JP2002262507A - 電動モータの外部接続構造 - Google Patents

電動モータの外部接続構造

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JP2002262507A
JP2002262507A JP2001054980A JP2001054980A JP2002262507A JP 2002262507 A JP2002262507 A JP 2002262507A JP 2001054980 A JP2001054980 A JP 2001054980A JP 2001054980 A JP2001054980 A JP 2001054980A JP 2002262507 A JP2002262507 A JP 2002262507A
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conductive plate
external
hole
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Hiroyuki Shiina
博之 椎名
Tamotsu Miyamoto
保 宮本
Kazuhiro Kawada
和博 川田
Riichi Terada
利一 寺田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外部接続部材としてリード線仕様のものとダ
イレクトカプラ仕様のものとが用意された電動ファンモ
ータにおいて、これらの仕様の基本部材を共通化する。 【解決手段】 ホルダステー9の周回り方向に隣接する
ブラシ11と12、12と13との周回り方向のあいだ
に、第三、第一導電板先端部21a、19a、第四、第
二導電板先端部22a、20aとをそれぞれ延出せし
め、これらを、エンドカバー4の本体部4bに開設した
貫通孔4c、4dを介して目視できるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両等に搭載され
る電動モータの外部接続構造の技術分野に属するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種電動モータのなかには、
筒状のヨークの一端を覆蓋するエンドカバーに、アーマ
チュア軸のコンミテータに摺接するブラシを保持するホ
ルダステーが設けられる構成としたものがあり、このよ
うな電動モータとしては、例えばファンモータがある。
ところで、このような電動モータにおいて、外部電源を
ブラシに供給するためには、絶縁材で形成されたホルダ
ステー上に、各ブラシに導通する導電板を延出させ、こ
れら導電板に外部からの外部接続部材を接続させるよう
にしている。そして、前記外部接続部材としては、ファ
ンモータが取付けられる対象や、取付けられる場所に対
応して、リード線仕様のもの、エンドカバーに一体化し
て取付けられるダイレクトカプラ仕様のものの二種類が
一般的に使用されている。そして、この場合に、コスト
や製作の簡略化等の観点から部品の共通化が課題とな
り、例えば図11(A)、(B)に示すように、ホルダ
ステー35の外径部に形成した切欠き部からリード線3
6またはカプラ37を接続させる構成として、ホルダス
テー35の共通化を計ることが考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、このもので
は、ファンモータをリード線式とするものでは、図11
(A)に示すように、各ブラシ38から引き出されたピ
グテール38aの一端部を、ホルダステー35に設けた
各接続部35aに接続せしめ、これら各接続部35a
に、外部接続部材としてホルダステー35内に引き込ま
れたリード線36の対応する一端部36aを接続する構
成となっている。これに対し、ダイレクトカプラ式とす
る場合、図11(B)に示すように、各ブラシ38から
引出されたピグテール38aの一端部を、ホルダステー
35に設けられ、前記リード線用の接続部34aとは異
なる形状に形成された接続部35bのそれぞれに接続せ
しめ、これら各接続部35bに中間コネクタ39を接続
し、該中間コネクタ39に対し、外部接続部材としてホ
ルダステー35外径部に嵌合されるカプラ37が接続す
る構成となっている。このため、リード線式ファンモー
タとダイレクトカプラ式ファンモータとでは、ブラシ3
8の周辺部材、つまり、ピグテール38aと外部接続部
材36または37とのあいだにそれぞれ別個の部材が必
要となり、製品管理が面倒かつ煩雑になるうえ、コスト
的にも高くなってしまうという問題があり、ここに本発
