JPS5929652Y2

JPS5929652Y2 - 電気かみそり

Info

Publication number: JPS5929652Y2
Application number: JP3660879U
Authority: JP
Inventors: 俊一栗山; 喜代隆向井
Original assignee: 三洋電機株式会社
Priority date: 1979-03-20
Filing date: 1979-03-20
Publication date: 1984-08-25
Also published as: JPS55136451U

Description

【考案の詳細な説明】本考案はモータ一部が部品数少なくして非常に簡単に組
立て出来るようになっていると共に、この様に組み立て
たモーターを本体ケース内に組込むのに、ワンタッチで
結合できる手段を有した電気かみそりに係る。

以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明すると、
１はモーターの下方ブラケットにして合成樹脂より成り
、全体は小判型をし、長手方向に掛止溝２，２、短手方
向に対向壁３，３が形設でれ、それの外面には一対の係
合突部４，４が設けられている。

５，５は前記ブラケット１の内面突出リブ６．６に夫々
固定片７，７で取付けられる一対のブラシである。

８は前記ブラケット１の中心に埋め込腫れる軸受で、訳
述するローターの軸下端を軸承するものである。

９で示すローターはその軸９年方に整流子１０を備え、
前記ブラシ５゜５間に挾寸れ、軸下端は前記軸受８に差
し込浸れる。

次に前記ブラケット１にはその弧と扶壁１１゜１１の上
面に一対の円弧状界磁々石１２，１２が載置され、前記
対向壁３，３にて位置決めされる。

そして、略Ｃ字型をした一対のヨーク１３．１３が前記
界磁４石１２．１２の外周に位置されて、下部両側端の
突起１４，１４．１４’、１４’が夫々、ブラケット
１側の前記掛止溝２，２に嵌められ、又下端に設けられ
る三つの突片１５，１５’、１５を形成する切溝１６，
１６が夫々、前記ブラケット１側の係合突部４，４に嵌
入婆れて、更に両側の前記突片１５，１５が互いに内側
に折り曲げられて抜けない様固定されろ。

こうして前記ブラケット１及び一対のヨーク１３．１３
によりモーターケースを形成する第６図で示す上面開口
１７せる半完成品状態のモーター１８が出来上る。

１９は前記半完成品モーター１８の上面開口１７を施蓋
する円形の上方ブラケットにして合成樹脂より戊す、上
面に外刃枠２０との螺着用筒壁２１が立設づれていると
共に、中心に前記ローター９の軸グ上端を軸承する軸受
ぎが埋設されている。

そして、該ブラケットし９の下面には、後述する如く、
前記半完成品モーター１８との結合時、前記界磁磁石１
２．１２の両端間隙部に介入して、該界磁磁石１２，１
２の上方での位置決めをなす一対の位置決め片２２．２
２が垂設されていると共に、その外面には一対の突部２
３，２３，２３’、２３’が設けられている。

この突部２３，２３．２３’。２３′は前記ヨーク１３
，１３の上端に形成される切溝２５．２５と嵌合するも
ので、該切溝２５゜２５により三つの突片２４，２４’
、２４か形成される。

そして、この位置決め片２２．２２と直交する位置には
、前記各ヨーク１３．１３の上端両側に設けた突起２６
，２６との掛止溝２７，２７が設けられている。

従って、半完成品モーター１８と上方ブラケット１９と
の結合は、各ヨーク１３．１３の上端両側突起２６，２
６を掛止溝２７．２７に、又切溝２５．２５を前記位置
決め片２２，２２の突部２３，２３に夫々嵌入し、且三
つの突片２４，２４’、２４のうち、両側のもの２４．
２４を互いに内側に折り曲げる事によって固定され、モ
ータ一部Ｍが完成する。

この時、前記位置決め片２２．２２は前記界磁４石１２
゜１２０両端間に介入し、該磁石１２．１２の位置決め
を成す。

２８、２８は上述の様にしてモータ一部を組立て完成
した上方ブラケット１９を電気かみそりの本体ケースに
装着固定させる為の弾性係止片で、下端に爪部３０．３
０を有し、前記位置決め片２２．２２と直交位置にある
。

ここで、前記位置決め片２２．２２と前記弾性係止片２
８゜２８とが直交関係に設けられる理由は成型金型によ
る型抜きの関係からであって、前記各片２２゜２８は上
下方向に抜けば形成できるが、前記位置決め片２２．２
２にはその外面に突部２３，２３゜２３’ 、２３’
が設けられているので、これの形成に当たっては金型を
横に抜く必要がある。

