JPH0534208Y2 - - Google Patents

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JPH0534208Y2
JPH0534208Y2 JP2443187U JP2443187U JPH0534208Y2 JP H0534208 Y2 JPH0534208 Y2 JP H0534208Y2 JP 2443187 U JP2443187 U JP 2443187U JP 2443187 U JP2443187 U JP 2443187U JP H0534208 Y2 JPH0534208 Y2 JP H0534208Y2
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JP
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bracket
fixed
fitting
mounting
resin
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JP2443187U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、樹脂成形モーターのブラケツト等の
取付構造に関する。
従来の技術 近年、樹脂材で一体的に成形したモーターが盛
んに研究され、開発されている。しかし、モータ
ーを樹脂材で一体的に成形すると、端部に軸受け
等を取着するブラケツトを固着するのが容易でな
いものである。従来にあつては、たとえば樹脂成
形時に一端側のブラケツトをモーターの固定子に
一体的に装着し、他端側には予めねじ孔を凹設し
て、樹脂成形後に他端側のブラケツトをねじ止め
したりして取着しているものであつた。
考案が解決しようとする問題点 しかし、樹脂材で一体成形のモーターに予めね
じ孔を配設する場合、ねじ孔に樹脂材が流入して
詰まりやすく、またバリ等が発生しやすいもので
あつた。
また、特開昭61−73535号公報等には、モール
ドモータの固定子の内周面にブラケツト取付用の
固着溝を設け、この固着溝にブラケツト、押えバ
ネを挿入してブラケツトを固定子に固着すること
が記載されている。しかし、上記と同様に固定子
成形時に上記固着溝に樹脂材が流入して詰まつた
り、バリ等が発生しやすいものであつた。
問題点を解決するための手段 本考案は上記のような点に鑑みたもので、上記
の問題を解決するために、所定の樹脂材で一体成
形するモーターの端面のブラケツト等の取付部材
のねじ孔や嵌入凹部の固着部に合成樹脂板やアル
ミニウム板等の突き破り容易な固着部空間形成部
材を配設し、上記固着部空間形成部材をねじや爪
部の取付部材で突き破つてブラケツト等の取付部
材を上記固着部に固定するようにしたことを特徴
とする樹脂成形モーターのブラケツト等の取付構
造を提供するにある。
作 用 本考案によれば、樹脂材で一体成形のモーター
にねじ孔や嵌入凹部の固着部を予め設けているに
もかかわらず、ねじ孔や嵌入凹部に樹脂材が流入
せず、またバリ等が発生しなくできる。そして、
ブラケツト等の取付部材を固着するにあつては、
ねじ孔や嵌入の固着部を形成する突き破り容易な
固着部空間形成部材を突き破つて、ねじや爪部で
簡単に固着できる。
実施例 以下、本考案を実施例にもとずいて説明する。
第1図以下は、本考案の一実施例である。モー
ター1の固定子2は、第1図、第2図のようにガ
ラス繊維強化の所定の樹脂材3を固定子鉄心4の
まわりに一体的に充填するようにして金型成形し
ている。そして、図のように固定子2の一端部側
(第1図下側)に軸受取着用のブラケツト5を樹
脂成形時に一体的に装着し、他端部側(第1図上
側)には他端側の軸受取着用のブラケツト6の嵌
合部7をやや段落して設けている。この段落した
嵌合部7には、第1図、第2図のように60度の角
度間隔で段落部の側面にブラケツト6の周部に突
設した爪部8を嵌入して係止できる嵌入凹部の固
着部9をそれぞれ固定子2に一体的に凹設して形
成している。嵌入凹部の固着部9は、第3図のよ
うに薄肉状の耐熱性の合成樹脂板やアルミニユウ
ム板を爪部8を嵌入できる小形の箱状体とした固
着部空間形成部材10を配設することで形成でき
るもので、その脚部11を樹脂成形時に第1図、
第3図のように固定子鉄心4の端面に接着または
溶着して固定子2に一体的に配設している。そし
て、ブラケツト6の爪部8を上記嵌入凹部の固着
部9に当接して押動すれば、固着部空間形成部材
10を突き破つて嵌入凹部の固着部9に嵌入して
ブラケツト6を固定子2に固着できるようにして
いる。13はブラケツト6の抜け防止用に切欠し
て逆止効果をもたせるようにした逆止部で、図2
のようにブラケツト6の周部の所定個所の両側を
切欠してその中央部分を爪状として弾性を有する
ように折曲して周部よりやや長くしているもので
あり、14は巻線15のリード線16を引き出し
のためのリード線固定具である。
しかして、樹脂成形した固定子2の一端側の嵌