明が解決しようとする課題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の如き実
情に鑑み、これらの課題を解決することを目的として創
作されたものであって、筒状のヨークの一端を覆蓋する
エンドカバーに、アーマチュア軸のコンミテータに摺接
する少なくとも一対のブラシを保持するためのホルダス
テーを設けてなる電動モータにおいて、前記ブラシに導
通され、外部電源を供給するべく外部接続部材に接続さ
れる接続受け部を設けるにあたり、前記接続受け部は、
周回り方向に隣接するブラシ間に位置し、エンドカバー
に開設した貫通孔を介して目視できる導電板で構成さ
れ、かつ、導電板の目視部には、貫通孔から軸方向を向
いて挿入される外部接続部材を嵌入するための嵌入部が
形成されているものである。そして、このようにするこ
とによって、このように形成された電動モータに対し、
リード線またはダイレクトカプラの何れをも接続でき
て、部材の共通化が計れる。このものにおいて、本発明
の嵌入部は、軸方向を向くリング孔が形成され、互いの
外周面が離接自在に弾性変形する一対のリング状部で形
成されているものとすることができる。さらに、このも
のにおいて、本発明の嵌入部は軸方向に挿通可能な凹部
が形成されたU字形状に形成されているものとすること
ができる。また、このものにおいて、本発明の接続受け
部には外部引出用カプラが接続組込みされるものとし、
前記引出用カブラには、貫通孔に挿通する突部が形成さ
れ、該突部に埋設されたターミナルの突出端部が嵌入部
に接続されているものとすることができる。さらにま
た、このものにおいて、本発明の接続受け部にはリード
線が接続されるものとし、該リード線は、貫通孔に介装
されたグロメットを介して挿通され、該挿通先端部が嵌
入部に圧着されているものとすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図1
〜図8に示す図面に基づいて説明する。図面において、
1は車両に搭載されるファンモータのモータ部であっ
て、該モータ部1を構成するヨーク2は、有底筒状の内
周面に永久磁石3が固着され、開口2aはエンドカバー
4により覆蓋されるように構成されている。そして、ヨ
ーク2の底面2bに形成された軸受部2cと、エンドカ
バー4に形成された凹溝状の軸受部4aとには軸受5、
6を介して回転子(アーマチュア)7を構成する回転軸
(アーマチュア軸)7aの先端部および基端部とがそれ
ぞれ回動自在に軸承されており、ヨーク底面2bから突
出する回転軸突出先端部7bには、ファンモータを構成
するフィン(図示せず)が回め状かつ抜止め状に止着さ
れる構成となっており、これらの基本構成は従来通りで
ある。尚、8は、モータ部1を躯体側に固定するため、
エンドカバー4の外径部の周回り方向三箇所に設けられ
たの支持部材である。
【0006】前記エンドカバー4は金属材で形成された
円板形状となっており、中心側に前記軸受部4aが基端
側に凹設されるが、該軸受部4aは段差状の凹溝部に形
成されており、該軸受部4aには、軸受6とともに該軸
受6を基端側に付勢するための付勢部材6aが配されて
いる。さらに、軸受部4aの外形側、即ち、エンドカバ
ー本体部4bの先端側面(内側面)には、絶縁材で構成
されるホルダステー9が一体的に設けられている。この
ホルダステー9は内径側に貫通孔9aが開設され、該貫
通孔9aに、前記回転軸7aの基端側が貫通状に挿通さ
れている。さらに、ホルダステー9の先端側面9bに
は、導電材で形成されたブラシホルダ10が周回り方向
四箇所に固設されており、これらブラシホルダ10に、
二対の第一、第二ブラシ11、12、13、14が内装
されているが、各第一、第二ブラシ11、12、13、
14は、同極のもの同志(+側の第一、第二ブラシ11
と13、−側の第一、第二ブラシ12と14)が互いに
径方向に対向するように配されている。このとき、各第
一、第二ブラシ11、12、13、14はブラシホルダ
10に対し、内径方向に出没自在に摺動する一方、ブラ
シホルダ10には各第一、第二ブラシ11、12、1
3、14の外径側に位置して弾機15が内装され、これ
によって、各第一、第二ブラシ11、12、13、14
を内径側に向けて付勢され、各第一、第二ブラシ11、
12、13、14の内径側端面が、ホルダステー貫通孔
9aを貫通する回転軸7aの外周に固着されたコンミテ
ータ16に対して弾圧状に摺接するように設定されてい
る。
【0007】さて、前記ホルダステー9の先端側面9b
および基端側面9c(内および外側面)には、各ブラシ
ホルダ10取付け部およびその外周に対向する部位に位
置して導電材で形成された内外側導電体17、18が一
