JPS5928609Y2 - 金属空気海水電池 - Google Patents

金属空気海水電池

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Publication number
JPS5928609Y2
JPS5928609Y2 JP14607378U JP14607378U JPS5928609Y2 JP S5928609 Y2 JPS5928609 Y2 JP S5928609Y2 JP 14607378 U JP14607378 U JP 14607378U JP 14607378 U JP14607378 U JP 14607378U JP S5928609 Y2 JPS5928609 Y2 JP S5928609Y2
Authority
JP
Japan
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seawater
tank
inner tank
air
metal
Prior art date
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Expired
Application number
JP14607378U
Other languages
English (en)
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JPS5561972U (ja
Inventor
好 星野
Original Assignee
古河電池株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 古河電池株式会社 filed Critical 古河電池株式会社
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Publication of JPS5561972U publication Critical patent/JPS5561972U/ja
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Publication of JPS5928609Y2 publication Critical patent/JPS5928609Y2/ja
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    • Y02E60/128

Landscapes

  • Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
  • Hybrid Cells (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は金属空気海水電池の改良に関する。
従来第1図に示すように金属空気海水電池は、使用中の
電池バランスをとりやすくするために、海水導入口1を
形成した外槽2内の両側面に金属極3,3を、又内槽4
の周外側面に空気槽5,5をそれぞれ接着し、さらに外
槽2の上部内側面に環状の取付部材6を取付けてここに
内槽4を嵌合接着している。
しかし、この構造の金属空気海水電池は、内槽4の外周
面と取付部材6とを接着するため、接着面の広い取付部
材6の内周面に接着剤を塗布しなければならず、又確実
に接着しているかどうかの確認が難かしく、このため接
着作業性が極めて悪い問題がある。
しかも取付部材6がたわんで内槽4の外周面との接触性
が悪くなり、ここの液密性が不良となりやすい。
このため従来においては、まず陽極板5を接着した内槽
4の接着部について液密性の検査をおこない、ついで該
内槽4を接着した外槽2の接着部について液密性の検査
を行なわなければならず、検査が繁雑となる欠点があっ
た。
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的と
するところは、組立作業が極めて容易となり、液密性に
ついても高い信頼性を確保することができ、しかも液密
検査を迅速かつ確実に行なうことができる金属空気海氷
電池を提供するものである。
すなわち本考案は、外槽に、極板を備えた内槽を収納し
てなる金属空気海水電池において、前記内槽は、側壁の
一部を構成する空気極と該空気極と相対向して内部に設
けられた金属極とを有し、かつ突出した海水導入管によ
って形成された通孔によってのみ内部を外部と連通して
構成され、この内槽を外槽に収納し、該外槽に設けられ
た透孔に前記内槽の海水導入管を嵌合固着したものであ
る。
以下本考案の実施例を図面にもとづいて説明する。
第2図は金属空気海水電池の断面図で、この電池は、外
槽11内に2個の内槽12,12を取付けて2セル構造
としている。
上記外槽11は底面を蓋体13で施蓋し、両側壁に透孔
14,14を穿設している。
一方向槽12は上・下面が閉塞された箱形状をなし、そ
の−側壁に窓15を形成して、この窓15の外周縁にカ
ーボン等からなる空気極16を接着し該空気極16が側
壁の一部を構成するようにしている。
また内槽12の他側面の内側にはマグネシウム合金等か
らなる金属極17が接着され、上記空気金属両極16.
17が内槽12内で相対向している。
さらに上記内槽12には、金属極17の上方に海水導入
管18を突設し内槽12の内部と外部を連通ずる通孔2
1を形成している。
この海水導入管18は先端を若干小径としたテーパ筒状
に形成され、前記外槽11の透孔14に嵌合して接着さ
れるものである。
このように外槽11内に内槽12,12を装着した状態
で、内槽12内に液室19を形成し、又残りの空間に空
気室20を形成している。
なお図中16 aは空気極16のリード線、17aは金
属極17のリード線である。
このような構造の金属空気海水電池は、海水導入管18
を透孔14内に嵌合接着する構造であるので、接着面積
の小さい海水導入管18の外周面に接着剤を塗布してこ
れを透孔14内に挿入するがあるいは、海水導入管18
を透孔14に挿入後該導入管18と透孔14周縁との接
合部に接着剤を塗布すればよく、その組立作業が極めて
容易となる。
また海水導入管18及び透孔14はたわみなどの問題が
少なく、海水導入管18の接着個所における液密性の信
頼性が向上する。
従ってこのように組立製造される電池は、内槽12の組
立完了時にのみ液密検査を行なえばよく、外槽11に内
槽12,12を取付けた後は、抜取検査だけで十分とな
り、検査工数が削減される。
なお上記実施例では内槽12の上部−個所に海水導入管
18が取付けられているが、本考案はこれに限らず、複
数個の海水導入管を突設したものでもよい。
この場合海水の循環性能が高まるとともに内槽12の固
定がより確実となる。
また本考案は2セル構造の電池に限らず、1セルあるい
は3セル以上のものにも適用できることは勿論である。
以上説明したように本考案によれば、内槽に海水導入管
を突設して、これを外槽の透孔内に嵌合固着するように
したので、外槽と内槽の固着を確実容易に行なえ、かつ
検査工数の削減を図ることができ、とくに液密性が重要
な要点である浮遊式の電池にきわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の金属空気海水電池の断面図、第2図は本
考案の一実施例を示す金属空気海水電池の断面図である
。 11・・・・・・外槽、12・・・・・・内槽、14・
・・・・・透孔、16・・・・・・空気極、17・・・
・・・金属極、18・・・・・・海水導入管、21・・
・・・・通孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外槽に、極板を備えた内槽を収納してなる金属空気海水
    電池において、前記内槽は側壁の一部を構成する空気極
    と該空気極と相対向して内部に設けられた金属極とを有
    し、かつ突出した海水導入管によって形成された通孔に
    よってのみ内部を外部と連通して構成され、この内槽を
    外槽に収納し、該外槽に設けられた透孔に前記内槽の海
    水導入管を嵌合固着してなる金属空気海水電池。
JP14607378U 1978-10-24 1978-10-24 金属空気海水電池 Expired JPS5928609Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14607378U JPS5928609Y2 (ja) 1978-10-24 1978-10-24 金属空気海水電池

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JP14607378U JPS5928609Y2 (ja) 1978-10-24 1978-10-24 金属空気海水電池

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5561972U JPS5561972U (ja) 1980-04-26
JPS5928609Y2 true JPS5928609Y2 (ja) 1984-08-17

Family

ID=29126224

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14607378U Expired JPS5928609Y2 (ja) 1978-10-24 1978-10-24 金属空気海水電池

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JP (1) JPS5928609Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190112740A (ko) * 2017-02-03 2019-10-07 후지쿠라 컴퍼지트 가부시키가이샤 금속 공기 전지 및 그 사용 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20190112740A (ko) * 2017-02-03 2019-10-07 후지쿠라 컴퍼지트 가부시키가이샤 금속 공기 전지 및 그 사용 방법

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JPS5561972U (ja) 1980-04-26

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