JPS6316294Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6316294Y2 JPS6316294Y2 JP1980015523U JP1552380U JPS6316294Y2 JP S6316294 Y2 JPS6316294 Y2 JP S6316294Y2 JP 1980015523 U JP1980015523 U JP 1980015523U JP 1552380 U JP1552380 U JP 1552380U JP S6316294 Y2 JPS6316294 Y2 JP S6316294Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil end
- insulating cap
- outer shell
- end insulating
- bracket
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 1
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 239000011810 insulating material Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 229920000728 polyester Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Insulation, Fastening Of Motor, Generator Windings (AREA)
- Motor Or Generator Frames (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、小形回転機、特に冷暖房機の送風
機に供するコンデンサーモーター等のコイル端絶
縁キヤツプに関するものである。
機に供するコンデンサーモーター等のコイル端絶
縁キヤツプに関するものである。
各種の電気製品に用いられる小形回転機、例え
ば冷暖房機の小形回転機は、軸方向の寸法を極力
薄くすることが、製品のコンパクト化のために要
請される。そして、それには一般にステーターの
コイル端と、回転機の外殻を構成するフレーム及
びブラケツトとの空間距離を短縮する方法が広く
採用されている。しかし、外殻とコイル端とは
100V系のもので最低1.5mm程度の絶縁距離を保つ
必要があり、通常は3〜5mm程の間隔をもたせて
いるもので、その短縮には制約がある。そこで従
来より、絶縁材料でわん形に形成された薄肉のコ
イル端絶縁キヤツプをコイル端と外殻との間に介
在させてコイル端と外殻との間隔を小さくするこ
とが実施されてきた。しかし、従来のコイル端絶
縁キヤツプは、フレーム及びブラケツトの内面に
接着剤で接着され、あるいはコイル端側に固定索
で固定されているもので、その取り付けが面倒で
作業性が悪い問題があつた。特に後者の固定方法
では固定索の結索時にコイルの細いマグネツトワ
イヤ断線をまねくトラブルもあつた。
ば冷暖房機の小形回転機は、軸方向の寸法を極力
薄くすることが、製品のコンパクト化のために要
請される。そして、それには一般にステーターの
コイル端と、回転機の外殻を構成するフレーム及
びブラケツトとの空間距離を短縮する方法が広く
採用されている。しかし、外殻とコイル端とは
100V系のもので最低1.5mm程度の絶縁距離を保つ
必要があり、通常は3〜5mm程の間隔をもたせて
いるもので、その短縮には制約がある。そこで従
来より、絶縁材料でわん形に形成された薄肉のコ
イル端絶縁キヤツプをコイル端と外殻との間に介
在させてコイル端と外殻との間隔を小さくするこ
とが実施されてきた。しかし、従来のコイル端絶
縁キヤツプは、フレーム及びブラケツトの内面に
接着剤で接着され、あるいはコイル端側に固定索
で固定されているもので、その取り付けが面倒で
作業性が悪い問題があつた。特に後者の固定方法
では固定索の結索時にコイルの細いマグネツトワ
イヤ断線をまねくトラブルもあつた。
本考案は、上記した従来の問題点を解消するこ
とを目的とした、取り付け操作が容易で作業性が
良く、しかもマグネツトワイヤの断線をまねくこ
ともない小形回転機のコイル端絶縁キヤツプを提
供するものである。
