JPH10321199A - 鉛ブッシングおよび該鉛ブッシングを備えた鉛蓄電池 - Google Patents
鉛ブッシングおよび該鉛ブッシングを備えた鉛蓄電池Info
- Publication number
- JPH10321199A JPH10321199A JP9132312A JP13231297A JPH10321199A JP H10321199 A JPH10321199 A JP H10321199A JP 9132312 A JP9132312 A JP 9132312A JP 13231297 A JP13231297 A JP 13231297A JP H10321199 A JPH10321199 A JP H10321199A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- lead bushing
- bushing
- pole
- lid
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/50—Current conducting connections for cells or batteries
- H01M50/543—Terminals
- H01M50/552—Terminals characterised by their shape
- H01M50/561—Hollow metallic terminals, e.g. terminal bushings
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Abstract
(57)【要約】
【課題】 極柱と鉛ブッシングとの溶接作業を省略する
ことが可能となる鉛ブッシングとその鉛ブッシングを備
えた鉛蓄電池を提供する。 【解決手段】 鉛ブッシング１は、鉛蓄電池の蓋に取付
けられ極柱を受入れるものである。この鉛ブッシング１
は、筒状部２と、この筒状部２の一端を閉塞するように
筒状部２の一端から連続して延在する壁部３とを備え
る。
ことが可能となる鉛ブッシングとその鉛ブッシングを備
えた鉛蓄電池を提供する。 【解決手段】 鉛ブッシング１は、鉛蓄電池の蓋に取付
けられ極柱を受入れるものである。この鉛ブッシング１
は、筒状部２と、この筒状部２の一端を閉塞するように
筒状部２の一端から連続して延在する壁部３とを備え
る。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、鉛蓄電池の蓋に
取付けられる鉛ブッシングの構造および該鉛ブッシング
が取付けられた鉛蓄電池に関するものである。
取付けられる鉛ブッシングの構造および該鉛ブッシング
が取付けられた鉛蓄電池に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来から、鉛蓄電池は広く知られてい
る。鉛蓄電池は、一般に、極板や極柱を収容する電槽
と、電槽の上端に取付けられる蓋とを備える。そして、
この蓋には、極柱を受入れるための鉛ブッシングが一般
に取付けられる。
る。鉛蓄電池は、一般に、極板や極柱を収容する電槽
と、電槽の上端に取付けられる蓋とを備える。そして、
この蓋には、極柱を受入れるための鉛ブッシングが一般
に取付けられる。
【０００３】図７には、従来の鉛ブッシング１の一例が
示されている。図７に示されるように、鉛ブッシング１
は、筒状部２と、この筒状部２の下端近傍に設けられた
複数の膨出部４とを備える。そして、筒状部２の上下端
には開口９が設けられている。
示されている。図７に示されるように、鉛ブッシング１
は、筒状部２と、この筒状部２の下端近傍に設けられた
複数の膨出部４とを備える。そして、筒状部２の上下端
には開口９が設けられている。
【０００４】図８には、図７に示される鉛ブッシング１
が鉛蓄電池の蓋６に取付けられた状態が示されている。
図８を参照して、鉛蓄電池の蓋６には鉛ブッシング１を
受入れるための筒状部６ａが設けられ、この筒状部６ａ
内に鉛ブッシング１が挿着される。このとき、鉛ブッシ
ングの外周に複数の膨出部４が設けられることにより、
電解液の漏れが効果的に抑制される。鉛ブッシング１内
には極柱７が挿入され、極柱７の上端と鉛ブッシング１
の上端とが溶接部２ａを介して電気的に接続される。
が鉛蓄電池の蓋６に取付けられた状態が示されている。
図８を参照して、鉛蓄電池の蓋６には鉛ブッシング１を
受入れるための筒状部６ａが設けられ、この筒状部６ａ
内に鉛ブッシング１が挿着される。このとき、鉛ブッシ
ングの外周に複数の膨出部４が設けられることにより、
電解液の漏れが効果的に抑制される。鉛ブッシング１内
には極柱７が挿入され、極柱７の上端と鉛ブッシング１
