JPH0533875B2 - - Google Patents

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JPH0533875B2
JPH0533875B2 JP61057462A JP5746286A JPH0533875B2 JP H0533875 B2 JPH0533875 B2 JP H0533875B2 JP 61057462 A JP61057462 A JP 61057462A JP 5746286 A JP5746286 A JP 5746286A JP H0533875 B2 JPH0533875 B2 JP H0533875B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
drive
charge
capacitance
coupled device
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61057462A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62214664A (ja
Inventor
Takashi Ito
Sumio Kato
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP61057462A priority Critical patent/JPS62214664A/ja
Publication of JPS62214664A publication Critical patent/JPS62214664A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電荷結合素子の駆動回路に関し、
特にその低消費電力化を図つたものに関するもの
である。
〔従来の技術〕
電荷結合素子(以下CCDと記す)は、小型、
軽量、低消費電力といつた特徴により近年イメー
ジセンサ等に数多く利用されているが、電荷の転
送を行なう駆動回路に関しては必ずしも低消費電
力とはいえない。その理由は駆動回路がCCDの
電荷転送電極容量及び電極間容量を充放電すると
きに電力を消費するからである。
そこでこうした問題を解決するために、例えば
特開昭56−80893号公報に示された電荷転送素子
の駆動方式では電極間にインダクタンスを配設
し、インダクタンスと電極間容量による共振点を
転送周波数と等しくすることで低消費電力化を図
つている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この駆動方法ではCCD遅延線
のように、連続して信号を転送する用途には有用
であるが、駆動信号が周期的に休止するイメージ
センサ等におけるCCDでは、駆動信号休止中に
インダクタンスを通して電流が流れるため、かえ
つて消費電力が増加するという問題があつた。
この発明は上記のような問題を解消するために
なされたもので、駆動信号に休止期間があるもの
であつても、低消費電力でCCDを駆動できる電
荷結合素子の駆動回路を提供せんとするものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕 この発明に係る電荷結合素子の駆動回路は、休
止期間を有し位相の相異なる複数の駆動信号を使
用して電荷結合素子を駆動するものにおいて、電
荷結合素子の駆動電極に接続され上記複数の駆動
信号が印加される各駆動信号線間に接続されたイ
ンダクタンスおよびキヤパシタンスからなり、そ
の直列共振点が上記駆動信号の休止繰り返し周波
数と転送周波数との間に設定されるとともに、本
回路と本回路が駆動すべき電荷結合素子の等価容
量とからなる並列回路の並列共振点が上記転送周
波数の近傍に設定されるようにその回路定数が設
定されている直列回路を設けるようにしたもので
ある。
〔作用〕
この発明においては、上述のように回路を構成
したことにより、直列回路中のキヤパシタンスに
より駆動信号の休止期間中に流れるCCD駆動電
流が阻止されるから、電荷結合阻止の低消費電力
駆動化が達成される。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図について説明す
る。
まず、本発明の一実施例による電荷結合素子の
駆動回路の説明に先立つてCCDの構造について
説明する。
第3図は2相CCDの電極断面図を示している。
図中3,4は駆動電極であり、これらは酸化絶縁
膜2を介してシリコン基板1上に形成されてお
り、電荷は電極に駆動電圧φ1,φ2を印加するこ
とにより生じた、シリコン基板中のポテンシヤル
井戸の中を転送される。
このような電極構造を持つたCCDの等価回路
は、第4図で示される。第4図aにおいて、C1
は電極3、絶縁酸化膜2、シリコン基板1で形成
されるMOSキヤパシタンス、C2は電極4、絶縁
酸化膜2、シリコン基板1で形成されるMOSキ
ヤパシタンスである。又、C3は電極3,4のオ
ーバーラツプ等により形成される電極間容量であ
る。
ここでC1≒C2とするとC1+C3≒C2+C3≒C0
る容量が仮定でき、これは2相CCDの等価容量
と考えられる。第4図bはこの等価容量C0を用
いて表示した等価回路である。
次に電極3,4に印加する駆動信号φ1,φ2
5図に示す。
第5図aは転送周期t1、休止期間t2、繰り返し
周期Tの駆動信号φ1,φ2を示しており、φ1とφ2
とで180°位相が異なる。この信号波形をイメージ
センサの水平転送CCDにあてはめると、t1は1画
素転送周期、t2は水平ブランキング期間、Tは1
水平周期に対応する。第5図bは同図aの駆動信