とを目的とした、取り付け操作が容易で作業性が
良く、しかもマグネツトワイヤの断線をまねくこ
ともない小形回転機のコイル端絶縁キヤツプを提
供するものである。
次に本考案の構成を図面に示す実施例に基づい
て具体的に説明する。
て具体的に説明する。
第1図に示す本考案の適用例としての小形回転
機は、鋼板のプレス成形品であるフレーム1とブ
ラケツト2とを中央でフランジ接合してなる外殻
3に、ローター4、ステーター5等の構成部材を
組み込んだもので、中心に横挿された回転軸6
は、フレーム1およびブラケツト2に軸受構造7
によつて回転自在に支承されている。なお、第1
図はブラケツト側の軸受構造は示していない。ロ
ーター4は回転軸6に対して取り付けられ、ステ
ーター5は、ローター4の外側をとり囲むように
外殻3の内面に固定されている。ステーター5の
コイル端5Aは、フレーム1の前部とブラケツト
2の後部の各内面に、0.5mm程の肉の薄いコイル
端絶縁キヤツプ8を介して近接している。なお、
図面ではブラケツト2側についてはコイル端絶縁
キヤツプ8を示していないが、その構成はフレー
ム1側とほとんど同様である。
機は、鋼板のプレス成形品であるフレーム1とブ
ラケツト2とを中央でフランジ接合してなる外殻
3に、ローター4、ステーター5等の構成部材を
組み込んだもので、中心に横挿された回転軸6
は、フレーム1およびブラケツト2に軸受構造7
によつて回転自在に支承されている。なお、第1
図はブラケツト側の軸受構造は示していない。ロ
ーター4は回転軸6に対して取り付けられ、ステ
ーター5は、ローター4の外側をとり囲むように
外殻3の内面に固定されている。ステーター5の
コイル端5Aは、フレーム1の前部とブラケツト
2の後部の各内面に、0.5mm程の肉の薄いコイル
端絶縁キヤツプ8を介して近接している。なお、
図面ではブラケツト2側についてはコイル端絶縁
キヤツプ8を示していないが、その構成はフレー
ム1側とほとんど同様である。
コイル端絶縁キヤツプ8は、第2図に示すよう
にフレーム1あるいはブラケツト2の内側に密接
可能にフレーム1あるいはブラケツト2にほぼ対
応するわん形にポリエステル等の絶縁耐力のある
樹脂材で一体成形され、半径方向への若干の弾性
撓みが可能に構成されている。コイル端絶縁キヤ
ツプ8の端縁寄りの外周面には、複数個(図面で
は四個)の係止突起8Aが等間隔に半径方向へ突
き出している。この係止突起8Aは、フレーム1
およびブラケツト2の外周部にあけられた複数個
(図示本例では四個)の係合孔9にそれぞれ一対
一の対応関係で嵌合することができる。係止突起
8Aと係合孔9は、対構成の嵌め合いによる結合
関係を得る係止要素である。コイル端絶縁キヤツ
プ8の中心部は、内側に筒形に入り込んでおり、
全体の内側プロフイルは、ステーター5のコイル
端5Aの外面全体を包むような形状である。コイ
ル端絶縁キヤツプ8のブラケツト2あるいはフレ
ーム1に対する取り付けは、フレーム1あるいは
ブラケツト2の内側へコイル端絶縁キヤツプ8を
中心側へ弾性的に撓ませながら密着状態に嵌め込
み、各係止突起8Aと係合孔9とを対応位置関係
にしてそのまま撓み力を解放して弾性復帰させ、
係止突起8Aと係合孔9とをそれぞれ嵌め合わし
てやればよい。これによつて、コイル端絶縁キヤ
ツプ8は、フレーム1あるいは、ブラケツト2に
弾性的に密着し、かつ中心線方向の動きも規制さ
れて安定した取り付け状態となるのである。な
お、コイル端5Aは、このように取り付けられた
コイル端絶縁キヤツプ8の内面に接する状態に組
み付けられるものである。
にフレーム1あるいはブラケツト2の内側に密接
可能にフレーム1あるいはブラケツト2にほぼ対
応するわん形にポリエステル等の絶縁耐力のある
樹脂材で一体成形され、半径方向への若干の弾性
撓みが可能に構成されている。コイル端絶縁キヤ
ツプ8の端縁寄りの外周面には、複数個(図面で
は四個)の係止突起8Aが等間隔に半径方向へ突
き出している。この係止突起8Aは、フレーム1
およびブラケツト2の外周部にあけられた複数個
(図示本例では四個)の係合孔9にそれぞれ一対
一の対応関係で嵌合することができる。係止突起
8Aと係合孔9は、対構成の嵌め合いによる結合
関係を得る係止要素である。コイル端絶縁キヤツ
プ8の中心部は、内側に筒形に入り込んでおり、
全体の内側プロフイルは、ステーター5のコイル