の上端とが溶接部２ａを介して電気的に接続される。
【０００５】図９には、極柱７と鉛ブッシング１との溶
接工程が示されている。図９を参照して、鉛ブッシング
１と極柱７とを溶接する際には、本工程特有の治具１０
を準備し、この治具１０を鉛ブッシング１の外周上に載
置する。そして、この状態で、バーナー１１等を用い
て、極柱７の上端と鉛ブッシング１の上端とが溶接され
ることとなる。
接工程が示されている。図９を参照して、鉛ブッシング
１と極柱７とを溶接する際には、本工程特有の治具１０
を準備し、この治具１０を鉛ブッシング１の外周上に載
置する。そして、この状態で、バーナー１１等を用い
て、極柱７の上端と鉛ブッシング１の上端とが溶接され
ることとなる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、鉛蓄電
池には種々の大きさのものがあり、大型の鉛蓄電池にお
いては鉛ブッシング１の径も大きくなる。このような場
合には極柱７と鉛ブッシング１の溶接を手作業で行なわ
なければならず、作業効率が低下するという問題があっ
た。また、そればかりでなく、溶接作業自体も困難とな
るという問題も生じていた。さらに、上記のような溶接
を行なうことにより、溶接部において予期せぬ合金が形
成されることも考えられ、そのような合金の存在により
腐食等の問題が引起こされることも懸念されていた。
池には種々の大きさのものがあり、大型の鉛蓄電池にお
いては鉛ブッシング１の径も大きくなる。このような場
合には極柱７と鉛ブッシング１の溶接を手作業で行なわ
なければならず、作業効率が低下するという問題があっ
た。また、そればかりでなく、溶接作業自体も困難とな
るという問題も生じていた。さらに、上記のような溶接
を行なうことにより、溶接部において予期せぬ合金が形
成されることも考えられ、そのような合金の存在により
腐食等の問題が引起こされることも懸念されていた。
【０００７】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたものである。この発明の目的は、極柱と
鉛ブッシングとの溶接作業を省略することが可能となる
鉛ブッシングおよび該鉛ブッシングを備えた鉛蓄電池を
提供することにある。
ためになされたものである。この発明の目的は、極柱と
鉛ブッシングとの溶接作業を省略することが可能となる
鉛ブッシングおよび該鉛ブッシングを備えた鉛蓄電池を
提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】この発明に係る鉛ブッシ
ングは、鉛蓄電池の蓋に取付けられ極柱を受入れるもの
である。そして、該鉛ブッシングは、筒状部と、この筒
状部の一端を閉塞するように筒状部の一端から連続して
延在する壁部とを備える。
ングは、鉛蓄電池の蓋に取付けられ極柱を受入れるもの
である。そして、該鉛ブッシングは、筒状部と、この筒
状部の一端を閉塞するように筒状部の一端から連続して
延在する壁部とを備える。
【０００９】上記のように、本発明に係る鉛ブッシング
は、筒状部と、該筒状部の一端を閉塞する壁部とを備え
ている。そのため、鉛ブッシングを極柱の上端に嵌着す
るだけで、一体的に形成されている鉛ブッシングの壁部
と筒状部とで極柱の上端を覆うことが可能となる。それ
により、従来例のように極柱の上端と鉛ブッシングの上
端とを溶接する必要がなくなり、前述のような問題を引
起こす溶接作業を省略することが可能となる。本発明に
係る鉛ブッシングを極柱の上端に嵌着するには、たとえ
ば鉛ブッシングの径と極柱の径とを同程度のものとし、
鉛ブッシング内に極柱の上端を押込むだけでも可能であ
る。そのため、極柱と鉛ブッシングとを接続する際の作
業性を向上させることが可能となる。また、極柱と鉛ブ
ッシングとの間に予期せぬ合金等が形成されることもな
く、極柱と鉛ブッシングとの接続部の信頼性をも向上さ
せることが可能となる。
は、筒状部と、該筒状部の一端を閉塞する壁部とを備え
ている。そのため、鉛ブッシングを極柱の上端に嵌着す
るだけで、一体的に形成されている鉛ブッシングの壁部
と筒状部とで極柱の上端を覆うことが可能となる。それ
により、従来例のように極柱の上端と鉛ブッシングの上
端とを溶接する必要がなくなり、前述のような問題を引
起こす溶接作業を省略することが可能となる。本発明に
係る鉛ブッシングを極柱の上端に嵌着するには、たとえ
ば鉛ブッシングの径と極柱の径とを同程度のものとし、
鉛ブッシング内に極柱の上端を押込むだけでも可能であ
る。そのため、極柱と鉛ブッシングとを接続する際の作
業性を向上させることが可能となる。また、極柱と鉛ブ
ッシングとの間に予期せぬ合金等が形成されることもな
く、極柱と鉛ブッシングとの接続部の信頼性をも向上さ
