JPS5929296A - 電子楽器のパラメ−タ設定装置 - Google Patents

電子楽器のパラメ−タ設定装置

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JPS5929296A
JPS5929296A JP57138884A JP13888482A JPS5929296A JP S5929296 A JPS5929296 A JP S5929296A JP 57138884 A JP57138884 A JP 57138884A JP 13888482 A JP13888482 A JP 13888482A JP S5929296 A JPS5929296 A JP S5929296A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、楽音形成用のパラメータ情報を設定する電
子楽器のパラメータ設定装置に関し、パラメータメモリ
装置に既に記憶させておいたパラメータ情報を修正する
に際し、修正前の古いパラメータ情報と修正後の新しい
パラメータ情報を1個のスイッチで交互に選択し得るよ
うにしたものである。
周知のように、電子楽器においては、楽音のピッチ、音
色、音量などの各種楽音要素を制御するために各種のパ
ラメータ情報を設定する多くの操作子が設けられている
。そして、これらの操作子によつて設定された各パラメ
ータ情報は、パラメータメモリ装置に記憶された後選択
スイッチによつて選択的に読み出されてトーンジエネレ
ータに転送され、楽音形成のために使用されるようにな
つている。
ところで、パラメータメモリ装置に既に記憶させておい
たパラメータ情報を若干修正して演奏したい場合がしば
しば発生するが、このような場合に古いパラメータ情報
と修正後の新しいパラメータ情報とによる楽音がどの程
度異なるかを楽音を実際に発音させて知りたいことがあ
る。
ところが従来のパラメータ設定装置は、各パラメータ情
報を1組として複数組のパラメータ情報をパラメータメ
モリ装置のそれぞれ独立した記憶位置に記憶させ、この
記憶位置をそれぞれ対応するセレクトスイッチによつて
選択し、これによつて所望の組のパラメータ情報を選択
して送出するように構成されている。このため、古いパ
ラメータ情報と修正後の新しいパラメータ情報とによる
2つの楽音を比較するためには、新しいパラメータ情報
を一旦いずれかの記憶位置に記憶させておいた後、古い
パラメータ情報の記憶位置に対応したセレクトスイッチ
で古いパラメータ情報を選択し、この後新しいパラメー
タ情報の記憶位置に対応したセレクトスイツチで新しい
パラメータ情報を選択するという手順で新旧2つのパラ
メータ情報を選択しなければならず、操作が非常に面倒
であるという欠点があつた。
この発明はこのような欠点に鑑みなされたもので、その
目的は極めて簡単な操作で新旧2つのパラメータ情報に
基づく楽音を比較できるようにした電子楽器のパラメー
タ設定装置を提供することにある。
このためにこの発明は、上述したパラメータ設定操作子
およびパラメータメモリ装置に加えて、さらにバッファ
メモリ装置、第1および第2のスイッチ手段とを設け、
第1のスイッチ手段の操作によりパラメータメモリ装置
に記憶された古いパラメータ情報をバッファメモリ装置
に転送記憶させ、このバッファメモリ装置の記憶内容を
パラメータ設定操作子の操作状態に対応して変更するこ
とにより古いパラメータ情報の修正を行うようにし、ま
た第2のスイッチ手段が操作される毎に、バッファメモ
リ装置に記憶されている修正後の新しいパラメータ情報
とパラメータメモリ装置に記憶されている古いパラメー
タ情報とを交互に出力するようにしたものである。
以下、この発明を図示する実施例に基づいて詳細に説明
する。
第1図はこの発明によるパラメータ設定装置の一実施例
を示すブロック図である。同図において、1はピッチ、
音色、音量や効果などのパラメータを設定する代数の設
