JPS5929472B2 - 浮体の係留装置 - Google Patents
浮体の係留装置Info
- Publication number
- JPS5929472B2 JPS5929472B2 JP6558281A JP6558281A JPS5929472B2 JP S5929472 B2 JPS5929472 B2 JP S5929472B2 JP 6558281 A JP6558281 A JP 6558281A JP 6558281 A JP6558281 A JP 6558281A JP S5929472 B2 JPS5929472 B2 JP S5929472B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floating body
- mooring
- dolphins
- pair
- floating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B21/00—Tying-up; Shifting, towing, or pushing equipment; Anchoring
- B63B21/50—Anchoring arrangements or methods for special vessels, e.g. for floating drilling platforms or dredgers
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、大型船の接舷を確実かつ容易に行なうこと
ができるフローティングターミナル等の浮体を定置する
浮体係留装置に関するものである。
ができるフローティングターミナル等の浮体を定置する
浮体係留装置に関するものである。
大型船をフロティングターミナルの如き浮体に接岸させ
る場合、前記浮体の排水量が大型船の排水量に比較して
十分大きければ問題はないが、大型船の排水量より小さ
いと、接舷に当っての操船は非常に難しい。
る場合、前記浮体の排水量が大型船の排水量に比較して
十分大きければ問題はないが、大型船の排水量より小さ
いと、接舷に当っての操船は非常に難しい。
また浮体が潮流や風浪によって移動したり、その向きが
変化すると、接舷のための操船が非常に困難となる。
変化すると、接舷のための操船が非常に困難となる。
浮体を係留させるに当り、海底地盤が軟弱で、錨の把駐
力が小さい場合は、大型船の接舷エネルギーを浮体の係
留索で吸収することに困難が伴なう。
力が小さい場合は、大型船の接舷エネルギーを浮体の係
留索で吸収することに困難が伴なう。
浮体の係留方法としては、従来例えば第1図に略示した
ように、浮体2を四方に引張るようにして係留索3を張
り、浮体2を固定する方法が知られているが、海底地盤
が軟弱であると、係留索3が効果的に作用せず、前述し
た如く接舷エネルギを係留索3で吸収することが困難と
なる上、特に、大型船を接舷させる際に係留索3に船体
が接触して事故を起すおそれがある。
ように、浮体2を四方に引張るようにして係留索3を張
り、浮体2を固定する方法が知られているが、海底地盤
が軟弱であると、係留索3が効果的に作用せず、前述し
た如く接舷エネルギを係留索3で吸収することが困難と
なる上、特に、大型船を接舷させる際に係留索3に船体
が接触して事故を起すおそれがある。
また、第2図に略示した係留索3のたすき掛は張設も考
えられるが、上述した問題点に対して、あまり効果は期
待できない。
えられるが、上述した問題点に対して、あまり効果は期
待できない。
さらに、第3図に示したように、係留索3を一方のみに
張設した場合には、浮体2が潮流や風浪により不安定に
動き回ってしまい、潮流や風浪のはげしい場合は、船体
1を接舷させることは不可能となる。
張設した場合には、浮体2が潮流や風浪により不安定に
動き回ってしまい、潮流や風浪のはげしい場合は、船体
1を接舷させることは不可能となる。
このように浮体2を係留索3で固定することが困難であ
ることからして、第4図に略示したように、浮体2を多
数のドルフィン4で固定することが考えられるようにな
った。
ることからして、第4図に略示したように、浮体2を多
数のドルフィン4で固定することが考えられるようにな
った。
しかし、建設費がかさむドルフィン4を多数設けるので
著しく不経済であり、さりとて、ドルフィン数を減少す
れば浮体固定力が低下する。
著しく不経済であり、さりとて、ドルフィン数を減少す
れば浮体固定力が低下する。
この発明は、上述の観点に基き、大形の浮体を少ないド
ルフィンで効果的に固定できるようにした浮体係留装置
を提供するもので、その左右両端部背側をそれぞれ欠落
して形成した左右対称の入隅が設けられた浮体と、前記
浮体の入隅に対し、緩衝体を介して当接する一対のドル
フィンと、前記浮体と浮体後方の定位置とに亘り張設す
る係留索とを有し、左右一対のドルフィンによる浮体の
水平三方向の移動阻止と、係留索による残り一方向の移
動阻止により、浮体を係留することに特徴を有するもの
である。
ルフィンで効果的に固定できるようにした浮体係留装置
を提供するもので、その左右両端部背側をそれぞれ欠落
して形成した左右対称の入隅が設けられた浮体と、前記
浮体の入隅に対し、緩衝体を介して当接する一対のドル
フィンと、前記浮体と浮体後方の定位置とに亘り張設す
る係留索とを有し、左右一対のドルフィンによる浮体の
水平三方向の移動阻止と、係留索による残り一方向の移
動阻止により、浮体を係留することに特徴を有するもの
である。
ついで、この発明の装置を実施例により図面を参照しな
がら説明する。
がら説明する。
第5図にはこの発明の装置の実施例を略示平面図で示し
である。
である。
図面に示したように、浮体2′は左右両端部の背側を欠
落して形成し、後方に開放とした浮体入隅2’A、2’
Aを有している。