せることが可能となる。
【００１０】この発明に係る鉛蓄電池は、極柱を受入れ
る鉛ブッシングが蓋に取付けられたものである。そし
て、鉛ブッシングは、蓋の上面から上方に突出する筒状
部と、該筒状部の上端から連続して蓋の上面と平行な方
向に延在し筒状部の上端を閉塞する壁部とを有する。こ
の壁部と筒状部とで極柱の上端が覆われるように鉛ブッ
シングを極柱に嵌着することにより、鉛ブッシングと極
柱とが電気的に接続される。なお、上記の「嵌着」に
は、鉛ブッシングが極柱に締りばめされた場合のみなら
ずすきまばめされた場合をも含むものと定義する。
る鉛ブッシングが蓋に取付けられたものである。そし
て、鉛ブッシングは、蓋の上面から上方に突出する筒状
部と、該筒状部の上端から連続して蓋の上面と平行な方
向に延在し筒状部の上端を閉塞する壁部とを有する。こ
の壁部と筒状部とで極柱の上端が覆われるように鉛ブッ
シングを極柱に嵌着することにより、鉛ブッシングと極
柱とが電気的に接続される。なお、上記の「嵌着」に
は、鉛ブッシングが極柱に締りばめされた場合のみなら
ずすきまばめされた場合をも含むものと定義する。
【００１１】上記のように本発明に係る鉛蓄電池では、
上述の鉛ブッシングが蓋に取付けられている。そのた
め、組立時に極柱と鉛ブッシングとの接続作業が容易に
行なえ、かつ極柱と鉛ブッシングとの接続部の信頼性が
向上された鉛蓄電池が得られる。
上述の鉛ブッシングが蓋に取付けられている。そのた
め、組立時に極柱と鉛ブッシングとの接続作業が容易に
行なえ、かつ極柱と鉛ブッシングとの接続部の信頼性が
向上された鉛蓄電池が得られる。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、図１〜図６を用いて、この
発明の１つの実施の形態とその変形例とについて説明す
る。図１は、この発明の１つの実施の形態における鉛ブ
ッシング１を示す斜視図である。
発明の１つの実施の形態とその変形例とについて説明す
る。図１は、この発明の１つの実施の形態における鉛ブ
ッシング１を示す斜視図である。
【００１３】図１を参照して、鉛ブッシング１は、筒状
部２と、この筒状部２の上端（一端）を閉塞する壁部３
と、筒状部２の下端（他端）側に設けられ電解液の漏れ
を防止するための複数の環状の膨出部４とを備える。な
お、筒状部２の他端には極柱を受入れるための開口（図
示せず）が設けられる。
部２と、この筒状部２の上端（一端）を閉塞する壁部３
と、筒状部２の下端（他端）側に設けられ電解液の漏れ
を防止するための複数の環状の膨出部４とを備える。な
お、筒状部２の他端には極柱を受入れるための開口（図
示せず）が設けられる。
【００１４】上記の壁部３は、筒状部２の上端から連続
して筒状部２の軸方向と交差する方向に延在し、筒状部
２と同一の材質からなる。図２には、図１に示される鉛
ブッシング１が鉛蓄電池の蓋６に取付けられた状態が示
されている。図２を参照して、鉛ブッシング１は、鉛蓄
電池の蓋６に設けられた筒状部６ａ内に挿着される。そ
して、この鉛ブッシング１内に極柱７の上端が挿入さ
れ、この場合であれば、導電性接着剤８によって極柱７
の上端と鉛ブッシング１とが接続される。
して筒状部２の軸方向と交差する方向に延在し、筒状部
２と同一の材質からなる。図２には、図１に示される鉛
ブッシング１が鉛蓄電池の蓋６に取付けられた状態が示
されている。図２を参照して、鉛ブッシング１は、鉛蓄
電池の蓋６に設けられた筒状部６ａ内に挿着される。そ
して、この鉛ブッシング１内に極柱７の上端が挿入さ
れ、この場合であれば、導電性接着剤８によって極柱７
の上端と鉛ブッシング１とが接続される。
【００１５】図２に示されるように、鉛ブッシング１の
壁部３は、筒状部２の上端から連続して鉛蓄電池の蓋６
の上面６ｂと平行な方向に延在している。このように筒
状部２と一体化されかつ極柱７の上端を覆うように延在
する壁部３を設けることにより、上記のように導電性接
着剤８等を用いて鉛ブッシング１と極柱７とを接続する
ことが可能となる。そのため、従来例の場合のように極
柱７と鉛ブッシング１とを溶接する必要がなくなる。そ
の結果、溶接作業を省略することが可能となり、溶接作
業を行なうことに起因するさまざまな問題を回避するこ
とが可能となる。
壁部３は、筒状部２の上端から連続して鉛蓄電池の蓋６
の上面６ｂと平行な方向に延在している。このように筒
状部２と一体化されかつ極柱７の上端を覆うように延在
する壁部３を設けることにより、上記のように導電性接
着剤８等を用いて鉛ブッシング１と極柱７とを接続する
ことが可能となる。そのため、従来例の場合のように極
柱７と鉛ブッシング１とを溶接する必要がなくなる。そ
の結果、溶接作業を省略することが可能となり、溶接作