体的に止着されており、これら内外側導電体17、18
の固着部位に、断面略コ字形に形成されたブラシホルダ
10を止着するように設定されている。ここで、ブラシ
ホルダ10は、対向する脚片の内外径側端部に形成され
た取付け用突片を、内外側導電体17、18固着部位
に、これら内外側導電体17、18とともにホルダステ
ー9の内外面9b、9cを貫通するように形成された取
付け孔9dに挿入、係合せしめ、その挿入端部をホルダ
ステー9の基端側面9cで折曲せしめることでホルダス
テー9に支持されており、これによって、各ブラシホル
ダ10と、該ブラシホルダ10取付け部位に配された内
外側導電体17、18とが電気的に接続(導通)される
ように設定されている。尚、ホルダステー9の外側面9
cに固着される外側導電体17は、−側第一ブラシ12
と+側第二ブラシ13対応部位のものについては、径方
向中間部にホルダステー9の外側面(絶縁材)が露出す
るように分断状に形成されている。
【0008】そして、前記各内外側導電体17、18に
は、内径側端部の周回り方向両端部に内側突片17a、
18aが、外径側端部の周回り方向両端部に外側突片1
7b、18bがそれぞれ形成されている。一方、前記各
第一、第二ブラシ11、12、13、14にはピグテー
ル11a、12a、13a、14aの基端部が接続され
ており、該ピグテール11a、12a、13a、14a
の先端部は、それぞれ対応する内側導電体17の一方の
外側突片17bにそれぞれ接続されており、これによっ
て、内外側導電体17、18とこれに対応するブラシホ
ルダ10全体とが、該ブラシホルダ10に内装されるブ
ラシ11、12、13、14と電気的に接続(導通)さ
れるように設定されている。
【0009】さらに、ホルダステー9の周回り方向に隣
接するブラシ、即ち+側第一ブラシ11と−側第一ブラ
シ12とのあいだ、そして、−側第一ブラシ12と+側
第二ブラシ13とのあいだには、それぞれ第一、第二窓
孔9e、9fが開設されている。そして、第一窓孔9e
の空隙部一半部には第一導電板19の先端部19aが、
第二窓孔9fの空隙部一半部には第二導電板20の先端
部20aがそれぞれ臨むよう、その基端部が各窓孔9
e、9fの周縁部に埋設されている。また、+側第一ブ
ラシ11対応部位の内側導電体内側突片17aからは、
前記第一窓孔9e他半部側に向けて第三導電板21が一
体形成されており、第一窓孔9eの空隙部に、第三導電
板21の先端部21aと第一導電板先端部19aとが所
定の間隙を存して隣接して臨むように設定されている。
また、第一導電板19には、+側第二ブラシ13対応部
位の外側導電体18の外側突片18bから延出された延
出導電板18cが接続され、これによって、第一窓孔9
eには+側第一、第二ブラシ11、13に導通する第
三、第一導電板21、19の先端部21a、19aが、
本発明の接続受け部(第一接続受け部A)として配され
るように設定されている。一方、−側第一ブラシ12対
応部位の内側導電体内側突片17aからは、前記第二窓
孔9f側に向けて第四導電板22が一体形成されてお
り、第二窓孔9fの空隙部に、第四導電板22の先端部
22aと第二導電板先端部20aとが所定の間隙を存し
て隣接して臨むように設定されている。また、第二導電
板20には、−側第二ブラシ14対応部位の外側導電体
18の内側突片18aから延出された延出導電板18d
が接続され、これによって、第二窓孔9fには−側第
一、第二ブラシ12、14に導通する第四、第二導電板
22、20の先端部22a、20aが、本発明の接続受
け部(第二接続受け部B)として配されるように設定さ
れている。因みに、延出導電板18c、18dはそれぞ
れホルダステー9の基端側面9cに沿い、他の外側導電
体18とは絶縁される状態で配されている。
【0010】そして、エンドカバー4には、前記ホルダ
ステー9に形成された第一、第二窓孔9e、9fに対向
する部位に位置して第一、第二貫通孔4c、4dが開設
されており、これによって、ヨーク2の一端部2aをエ
ンドカバー4で覆蓋した状態であっても、第一、第二貫
通孔4c、4dを介して第三、第一導電板先端部21
a、19aからなる第一接続受け部Aと、第四、第二導
電板先端部22a、20aからなる第二接続受け部Bと
を外部から目視できる(臨める)ように設定されてい
る。また、前記各導電板先端部19a、20a、21
a、22aは、リング孔が径方向に対向するリング状部
の一対で形成された嵌入部となっており、後述するよう
に、外部接続部材としてのターミナル端子またはリード
線が軸方向から挿入されたとき、これらリング状部を弾
性変形させるようにしてリング状部のあいだに接続さ
