JPS5846536Y2 - 浮遊式金属空気電池 - Google Patents

浮遊式金属空気電池

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Publication number
JPS5846536Y2
JPS5846536Y2 JP17746478U JP17746478U JPS5846536Y2 JP S5846536 Y2 JPS5846536 Y2 JP S5846536Y2 JP 17746478 U JP17746478 U JP 17746478U JP 17746478 U JP17746478 U JP 17746478U JP S5846536 Y2 JPS5846536 Y2 JP S5846536Y2
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JP
Japan
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liquid
tank
inner tank
wall
sides
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Expired
Application number
JP17746478U
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English (en)
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JPS5596578U (ja
Inventor
好 星野
Original Assignee
古河電池株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 古河電池株式会社 filed Critical 古河電池株式会社
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Publication of JPS5596578U publication Critical patent/JPS5596578U/ja
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    • Y02E60/128

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  • Primary Cells (AREA)
  • Hybrid Cells (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、海面、湖水面等に投入し、海難救助用機器電
源、各種浮標灯等として通常使用する浮遊式金属空気電
池に関する。
出願人は、先に此種電池として、中心に空気室をその両
側に液室を構成したバランスの良い電池を提供した(実
願昭52−40953号、実開昭53136522)。
然し乍ら、か・るバランスの良い電池を製作するために
、第1図示及び第2図示のように構成した。
即ち、外槽aは底面の開放した外槽枠体a −1とその
底面に固着される底筐体a−2とから成り、該外槽枠体
a−1の底面から内槽すを挿嵌しその内槽すの上端開口
縁を外槽枠体a−1の内面に突設した隔壁Cに当接し、
該当接部dを接着剤で液密に結着し、その底面に外槽底
筐体a−2を結着し、かくして内槽Cと外槽aとにより
中心に空気室eとその両側に該空気室C′に対し液密に
区画された液室f、fを構成していた。
従って、該内槽すと隔壁Cとの当接部dの液密結着作業
は面倒且つ困難であり、しばしばその液密結着が不完全
なものとなり、従って又鉄部の厳重な水蜜テストが要求
される不都合がある。
本考案は、か・る欠点を解消し、空気室と両側の液室と
の液密結着作業をなくし、その水蜜テストの要求されな
い、而も組立、製作の容易な浮遊式金属空気電池を提供
したもので、内部を空気室2とする内槽1とその上端口
縁から両側に延長した隔壁3,3とその上方に延びる上
部空間用囲壁4とから成る1体成形筐体Aを形成し、該
筐体Aの外面に、その隔壁3,3の下方に形成された空
間5,5を囲繞して、該内槽1の透窓6,6に液密に固
着した空気極板7,7の前方に、内面に金属極板8,8
を固着し、且つ液入孔9,9を穿設した外槽側壁10.
10を固設して前記空間5,5内を液室としたことを特
徴とする。
次に本考案実施例を添付図面につき説明する。
第3図及び第4図は、本考案実施例の一例を示し、合成
樹脂を材料とし、短形状の内槽1とその広幅の両側壁1
a、1aの上縁に庇状に張出した隔壁3.3とその上面
に正方形の外槽上部空間用囲壁4とを1体成形した筐体
Aを設け、その成形特に、該広幅の両側壁1a、1aに
透窓6,6とその周縁に嵌合溝11,11を隔壁3,3
にリード線挿通孔12゜12、囲壁4に通気取入孔13
.13を設けた。
かくして、筐体Aの該隔壁3,3の下方に従ってその内
槽1の両側壁1a、1aの前面に凹部空間5.5を形成
される。
該透窓6,6に接着剤により液密に空気極板7,7を固
着した後、該内槽1の両側壁1a、1a面に該凹部空間
5,5を被包する筐状の外槽側壁10.10を固設し、
その内部に空間5,5から成る液室を形成した。
かくして、全体として四囲外周面の平坦な柱状電池容器
が形成される。
各該筐状外槽側壁10は、合成樹脂を材料とした成形体
から威り、その周縁枠壁10 aとその周面に嵌合用突
条14,14と、該枠壁10 aに設けた液入孔9とリ
ード挿通用孔15とを有し、その凹内面に接着剤により
金属極板8を固定し該金属板8に接続した陰極リード線
16を該孔15から外部へ引き出したものに予めつくら
れ、その1対をその嵌合突条14.14で該内槽1両側
に嵌合結着すると共に該リード線16.16をその上方
の隔壁3,3の孔12.12を挿通し、上部囲壁4内の
上部空間17内に導出し、該リード線挿通孔12,12
には接着剤18.18を液密に施す。
該上部囲壁4の上面には、照明灯19を取り着けた蓋板
20を液密に接着する。
内槽1の内部底面には板状おもり21を結着し、その上
面に合成樹脂板22を被覆結着する。
23は、空気極板7,7に接続した陽極リード線を示し