業を行なうことに起因するさまざまな問題を回避するこ
とが可能となる。
【００１６】次に、図３〜図６を用いて、上記の実施の
形態１の変形例について説明する。図３は、図１に示さ
れる鉛ブッシング１の変形例を示す部分断面斜視図であ
る。
形態１の変形例について説明する。図３は、図１に示さ
れる鉛ブッシング１の変形例を示す部分断面斜視図であ
る。
【００１７】図３を参照して、本変形例における鉛ブッ
シング１では、筒状部２が屈曲している。より詳しく
は、筒状部２が所定位置から外方に広がるテーパ部２ｂ
を有している。このようなテーパ部２ｂを有することに
より、次のような効果が得られる。
シング１では、筒状部２が屈曲している。より詳しく
は、筒状部２が所定位置から外方に広がるテーパ部２ｂ
を有している。このようなテーパ部２ｂを有することに
より、次のような効果が得られる。
【００１８】図４には、図３に示される鉛ブッシング１
を鉛蓄電池の蓋６に取付け、その鉛ブッシング１内に極
柱７の上端を挿入している様子が示されている。図４を
参照して、上記のようなテーパ部２ｂを有することによ
り、筒状部２の上端側の内径Ｗ１の大きさに無関係に下
端側の内径Ｗ２の大きさを設定することが可能となる。
を鉛蓄電池の蓋６に取付け、その鉛ブッシング１内に極
柱７の上端を挿入している様子が示されている。図４を
参照して、上記のようなテーパ部２ｂを有することによ
り、筒状部２の上端側の内径Ｗ１の大きさに無関係に下
端側の内径Ｗ２の大きさを設定することが可能となる。
【００１９】それにより、内径Ｗ１の値として極柱７の
径と同等程度以下の値を選択でき、内径Ｗ２の値として
極柱７が鉛ブッシング１内に挿入されやすいように比較
的大きめの値を選択することが可能となる。その結果、
鉛ブッシング１内への極柱７の挿入作業が容易に行なえ
るばかりでなく、鉛ブッシング１の位置と極柱７の位置
とが少々ずれた場合においても確実に極柱７を鉛ブッシ
ング１内に挿入することが可能となる。
径と同等程度以下の値を選択でき、内径Ｗ２の値として
極柱７が鉛ブッシング１内に挿入されやすいように比較
的大きめの値を選択することが可能となる。その結果、
鉛ブッシング１内への極柱７の挿入作業が容易に行なえ
るばかりでなく、鉛ブッシング１の位置と極柱７の位置
とが少々ずれた場合においても確実に極柱７を鉛ブッシ
ング１内に挿入することが可能となる。
【００２０】なお、上記の内径Ｗ２の値は、テーパ部２
ｂの内表面５ｂと、筒状部２の上端側に設けられる直管
状部分の内表面５ａの接線（ほぼ鉛直方向に延在）との
なす角度θの値を適切に調整することにより制御可能で
ある。
ｂの内表面５ｂと、筒状部２の上端側に設けられる直管
状部分の内表面５ａの接線（ほぼ鉛直方向に延在）との
なす角度θの値を適切に調整することにより制御可能で
ある。
【００２１】次に、図５を参照して、図４に示される矢
印に従って極柱７を鉛ブッシング１内に挿入する。それ
により、筒状部２における直管状部分の内表面５ａが極
柱７の上端近傍に位置する外周面と当接されることとな
る。それにより、鉛ブッシング１と極柱７とが電気的に
接続される。
印に従って極柱７を鉛ブッシング１内に挿入する。それ
により、筒状部２における直管状部分の内表面５ａが極
柱７の上端近傍に位置する外周面と当接されることとな
る。それにより、鉛ブッシング１と極柱７とが電気的に
接続される。
【００２２】なお、図６に示されるように、図５の状態
の鉛ブッシング１の外周に矢印に従って外力を付加する
ことにより、極柱７の上端と鉛ブッシング１との密着性
を高めるようにしてもよい。それにより、図５に示され
る場合よりも極柱７と鉛ブッシング１との接触抵抗を低
減することが可能となる。また、鉛ブッシング１内に極
柱７を挿入した後に高周波を付加する等して、鉛ブッシ
ング１と極柱７とを融着してもよい。それにより、さら
に、接触抵抗を低減することが可能となる。
の鉛ブッシング１の外周に矢印に従って外力を付加する
ことにより、極柱７の上端と鉛ブッシング１との密着性
を高めるようにしてもよい。それにより、図５に示され
る場合よりも極柱７と鉛ブッシング１との接触抵抗を低
減することが可能となる。また、鉛ブッシング１内に極
柱７を挿入した後に高周波を付加する等して、鉛ブッシ
ング１と極柱７とを融着してもよい。それにより、さら
に、接触抵抗を低減することが可能となる。
【００２３】以上のようにこの発明の実施の形態につい
て説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって
示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での
すべての変更が含まれることが意図される。