れ、ターミナル端子やリード線が軸方向に移動自在な状
態で接続され、かつ、互いの接触面積が大きなるように
形成されており、これによって、各導電板先端部19
a、20a、21a、22aと、ターミナル端子または
リード線との何れとも接続、保持ができるように構成さ
れている。
【0011】このように形成されたモータ部1に、汎用
型カプラ(図示せず)が設けられた外部電源を接続する
場合、第一、第二接続受け部A、Bに、前記汎用型のカ
プラに対応するカプラ受け部が形成されたダイレクトカ
プラまたはリード線の何れかの外部接続部材を接続する
ことになるが、このものでは、共通のモータ部1に対
し、ダイレクトカプラとリード線の何れの外部接続部材
をも直接的に接続できるようになっており、これによっ
てモータ部1の共通化が計れるように設定されている。
つまり、外部接続部材としてのダイレクトカプラ23
は、エンドカバー4の外側面に沿うように形成された本
体部23aと、該本体部23aの外径側に突出状に設け
られ、外部電源からの汎用カプラに接続可能なカプラ部
23bとを備えて構成されている。そして、本体部23
aの内側面には、第一、第二接続受け部A、Bに対向す
るエンドカバー4の第一、第二貫通孔4c、4dに挿通
され、ホルダステー9の外側面9cに近接対向するよう
突出した第一、第二突部23c、23dが一体形成され
ている。これら各突部23c、23dには、対応する接
続受け部A、Bの第三、第一導電板先端部21a、19
a、第四、第二導電板先端部22a、20aに接続する
ための四本のターミナル端子24、25、26、27の
一端部がそれぞれ突出状に配設されている。そして、ダ
イレクトカプラ23を、エンドカバー4に対して回転軸
7a方向から差し込むようにして、突部23c、23d
を第一、第二貫通孔4c、4dに嵌め込むことで、各タ
ーミナル端子24、25、26、27の突出先端部が、
各導電板先端部(嵌入部)19a、20a、21a、2
2aである一対のリング状部のあいだに差し込まれて圧
着され、これによって、ダイレクトカプラ23と第一、
第二接続受け部A、Bの接続がなされるように設定され
ている(図3、図5の実線参照)。尚、各ターミナル端
子24、25、26、27は、他端部がカプラ部23b
側から外部に露出するよう折曲された状態で配設されて
いる。
【0012】これに対し、前記第一、第二接続受け部
A、Bにリード線を接続する場合では、エンドカバー4
の第一、第二貫通孔4c、4dにグロメット28をそれ
ぞれ挿通せしめ、図5の仮想線、図8に示すように、こ
れら各グロメット28を介して一対の各リード線29の
一端部をエンドカバー4の内側にそれぞれ差し込み、各
リード線29のそれぞれの先端部を、第一、第二接続受
け部A、Bとなる各導電板先端部(嵌入部)19a、2
0a、21a、22aである一対のリング状部のあいだ
に圧着せしめることで、リード線29と第一、第二接続
受け部A、Bとの接続がなされるように設定されてい
る。
【0013】叙述の如く構成された本発明の実施の形態
において、外部電源からの電源供給に基づいてアーマチ
ュア7が回転することにより、ファンモータが作動する
ことになるが、この場合に、電源供給するための第一、
第二接続受け部A、Bは、エンドカバー4の本体部4a
に位置し、かつ、外部から目視できる状態で配されてい
る。この場合に、これら第一、第二接続受け部A、B
は、周回り方向に隣接するブラシの+側第一ブラシ11
と−側第一ブラシ12とのあいだ、そして−側第一ブラ
シ12と+側第二ブラシ13とのあいだの空きスペース
を利用して形成されており、このため、製品が大型化し
てしまうような不具合がない。しかも、これら第一、第
二接続受け部A、Bは、軸方向から差し込まれるダイレ
クトカプラ23のターミナル端子24、25、26、2
7の先端部やリード線29の先端部に対しても接続が可
能になるよう、各導電板先端部19a、20a、21
a、22aが弾性変形可能なリング状部の一対で形成さ
れた嵌入部となっている。この結果、ダイレクトカプラ
仕様とリード線仕様の二種類のファンモータを、一仕様
のモータ部1を形成することにより提供できることにな
って、ホルダステー9、エンドカバー4をはじめ、ブラ
シ回りの部品を全て共通化することができ、製品管理が
容易となり、低コスト化に寄与することができる。
【0014】尚、本発明は前記実施の形態に限定されな
いことは勿論であって、各導電板の目視部となる嵌入部
の形状としては、図9に示す第二の実施の形態のよう
に、各導電板30、31、32、33の嵌入部30a、
31a、32a、33aを、軸方向に挿通可能な凹部が
形成されたU字型とすることもでき、要は、軸方向を向
