JPS5928467Y2 - 圧電ブザ−駆動装置 - Google Patents

圧電ブザ−駆動装置

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JPS5928467Y2
JPS5928467Y2 JP18032078U JP18032078U JPS5928467Y2 JP S5928467 Y2 JPS5928467 Y2 JP S5928467Y2 JP 18032078 U JP18032078 U JP 18032078U JP 18032078 U JP18032078 U JP 18032078U JP S5928467 Y2 JPS5928467 Y2 JP S5928467Y2
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JP
Japan
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piezoelectric buzzer
signal
output
circuit
drive device
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JP18032078U
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JPS5597796U (ja
Inventor
修 亀田
Original Assignee
カシオ計算機株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は圧電素子のマイグレーションによる劣化あるい
は破壊を防止するようにした圧電ブザー駆動装置に関す
る。
圧電ブザーは第1図に示すようにチタン酸バリウム系磁
器(PZt) 1を銀電極2a、2bで挾んだような
形状をしており、交流信号3により駆動される。
ところで、上記のように構成された圧電ブザーBZは、
第2図に示すように直流成分4が印加された際、この圧
電ブザーBZが置かれている雰囲気中の水と銀と電気エ
ネルギーとの反応により銀が活性化し、銀の移行により
導通路aが形成され、絶縁破壊、所謂マイグレーション
が起きる。
しかして、従来の圧電ブザーの駆動方法の一つとして第
3図に示すように圧電ブザーBZの両電極に夫々逆位相
の駆動電圧を印加する方法が行われている。
すなわら、交流信号fと0N10FF信号とをナンド回
路5へ印加し、このナンド回路5の出力をインバータ6
a、6bを介して圧電ブザーBZの一方の電極に供給す
ると共にインバータ7を介して圧電ブザーBZの他方の
電極へ供給するようにしたものである。
しかし、この方法では圧電ブザーBZを駆動しないとき
には、両電極に逆位相の電位、すなわち直流成分が常に
印加された状態となり、上述したマイグレーションが起
き、絶縁破壊を起すことになる。
このため従来では第3図に示すように圧電ブザーBZに
コンデンサCを直列に接続して直流成分を除去するよう
にしている。
しかしながら上記従来の駆動方法では、第4図のタイム
チャートに示すように0N10FF信号をローレベルに
して圧電ブザーBZの駆動を停止した時、駆動回路の出
力端子A、B間に逆極性の電圧が生じ、この電圧がコン
デンサCを介して圧電ブザーBZの両電極2a 、2b
間に印加される。
この時コンデンサCへの充電が開始され、その充電が進
むに従って電極2a 、2b間の電圧が低下し、充電が
完了した時点で電圧が零になる。
すなわち、第4図に示すように圧電ブザーBZの駆動を
停止した時点t0からコンデンサCの充電が完了するま
での間、圧電ブザーBZに直流電圧が印加され、マイグ
レーションを生じる原因となる。
また、従来の方法では駆動回路に対してコンデンサCを
外付けしなければならず、外付けの部品点数が増加する
という問題がある。
本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、圧電ブザー
に直流成分が印加されるのを確実に防止し得ると共に、
直流成分阻止用のコンデンサを必要としない圧電ブザー
駆動装置を提供することを目的とする。
以下図面を参照して本考案の一実施例を説明する。
第5図において11はナンド回路で、圧電ブザー駆動用
の交流信号f及び0N10FF信号が入力される。
そして、このナンド回路11の出力はインバータ12a
、12bを介して駆動回路の出力端子Aより圧電ブザー
BZの一方の電極2aへ供給される。
また、上記ナンド回路11の出力は上記0N10FF信
号と共にアンド回路13へ入力され、このアンド回路1
3の出力がインバータ14を介して駆動回路の出力端子
Bより圧電ブザーBZの他方の電極2bへ供給される。
次に上記のように構成された本考案の動作を第6図のタ
イムチャートを参照して説明する。
第6図すに示す0N10FF信号として゛°H″レベル
、つまり1”信号が与えられると、ナンド回路11及び
アンド回路13のゲートが開かれ、ナンド回路11から
第6図Cに示すように交流信号fを反転した信号が出力
され、さらにとのナンド回路11の出力が第6図dに示
すようにアンド回路13かも出力される。
そして、ナンド回路11の出力はインバータ12a、1
2bを介して圧電ブザーBZの一方の電極2aへ供給さ
れ、アンド回路13の出力はインバータ14で反転され
て圧電ブザーBZの他方の電極2bへ入力される。
従って出力端子A、Bから出力される信号は、第6図e
、fに示すように互に逆位相の状態となり、所定の電位
差を生じて圧電ブザーBZを駆動する。
そして、0N10FF信号が第6図の11時点でL”レ
ベルつマリ″O”信号レベルニナったとすると、ナンド
回路11の出力が第6図すに示すように”1″、アン、
ド回路13の出、幻が第6図dに示すようにO”となる
上記ナンド回路11の″1″信号出力はインバータ12
a、12bを介して”1″信号レベルのまま出力端子A
へ出力され、アンド回路13の″′O°′信号出力はイ
ンバータ14により”1′′信号に反転されて出力端子
Bへ出力される。
すなわち、出力端子A、Bには第6図e、fに示すよう
に共に゛1″信号が出力され、圧電ブザーBZの両電極
2a、2bは同電位となり、0バイアス状態となる。
このように本考案においては、OFF信号が与えられる
と同時に圧電ブザーBZの両電極2a。
2bの電位が等しくなり、圧電ブザーBZへの直流成分
の印加を確実に防止することができる。
また、従来使用されていたコンデンサを必要としないの
で、外付けの部品点数を減少でき、部品管理が容易とな
ると共に製作工程を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は圧電ブザーの構成及び駆動手段を示す図、第2
図は圧電ブザーのマイグレーションによる導通状態を示
す図、第3図は従来の圧電ブザー駆動装置を示す図、第
4図a ”−eは第3図の動作を説明するためのタイム
チャート、第5図は本考案の一実施例を示す回路構成図
、第6図a −fは同実施例の動作を説明するためのタ
イムチャートである。 11・・・・・・ナンド回路、12a、12b、14・
・・・・・インバータ、13・・・・・・アンド回路、
BZ・・・・・・圧電ブザー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 圧電ブザー駆動用交流信号及び0N10FF信号が入力
    される第1のゲート回路と、この第1のゲート回路の出
    力及び上記0N10FF信号が入力される第2のゲート
    回路と、上記第1.第2のゲート回路の出力信号が電極
    間に供給される圧電ブザーとを具備し、ON信号が与え
    られている間は上記圧電ブザーの電極間に逆極性の信号
    が供給され、OFF信号が与えられている間は圧電ブザ
    ーの電極間に同位相の信号が供給されるように上記第1
    及び第2のゲート回路を構成したことを特徴とする圧電
    ブザー駆動装置。
JP18032078U 1978-12-27 1978-12-27 圧電ブザ−駆動装置 Expired JPS5928467Y2 (ja)

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JPS5597796U JPS5597796U (ja) 1980-07-07
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JP5406807B2 (ja) * 2010-09-01 2014-02-05 リンナイ株式会社 鳴動素子駆動装置

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JPS5597796U (ja) 1980-07-07

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