て説明を行なったが、今回開示された実施の形態はすべ
ての点で例示であって制限的なものではないと考えられ
るべきである。本発明の範囲は特許請求の範囲によって
示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での
すべての変更が含まれることが意図される。
【図１】この発明の１つの実施の形態における鉛ブッシ
ングを示す斜視図である。
ングを示す斜視図である。
【図２】図１に示される鉛ブッシングを鉛蓄電池の蓋に
取付けた状態を示す断面図である。
取付けた状態を示す断面図である。
【図３】図１に示される鉛ブッシングの変形例を示す部
分断面斜視図である。
分断面斜視図である。
【図４】図３に示される鉛ブッシング内に極柱を挿入し
ている状態を示す断面図である。
ている状態を示す断面図である。
【図５】図３に示される鉛ブッシング内に極柱を挿入し
た後の状態を示す断面図である。
た後の状態を示す断面図である。
【図６】図５に示される鉛ブッシングの外周に外力を付
加した状態を示す断面図である。
加した状態を示す断面図である。
【図７】従来の鉛ブッシングの一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図８】図７に示される鉛ブッシングを鉛蓄電池の蓋に
取付けた状態を示す断面図である。
取付けた状態を示す断面図である。
【図９】図７に示される鉛ブッシングと極柱とを溶接し
ている様子を示す断面図である。
ている様子を示す断面図である。
１ 鉛ブッシング ２ 筒状部 ２ａ 溶接部 ２ｂ テーパ部 ３ 壁部 ４ 膨出部 ５ａ，５ｂ 内表面 ６ 蓋 ６ｂ 上面 ７ 極柱 ８ 導電性接着剤
Claims (2)
- 【請求項１】 鉛蓄電池の蓋に取付けられ極柱を受入れ
る鉛ブッシングであって、 筒状部と、 前記筒状部の一端を閉塞するように前記筒状部の一端か
ら連続して延在する壁部と、 を備えた鉛ブッシング。 - 【請求項２】 極柱を受入れる鉛ブッシングが蓋に取付
けられた鉛蓄電池において、 前記鉛ブッシングは、前記蓋の上面から上方に突出する
筒状部と、該筒状部の上端から連続して前記蓋の上面と
平行な方向に延在し前記筒状部の上端を閉塞する壁部と
を有し、 前記壁部と前記筒状部とで前記極柱の上端が覆われるよ
うに前記鉛ブッシングを前記極柱に嵌着することによ
り、前記鉛ブッシングと前記極柱とが電気的に接続され
ることを特徴とする、鉛蓄電池。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9132312A JPH10321199A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 鉛ブッシングおよび該鉛ブッシングを備えた鉛蓄電池 |
| US08/944,052 US6030723A (en) | 1997-05-22 | 1997-09-19 | Lead bushing and lead storage battery with lead bushing |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9132312A JPH10321199A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 鉛ブッシングおよび該鉛ブッシングを備えた鉛蓄電池 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10321199A true JPH10321199A (ja) | 1998-12-04 |
Family
ID=15078379
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9132312A Withdrawn JPH10321199A (ja) | 1997-05-22 | 1997-05-22 | 鉛ブッシングおよび該鉛ブッシングを備えた鉛蓄電池 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6030723A (ja) |
| JP (1) | JPH10321199A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012094372A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Miyagawa Kasei Ind Co Ltd | 蓄電池の蓋、蓄電池の筐体および蓄電池 |
| CN102859745A (zh) * | 2010-03-09 | 2013-01-02 | Vb汽车电池有限责任公司 | 用于蓄电池的连接极和蓄电池壳体 |