号のエネルギー分布を周波数領域にて解析したも
ので、1/T及び1/t1の周波数にエネルギーが
集中していることが分かる。
第1図は本発明の一実施例による電荷結合素子
の駆動回路を示す。同図は第4図bの等価回路を
用いてその構成を示したものである。第1図中の
L及びCは直列接続されたインダクタンス及びキ
ヤパシタンスで、電極3,4より見たインピーダ
ンスZは抵抗分を無視した場合、リアクタンスX
のみとなり、 Z=jX=j・ω・L−1/ω・C/C+C0/C−ω2
・L・C0 で表わされる。
第2図aは上式の関係をグラフで表わしたもの
で、リアンクタンスX“+”は誘導性、“−”は容
量性を示す。又、f∞はリアクタンスXが±∞と
なる周波数、即ちイングタンスL、キヤパシタン
スC、C0による反共振点であり、これは で与えられる。
またf0はリアクタンスXが0になる周波数、即
ちインダクタンスL、キヤパシタンスCによる直
列共振点で、これは で与えられる。
第5図の駆動信号を第1図の回路に加えた場
合、第5図bよりエネルギーは1/t1の周波数に
集中していることが分かつているので、この周波
数におけるリアクタンスXが大となるように第1
図の回路定数を設定すると、CCDの充放電に寄
与する電流はほとんど本駆動回路を流れ、外部か
らの駆動電力が軽減される。即ち、この1/t1
おけるリアクタンスXを大きくすることは並列共
振点を転送周波数に設定することを意味し、この
場合の定数は次式を満足するL、Cで与えられ
る。
次にリアクタンスXが0となる周波数(直列共
振点)は、第5図bのパワーが最も少ない周波数
に設定するとよい。駆動信号をイメージセンサの
水平駆動信号とした場合の駆動電力Pと、直列共
振点f0との関係を第2図bに示す。これからf0
転送周波数と休止繰り返し周波数との中央1/tn
に設定すればよいことが分かり、この場合の定数
は次式を満足するL、Cで与えられる。
以上のように並列共振点を転送周波数に、直列
共振点を転送周波数と休止繰り返し周波数の中央
に設定することで、第1図の回路は低消費電力と
なることがわかる。
なお、上記実施例では2相CCDの場合につい
て説明したが、4相CCDや3相CCDであつても
第4図と同じ要領で駆動電極の等価容量変換を行
ない、等価容量C0のそれぞれに直列接続したイ
ンダクタンスとキヤパシタンスを接続すればよ
く、上記実施例と同様の効果を奏する。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明に係る電荷結合素子の
駆動回路によれば、休止期間を有し位相の相異な
る複数の駆動信号を使用して電荷結合素子を駆動
するものにおいて、電荷結合素子の駆動電極に接
続され上記複数の駆動信号が印加される各駆動信
号線間に接続されたインダクタンスおよびキヤパ
シタンスからなり、その直列共振点が上記駆動信
号の休止繰り返し周波数と転送周波数との間に設
定されるとともに、本回路と本回路が駆動すべき
電荷結合素子の等価容量とからなる並列回路の並
列共振点が上記転送周波数の近傍に設定されるよ
うにその回路定数が設定されている直列回路を設
けるようにしたので、直列回路中のキヤパシタン
スにより駆動信号の休止期間中に流れるCCD駆
動電流が阻止され、イメージセンサ等に使用する
CCDを、少ない消費電力で駆動できる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による電荷結合素子
の駆動回路の等価回路図、第2図は第1図の特性
を説明する図、第3図はCCDの電極断面図、第
4図は2相CCDの等価容量を示す図、第5図は
駆動信号波形とそのエネルギー分布を示す図であ
る。 図において、Lはインダクタンス、Cはキヤパ
シタンス、C0はCCDの等価容量である。なお図
中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 休止期間を有し位相の相異なる複数の駆動信
    号を使用して電荷結合素子を駆動する回路におい
    て、 電荷結合素子の駆動電極に接続され上記複数の
    駆動信号が印加される各駆動信号線間に接続され
    たインダクタンスおよびキヤパシタンスからな
    り、その直列共振点が上記駆動信号の休止繰り返
    し周波数と転送周波数との間に設定されるととも
    に、本回路と本回路が駆動すべき電荷結合素子の
    等価容量とからなる並列回路の並列共振点が上記
    転送周波数の近傍に設定されるようにその回路定
    数が設定されている直列回路を備えたことを特徴
    とする電荷結合素子の駆動回路。
JP61057462A 1986-03-14 1986-03-14 電荷結合素子の駆動回路 Granted JPS62214664A (ja)

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JPS62214664A JPS62214664A (ja) 1987-09-21
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JP2798932B2 (ja) * 1988-06-15 1998-09-17 株式会社東芝 電荷結合素子の駆動装置

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JPS6017070B2 (ja) * 1979-06-27 1985-04-30 アロカ株式会社 水中ラドンの連続測定方法および装置

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