JPS5928130Y2 - 自動二輪車のエンジン始動用キツクア−ム - Google Patents

自動二輪車のエンジン始動用キツクア−ム

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Publication number
JPS5928130Y2
JPS5928130Y2 JP13257078U JP13257078U JPS5928130Y2 JP S5928130 Y2 JPS5928130 Y2 JP S5928130Y2 JP 13257078 U JP13257078 U JP 13257078U JP 13257078 U JP13257078 U JP 13257078U JP S5928130 Y2 JPS5928130 Y2 JP S5928130Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
kick arm
support shaft
annular groove
kick
arm support
Prior art date
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Expired
Application number
JP13257078U
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English (en)
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JPS5549047U (ja
Inventor
武志 塚原
Original Assignee
本田技研工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 本田技研工業株式会社 filed Critical 本田技研工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動二輪車におけるエンジン始動用キックアー
ムに関するもので、その格納位置と使用位置との間の回
動不良を防止することを特徴とする 特にオフロードを走行するモトクロス型自動二輪車の場
合、キックアーム支軸とキックアームの軸受ボスとの嵌
合面に水・泥の侵入が激しいため、エンジン始動に際し
往々キックアームを使用位置に回せない場合があったり
、あるいは水・泥等が侵入した曾ま放置してかくなどす
ると、さびつき、或いは泥詰まりによってキックアーム
支軸を中心とするキックアームの回転を妨げることがあ
る。
従来水・泥の侵入を防ぐため、キックアーム取付個所を
含めてその周辺全体をゴムキップで覆ったものがあるけ
れども、キャップの一部に、キックアームや支軸固着用
ボルトを挿通するための穴或いは切欠かあり、又キック
アームの回動によってキャップがねじれて開くことがあ
り、水・泥の侵入を完全に防ぐことはできなかった。
本考案は上記の点に鑑み、キックアーム支軸とキックア
ームの軸受ボスとの嵌合面に対する水・泥の侵入を完全
に防止するために、その嵌合面のみを覆う簡単な構造を
提供するもので、その構造を図面について説明すると、
1は下部車体フレーム、2はエンジン、3は端部がエン
ジンの側面に突出しているキックスメータ軸にして、そ
の端部にボス部材4□がセレーション結合され、そのボ
ス部材4□は、後述のキックアームの軸受ボス1を受け
る支持面4゜を有し、その支持面上に、その面42より
小径のキックアーム支軸4をキックスメーメ軸3の軸線
方向と直角に一体に設けている。
キックスメータ軸3はキックアーム支軸4が上を向いた
位置で常に正寸るようになっている。
キックアーム5は先端部にL字形に曲がった足掛け6、
基部に軸受ボスTを有し、そのボス1と上記キックアー
ム支軸4との嵌合により支持され。
その支軸4を中心として格納位置(第2図実線示)と使
用位置(第2図鎖線示)との間(約90°)回転可能で
ある。
上記キックアーム5の格納位置及び使用位置は、キック
ア−ム支軸4のボス4□の側面A及び正面Br1c、キ
ックアーム5の下端に形成したストッパ8が当ることに
よって規制される。
なお格納状態においてキックアーム5がみだリニ回らな
いように、キックアーム5のボス7とキックアーム支軸
4との嵌合面にクリック止め機構(ボール9・ばね10
・凹部11)を備えている。
12はキックスターメ軸3に対するボス部材4□の固着
用ボルト、13はキックアーム支軸4より大径で軸受ボ
ス7の端面の略全面を覆う形状大きさのワッシャ、14
は軸受ボスTの抜止め用サークリップ、15はボール収
容孔16のめくら栓である。
キックアーム支軸4とキックアーム5の軸受ボスIとの
嵌合面の上下両端において軸受ボス1の側に、それぞれ
上面及び下面に開放している環状溝11が形成されてい
て、その上下の環状溝17の中にそれぞれダストシール
18が装填されている。
そして上側のダストシール18は、軸受ボス7の上端面