定操作子を備えた操作子回路、2は操作子回路1におけ
る各操作子状態を検出し、この各操作子状態に対応した
パラメータ情報を後述するバッファメモリ装置3に記憶
させる操作子制御回路、3は操作子制御回路2の制御に
よつて操作子回路1の各操作子状態に対応したパラメー
タ情報を記憶するバッファメモリ装置、4は操作子回路
1で設定されたパラメータ情報を複数組記憶するパラメ
ータメモリ装置、5はパラメータメモリ装置4に記憶さ
れた複数組のパラメータ情報のうち1組を選択するため
の複数のセレクトスイッチを備えたセレクトスイッチ回
路、6はセレクトスイッチ回路5のセレクトスイッチで
指定された1組のパラメータ情報をパラメータメモリ装
置4から読出すための制御を行う読出し制御回路、7は
バッファメモリ装置3およびパラメータメモリ装置4か
ら読出されたパラメータ情報を選択的に出力するセレク
タ、8は新旧2つのパラメータ情報に基づく楽音を比較
するためのコンベアスイッチであつて、このスイッチ8
の出力はセレクタ7のセレクト制御入力に供給され、オ
ン操作毎にメモリ装置3および4から脱出されたパラメ
ータ情報を交互に選択出力するように構成されている。
ところで上記構成において、セレクトスイッチ回路5に
は複数組のパラメータ情報のうち1組を指定するセレク
トスイッチの他に、操作子回路1における操作子によつ
て設定された1組のパラメータ情報をパラメータメモリ
装置4に書込むためのストア(STORE)スイッチが
設けられている。
そして、操作子回路1における操作子による音色や効果
などの1組のパラメータ情報を設定してパッファメモリ
装置3に記憶させた後、セレクトスイツチ回路5におけ
る1つのセレクトスイッチを操作し、かつ上記ストアス
イッチを操作すると、この時操作したセレクトスイッチ
に対応するパラメータメモリ装置4の記憶位置に対しバ
ッファメモリ装置3に記憶させた1組のパラメータ情報
が転送記憶されるようになつている。この転送記憶の制
御は、図示しない書込み制御回路によつて行なわれる。
すなわら、パラメータメモリ装置4に記憶させるパラメ
ータ情報はバッファメモリ装置3を介して与えられ、そ
の書込み位置はセレクトスイッチによつて指定され、ま
た書込み指令はストアスイツチによつて与えられる。
また上記構成において、セレクトスイッチによつて指定
されてパラメータメモリ装置4から読出された1組のパ
ラメータ情報は、セレクトスイッチを操作した時に読出
し制御回路6から短時間発生される書込み信号Wによつ
てバッファメモリ装置3に転送記憶される。そして、バ
ッファメモリ装置3に転送記憶されたパラメータ情報は
セレクタ7の選択入力(A)に供給されるほか、操作子
制御回路2にも供給され、操作子制御回路2はこの時供
給されたパラメータ情報に対応して操作子回路1におけ
る操作子状態を自動的に変更するように構成されている
すなわち、操作子回路1の各操作子にはその位置または
状態をモータ等の回転によつて自動的に変更する電気的
駆動機構が設けられており、操作子制御回路2に対して
バッファメモリ装置3からパラメータ情報が供給され、
かつ読出し制御回路6から書込み信号Wが供給されると
、操作子制御回路2は上記電気的駆動機構により操作子
回路1における各操作子をこの時供給されたパラメータ
情報に対応した位置または状態に自動的に変更するよう
に構成されている。
このように構成されたパラメータ設定装置において、操
作子回路1における操作子を操作して音色や効果などに
関する所望の1組のパラメータ情報を設定すると、操作
子制御回路2は操作子状態を検出し、この時設定された
パラメータ情報をバッファメモリ装置3に記憶させる。
ここで、セレクトスイッチ回路5において例えば第n番
目のセレクトスイッチを操作し、かつストアスイッチを
操作すると、バッファメモリ装置3に記憶された1組の
パラメータ情報は図示しない書込み制御回路の制御によ
つてパラメータメモリ装置4における複数の記憶位置の