端5Aの外面全体を包むような形状である。コイ
ル端絶縁キヤツプ8のブラケツト2あるいはフレ
ーム1に対する取り付けは、フレーム1あるいは
ブラケツト2の内側へコイル端絶縁キヤツプ8を
中心側へ弾性的に撓ませながら密着状態に嵌め込
み、各係止突起8Aと係合孔9とを対応位置関係
にしてそのまま撓み力を解放して弾性復帰させ、
係止突起8Aと係合孔9とをそれぞれ嵌め合わし
てやればよい。これによつて、コイル端絶縁キヤ
ツプ8は、フレーム1あるいは、ブラケツト2に
弾性的に密着し、かつ中心線方向の動きも規制さ
れて安定した取り付け状態となるのである。な
お、コイル端5Aは、このように取り付けられた
コイル端絶縁キヤツプ8の内面に接する状態に組
み付けられるものである。
上述の実施例は、係止突起8Aをコイル端絶縁
キヤツプ8に形成したが、前例とは逆に係止突起
8Aを外殻3の内面に形成し、コイル端絶縁キヤ
ツプ8側に係合孔9を形成しても良い。この場
合、第3図に示すように、外殻3の切り起こしに
よつて前方へ傾むいた係止突起8Aを形成し、コ
イル端絶縁キヤツプ8の外周に掛り止めのための
係合凹部9を形成し、コイル端絶縁キヤツプ8の
装着とともに係止突起8Aに係合凹部9が弾性復
帰によつて嵌合し、掛け止めされるようにしても
よい。
キヤツプ8に形成したが、前例とは逆に係止突起
8Aを外殻3の内面に形成し、コイル端絶縁キヤ
ツプ8側に係合孔9を形成しても良い。この場
合、第3図に示すように、外殻3の切り起こしに
よつて前方へ傾むいた係止突起8Aを形成し、コ
イル端絶縁キヤツプ8の外周に掛り止めのための
係合凹部9を形成し、コイル端絶縁キヤツプ8の
装着とともに係止突起8Aに係合凹部9が弾性復
帰によつて嵌合し、掛け止めされるようにしても
よい。
以上、実施例による説明からも明らかなように
本考案は、嵌合結合が可能の対構成の係止要素を
外殻とコイル端絶縁キヤツプとに対応関係に形成
した小形回転機のコイル端絶縁キヤツプの取付構
造で、コイル端絶縁キヤツプが弾性撓み可能に構
成されているものであるから、接着剤や固定索を
使用することなく嵌め合せ操作のみで安定にコイ
ル端絶縁キヤツプを取り付けることができ、固定
操作が容易でコストもかからない。従つて、コイ
ルのマグネツトワイヤを損傷したり断線をひき起
こすようなトラブルを、その取り付けにおいては
起きなくすることができ、小形回転機の薄形化に
寄与することができるのである。
本考案は、嵌合結合が可能の対構成の係止要素を
外殻とコイル端絶縁キヤツプとに対応関係に形成
した小形回転機のコイル端絶縁キヤツプの取付構
造で、コイル端絶縁キヤツプが弾性撓み可能に構
成されているものであるから、接着剤や固定索を
使用することなく嵌め合せ操作のみで安定にコイ
ル端絶縁キヤツプを取り付けることができ、固定
操作が容易でコストもかからない。従つて、コイ
ルのマグネツトワイヤを損傷したり断線をひき起
こすようなトラブルを、その取り付けにおいては
起きなくすることができ、小形回転機の薄形化に
寄与することができるのである。
第1図は本考案の適用例としての小形回転機を
一部省略して示す断面を含む正面図、第2図は、
第1図のコイル端絶縁キヤツプのみを示す斜視
図、第3図は、係止要素の他の態様を示す要部の
みの拡大断面図である。なお、図中同一符号は同
一又は相当部分を示す。 1……フレーム、2……ブラケツト、3……外
殻、5……ステーター、5A……コイル端、8…
…コイル端絶縁キヤツプ、8A……係止突起、9
……係合孔(係合凹部)。
一部省略して示す断面を含む正面図、第2図は、
第1図のコイル端絶縁キヤツプのみを示す斜視
図、第3図は、係止要素の他の態様を示す要部の
みの拡大断面図である。なお、図中同一符号は同
一又は相当部分を示す。 1……フレーム、2……ブラケツト、3……外
殻、5……ステーター、5A……コイル端、8…
…コイル端絶縁キヤツプ、8A……係止突起、9
……係合孔(係合凹部)。
Claims (1)
- 弾性および絶縁性を有する薄肉で形成され且つ
わん形のキヤツプ本体8と、このキヤツプ本体8
の中心部に設けられ回転軸6が挿入される穴と、
上記キヤツプ本体8の周辺に設けられ弾性力によ
り回転機の外殻3の内面の係止要素と結合する複
数の係止要素8Aとを具備し、上記外被3の内面
と固定子のコイル端5Aに弾性的に密着する小形
