録用紙）、９ノ・・
・側脚↑７１（。 出願人代理人　　弁理士　鈴　江　弐　床第　２　図 只 第３図 第５図 第６　図 コ）７図 第８図 第９図 第１０図 第１１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 顧客案内用の表示部と、取引内容の記録を控用の記録用
   紙上に印字する印字手段とを有する自動取引装置におい
   て、障害発生時、その障害の内容を前記表示部で表示す
   るとともに、前記控用の記録用紙上に印字する手段を設
   けたことを特徴とする自動取引装置。