うち、第n番目のセレクトスイッチに対応した記憶位置
に転送記憶される。
このような操作を繰り返し行うことにより、パラメータ
メモリ装置4の各記憶位置にはそれぞれ異なる所望のパ
ラメータ情報を1組ずつ記憶させることができる。
次に、ストアスイッチを操作せずに、第n番目のセレク
トスイッチのみを操作すると、パラメータメモリ装置4
に記憶された複数組のパラメータ情報のうち第n番目の
セレクトスイッチに対応する組のパラメータ情報が読出
し制御回路6の制御によつて読出される。そして、この
読出されたパラメータ情報は読出し制御回路6から発生
された書込み信号Wによつてバッファメモリ装置3に転
送記憶される。
バッファメモリ装置3に転送記憶されたパラメータ情報
は書込み信号Wが停止してこのメモリ装置3が読出しモ
ードになると読出され、セレクタ7のセレクト入力(A
)と操作子制御回路2に供給される。
セレクタ7は、コンベアスイッチ8のオン操作毎にセレ
クト入力(A)と(B)に供給されているパラメータ情
報を交互に選択して出力するものであるが、通常はセレ
クト入力(A)を選択している。
従つて、コンベアスイッチ8をオン操作しなければ、パ
ラメータメモリ装置4から読出された第n番目のセレク
トスイッチに対応する組のパラメータ情報は、バッフア
メモリ装置3およびセレクタ7を介して楽音形成用のパ
ラメータ情報として出力される。すなわち、パラメータ
メモリ装置4に予め記憶させたパラメータ情報を従来と
同様に楽音形成用に使用することができる。
一方、操作子制御回路2はバツフアメモリ装置3から第
n番目のセレクトスイッチに対応した1組のパラメータ
情報が入力されると、操作子回路1における各操作子の
状態をこの時入力されたパラメータ情報に対応した状態
に変更する制御を行う。これによつて、各操作子の状態
は第n番目のセレクトスイッチに対応した状態に自動的
に変更される。
すなわち、パラメータメモリ装置4から以前に記憶させ
た1組のパラメータ情報を読出した場合、この時のパラ
メータ情報がどのような操作子状態に対応するかをわか
るようにするため、操作手回路1における各操作子の状
態が自動的に変更される。従つて、以前に設定した古い
パラメータ情報を若干修正する場合、この古いパラメー
タ情報を読出すことにより、該情報が操作子回路1にお
ける操作子の状態として復元されるため、復元後の操作
子状態を参照しながら古いパラメータ情報を簡単に修正
することができる。この場合、古いパラメータ情報の修
正のための操作を行うと、新たな操作子状態に対応した
新しいパラメータ情報がバッファメモリ装置3に記憶さ
れる。この時、パラメータメモリ装置4からは古いパラ
メータ情報が出力し続けられており、この古いパラメー
タ情報はセレクク7のセレクト入力(B)に供給されて
いる。
従つて、このような状態でコンベアスイッチ8をオン操
作すると、セレフタ7はそのオン操作毎にセレクト入力
(A)と(B)とを交互に選択し、バッファメモリ装置
3に書込まれた修正後の新しいパラメータ情報と、パラ
メータメモリ装置4から読出されている古いパラメータ
情報とを交互に出力するようになる。従つて、セレクタ
7から出方されるパラメータ情報を電子楽器の楽音形成
部に入力しておき、鍵盤面で押鍵操作をしながらコンベ
アスイッチ8をオン操作すると、そのオン操作毎に新し
いパラメータ情報と古いパラメータ情報とに基づく楽音
が交互に発生されるようになり、新旧2つのパラメータ
情報の相違を実際の楽音によつて比較することができる
第2図はこの発明を適用した電子楽器の一実施例を示す
ブロック図であつて、大別すると、パラメータ設定部1
0と楽音形底部20とから構成されている。
パラメータ設定部10において、100はプログラムメ
モリ101に予め記憶された制御プログラムに従つて演
奏者によつて設定されたパラメータ情報の検出および楽
音形成部20への転送を行なう中央演算処理装置、10
