JPS5929823Y2 - 車両用台枠製造時における拘束装置 - Google Patents

車両用台枠製造時における拘束装置

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JPS5929823Y2
JPS5929823Y2 JP18130979U JP18130979U JPS5929823Y2 JP S5929823 Y2 JPS5929823 Y2 JP S5929823Y2 JP 18130979 U JP18130979 U JP 18130979U JP 18130979 U JP18130979 U JP 18130979U JP S5929823 Y2 JPS5929823 Y2 JP S5929823Y2
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JP
Japan
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underframe
arm
restraint
fixed
common
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JP18130979U
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JPS56100291U (ja
Inventor
康弘 小熊
憲一 仲鉢
Original Assignee
株式会社新潟鐵工所
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、車両用台枠の製造時、定められた関係位置
に台枠の梁を拘束して溶接工事を行うための装置に関す
る。
車両用台枠は、互に平行に設置した長さ約12mの2本
の側梁の間に、長さ2〜3mの横梁を14〜15本直角
に差渡して溶接固着した構造を有するものである。
従来この台枠の製造時の溶接工事のための位置決めは、
楔を梁の片側に13〜15ケ所手作業により打ち込んで
行う方法をとっていた。
この方法は、位置決めに高度な技術と多大の時間を必要
とするばかりでなく、梁にかかる負荷荷重が不均一とな
るため溶接による歪が太きくなり、精度が低下し品質が
不安定になる。
また車種切換時に台枠の形状および幅が異なるため治具
の交換が必要となり、取外し、取付け、更には芯出し等
に時間がかかり、幅方向の梁の移動が容易にできないた
めに台枠間に中梁を入れるのに時間がかかるなど作業上
不具合が多かった。
この考案は上記の不具合をなくするためになしたもので
空圧力、油圧力を用いて台枠の拘束pよび位置決めを行
い、作業時間を短縮し、精度を向上し、さらに車種切換
時にかける段取り時間の短縮がはかれる台枠拘束装置を
提供することを目的とする。
以下この考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図〜第3図は、この考案に係る台枠拘束装置の要部
を示した図面で、3ユニツトの固定側拘束アーム装置A
と、3ユニツトの移動側拘束アーム装置Bが対向して設
けられて、11組の拘束装置を構威し、それらの数組が
、■ビーム訃よび鋼板で枠組形成した共通台床1上に設
けられている。
さらに詳細に説明すると、拘束アーム装置Aは、台板2
の左端部に垂直に固定されたガイド支持板3と、それに
対向して固定された取付板4の間に、補強部材5,6が
溶接固着され、前記取付板4の背面に一対のブラケット
7.8が間隔を訃いて平行に取付けられている。
該ブラケット7.8には上縁に沿って左右方向に長穴9
,10が設けられている。
L字形状を有するアーム保持部材11の上端部は、前記
ガイド支持板3の上面に設けられた枕12の上に、摺動
自在に乗せられ、下端部にはピン軸13が固定されて訃
り、該ピン軸13は前記プラテン・ドア、8の長穴9,
10に挿入されて、該長穴に沿って左右動ができるよう
になっている。
アーム保持部材11の上端部にはL字形状を有するアー
ム14の基端部の二又部15が、はめこオれて、ピン1
6で回動自在に結合され、第1図工点鎖線で示す位置筐
で前記ピン16を中心にアーム14を回動させることが
できる。
17はアーム保持部材11のピン16の近辺にあけられ
たピン穴で、アーム14が前記二点鎖線の位置1で回動
された時に、前記ピン穴1Tに合せてアーム14に設け
られているピン穴18にピンを挿通することによりアー
ム14をその位置で固定することができる。
前記取付板4の内側にエヤチャンバ20が、前記ブラケ
ット7.8の長穴9,10の長手方向の軸線に合わせて
取付けられて触り、エヤチャンバ20のロッド軸21の
先端の二叉金具22が前記アーム保持部材11の下端部
に挿し込1れて、二叉金具22のピン穴23でアーム保
持部材11のピン軸13を軸支している。
25はガイドで、第5図口に示すように長方形の基板2
6上に長方形の受座27を脚板28で溶接固定した形状
を有し、前記ガイド支持板3の前面に設けられている溝
30に前記基板26が挿入され保持されている。
合板2′上の移動側拘束アーム装置Bの構成は、固定側
拘束アーム装置Aの構成と同一であるので、装置Aと同
一の符号数字にダッシュをつけて示して構成の説明は省
略する。
前記台板2′は共通台床1の上面左側に摺動自在に設け
られたスライド台35の上面に固定されている。
すなわち共通台床1の左側の1段低くした■ビームの上
面に設けられた軸受32,33に摺動自在に貫通する支
持軸34が、各拘束アーム装置毎に設けられてづり、3
ユニツトの支持軸34上に共通のスライド台35が固定
されてpす、該スライド台35は第3図に示すように一
本の油圧シリンダ36で左右に移動するように構成され
ている。
すなわち共通台床1の左端の■ビーム上に、隣接する二
つの支持軸34,34の間に、ブラケット37が固定し
て設けられてお一す、油圧シリンダ36のシリンダの一
端が前記ブラケット37にピン38で支持されて、油圧
シリンダ36のロッド39の先端部が前記スライド台3
5の右端部に設けられた補強板40にピン41で固定さ
れている。
前記スライド台35を搭載する支持軸340両端2本の
軸線上の対向した位置に、ストッパブロック42が設け
られて支持軸34の移動量Cを規制している。
該ストッパブロック42は、共通台床1の■ビームの側
面に固定されたストッパ軸43にねじ込1れており、ロ
