JPS5930134Y2 - 防護用ネツトの吊下げ装置 - Google Patents

防護用ネツトの吊下げ装置

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Publication number
JPS5930134Y2
JPS5930134Y2 JP7929480U JP7929480U JPS5930134Y2 JP S5930134 Y2 JPS5930134 Y2 JP S5930134Y2 JP 7929480 U JP7929480 U JP 7929480U JP 7929480 U JP7929480 U JP 7929480U JP S5930134 Y2 JPS5930134 Y2 JP S5930134Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
protective net
protective
wind
net
hanging device
Prior art date
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Expired
Application number
JP7929480U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS574549U (ja
Inventor
歳男 川森
Original Assignee
日本ビソ−株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 日本ビソ−株式会社 filed Critical 日本ビソ−株式会社
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Publication of JPS574549U publication Critical patent/JPS574549U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は防護用ネットの吊下げ装置に関し、特に強風
時においては該風圧により防護用ネット相互間の接続が
自動的に遊離して防護用ネット相互間からの風の流出を
容易にして風圧による障害を減少することができる防護
用ネットの吊下げ装置に関するものである。
一般に、ビルの壁面の補修時等にビルの壁面を覆って落
下物が飛散するのを防止するのに用いられる防護用ネッ
トは各上端縁を屋上に突設された複数の突梁の先端間に
架設した横軸にそれぞれ固着し、また各突梁の先端から
垂下した索条に隣接する防護用ネットの側端縁同志をバ
インド線でそれぞれ連結することにより全体として恰か
も一枚の防護用ネットでビル壁面を覆うように構成され
る。
しかしながらこのように全体として一枚の大きな防護用
ネットとしたものにあっては強風時に全面で風を受け、
また壁面と防護用ネットとの間に入り込んだ風は殆んど
逃場がなく、そのため防護用ネット全体が大きくあおら
れて非常に危険な状態になる惧れがあり、従って従来は
強風時などにおいて防護用ネット相互間を接続している
バインド線を切断して風の流出を良好にしているがバイ
ンド線の切断及び復元に極めて煩わしい作業が伴う欠点
があった。
この考案はこのような欠点を改善したものであって、以
下図面に示す実施例に基づいて説明すると、建築物の屋
上パラペット7に突梁2を所要の間隔をもって付設し、
この突梁2の上端にはローラ8が設けられている。
自昇降可能な養生ゴンドラ5はその下部内側に端部が建
築物の周壁面4に接して落下物を受止める受部材9を有
しており、これに装備された巻取りドラム10から繰出
した索条11が前記ローラ8で支持された後屋上の所要
の位置に結着され、このようにして索条11により吊下
げられた複数の養生ゴンドラがビルの周壁面に沿って一
列に水平配列される。
前記各突梁2の先端の両側に突設した支持杆12間に架
設された横軸13には各防護用ネット1の上端縁が吊下
げ具14で取付けられ、また各防護用ネット1の側端縁
1aにはその縁部に沿って剥離自在のベルクロファスナ
15が隔設されており、このベルクロファスナ15の一
方がループ状にして前記索条11を巻回したのちその他
方に貼着し、これによって防護用ネット1の側端縁を索
条11に連結して戊るものである。
しかして各横軸13に各防護用ネット1の上端縁を吊下
げ具14を用いて吊下げ、かつその各側端縁1aを剥離
自在のベルクロファスナ15を介して索条11に連結し
て成るので強風時において壁面4と防護用ネット1との
間に風が入り込み防護用ネット全体が大きくふくらむな
ど風圧によるあおり作用によりベルクロファスナ15の
貼着が自動的に剥離して各防護用ネット1は索条11か
ら遊離し、各防護用ネット1の側端縁1aは開放状態と
なって壁面4と防護用ネット1との間に流入した風の流
出が容易となり、従って一体化された防護用ネットが全
面で風を受けて大きくあおられる慣れを防止することが
できる。
なお上記の実施例のものにおいて、各防護用ネット1の
上端縁を横軸13に吊下げている吊下げ具14を横軸1
3に対して摺動可能としておけばベルクロファスナ15
の貼着が解かれたのちに風の作用によって横軸13の端
部に片寄ることになるので風圧による作用を軽減するこ
とができるものである。
この考案は前記のように構成したことにより、強風時に
おいては風圧によって防護用ネット1相互間の接続が自
動的に解除されるので風の流出が容易となり風圧による
障害を防止することができると共に、従来のようにバイ
ンド線を切断する作業の省略ができるほか防護用ネット
の側端縁を再び索条に対し連結する作業も容易で使用に
極めて便利であるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は施行した状態
を示す正面図、第2図は同左側面図、第3図は防護用ネ
ットの上端部の拡大図、第4図は第3図のI−I線に沿
ってみた図、第5図は第3図のものが離脱した状態を示
す図である。 図面において、1は防護用ネット、2は突梁、5は養生
ゴンドラ、11は索条、12は支持杆、13は横軸、1
4は吊下げ具、15はベルクロファスナである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ビルの屋上に、水平方向をなす左右1対の突梁を設ける
    と共に、該突梁の先端間に横軸を架設し、該横軸に防護
    用ネットの上端縁を取付けると共に、防護用ネットの側
    端縁を前記突梁の先端から垂下した索条に対しベルクロ
    ファスナを用いて連結したことを特徴とする防護用ネッ
    トの吊下げ装置。
JP7929480U 1980-06-09 1980-06-09 防護用ネツトの吊下げ装置 Expired JPS5930134Y2 (ja)

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JP7929480U JPS5930134Y2 (ja) 1980-06-09 1980-06-09 防護用ネツトの吊下げ装置

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JPS574549U JPS574549U (ja) 1982-01-11
JPS5930134Y2 true JPS5930134Y2 (ja) 1984-08-28

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ID=29441782

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP6312109B1 (ja) * 2017-09-15 2018-04-18 株式会社小林組 仮設足場用安全装置

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