回転機のコイル端絶縁キヤツプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980015523U JPS6316294Y2 (ja) | 1980-02-08 | 1980-02-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980015523U JPS6316294Y2 (ja) | 1980-02-08 | 1980-02-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56118553U JPS56118553U (ja) | 1981-09-10 |
JPS6316294Y2 true JPS6316294Y2 (ja) | 1988-05-10 |
Family
ID=29611972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980015523U Expired JPS6316294Y2 (ja) | 1980-02-08 | 1980-02-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6316294Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6041806Y2 (ja) * | 1976-04-20 | 1985-12-19 | 富士電機株式会社 | 液冷回転電機 |
JPS53161201U (ja) * | 1977-05-25 | 1978-12-16 |
-
1980
- 1980-02-08 JP JP1980015523U patent/JPS6316294Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56118553U (ja) | 1981-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0218669Y2 (ja) | ||
US6075301A (en) | Compact motor | |
US4888508A (en) | Device and procedure to adjust the axial play between the rotor and the stator mounted bearings of an electrical motor | |
CN100397757C (zh) | 电动机 | |
JP2000166146A (ja) | アウターロータ型回転子とアウターロータ型モータ | |
JPS6316294Y2 (ja) | ||
JP2548205Y2 (ja) | モータのハウジング固定構造 | |
US11824420B2 (en) | Brushed motor and electrical product | |
JP2790618B2 (ja) | 多極型ブレーカのハンドル部 | |
JP2001286085A (ja) | モータのロータ用コアインシュレータ | |
JPH0526917Y2 (ja) | ||
JP2002262507A (ja) | 電動モータの外部接続構造 | |
JP2896059B2 (ja) | アウターロータ型ブラシレスdcモータ | |
JP3015644B2 (ja) | アウターロータ型ブラシレスdcモータ | |
JPS5918857Y2 (ja) | 小型直流モ−タにおける遠心力ガバナスイツチ付整流子 | |
JP2811865B2 (ja) | 樹脂モールド型電動機 | |
JP2002101606A (ja) | 電動機 | |
CN110581620A (zh) | 电刷组件、包含该电刷组件的电机和电动助力转向系统 | |
JP2001128409A (ja) | リード線付き小型モータ | |
CN212304900U (zh) | 一种步进电机 | |
US12113416B2 (en) | Motor and electrical product | |
JP2002325388A (ja) | モータ | |
JP3216238B2 (ja) | モールドモータ | |
JP2001251818A (ja) | 電動機ロータの製造方法 | |
JPH0231896Y2 (ja) |