2は検出されたパラメータ情報などを記憶するワーキン
グメモリ、103は音色や効果、音量など楽音の基本的
音質を定めるパラメータ情報を設定する複数の操作子を
備えた第1の操作子回路、104は楽音のピッチや振幅
,明るさなど演奏途中での頻繁な変更を伴うパラメータ
情報を設定する操作子を備えた第2の操作子回路、10
5既に記憶させた複数組のパラメータ情報のうち1組を
選択するためのセレクトスイッチSW1〜SW8と、第
1の操作子回路103で設定されたパラメータ情報の書
込み指令を備えるストアスイッチSWstと、新旧のパ
ラメータ情報を比較するためのコンペアスイッチSWc
mpとを備えたセレクトスイッチ回路、106はセレク
トスイッチ回路105の各スイツチに対応して設けられ
た発光ダイオード(LED)を点月させるための表示器
駆動回路である。
これらのパラメータ設定部を構成する各回路部分は、デ
ータバス線およびアドレスバス線とから成る制御バス線
C・BUSによつて結合されている。そして、第1の操
作子回路103,第2の操作子回路104およびセレク
トスイッチ回路105における操作子状態あるいはスイ
ッチのオン・オフ状態は中央演算処理装置100の順次
走査によつて検出され、ワーキングメモリ102の所定
記憶位置に記憶される。この場合、操作子回路103お
よび104における操作子状態は、例えば各操作子に取
付けられたボリウムの操作量としてアナログ的に出力さ
れるものであるが、これらのアナログ的な信号は図示し
ないAD変換器によつてディジタル信号に変換された後
、パラメータ情報としてワーキングメモリ102の所定
記憶位置に記憶される。
なお、第1の操作子回路103においては第1図の実施
例の場合と同様に、各操作子の状態をワーキングメモリ
102から読出したパラメータ情報によつて自動的に変
更する電気的駆動機構が設けられている。
ところで、ワーキングメモリ102には第3図のメモリ
マップに示すように、23個のセレクトスイッチSW1
〜SW8に対応して楽音の基本的音質を定める8組のパ
ラメータ情報を記憶する記憶位置PMEM(1)〜PM
EM(8)と、第2の操作子回路104で設定されたパ
ラメータ情報を記憶する記憶位置RTMEMと、第1図
の実施例におけるバッファメモリ装置3に相当する記憶
位置BFMEMとが確保されている。さらに、セレクト
スイッチ回路105において操作されたセレクトスイッ
チSW1〜SW8のスイッチ番号(1〜8)を記憶する
記憶位置SELNOと、コンベアスイッチSWcmpの
オン・オフ操作に対応して新旧2つのパラメータ情報の
うちどちらを出力中であるかを示すコンベアフラグCM
P・Fの記憶位置CMPFLGと、楽音形成部20に送
出すべき1組のパラメータ情報の先頭アドレスを記憶す
る記憶位置TGSTADとが確保されている。
この場合、楽音の基本的音質を定めるパラメータ情報を
記憶する記憶位置PMEM(1)〜PMEM(8)およ
びBFMEMは、音色や効果などをそれぞれ設定する操
作子に対応してさらに細分化された記憶部分mem(1
)〜+mem(N)を備えている。
なお、コンベアフラグCMP・Fは修正前の古いパラメ
ータ情報を出力している時には“1”を示し、修正後の
新しいパラメータ情報を出力している時には“0”を示
している。
一方、プログラムメモリ101には第4図〜第6図のフ
ローチャートで示すような処理を行なうための制御プロ
グラムが記憶されている。
次に、楽音形成部20において、200は鍵盤部の各鍵
に対応したキースイッチを備えた鍵盤回路、201は鍵
盤回路200におけるキースイッチの動作を監視するこ
とにより押圧された鍵を検出し、この検出した押圧側に
対応する鍵情報とパラメータ設定部10から転送されて
くるパラメータ情報とに基づき対応する楽音信号を形成
し、サウンドシステム202から発音させる楽音信号発
生回路である。
なお、楽音信号発生回路201に対するパラメータ情報
は制御バス線C・BUSを介してパラメータ設定部10