、陽極リード線16.16と直列に接続し、その導出端
16.23は、ランプ19に接続する。
24は液密に撥水性通気膜25を挾持した支持台枠で該
上部空間17内にその囲壁4内面に液密に固着される。
25は台枠24の支柱を26は、蓋板20裏面の邪魔板
を示す。
おもり21は、外槽側壁10.10の底面に設けるよう
にしてもよい。
上記のように構成した電池は、之を海水に投じるときは
、該液入孔9,9より該液室5,5に流入し、かくして
各対向する陰陽極板7,8は作動し、ランプ19を照明
する。
淡水用電池としては、該空間5.5内に食塩を予め収容
して構成する。
このように、本考案の電池は、内槽1に1体成形により
隔壁3,3を設けたので、その外面に筐状外槽壁10,
10を取りつけるだけで簡単に空気室2と両側の液室5
,5が完全に絶縁された電池容器が得られ、又その使用
に於えても全く両室2,5間の液もれの心配がない。
第5図は、本考案の他の実施例を示し、上記の筐状外槽
側壁10に代え、板状外槽側壁10を内槽1の外面に固
着するようにしてもよく、この場合、内槽1の両側壁1
a、la面の両側縁並びに底縁に沿い周縁枠壁10a’
を内槽1の成形時1体に延長突設する。
第6図は、更に他の実施例を示し、前記の各別に両側外
槽側壁10.10を予め設けたものを1体成形筐体Aの
内槽1両側面に取り着けて、両側の液室5.5を形成す
るに代え、内槽1に嵌合し膨出囲壁4底面に係合結着し
、その嵌合状態でその両側に液室5,5が形成される式
の両側外槽側壁10.10を1つに融合せしめた筒状の
合成樹脂槽Bに構成した。
即ち正方形の上端を開放した筒状外槽Bの両側壁10.
10の内面に金属極板8,8を固着したもので、l方1
体成形筐体Aの内槽1の上縁口端に両側縁より延びる隔
壁3,3と他の両側縁より延びる前記筒状外槽Bの上端
口縁と当接する小さい係合突縁27,27を延長突設し
たもので、が・る隔壁3゜3と係合突縁27,27との
下面に嵌合用環状突条28を設け、前記筒状外槽Bが該
内槽1にその大径方向の両側面に内接摺動嵌合しその口
縁を前記突条28に当接嵌合せしめ接着剤を介し固着す
るようにし、かくしてその内槽1の両側壁1a、1aと
筒状外槽Bの対向外槽側壁10.10との間に液室空間
5.5が形所されるようにした。
おもり21は内槽1の底面外面に配置され、嵌着した該
筒状外槽Bの底面壁との間に挟持されるものとした。
第7図は、更に他の実施例を示し、筒状外槽Bを筐体A
に嵌合し、その上端口縁を囲壁4底面係合結着する点で
は同じであるが、内槽1外周に嵌合される筒状外槽Bの
内面には内槽1に嵌合時、両側に2つの液室5,5に区
画するべく内槽1に摺接する区画突壁29 、29を有
し、これにより内槽1と外槽Bとの間に互に区画された
2つの液室5,5を形成するようにした点で異なる。
第8図は、中間部に内槽1をその広幅方向の側で嵌合せ
しめる凹部30を有するコ字状の筒状外槽Bから成り、
その両側壁10.10の内面には金属極板8,8を固定
するための嵌合案内溝31.31を設けたものである。
このように、本考案によるときは、内槽1の上端口縁に
これから延長突出する隔壁3,3とその上面に上部囲壁
4を有する1体成形体Aを設け、その両脚の隔壁3,3
下方の内槽1の両側の空間4,4を残して金属極板8,
8を固着した液入孔9を有する外槽側壁10.10を固
設するようにしたので、極めて簡単に空気室2と完全に
液絶縁された液室5,5が得られ、構造簡単である等の
効果を有する。
【図面の簡単な説明】 第1図は従来の電池の裁断側面図、第2図はその■I−
II線断面図、第3図は本考案実施の1例の断面図、第
4図はその分解斜面図、第5図は他例の要部の分解斜面
図、第6図は更に他例の分解斜面図、第7図は更に他例
の横断面図、第8図は外槽両側壁の変形例の斜面図を示
す。 1・・・・・・内槽、2・・・・・・空気室、3・・・
・・・延長隔壁、4・・・・・・上部空間囲壁、5・・
・・・・空間、6・・・・・・透窓、7・・・・・・空
気極板、8・・・・・・金属極板、9・・・・・・浪人
孔、10・・・・・・外槽側壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 内部を空気室2とする内槽1とその上端口縁から両側に
    延長した隔壁3,3とその上方に延びる上部空間用囲壁
    4とから成る1体成形筐体Aを形成し、該筐体Aの外面
    に、その隔壁3,3の下方に形成された空間5,5を囲
    繞して、該内槽1の透窓6,6に液密に固着した空気極
    板7,7の前方に、内面に金属極板8,8を固着し、且
    つ液入孔9,9を穿設した外槽側壁10.10を固設し
    て前記空間5,5内を液室としたことを特徴とする浮遊
    式金属空気電池。
JP17746478U 1978-12-27 1978-12-27 浮遊式金属空気電池 Expired JPS5846536Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17746478U JPS5846536Y2 (ja) 1978-12-27 1978-12-27 浮遊式金属空気電池

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JP17746478U JPS5846536Y2 (ja) 1978-12-27 1978-12-27 浮遊式金属空気電池

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Publication Number Publication Date
JPS5596578U JPS5596578U (ja) 1980-07-04
JPS5846536Y2 true JPS5846536Y2 (ja) 1983-10-22

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JP17746478U Expired JPS5846536Y2 (ja) 1978-12-27 1978-12-27 浮遊式金属空気電池

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