| US20190273241A1 (en) * | 2018-03-05 | 2019-09-05 | Johnson Controls Autobatterie Gmbh & Co. Kgaa | Battery terminal |
| US10714734B2 (en) | 2018-03-05 | 2020-07-14 | Cps Technology Holdings, Llc | Cap for battery terminal |
| JP2022117855A (ja) * | 2021-02-01 | 2022-08-12 | プライムプラネットエナジー＆ソリューションズ株式会社 | 電極端子および該電極端子を備えた二次電池 |
Families Citing this family (19)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6255617B1 (en) * | 1999-05-28 | 2001-07-03 | Farmer Mold & Machine Works, Inc. | Mold for making battery electrode |
| US6929881B2 (en) * | 2001-07-30 | 2005-08-16 | Wilson Greatbatch Technologies, Inc. | Connection for joining a current collector to a terminal pin for a primary lithium or secondary lithium ion electrochemical cell |
| JP4210061B2 (ja) * | 2002-01-16 | 2009-01-14 | ダイハツ工業株式会社 | バッテリーの端子構造 |
| US6701998B2 (en) * | 2002-03-29 | 2004-03-09 | Water Gremlin Company | Multiple casting apparatus and method |
| DE10301043B3 (de) * | 2003-01-13 | 2004-05-27 | Vb Autobatterie Gmbh | Akkumulator mit Anschlusspol |
| US7338539B2 (en) | 2004-01-02 | 2008-03-04 | Water Gremlin Company | Die cast battery terminal and a method of making |
| US8701743B2 (en) | 2004-01-02 | 2014-04-22 | Water Gremlin Company | Battery parts and associated systems and methods |
| DE102005046256B4 (de) * | 2005-09-27 | 2010-09-30 | Vb Autobatterie Gmbh & Co. Kgaa | Bleibatterie und Kunststoff-Batteriedeckel hierzu |
| PL3059785T3 (pl) | 2009-04-30 | 2020-03-31 | Water Gremlin Company | Części akumulatora mające cechy utrzymujące i uszczelniające |
| US8272085B2 (en) * | 2009-10-13 | 2012-09-25 | Justin Finch | Boat hammock installation system |
| US9748551B2 (en) | 2011-06-29 | 2017-08-29 | Water Gremlin Company | Battery parts having retaining and sealing features and associated methods of manufacture and use |
| CN102610784B (zh) * | 2012-03-05 | 2014-07-02 | 安徽理士电池技术有限公司 | 极柱与铅套结构和熔接方法以及应用该结构的蓄电池 |
| DE102012111409B4 (de) * | 2012-11-26 | 2018-12-20 | Johnson Controls Autobatterie Gmbh & Co. Kgaa | Anschlusspol für einen Akkumulator und Akkumulator |