から転送される。また、楽音信号発生回路201は、高
調波合成方式,周波数(または振幅)変調方式など公知
の楽音信号形成方式を利用して構成される。
以上のように構成された電子楽器の動作を第4図〜第6
図に示すフローチャートに基づき説明する。
なお、以下においては第1の操作子回路103で設定さ
れるパラメータ情報はボイスパラメータ情報と称し、第
2の操作子回路104で設定されるパラメータ情報はリ
アルタイムパラメータ情報と称することにする。
まず、中央演算処理装置100は第4図のメインルーチ
ンのステップ300〜700に示すように、プリセット
処理、ボイスパラメータ検出処理、リアルタイムパラメ
ータ検出処理、ボイスパラメータ転送処理およびリアル
タイムパラメータ転送処理を繰り返し実行する。
そして、ステップ300においてはセレクトスイッチS
W1〜SW8のいずれかが操作され、ワーキングメモリ
102の記憶位置PMEM(1)〜PMEM(8)に対
するボイスパラメータ情報の読出し動作が指示されてい
ることを検出すると、指定された記憶位置からボイスパ
ラメータ情報を続出してバッファメモリとしての記憶位
置BFMEMに転送配憶させると共に、この転送記憶位
置の先頭アドレス情報を記憶位置TGSTADに書込み
、さらにこの時のボイスパラメータ情報を第1の操作子
回路103に転送し、操作子の状態を自動的に変更させ
る処理を行う。また、ストアスイッチSWatが操作さ
れ、ワーキングメモリ102の記憶位置PMEM(1)
〜PMEM(8)に対するボイスパラメータ情報の書込
み動作が指示されていることを検出すると、バッファメ
モリとしての記憶位置BFMEMに記憶されているボイ
スパラメータ情報をセレクトスイッチSW1〜SW8に
よつて指定されている記憶位置PMEM(1)〜PME
M(8)に対して書込む処理を行う。さらに、コンペア
スイッチSWcmpが操作され、新旧2つのボイスパラ
メータ情報を比較するための操作が行なわれていること
を検出すると、これら2つのボイスパラメータ情報が記
憶されている記憶位置の先頭アドレス情報を記憶位置T
GSTADに書込む処理を行う。
次にステップ400においては第1の操作子回路103
における操作子状態を検出し、前回の検出処理における
操作子状態と比べて変化があれば、新たな操作子状態に
対応したボイスパラメータ情報をバッファメモリとして
の記憶位置BFMEMに書込む処理を行う。また、次の
ステップ500においても同様に、第2の操作子回路1
04における操作子状態を検出し、前回検出した操作子
状態と比べて変化があれば、新たな操作子状態に対応し
たリアルタイムパラメータ情報を記憶位置RTMEMに
書込む処理を行う。
この後、ステップ600ではワーキングメモリ102の
記憶位置TGSTADに記憶されている先頭アドレス情
報を参照してセレクトスイッチSW1〜SW8によつて
指定されたボイスパラメータ情報または記憶位置BFM
EMに記憶されているボイスパラメータ情報を楽音形成
部20に転送する処理を行う。次にステップ700にお
いてはワーキングメモリ102の記憶位置RTMEMに
記憶されているリアルタイムパラメータ情報を楽音形成
部20に転送する処理を行う。
第5図はプリセット処理1の詳細を示すフローチャート
であつて、中央演算処理装置100はまずステップ30
1においてセレクトスイッチSW1〜SW8のいずれか
がオフ状態からオン状態に変化したか否かを判別する。
この結果、オン状態に変化したセレクトスイッチがあれ
は、ステップ302においてこのセレクトスイッチの番
号を中央演算処理装置100内部のアキュムレータAC
Cにセットする。
この後ステップ303においてストアスイッチSWst
がオン状態であるか否か判別し、オン状態ならばステッ
プ304へ分岐してバッファメモリとしての記憶位置B
FMEMの記憶内容を上記アキュムレータACCに記憶
されているセレクトスイッチの番号に対応した記憶位置
