JPH0138380Y2 - - Google Patents

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JPH0138380Y2
JPH0138380Y2 JP1568284U JP1568284U JPH0138380Y2 JP H0138380 Y2 JPH0138380 Y2 JP H0138380Y2 JP 1568284 U JP1568284 U JP 1568284U JP 1568284 U JP1568284 U JP 1568284U JP H0138380 Y2 JPH0138380 Y2 JP H0138380Y2
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JP
Japan
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valve
rubber lining
valve body
female threaded
threaded piece
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JP1568284U
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JPS60128067U (ja
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  • Sliding Valves (AREA)
  • Mechanically-Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、弁箱に回転自在に設けた弁棒のネジ
部と、表面全体にゴムライニングを有する摺動弁
体に嵌着した金属製メネジコマとを螺合した弁に
関する。
従来、上記弁において、第5図に示すように、
摺動弁体2に嵌着した金属製メネジコマ4の端面
のうち弁棒3の弁箱内先端側に位置するもの4a
と、摺動弁体表面の防蝕用ゴムライニング5とを
直接面対向させていたのであるが、弁棒3の閉弁
側への回転操作に伴ない全閉近くにおいて、弁体
2からの反力によりメネジコマ4の端面4aとゴ
ムライニング5とが強く圧接された状態で、メネ
ジコマ4に弁棒3からの回転力が作用してメネジ
コマ端面4aとゴムライニング5とが摺接するた
めに、開閉頻度が多い場合や、弁棒回転操作力が
大きい場合にゴムライニング5が摩損してしま
い、弁体2の耐蝕性が損なわれる問題があつた。
本考案の目的は、スペーサを用いた合理的改良
で、弁棒の閉弁側への回転操作に伴なう弁体ゴム
ライニングの摩損を効果的に防止する点にある。
本考案の特徴構成は、摺動弁体表面のゴムライ
ニングに対する摩擦係数よりもメネジコマに対す
る摩擦係数の方が小さい材料から成るスペーサ
を、前記メネジコマの端面のうち弁棒の弁箱内先
端側に位置するものと、前記ゴムライニングとの
間に介装してあることにあり、その作用、効果は
次の通りである。
つまり、弁棒の閉弁側への回転操作に伴ない弁
体からの反力によりメネジコマの端面がそれに対
向する弁体表面のゴムライニング側に強く押圧さ
れた状態で回転したとしても、スペーサーのゴム
ライニング及びメネジコマに対する摩擦係数の大
小から、メネジコマの回転に伴なう相対摺接をス
ペーサーとメネジコマの間でのみ行なわせること
ができる。
その結果、メネジコマとの直接的な相対摺接に
よるゴムライニングの摩損を効果的に防止でき
て、弁体の耐蝕性を長期にわたつて良好に維持で
きるようになつた。
次に実施例を第1図ないし第3図に基づいて説
明する。
弁流路Fを形成する短管状部1aを備えた弁箱
1に、弁流路Fを遮断する状態と弁箱1内の収納
空間Aに格納されて弁流路Fを開く状態とにわた
つて摺動自在な弁体2を内装すると共に、弁箱1
に回転自在に支承した弁棒3の弁箱内先端側ネジ
部3aと、弁体2に嵌着した金属製メネジコマ4
とを螺合することにより、弁棒3と弁体2とを連
動連結し、もつて、弁棒3の回転操作により摺動
弁体2を開閉操作する仕切弁を構成してある。
前記弁体2の外表面、及び、開弁時において弁
棒3が挿入される空間B側の内表面の全面にわた
つてゴムライニング5を付設し、弁体2の防蝕を
図つてある。
弁体2に対する相対回転を規制するために外周
形状を長方体形状に形成した前記メネジコマ4
を、弁体2の前記内方空間B側に形成した嵌合用
凹部2aと嵌合させるに、メネジコマ4の端面の
うち弁棒3の弁箱内先端側に位置する端面4a
と、それに面対向する嵌合用凹部2aの表面に付
設されたゴムライニング5との間に、弁棒ネジ部
3a挿通用孔6a、並びに、嵌合用凹部2aの形
状に沿う屈曲係止部6bを備えたスペーサー6を
介装すると共に、そのスペーサー6を、それのゴ
ムライニング5に対する摩擦係数よりも金属製メ
ネジコマ4に対する摩擦係数の方が小となる金属
材質で構成してある。
つまり、弁棒3を閉弁側に回転操作することに
伴ない全閉近くにおいて、弁体2からの反力によ
りメネジコマ4の端面4aがそれに対向するゴム
ライニング5側に押圧された状態で、弁棒3から
の回転力によりメネジコマ4が嵌合スキマ範囲内
で回転したとしても、その回転に伴なう相対摺接
をメネジコマ4とスペーサー6との間のみで行な
わせられるようにし、そのことによつて、メネジ
コマ4との相対摺接に起因したゴムライニング5
の摩損を効果的に防止するように構成してある。
次に別実施例を説明する。
第4図に示すように、メネジコマ4の端面のう
ち弁棒3の弁箱内先端側端面4aと、それに対向
するゴムライニング5との間に前記金属製スペー
サー6を介装するに加えて、メネジコマ4の他方
側端面4bとそれに対向するゴムライニング5と
の間にも、同構成のスペーサ6′を介装し、開弁
操作時におけるゴムライニング5の摩損にも対処
するように構成しても良い。
スペーサー6の具体的材質は、弁体表面のゴム
ライニング5に対する摩擦係数よりも金属製メネ
ジコマ4に対する摩擦係数の方が小となるもので
あれば、金属やプラスチツク等、種々の材質を適
用できる。
又、スペーサー6の具体的形状も種々の改良が
可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は本考案の実施例を示し、
第1図は、縦断面図、第2図は、要部の拡大断面
図、第3図は、同分解斜視図である。第4図は、
本考案の別実施例を示す第2図に相当する図であ
る。第5図は従来例を示す拡大断面図である。 1……弁箱、2……弁体、3……弁棒、3a…
…ネジ部、4……メネジコマ、4a……メネジコ
マ端面、5……ゴムライニング、6……スペー
サ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁箱1に回転自在に設けた弁棒3のネジ部3a
    と、表面全体にゴムライニング5を有する摺動弁
    体2に嵌着した金属製メネジコマ4とを螺合した
    弁であつて、前記ゴムライニング5に対する摩擦
    係数よりも前記メネジコマ4に対する摩擦係数の
    方が小さい材料から成るスペーサ6を、前記メネ
    ジコマ4の端面のうち前記弁棒3の弁箱内先端側
    に位置するもの4aと、前記ゴムライニング5と
    の間に介装してある弁。
JP1568284U 1984-02-06 1984-02-06 Granted JPS60128067U (ja)

Priority Applications (1)

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JP1568284U JPS60128067U (ja) 1984-02-06 1984-02-06

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JP1568284U JPS60128067U (ja) 1984-02-06 1984-02-06

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60128067U JPS60128067U (ja) 1985-08-28
JPH0138380Y2 true JPH0138380Y2 (ja) 1989-11-16

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ID=30501745

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JP1568284U Granted JPS60128067U (ja) 1984-02-06 1984-02-06

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JP5569777B2 (ja) * 2010-02-09 2014-08-13 株式会社栗本鐵工所 ソフトシール仕切弁

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JPS60128067U (ja) 1985-08-28

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