JP2661750B2 - 建築現場用テント - Google Patents

建築現場用テント

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JP2661750B2
JP2661750B2 JP20899489A JP20899489A JP2661750B2 JP 2661750 B2 JP2661750 B2 JP 2661750B2 JP 20899489 A JP20899489 A JP 20899489A JP 20899489 A JP20899489 A JP 20899489A JP 2661750 B2 JP2661750 B2 JP 2661750B2
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JP
Japan
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tent
scaffold
waterproof sheet
construction site
building
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守 梶
裕一 鈴木
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OOSAKA SEKISUI HAIMU KENSETSU KK
Sekisui Chemical Co Ltd
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OOSAKA SEKISUI HAIMU KENSETSU KK
Sekisui Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建築現場用テントに関する。
(従来の技術) 従来の建築現場用テントとしては、例えば特公昭62−
6066号公報等に記載されているようなものが知られてい
る。
この従来のテントは、ガスを封入することにより膨張
する幕体と、該幕体の周縁部から垂設された垂幕とで構
成されており、前記幕体の周縁には、繋ぎ留め用の引き
綱が設けられている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来のテントにあっては、
組み立てに際してガスを封入する必要があるために、大
掛りな装置を必要とし、輸送面でも不利である。
また、この従来のテントは、建築現場に立てられる建
物全体を覆うことができる大きなシートで形成されてい
るので、建築現場の形状あるいは大きさに応じて種々の
ものを揃えておかなければならず、生産効率及び生産コ
ストの面で不利である。
また、幕体は引き綱によって繋ぎ留められているだけ
で、ガスにより空中に浮遊した状態であるため、風が強
い場合には大きく左右に揺れ動き、テント内での作業が
行い難いという問題もあった。
本発明は、上記従来の問題に着目し、容易に組み立て
ることができ、かつ風による悪影響が少ない支持状態が
得られ、しかも生産効率及び生産コストの面で有利な建
築現場用テントを提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上述のような課題を解決することを目的と
してなされたもので、この目的達成のために、本発明の
建築現場用足場は、複数の巻取式防水シートによって構
成され、該防水シートが、建築現場を囲んで組み立てら
れた足場に固定されている建築現場用テントであって、
前記防水シートが、前記足場の上面に沿って引き伸ばし
可能な位置に配設されていると共に、前記足場の側面に
沿って引き伸ばし可能な位置に配設され、かつ引き伸ば
し状態で互いに連続する位置に配設されているものであ
る。
(作 用) 本発明の建築現場用テントを組み立てる際には、防水
シートを引き伸ばして足場の上面及び側面を覆う。そう
すると、引き伸ばされた防水シートは互いに連続するの
で、これらの防水シートによって足場の上面及び側面を
覆う大きなテントが構成される。
このように、本発明の建築現場用テントは、足場に予
め防水シートが固定されているので、大掛りな装置等を
用いずに、これらの防水シートを引き伸ばすだけで迅速
にテントを組み立てることができ、天候の急変化等に対
処できる。
また、各防水シートが足場に固定されていることで、
風により大きく揺れ動かされることもなく、風による悪
影響の少ない安定した支持状態を得ることができる。
また、本発明の建築現場用テントは、複数の防水シー
トによって構成されているので、共通の防水シートを形
状の異なる足場に適用することができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面により詳述する。
まず、第1図〜第3図に基づいて、実施例の構成を説
明する。
第1図は、本実施例の建築現場用テントTを示す斜視
図、第2図は前記テントTを示す縦断面図である。そし
て、このテントTは、複数の巻取式防水シート2で構成
されており、この防水シート2は、それぞれケース3に
格納された状態で足場1に固定されている。
足場1は、建て地11、横布11、根がらみ13、足場板14
で構成されており、建築現場に立てられた二階建建物H
の全周を囲むようにして組み立てられている。
前記建て地11は、地面に対してほぼ垂直に立設されて
おり、水平方向へ一定間隔を置いて複数並設されてい
る。また、横布12は、前記建て地11に対して直角に設け
られており、垂直方向へ所要の間隔を置いて複数並設さ
れている。
根がらみ13は、隣接する建て地11,11の基部を連結
し、足場1の基部の補強を図るもので、前記横布12と略
平行に設けられている。
足場板14は、建て地11の中程の中さ位置に固定されて
おり、足場1の幅方向全長に亘って連続的に設けられて
いる。
尚、前記横布12及び根がらみ13は、建て地11に対して
クランプで固定されており、前記足場板14は、ブラケッ
ト(図示省略)を介して建て地11に固定されている。
前記防水シート2は、隣接する建て地11,11の間隔と
ほぼ等しい長さに形成されており、第3図に示すよう