PMEM(1)〜PMEM(8)に転送して記憶させる
。すなわち、例えば第8番目のセレクトスイッチSWs
が操作され、かつストアスイッチSWstがオン操作さ
れている場合、中央演算処理装置100は記憶位置BF
MEMに記憶されているボイスパラメータ情報をセレク
トスイッチSWsに対応する記憶位置PMEM(8)に
転送して記憶させる。
しかし、ストアスイッチSWstがオン状態でなければ
ステップ303からステップ305へ進み、アキューム
レータACCの記憶内容をワーキングメモリ102の記
憶位置SELNOに書込んだ後、次のステップ306に
おいてコンペアフラグCMP・Fの内容を“0”とし、
この新たなコンベアフラグCMP・Fの内容を表示器駆
動回路106に転送する。これによつて、コンペアスイ
ツチSWcmpに対応して設けられた発光ダイオードは
消灯される。
次に中央演算処理装置100はステップ307において
、ワーキングメモリ102の記憶位置SELNOに記憶
されているセレクトスイッチ番号を表示器駆動回路10
6に転送する。これによつて、セレクトスイッチ番号1
05において操作したセレクトスイッチに対応する発光
ダイメートが点灯される。
この後、中央演算処理装置100はステップ308にお
いて、記憶位置SELNOに記憶されているセレクトス
イッチ番号に対応した記憶位置PMEM(1)〜PME
M(8)からボイスパラメータ情報を読出してバッファ
メモリとしての記憶位置BFMEMに書込み、さらにこ
の記憶位置BFMEMの先頭アドレス情報を記憶位置T
GSTADに書込む。すなわち、例えば記憶位置SEL
NOに記憶されているセレクトスイッチ番号が[8」で
あり、また記憶位置BFMEMの先頭アドレスが「90
0」番地に割当てられていた場合、中央演算処理装置1
00は記憶位置PMEM(8)に記憶されている1組の
ボイスパラメータ情報をバッファメモリとしての記憶位
置BFMEMに転送して記憶させると共ににの記憶位置
BFMEMの先頭アドレス情報「900」をワーキング
メモリ102の記憶位置TGSTADに記憶させる。
これによつて、メインルーチンにおけるボイスパラメー
タ転送処理においては、「900」番地を先頭アドレス
とする1組のボイスパラメータ情報が楽音形成部20に
転送されるようになる。
次に中央演算処理装置100はステップ309において
、バッファメモリとしての記憶位置BFMEMの記憶内
容を第1の操作子回路103に転送する。
これによつて、第1の操作子回路103における操作子
の状態は、セレクトスイッチSW1〜SW8によつて指
定された記憶位置PMEM(1)〜PMEM(8)から
読出したボイスパラメータ情報に対応した状態に自動的
に変更される。
このようにして中央演算処理装置100はセレクトスイ
ッチSW1〜SW8およびストアスイッチSWstの操
作釦対応してボイスパラメータ情報の読出しまたは書込
みの制御を行う。なお、セレクトスイッチSW1〜SW
8が何れも操作されなければ、ステップ301からステ
ップ310へ分岐する。
この後中央演算処理装置100は、ステップ310にお
いてコンベアスイッチSWcmpがオフ状態からオン状
態へ変化したか否かを判別し、オフ状態のままであれば
ステップ310からメインルーチンのボイスパラメータ
検出処理に移行する。しかし、コンペアスイッチSWc
mpがオン状態に変化したならば、次のステップ311
においてコンペアフラグCMP・Fの内容が“0”であ
るか否かを判別する。
この結果、コンベアフラグCMP・Fの内容が“0”で
あれば、記憶位置SELNOに記憶されているセレクト
スイッチ番号に対応する記憶位置PMEM(1)〜PM
EM(8)の先頭アドレス情報をワーキングメモり10
2の記憶位置TGSTADに記憶させる。この後、ステ
ップ313においてコンベアフラグCMP・Fの内容を
“0”から“1”に変更し、さらに次のステップ314
においてこの新たなコンペアフラグCMP・Fの内苔を