落して形成し、後方に開放とした浮体入隅2’A、2’
Aを有している。
前記浮体入隅2’A 、 2’Aに対応させて予め立設
した左右一対のドルフィン4’、4’は、第6図に正面
図で示されているように、海底地盤5にその下部を強固
に埋設してあり、最大満潮時における浮体2′の上面に
上端面がほぼ等高となる高さとしである。
した左右一対のドルフィン4’、4’は、第6図に正面
図で示されているように、海底地盤5にその下部を強固
に埋設してあり、最大満潮時における浮体2′の上面に
上端面がほぼ等高となる高さとしである。
ドルフィン4’、4’?を浮体入隅2’A 、 2’A
の二面に緩衝体6,6を介してそれぞれ当接させである
。
の二面に緩衝体6,6を介してそれぞれ当接させである
。
−方、ドルフィン4’、4’に浮体入隅2’A 、 2
’Aを当接した浮体2′は、その斜め後方に係留索3′
。
’Aを当接した浮体2′は、その斜め後方に係留索3′
。
3′により引張っである。
上述の構成からなるこの発明の装置は、左右一対の浮体
入隅2’A 、 2’Aにそれぞれ緩衝体6,6を介し
て当接しているドルフィン4’ 、 4’が、浮体2′
の水平三方向の移動を阻止する。
入隅2’A 、 2’Aにそれぞれ緩衝体6,6を介し
て当接しているドルフィン4’ 、 4’が、浮体2′
の水平三方向の移動を阻止する。
一方、浮体の斜め後方の定位置と浮体との間に張設した
係留索3’、 3’は、残る水平一方向、即ち、浮体2
′における前面2′a方向への浮体の移動を阻止する。
係留索3’、 3’は、残る水平一方向、即ち、浮体2
′における前面2′a方向への浮体の移動を阻止する。
このようにして2基のドルフィン2’、 2’と2本の
係留索3’、3’によって浮体2′の水平四方向への移
動を阻止するこの発明の装置は、著しく経済的であり、
大型の船体1の接舷に十分耐えまた、浮体後面の小形船
接舷を容易にする。
係留索3’、3’によって浮体2′の水平四方向への移
動を阻止するこの発明の装置は、著しく経済的であり、
大型の船体1の接舷に十分耐えまた、浮体後面の小形船
接舷を容易にする。
以上の説明から明らかなように、この発明の装置は、一
対2基のドルフィンと、2本の係留索のみにより、大型
船舶を容易かつ安全に接舷させることができるように浮
体を定置でき、潮流や風浪によっても移動しない等優れ
た効果を奏する。
対2基のドルフィンと、2本の係留索のみにより、大型
船舶を容易かつ安全に接舷させることができるように浮
体を定置でき、潮流や風浪によっても移動しない等優れ
た効果を奏する。
第1図、第2図、第3図は係留索のみによる浮体係留状
態の略示平面図、第4図はドルフィンのみにより固定し
た浮体の一例を示す略示平面図、第5図はこの発明の装
置の実施例を使用状態で略示した平面図、第6図は同、
背面図である。 図面において、 1・・・・・・船体、2,2′・・・・・・浮体、2′
a・・・・・・前面、2’A・・・・・・浮体入隅1.
3 、3’・・・・・・係留索、4,4′・・・・・・
ドルフィン、5・・・・・・海底地盤、6・・・・・・
緩衝体。
態の略示平面図、第4図はドルフィンのみにより固定し
た浮体の一例を示す略示平面図、第5図はこの発明の装
置の実施例を使用状態で略示した平面図、第6図は同、
背面図である。 図面において、 1・・・・・・船体、2,2′・・・・・・浮体、2′
a・・・・・・前面、2’A・・・・・・浮体入隅1.
3 、3’・・・・・・係留索、4,4′・・・・・・
ドルフィン、5・・・・・・海底地盤、6・・・・・・
緩衝体。
Claims (1)
- 1 その左右両端部背側をそれぞれ欠落して形成した左
右対称の入隅が設けられた浮体と、前記浮体の入隅に緩
衝体を介して当接する一対のドルフィンと、前記浮体と
浮体後方の定位置とに亘り張設された係留索とを有し、
左右一対のドルフィンによる浮体の水平三方向の移動阻
止と、係留索による残り一方向の移動阻止とにより、浮
体を係留することを特徴とする浮体の係留装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6558281A JPS5929472B2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | 浮体の係留装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6558281A JPS5929472B2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | 浮体の係留装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57178990A JPS57178990A (en) | 1982-11-04 |
JPS5929472B2 true JPS5929472B2 (ja) | 1984-07-20 |
Family
ID=13291138
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6558281A Expired JPS5929472B2 (ja) | 1981-04-30 | 1981-04-30 | 浮体の係留装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5929472B2 (ja) |
-
1981
- 1981-04-30 JP JP6558281A patent/JPS5929472B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57178990A (en) | 1982-11-04 |
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