| US9954214B2 (en) | 2013-03-15 | 2018-04-24 | Water Gremlin Company | Systems and methods for manufacturing battery parts |
| EP2814088B1 (en) | 2013-06-14 | 2015-08-12 | WEGMANN automotive GmbH & Co. KG | Sealable terminal for a rechargeable battery |
| JP6168163B2 (ja) * | 2014-09-09 | 2017-07-26 | 株式会社Ｇｓユアサ | 鉛蓄電池 |
| CN105789547B (zh) * | 2014-12-23 | 2019-01-29 | 比亚迪股份有限公司 | 电极端子及其制备方法以及电池盖板组件、电池、电池组、电池包和电动汽车 |
| EP3133674B1 (en) | 2015-08-20 | 2017-11-22 | WEGMANN automotive GmbH & Co. KG | Battery terminal with internal anti-twist protection |
| MX2021006454A (es) | 2018-12-07 | 2021-07-02 | Water Gremlin Co | Partes de bateria que tienen barreras contra acidos sin solventes y sistemas y metodos asociados. |
Family Cites Families (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US738718A (en) * | 1902-12-22 | 1903-09-08 | George Pearson | Galvanic cell. |
| US2416651A (en) * | 1943-07-14 | 1947-02-25 | Willard Storage Battery Co | Storage battery |
| US2621222A (en) * | 1949-08-29 | 1952-12-09 | George S Wirth | Battery terminal connector |
| US3380857A (en) * | 1965-11-22 | 1968-04-30 | Electric Storage Battery Co | Hermetic seal closure |
| IT1214528B (it) * | 1986-09-23 | 1990-01-18 | Aquila Piombo Per Caccia E Tir | Procedimento per la realizzazione di un polo o terminale di batteria elettrica, apparecchiatura per attuare tale procedimento, nonche'polo o terminale di batteria elettrica cosi' ottenuto. |
| US4859547A (en) * | 1987-10-06 | 1989-08-22 | Gates Energy Products, Inc. | Battery terminal and method |
| US5478981A (en) * | 1994-12-19 | 1995-12-26 | Farmer Mold & Machine Works, Inc. | Resistive electrode |
| US5626984A (en) * | 1995-11-16 | 1997-05-06 | Albini; Salvatore | Battery terminal system |
-
1997
- 1997-05-22 JP JP9132312A patent/JPH10321199A/ja not_active Withdrawn
- 1997-09-19 US US08/944,052 patent/US6030723A/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102859745A (zh) * | 2010-03-09 | 2013-01-02 | Vb汽车电池有限责任公司 | 用于蓄电池的连接极和蓄电池壳体 |