表示器駆動回路106へ転送する。
これによつて、コンベアスイッチSWcmpに対応して
設けられた発光ダイオードが点灯し、コンペアスイッチ
SWcmpを操作したことが表示される。
しかし、ステップ311の判別結果においてコンぺアフ
ラグCMP・Fの内容が“1”であれば、中央演算処理
装置100はステップ315においてバッファメモリと
しての記憶位置BFMEMの先頭アドレス情報をワーキ
ングメモリ102の記憶位置TGSTADに記憶させる
。この後、ステップ316においてコンペアフラグCM
P・Fの内容を“1〃から“O”に変更し、さらに次の
ステップ317においてこの新たなコンペアフラグCM
P・Fの内容を表示器駆動回路106に転送する。
これによつて、コンベアスイッチSWcmpに対応して
設けられた発光ダイオードは消灯する。
従つて、コンベアフラグCMP・Fの内容が“0”の状
態でコンベアスイッチSWcmpをオン状態にした場合
、記憶位置TGSTADには記憶位置SELNOに記憶
されているセレクトスイッチ番号に対応した1組のボイ
スパラメータ情報の先頭アドレス情報が書込まれるため
、メインルーチンにおけるパイイスパラメータ転送処理
600においては上記セレクトスイッチ番号に対応した
ボイスパラメータ情報が楽音形成部20に転送される。
この場合、セレクトスイッチ番号に対応したボイスパラ
メータ情報を転送中であることがコンベアスイッチSW
cmpに対応した発光ダイオードの点灯によつて表示さ
れる。
逆に、コンペアフラグCMP・Fの内容が“1”の状態
でコンベアスイッチSWcmpをオン状態にした場合、
記憶位置TGSTADにはバッファメモリとしての記憶
位置BFMEMの先頭アドレス情報が書込まれるため、
メインルーチンにおけるボイスパラメータ転送処理60
0においては記憶位置BFMEMに記憶されているボイ
スパラメータ情報が楽音形成部20に転送される。
従つて、セレクトスイッチSW1〜SW8のうち例えば
スイッチSW8を操作してワーキングメモリ102の記
憶位置PMEM(8)に予め記憶されている古いボイス
パラメータ情報を読出した後、第1の操作子回路103
の操作子を操作してこの古いパラメータ情報の修正を行
ない、続いてコンベアスイッチSWcmpをオン操作す
ると、初めに記憶位置PMFM(8)に記憶された古い
パラメータ情報が楽音形成部20に転送され、この後さ
らにコンベアスイッチSWcmpをオン操作すると、記
憶位置BFMEMに記憶された修正後の新しいボイスパ
ラメータ情報が楽音形成部20に転送されるようになる
すなわち、1個のコンベアスイッチSWcmpのオン・
オフ操作によつて新旧2つのボイスパラメータ情報を楽
音形成部20に対して交互に転送することができる。
第6図はボイスパラメータ検出処理400の詳細を示す
フローチャートであつて、中央演算処理装置100はま
ずステップ401において、第1の操作子回路103に
設けられた複数の操作子のうち第1番目の操作子の状態
に対応したパラメータ情報をアキュームレータACCに
読込む。この後、ステップ402においてアキュームレ
ータACCに読込んだパラメータ情報と記憶位置BFM
EMに記憶されている第1番目の操作子に対応したパラ
メータ情報とを比較し、第1番目の操作子の状態に変化
があるかどうかを検出する。この結果、第1番目の操作
子の状態に変化があれば、アキュームレータACCに読
込んだ最新のパラメータ情報を記憶位置BFMEMの第
1番目の操作子に対応する記憶部分mem(1)に記憶
させる。しかし、第1番目の操作子の状態に変化がなけ
れば、第2番目以降の操作子状態の検出を同様にして行
なう。
これによつて、記憶位置BFMEMには常に最新の操作
子状態に対応するボイスパラメータ情報が記憶されるも
のとなる。
以上のようにしてパラメータ設定部10からボイスパラ
メータ情報およびリアルタイムパラメータ情報が楽音形
成部20に転送されると、楽音形成部20における楽音