に、一端部がケース3内に設けられている軸31に固定さ
れ、他端部がケース3の口32から外に引き出されてい
る。即ち、防水シート2は、前記軸31を回転させること
によりケース3内に巻き取られ、口32の外に引き出され
ている端部を引っ張ることにより引き伸ばされるように
なっている。尚、防水シート2の巻き取りは、手動で行
うようにしてもよいし、スプリングの付勢力等を利用し
て自動で行われるようにしてもよい。
更に前記防水シート2が格納されたケース3は、口32
を上向きにした状態で、足場1の全周に亘って上下三列
に連続配置されている。
そして、上列のケース3は、前記建て地11の上端部
(建物Hのほぼ上階室の天井の高さ)に固定され、足場
1の上面に沿って防水シート2を引き伸ばすことができ
るようになっている。また、中列のケース3は、建て地
11の中程部(建物Hのほぼ下階室の天井の高さ)に固定
され、足場1の側面の上階部分に沿って防水シート2を
引き伸ばすことができるようになっている。更に、下列
のケース3は、建て地11の下端部(建物Hのほぼ下階室
の床の高さ)に固定され、足場1の側面の下階部分に沿
って防水シート2を引き伸ばすことができるようになっ
ている。そして、これらケース3の上下間隔は、引き伸
ばし状態で防水シート2が互いに連続する間隔となって
いる。
また、ケース3の下面には、引き出した防水シート2
の端部を係止可能なフック33が固定されている。
次に、実施例の作用を説明する。
テントTを組み立てる場合には、第2図に示すよう
に、下列のケース3から防水シート2を引き出して上方
へ伸ばし、引き出した防水シート2の端部を中列のケー
ス3のフック33に係止する。同様に、中列のケース3か
らも防水シート2を引き出して上方へ伸ばし、引き出し
た防水シート2の端部を上列のケース3のフック33に係
止する。そうすると、これら下列及び中列の防水シート
2によって足場11の側面が覆われる。
更に同様に、上列のケース3から防水シート2を引き
出して斜め上方へ伸ばし、引き出した防水シート2の端
部を建物Hの屋根の棟に沿って設けられた母屋15に係止
する。そうすると、これら下列の防水シート2によって
足場1の上面が覆われる。
このように引き伸ばされた防水シート2bは、上下方向
及び左右方向へ互いに連続するので、これら全ての防水
シート2によって足場1の上面及び側面を覆う大きなテ
ントTが構成される。
このように、本実施例の建築現場用テントTは、足場
1に予め防水シート2が固定されているので、大掛りな
装置等を用いずに、これらの防水シート2を引き伸ばす
だけで迅速にテントTを組み立てることができ、天候の
急変化等に対処できる。
また、各防水シート2が足場1に固定されていること
で、風により大きく揺れ動かされることもなく、風によ
る悪影響の少ない安定した支持状態を得ることができ
る。
また、本実施例のテントTは、複数の防水シート2に
よって構成されているので、共通の防水シート2を形状
の異なる足場1に適用することができる。
尚、テントTを必要としない場合には、巻き取り状態
にしておくと、邪魔になることもない。
また、本実施例のテントTは、雨よけに限らず、雪よ
け、風よけ、日よけ等としても使用できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、
具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発
明に含まれる。
例えば、実施例では、防水シートを上方へ引き伸ばす
ように設置したが、防水シートを下方へ引き伸ばすよう
に設置してもよい。
また、ケースを足場の横布として兼用してもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の建築現場用テント
にあっては、防水シートを引き伸ばすだけで迅速にテン
トを組み立てることができ、天候の急変化等に対処でき
る。
また、各防水シートは足場に固定されているので、風
による悪影響の少ない支持状態が得られ、強風の中でも
テント内で作業を快適に行うことができる。
更に、共通の防水シートを形状の異なる足場に適用す
ることができるので、生産効率や生産コストの面で有利
であるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の建築現場用テントの組立状態を
示す斜視図、第2図は前記テントを示す縦断面図、第3
図は防水シート及びケースを示す斜視図である。 H……建物 T……テント 1……足場 2……防水シート 3……ケース

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の巻取式防水シートによって構成さ
    れ、該防水シートが、建築現場を囲んで組み立てられた
    足場に固定されている建築現場用テントであって、前記
    防水シートが、前記足場の上面に沿って引き伸ばし可能
    な位置に配設されていると共に、前記足場の側面に沿っ
    て引き伸ばし可能な位置に配設され、かつ引き伸ばし状
    態で互いに連続する位置に配設されていることを特徴と
    する建築現場用テント。
JP20899489A 1989-08-10 1989-08-10 建築現場用テント Expired - Lifetime JP2661750B2 (ja)

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JP5804417B2 (ja) * 2011-10-13 2015-11-04 株式会社 ▲高▼▲橋▼監理 工事用シート屋根(ロープ巻きタイプ)
JP7342644B2 (ja) * 2019-11-18 2023-09-12 三菱電機ビルソリューションズ株式会社 簡易資材置場
IT202000006295A1 (it) * 2020-03-25 2021-09-25 Ediliziacrobatica S P A Struttura di protezione a doppia funzione

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