従って、前記各片２２，２８を同一側に置いて形成する
事は困難で必然的に両片２２．２８は直交位置に設ける
のが妥当となる訳である。

さて、この弾性係止片２８．２８による電気かみそり本
体ケースへの取材力を説明すると、前記ブラケット１９
にはこの弾性係止片２８，２８の他に、下面外周部には
一対ずつ計４つの弧状溝３１．３１．３１’、３１
’か設けられている。

一方、本体ケースを構成する一対の二つ割ケース３２゜
３２′には、その口縁３３，３３’に、夫々前記弧状溝
３１．３１’と嵌合する位置決め用突起３４゜３４、
３４’ 、３４’が設けられている。

そして、更に開口部の内縁には前記弾性係止片２８，２
Ｂの爪部３０，３０が夫々係合する段部３５，３５゜３
５’ 、３５／Ａ＝形設されている。

よって、第２図の如く一方の二つ割ケース３２に対し、
上方ブラケット１９を押し入れると、弾性係止片２８，
２８の先端爪部３０，３０はその片側半分だけ段部３５
．３５に第１図の如く係合し、上方に抜けないよう固定
され、又二つ割ケース３２側の位置決み用突起３４．３
４’とブラケット１９側の弧状溝３１．３１も互いに嵌
合して廻り止め固定される。

その次に、他方の二つ割ケース３２′が同じくその位置
決め用突起３４’、３４’を前記ブラケット１９側の
残りの弧状溝３１’、３１’に嵌合され、との嵌合部分
を支点として該二つ割ケース３２′の下方部を押さえつ
け、前記一方の二つ割ケース３２と重合させる結果、こ
の二つ割ケース３２′にも設けた係合段部３５’、３５
’に前記弾性係止片２８，２Ｂの爪部３０．３０の残り
の他側半分が係合して取付けられる。

そして、最後に画工つ割ケース３２゜３２’の下方部に
於いて一本のネジ（図示せず）が締着されて電ａ−みそ
りが組立完成する。

従って、本体ケースに則する上記ブラケット１９の結合
は弾性係止片２８，２８による弾性力により威され、ワ
ンタッチで装着可能で、非常に簡単に取付でき、取付部
品の省略及び組立性の容易さを実現できる。

以上、本考案はモーターケースの上面開口を施蓋するブ
ラケットに外刃枠の装着用筒部を設け、該ブラケットの
下面には前記モーターケース内に対向配置した一対の界
磁４石の両端間に介入して該界磁４石の上方部での位置
決めを威す一対の位置決め片を垂設すると共に、該位置
決め片の外面に前記モーターケース内縁の切溝を嵌合さ
せる突部な設けて、この突起と切溝とにより、ブラケッ
トとモーターケースとはネジ等の取付部品を用いずとも
簡単に結合固定できるように威し、更に、このようにモ
ーターを組み立てた上記ブラケットを電気かみそりの本
体ケースに装着するには、該ブラケットから前記位置決
め片とは直交関係で一体に垂設した一対の弾性係止片に
より、本体ケースへの結合を図ると云う単純構成のもの
で、電気かみそりの組み立てが非常に簡便に威される実
用的効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の一実施例を示し、第１図は要部断面図、
第２図は外刃枠装着用筒部を上面に有する本考案モータ
ーブラケットを本体ケースに装着する状況を示す構成国
、第３図はモーターブラケットの裏面からの斜視図、第
４図は本体ケースを構成スる二つ割ケースの正面図と一
方の二つ割ケースの外観斜視図、第５図は本考案モータ
一部に於ける左側半分を断面せる図、第６図は半完成品
状態のモーターと、その上面開口を施蓋するブラケット
との分解斜視図、第７図はモータ一部の構成要素の分解
斜視図である。１７・・・上面開口、１９〜・・ブラケット、２１・・
・筒壁、１２，１２・・・界磁４石、２２．２２・・・
位置決め片、２５．２５・・・切溝、２３，２３，２３
’。２３′−・・突部、２８，２８・・・弾性片。

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

モーターケースの上面開口を施蓋するブラケットに外刃
枠装着用の筒壁を立設すると共に、前記ブラケットの裏
面に、前記モーターケース内に対向配置せる一対の界磁
４石の両端間に介入する一対の位置決め片を垂設し、該
位置決め片の外面には前記モーターケースの口縁切溝と
嵌合する突部な設けると共に、前記位置決め片と直交す
る方向に本体ケースとの結合用弾性片を一対垂設してな
る電気かみそり。