信号発生回路201はこのボイスパラメータ情報および
リアルタイムパラメータ情報と、押圧鍵に対応した鍵情
報とに基づき対応する鼾高、音色、音量、効果の楽音信
号を形成してサラウンドシステム202から楽音として
発音させる。
従つて、このように構成された電子楽器においては、パ
ラメータ設定部10のコンベアスイッチSWcmpをオ
ン・オフ操作を繰り返しながら、かつ鍵盤部で押鍵操作
を行うと、コンベアスイッチSWcmpのオン・オフ操
作毎に古いパラメータ情報と修正後の新しいパラメータ
情報とに基づく楽音が交互に発音されるようになり、新
旧2つのパラメータ情報の相違を実際の楽音によつて極
めて簡単な操作のみで比較することができる。
なお、この実施例において、セレクトスイッチSW1〜
SW8,ストアスイッチSWstおよびコンペアスイッ
チSWcmpは鍵盤部の特定の鍵に同等の機能を割当て
、この鍵の操作によつて上述したような制御を実現する
ようにしても良い。
また、第1の操作子回路103における操作子は、その
状態を電気的駆動機構によつて自動的に変更するように
したが、各パラメータ情報をスイッチ等によりデイジタ
ル的に設定してレジスタに記憶させ、その設定値はレジ
スタの記憶内容に基づいて数字表示器に表示させるよう
にすれば、上記レジスタに対してパラメータメモリから
脱出したパラメータ情報を転送することにより、各操作
子で設定したパラメータ情報は電気的駆動機構なしで自
動的に変更することができるようになる。
以上の説明から明らかなように、この発明によれば、極
めて簡単な操作で新旧2つのパラメータ情報に基づく楽
音を交互に発生させることができるようになり、パラメ
ータメモリ装置に記憶されているパラメータ情報を修正
する場合に非常に便利であるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1回はこの発明の一実施例を示すブロック図、第2図
はこの発明を適用した電子楽器の一実施例を示すブロッ
ク図、第3図は第2図のワーキングメモリの記憶区分を
示すメモリマツプ、第4図〜第6図は第2図のパラメー
タ設定部の制御処理内容を示すフローチャートである。 1,103,104・・・・操作子回路、2・・・・操
作子制御回路、3・・・・バッファメモリ装置、4・・
・・パラメータメモリ装置、5,105・・・・セレク
トスイッチ回路、6・・・・読出し制御回路、7・・・
・セレクタ、8・・・・コンベアスイッチ、100・・
・・中央演算処理装置、102・・・・ワーキングメモ
リ。 特許出願人  日本楽器製造株式会社 代理人 山川政樹(I’!d)1名)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 楽音形成用のパラメータ情報を設定する設定操作子と、
    この設定操作子により設定されたパラメータ情報を記憶
    するパラメータメモリ装置と、パッファメモリ装置と、
    第1および第2のスイッチ手段と、上記第1のスイッチ
    手段の操作に対応して上記パラメータメモリ装置に記憶
    されたパラメータ情報を上記バッファメモリ装置に書込
    む制御を行う第1の制御手段と、上記設定操作子の操作
    状態に対応して上記バッファメモリ装置に書込まれたパ
    ラメータ情報を変更する第2の制御手段と、上記第2の
    スイッチ手段が操作される毎に上記パラメータメモリ装
    置およびバッファメモリ装置に記憶されたパラメータ情
    報を交互に選択して楽音形成用のパラメータ情報として
    出力する選択出力手段とを備えた電子楽器のパラメータ
    設定装置。
JP57138884A 1982-08-10 1982-08-10 電子楽器のパラメ−タ設定装置 Granted JPS5929296A (ja)

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