| JP2012094372A (ja) * | 2010-10-27 | 2012-05-17 | Miyagawa Kasei Ind Co Ltd | 蓄電池の蓋、蓄電池の筐体および蓄電池 |
| US20190273241A1 (en) * | 2018-03-05 | 2019-09-05 | Johnson Controls Autobatterie Gmbh & Co. Kgaa | Battery terminal |
| US10714734B2 (en) | 2018-03-05 | 2020-07-14 | Cps Technology Holdings, Llc | Cap for battery terminal |
| US10811667B2 (en) | 2018-03-05 | 2020-10-20 | Clarios Germany Gmbh & Co. Kgaa | Battery terminal |
| US11431065B2 (en) | 2018-03-05 | 2022-08-30 | Cps Technology Holdings Llc | Cap for battery terminal |
| US11605864B2 (en) * | 2018-03-05 | 2023-03-14 | Clarios Germany Gmbh & Co. Kg | Battery terminal |
| US11637352B2 (en) | 2018-03-05 | 2023-04-25 | Cps Technology Holdings Llc | Battery terminal |
| JP2022117855A (ja) * | 2021-02-01 | 2022-08-12 | プライムプラネットエナジー＆ソリューションズ株式会社 | 電極端子および該電極端子を備えた二次電池 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6030723A (en) | 2000-02-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH10321199A (ja) | 鉛ブッシングおよび該鉛ブッシングを備えた鉛蓄電池 | |
| US7016178B2 (en) | Capacitor housing | |
| JP4463512B2 (ja) | キャップ組立体を具備した２次電池及びその密閉部材 | |
| EP1120841B1 (en) | Method and structure for connecting batteries | |
| JP2004146362A (ja) | キャップ組立体、これを具備した２次電池及び、キャップ組立体の製造方法 | |
| JP2000149918A (ja) | 二次電池 | |
| JPS6125242Y2 (ja) | ||
| JP2000138055A (ja) | 非水電解質電池 | |
| CN115911773A (zh) | 一种全极耳圆柱动力电池及其制备方法 | |
| JP3092923B2 (ja) | 電池間接続構造、その方法、電池、電池モジュール、その製造方法 | |
| US6235424B1 (en) | Cap assembly for secondary battery and method for assembling the same | |
| JP7054454B2 (ja) | 二次電池の製造方法 | |
| US20080076020A1 (en) | Electrical Connection Structure for a Core Assembly of a Secondary Lithium Battery | |
| JP4576641B2 (ja) | 電池の製造方法 | |
| JPH11288703A (ja) | 電 池 | |
| JP2000164198A5 (ja) | ||
| JP2588535Y2 (ja) | 密閉式角形電池 | |
| JP2002320353A (ja) | モータ及びリード線接合方法 | |
| JPH07211308A (ja) | 鉛蓄電池の端子部 | |
| JPH0620286Y2 (ja) | リード端子付き偏平形電池 | |
| WO2023157595A1 (ja) | 円筒形電池およびその製造方法 | |
| JPH0112378Y2 (ja) | ||
| JPH11176418A (ja) | 密閉型電池 | |
| JPH1140135A (ja) | 筒状電池 | |
| JPS61176053A (ja) | 密閉型電池 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040803 |