ックナツト44でロックされている。
31.31’ は共通台床1上に、隣接する拘束アーム
装置の間に設けられた側梁設置用の台座である。
次に上記のように構成される本考案装置の作用を説明す
る。
拘束装置のアーム’14,14’ を第1図の二点鎖
線で示す位置に回動してむいて、固定側側梁45を台座
31の上に横たえ、梁45の背板を各ガイド25の受は
座27に当接させ、各ガイド毎に梁45の内側に固定ブ
ロック48を置いてアーム14を実線で示す位置に下ろ
す。
次に複数個の横梁47の端面を固定側側梁45に突き当
てて相隣る拘束アームの間に設置する(第4図)。
移動側側梁46を台座31′の上に設置する。
アーム14′ を第1図実線の位置に下ろし、固定側
エヤチャンバ20に圧縮空気を導入すると、ロッド軸2
1がアーム支持部材11のピン軸13を押圧し、長穴9
に沿って、前記アーム支持部材11とアーム14を一体
として右方向に移動させるので、アーム14は固定ブロ
ック48を介して、固定側側梁45をガイド25の受は
座27との間に拘束してその筐1保持する。
次に移動側エヤチャンバ20′ に圧縮空気を導入する
と上記固定側アームと同様に移動側アーム14′が固定
ブロック48を介して移動側側梁46をガイド25の受
は座27との間に拘束してその1芽保持し、タイマーに
より任意の時間経過後、油圧シリンダ36に圧油が導入
されてロッド39がスライド台35を押圧し、支持軸3
4の右端面がストッパブロック42に当接する壕でスラ
イド台35を移動させる。
従って、拘束アーム装置Bは側梁46を拘束した第1移
動量Cの間を移動し、側梁46は所定の幅寸法になるよ
う設置され、そのit拘束が継続されて、溶接工事前の
台枠のセットが完了する。
車種切換で台枠の梁の形状が相違する場合は、第5図イ
9ロ、八に示すように拘束アーム装置のガイド支持板3
の溝部30よりガイド25を抜き出し、代りに新車種用
側梁50に合わせたガイド49を、溝部30に挿入すれ
ばよい。
車種切換で台枠の幅が相違する場合は第1図に示すスト
ッパ軸43のロックナツト44をゆるめ、ストッパブロ
ック42を回わして移動量Cを新車種の台枠の幅に合う
ように定めてロツ〉ナツト44で固定すればよい。
以上説明したようにこの考案は、車両用台枠を製造する
時に、台枠の1方の側梁を空気圧力で作動する拘束アー
ム装置で所定位置に拘束し、台枠の他方の側梁を同様に
拘束アーム装置で拘束した後タイマーで規定された一定
時間後に自動的に油圧シリンダに圧油を導入して、前記
他方の側梁を定められた位置寸で移動させて、台枠の所
定の幅寸法になるよう構成したので台枠の梁の位置決め
に従来のような高度の技術が不要となり、位置決め、お
よび拘束に要する時間が大幅に短縮される。
また油圧、空圧力の使用により拘束力が均一化して、溶
接精度の向上訃よび品質の安定が図られる。
さらに車種切換時の台枠の形状釦よび幅の相違に容易に
対応できるので、従来の方法に比較して段取り時間の大
幅短縮むよび治具骨の大幅削減ができるなどの効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
図面ばこの考案の一実施例を示すもので、第1図は台枠
拘束装置の正面図、第2図は平面図、第3図は第2図の
I−I断面図、第4図は複数組の拘束装置の配置を示す
概略平面図、第5図イ、ロバはガイド取換要領を示す図
面である。 A・・・・・・固定側拘束アーム装置、B・・・・・・
移動側拘束アーム装置、1・・・・・・共通台床、14
、14’ ・・・・・・アーム、35・・・・・・ス
ライド台、42・・・・・・ストッパブロック、45,
46・・・・・・側梁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 共通台床上の一側に、車両用台枠の一方の側梁を定位置
    に拘束する複数個の固定用拘束アーム装置を備え、共通
    台床上の他側に、台枠の他方の側梁を拘束する複数個の
    移動用拘束アーム装置を備え、かつ該移動用拘束アーム
    装置が共通台床上に設けられたスライド台上に搭載され
    て、位置調整可能のストッパブロックで規制された間隔
    を移動するように構成されたことを特徴とする車両用台
    枠製造時に訃ける拘束装置。
JP18130979U 1979-12-28 1979-12-28 車両用台枠製造時における拘束装置 Expired JPS5929823Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18130979U JPS5929823Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28 車両用台枠製造時における拘束装置

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JP18130979U JPS5929823Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28 車両用台枠製造時における拘束装置

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Publication Number Publication Date
JPS56100291U JPS56100291U (ja) 1981-08-07
JPS5929823Y2 true JPS5929823Y2 (ja) 1984-08-27

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JP18130979U Expired JPS5929823Y2 (ja) 1979-12-28 1979-12-28 車両用台枠製造時における拘束装置

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JP5290347B2 (ja) * 2011-04-05 2013-09-18 積水ハウス株式会社 クランプ装置

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JPS56100291U (ja) 1981-08-07

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