いて挿入されたターミナル端子またはリード線を、軸方
向に移動調整自在、かつ、接触面積が大きくなる状態で
挿通、圧着される形状であればよい。さらには、ファン
モータは左右対称状に形成された左右勝手違いのものを
用意することが可能であり、図10に示す第三の実施の
形態のものは、前記の実施の形態とは反対の仕様に形成
されたエンドカバー34にリード線29を取付けたもの
となっており、このものについても、前記実施の形態と
同様に形成されたモータ部に対し、リード線の代りにダ
イレクトカプラを取付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ファンモータのモータ部の一部側面断面図であ
る。
【図2】図2(A)、(B)、(C)はそれぞれホルダ
ステー部の正面図、図2(A)のX−X断面図、背面図
である。
【図3】エンドカバー部の側面断面図である。
【図4】エンドカバー部の正面図である。
【図5】エンドカバー部の背面図である。
【図6】図6(A)、(B)、(C)はそれぞれダイレ
クトカプラの平面図、背面図、図6(B)のX−X断面
図である。
【図7】図7はダイレクトカプラの正面図である。
【図8】左右勝手違いのモータ部にリード線を接続した
エンドカバー部の背面図である。
【図9】図9(A)、(B)、(C)はそれぞれ第二の
実施の形態における導電板の嵌入部の形状がU字形状の
もののホルダステー部の正面図、図2(A)のX−X断
面図、背面図である。
【図10】第三の実施の形態におけるモータ部の背面図
である。
【図11】図11(A)、(B)はそれぞれ従来例にお
けるエンドカバー部の正面図である。
【符号の説明】
1 モータ部 2 ヨーク 4 エンドカバー 4c 貫通孔 9 ホルダステー 9e 第一窓孔 10 ブラシホルダ 11 +側第一ブラシ 12 −側第一ブラシ 16 コンミテータ 17 内側導電体 19 第一導電板 21 第三導電板 23 ダイレクトカプラ 24 ターミナル端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川田 和博 群馬県桐生市広沢町一丁目二六八一番地 株式会社ミツバ内 (72)発明者 寺田 利一 群馬県桐生市広沢町一丁目二六八一番地 株式会社ミツバ内 Fターム(参考) 5H605 AA07 BB05 CC02 CC06 CC07 CC10 EA04 EC01 EC02 EC05 EC08 GG04 5H613 AA02 BB15 BB26 GA14 GA17 KK05 PP03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状のヨークの一端を覆蓋するエンドカ
    バーに、アーマチュア軸のコンミテータに摺接する少な
    くとも一対のブラシを保持するためのホルダステーを設
    けてなる電動モータにおいて、前記ブラシに導通され、
    外部電源を供給するべく外部接続部材に接続される接続
    受け部を設けるにあたり、前記接続受け部は、周回り方
    向に隣接するブラシ間に位置し、エンドカバーに開設し
    た貫通孔を介して目視できる導電板で構成され、かつ、
    導電板の目視部には、貫通孔から軸方向を向いて挿入さ
    れる外部接続部材を嵌入するための嵌入部が形成されて
    いる電動モータの外部接続構造。
  2. 【請求項2】 請求項1において、嵌入部は、軸方向を
    向くリング孔が形成され、互いの外周面が離接自在に弾
    性変形する一対のリング状部で形成されている電動モー
    タの外部接続構造。
  3. 【請求項3】 請求項1において、嵌入部は軸方向に挿
    通可能な凹部が形成されたU字形状に形成されている電
    動モータの外部接続構造。
  4. 【請求項4】 請求項1、2または3において、接続受
    け部には外部引出用カプラが接続組込みされるものと
    し、前記引出用カブラには、貫通孔に挿通する突部が形
    成され、該突部に埋設されたターミナルの突出端部が嵌
    入部に接続されている電動モータの外部接続構造。
  5. 【請求項5】 請求項1、2または3において、接続受
    け部にはリード線が接続されるものとし、該リード線
    は、貫通孔に介装されたグロメットを介して挿通され、
    該挿通先端部が嵌入部に圧着されている電動モータの外
    部接続構造。
JP2001054980A 2001-02-28 2001-02-28 電動モータの外部接続構造 Pending JP2002262507A (ja)

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