にあてがったワッシャ13、すなわチ環状溝17の開放
面を覆っているワッシャ13によって、又下側のダスト
シール18は、ボス部材4□の上面42によって何れも
キックアーム支軸4の軸線方向に押圧されて環状溝17
の周内判面(一方はキックアーム支軸4の外周面)及び
底面に接している。
図示例のダストシール18はリップ付きのものを用いて
いるが、Oリングなどその他のシール部品を使用するこ
ともできる。
環状溝17はキックアーム支軸4の側に形成することも
ある。
又図示例はキックアーム5の軸受ボスIが円筒状、すな
わちキックアーム支軸4が貫通するため、シール部品1
8を両者4,7の嵌合面の上下両端にはめたが、軸受ボ
ス7の上端面がふさがっている、すなわちキャップ形の
ものの場合は、シール部品18は嵌合面の下端側にはめ
るだけでよい。
本考案キックアームは、上記のようにキックアーム支軸
4とそれにはすっているキックアーム5の軸受ボス1と
の嵌合面の端部で伺れか一方の側の嵌合面に、軸線方向
に開放した環状溝17を形成し、その環状溝17に装填
したシール部品18を、環状溝17の開口面にあてがっ
た部材4゜13で押圧したから、シール部品18は環状
溝17の中に完全に封じ込められ、且つ環状溝1Tの周
内側面及び底面に密着させられる。
従ってキックアーム5を使用位置に回し、これを踏んで
操作する時、シール部品18に円周方向並びに軸線方向
と直交する方向の荷重が作用しても、シール部品18と
その外周面との間にすき間を生じることがないもので、
キックアーム支軸4とキックアーム5の軸受ボスIとの
嵌合面に対する水や泥の侵入を防止できて、キックアー
ム5の格納位置と使用位置との間の回動を常に円滑にす
る効果がある。
又シール部品18の損耗も少ない。
【図面の簡単な説明】
第1図はキックアームの単性は状態を示す側面図、第2
図はその拡大平面図、第3図は本考案の要部を示す縦断
面図。 3はキックア−ム 、41/iキツクアーム支軸、4□
はボス部材、4□は支持面、5はキックアーム、6は足
掛け、7は軸受ボス、13はワッシャ、17は環状溝、
18はダストシール。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キックスターメ軸3の端部にセレーション結合したボス
    部材4□にキックアーム支軸4を一体に備え、そのキッ
    クアーム支軸4にキックアーム5の軸受ボス7を嵌合し
    た自動二輪車のエンジン始動用キックアームにおいて、
    上記キックアーム支軸4とキックアーム5の軸受ボスT
    との嵌合面の端部で伺れか一方の側の嵌合面に、軸線方
    向に開放した環状溝17を形成し、その環状溝17に装
    填したシール部品18を環状溝17の開口面にあてがっ
    た部材42.13で押圧して、シール部品18を環状溝
    17の底面及び両内側面に接触させた自動二輪車のエン
    ジン始動用キックアーム。
JP13257078U 1978-09-27 1978-09-27 自動二輪車のエンジン始動用キツクア−ム Expired JPS5928130Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13257078U JPS5928130Y2 (ja) 1978-09-27 1978-09-27 自動二輪車のエンジン始動用キツクア−ム

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JP13257078U JPS5928130Y2 (ja) 1978-09-27 1978-09-27 自動二輪車のエンジン始動用キツクア−ム

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Publication Number Publication Date
JPS5549047U JPS5549047U (ja) 1980-03-31
JPS5928130Y2 true JPS5928130Y2 (ja) 1984-08-14

Family

ID=29100230

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JP13257078U Expired JPS5928130Y2 (ja) 1978-09-27 1978-09-27 自動二輪車のエンジン始動用キツクア−ム

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JP5555519B2 (ja) * 2010-03-24 2014-07-23 本田技研工業株式会社 鞍乗型車両用キックペダル機構

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JPS5549047U (ja) 1980-03-31

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