合部7の嵌入凹部の固着部9に固定しようとする
ブラケツト6の爪部8を対応し、第3図のように
嵌合部7にブラケツト6をやや押圧して嵌合する
と、ブラケツト6の周部の一部を爪状に折曲して
周部よりやや長く突設した上記逆止部13によつ
てブラケツト6を嵌合部7に仮止め状態に取着で
きるものである。そして、第4図のようにさらに
ブラケツト6を嵌合部7に押し込むと、ブラケツ
ト6の折曲した爪部8が固着部空間形成部材10
の表面を突き破つて爪部8が嵌入凹部の固着部9
に嵌入してブラケツト6を固着できるものであ
る。
したがつて、ローターである可動子を固定子に
迅速にかつ簡単に固着できるものである。
上記した嵌入凹器の固着部の位置は、固定子の
樹脂材と嵌入凹部の固着部を形成する合成樹脂材
とが異なるため、容易に識別できるものである
が、識別容易に着色した合成樹脂板で形成するよ
うにもできるものである。
また、嵌入凹部の固着部は、60度の角度間隔で
配設しているため、上記のようにブラケツトに
120度間隔で3つの爪部を突設したものや、180度
で対向して2つの爪部を突設したものに共通して
利用できるものである。上記した角度間隔として
は、90度とすることもでき、90度間隔で4つの爪
部、180度間隔で2つの爪部を突設したブラケツ
トを固着するようにもできるものである。
また、実施例では、固着部としてブラケツトの
爪部を係合する嵌入凹部としたが、ねじ孔の固着
部についても上記と同じようにしてねじ孔の固着
部空間形成部材を配設することによつて、このね
じ孔の固着部空間形成部材を突き破つてブラケツ
トを螺着して固定するようにもできるものであ
る。
他の実施例 第5図は本考案の他の実施例で、固定子2のブ
ラケツト6の嵌合部7の上記のような嵌入凹部の
固着部9の側部に、爪部8を挿入してブラケツト
6を旋回して嵌入できる挿入部17を配設してい
る。
本実施例では、上記のようにブラケツトを下方
に押圧して固着する他に、ブラケツトを回転して
固着できるものである。
上記嵌入部としては、上記した嵌入凹部の固着
部と同様の構成としてもよいし、通常の切欠孔を
並設してもよい。固着部のような寸法精度は必要
でなく、爪部を挿入部から容易に挿入できるもの
としておけばよい。
以上の実施例では、固定子のブラケツトの固着
について説明したが、他の取付部材の固着につい
ても適用できるものであり、また必要により可動
子の取付部材の固着にあつても、適宜に転用でき
るものである。
考案の効果 以上のように本考案にあつては、樹脂材で一体
成形のモーターにねじ孔や嵌入凹部の固着部を設
けているにもかかわらず、固着部に樹脂材が流入
せず、またバリ等を発生しなくできる。そして、
ブラケツト等のねじや爪部の取付部材で上記ねじ
孔や嵌入凹部の固着部の突き破り容易な固着部空
間形成部材を突き破つて、この固着部に取付部材
を簡単に固着することができる。なお、突き破つ
た固着部空間形成部材は、ブラケツトの爪部やね
じの取付部材によつて固着部の奥に押し込まれる
ので、固着部を所要の寸法としておけばよい。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本考案の一実施例の側断面図
および平面図、第3図、第4図は同上のブラケツ
トの取付部材の固着部の拡大断面図、第5図は同
上の他の実施例の平面図である。 1……モーター、2……固定子、3……樹脂
材、4……固定子鉄心、6……ブラケツト、8…
…爪部、9……固着部、12……固着部空間形成
部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 所定の樹脂材で一体成形するモーターの端面の
    ブラケツト等の取付部材のねじ孔や嵌入凹部の固
    着部をモーターに一体的に配設する樹脂成形モー
    ターのブラケツト等の取付構造において、 上記ねじ孔や嵌入凹部の固着部に合成樹脂板や
    アルミニウム板等の突き破り容易な固着部空間形
    成部材を配設し、 上記固着部空間形成部材をねじや爪部の取付部
    材で突き破つてブラケツト等の取付部材を上記固
    着部に固定するようにしたことを特徴とする樹脂
    成形モーターのブラケツト等の取付構造。
JP2443187U 1987-02-20 1987-02-20 Expired - Lifetime JPH0534208Y2 (ja)

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JP2443187U JPH0534208Y2 (ja) 1987-02-20 1987-02-20

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Publication Number Publication Date
JPS63137554U JPS63137554U (ja) 1988-09-09
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