JPH0341071Y2 - - Google Patents

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JPH0341071Y2
JPH0341071Y2 JP14272586U JP14272586U JPH0341071Y2 JP H0341071 Y2 JPH0341071 Y2 JP H0341071Y2 JP 14272586 U JP14272586 U JP 14272586U JP 14272586 U JP14272586 U JP 14272586U JP H0341071 Y2 JPH0341071 Y2 JP H0341071Y2
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bush
rotor
wave washer
stepped surface
guide contact
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JP14272586U
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JPS6351134U (ja
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Landscapes

  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、内燃機関のスロツトルバルブの開度
を検出するスロツトルセンサに関する。
〈従来の技術〉 従来のこの種のスロツトルセンサとして、従来
例えば第3図に示すものが知られている(実開昭
61−36508号公報等参照)。
これについて説明すると、図示しないスロツト
ルチヤンバの外壁に固定されるケース底板1にブ
ツシユ2を固定し、このブツシユ2の内周側にガ
イドコンタクト3を回転自在に装着している。
そして、このガイドコンタクト3に設けた穴に
はスロツトルバルブのバルブシヤフト4の端部を
圧入固定してバルブシヤフト4とガイドコンタク
ト3とを一体に回転させるようにしている。
一方、前記ブツシユ2の外周側には外周面を下
方に向かう円錐面とした軸受部5を介して板状の
ロータ6を回転自在に装着し、このロータ6の下
面と前記ブツシユ2外周の段付面2aとの間にウ
エーブワツシヤ7を介在させることにより、ロー
タ6の内周の円錐面を軸受部5の外周の円錐面に
摺接させている。
前記ガイドコンタクト3の上端部に設けたアー
ム3aの先端部に回転前後方向から当接する突起
6cをロータ6の上面に形成しており、これによ
り、ガイドコンタクト3とロータ6とを回転方向
に係合している。従つて、バルブシヤフト4に連
動してガイドコンタクト3が回転すると、ロータ
6も回転する。
又、ロータ6の下方には抵抗体8を配設し、こ
の抵抗体8を前記ブツシユ2の外周側に固定して
いる。前記ロータ6の下面から下方に延びる板ば
ね9aの先端に固定した可動接点9を前記抵抗体
8の表面に摺動自在に圧接保持させることによ
り、抵抗体8に設けた固定接点(図示省略)と前
記可動接点9との間隔をバルブシヤフト4の回転
に伴つて変化させ、これにより、スロツトルバル
ブの開度を固定接点と可動接点9との間の電気抵
抗値として検出するようにしている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 ところで、このようなスロツトルセンサにおい
ては、ロータ6が回転する際、ウエーブワツシヤ
7も回転するので、該ウエーブワツシヤ7が横方
向等に移動することにより、ブツシユ2と接触し
て摩耗を生じたり、回転トルクが大きくなること
が生じる。
このため、従来から、ウエーブワツシヤ7の装
着部(具体的にはブツシユ2外周の段付面の内側
コーナ部)にグリスを塗布するようにしている。
しかし、このようにグリスを塗布することによ
り、スロツトルセンサの生産工程や使用時に、か
かるグリスが第4図に示すようにポテンシヨメー
タ部分に流れ出したり、飛散したりして付着する
という事態が生じる。
この結果、グリスがカーボンの摩耗粉と混合し
て固渇することにより、センサ出力の瞬断が発生
し、これによつて、車両の加速時にガクガクする
等の不具合が発生するという問題点があつた。
そこで、本考案はかかる従来の実情に鑑み、ウ
エーブワツシヤの装着部に塗布したグリスがポテ
ンシヨメータ部分に流れ出したり、飛散したりす
るのを防止することを目的とする。
〈問題点を解決するための手段〉 このため、本考案は、固定部材に固定されたブ
ツシユと、該ブツシユの内周側に回転自在に支持
され、スロツトルバルブのバルブシヤフト端部と
連結されるガイドコンタクトと、該ガイドコンタ
クトに回転方向に係合され前記ブツシユの外周に
設けた軸受部に回転自在に装着されるロータと、
前記ブツシユの外周側に回転自在に嵌挿されると
共に該ブツシユの段付面に載置されて前記ロータ
を軸受部端面に摺接させるウエーブワツシヤと、
を備え、ロータの回転位置によりスロツトルバル
ブの開度に応じた電気的信号を取り出すようにし
た内燃機関のスロツトルセンサにおいて、前記ブ
ツシユの段付面に前記ウエーブワツシヤを取り囲
むように周方向に連続する環状のリブを設けた構
成とする。
〈作用〉 そして、かかる構成では、環状のリブによつ
て、ウエーブワツシヤの装着部に塗布したグリス
がポテンシヨメータ部分に流れ出したり、飛散し
たりするのが堰き止められる。
〈実施例〉 以下、本考案の実施例を第1図及び第2図に基
づいて説明する。
尚、これらの図において、第3図と同一要素の
ものには同一符号を付して説明を簡単にする。
第1図において、ブツシユ2の外周側には軸受
部5を介してロータ6を回転自在に装着し、この
ロータ6の下面と前記ブツシユ2外周の段付面2
aとの間にウエーブワツシヤ7を介在させること
により、ロータ6の内周の円錐面を軸受部5の外
周の円錐面に摺接させている。
そして、前記ブツシユ2の段付面2aに前記ウ
エーブワツシヤ7を取り囲むように周方向の連続
する環状のリブ10が設けられている(第2図参
照)。
このリブ10は、ブツシユ2の段付面から上方
に立ち上がつた後内側に折曲された略L字形状に
形成される。
かかる構成によれば、ウエーブワツシヤ7の装
着部即ち、ブツシユ2の外周の段付面2aの内側
コーナ部に塗布されたグリスは、環状のリブ10
によつて、ポテンシヨメータ部分に流れ出した
り、飛散したりするのが堰き止められる。
従つて、グリスがカーボンの摩耗粉と混合して
固渇することにより生じるセンサ出力の瞬断とい
う事態を防止でき、車両の加速時にガクガクする
等の不具合が発生するのを効果的に防止できる。
尚、グリスの塗布はブツシユ2外周の段付面2
aの内側コーナ部に少量行つているが、熟練を要
するので作業が難しいが、上記のようなリブ10
を設けることによつて、グリスが塗布時に他部に
流れてしまうというようなことがなく、作業の簡
略化を図れる。
〈考案の効果〉 以上説明したように、本考案によれば、ブツシ
ユの段付面にウエーブワツシヤを取り囲むように
周方向に連続する環状のリブを設けた簡単な構成
により、ウエーブワツシヤの装着部に塗布された
グリスがポテンシヨメータ部分に流れ出したり、
飛散したりするのが堰き止められ、センサ出力の
瞬断という事態を防止でき、車両走行時の不具合
の発生を効果的に防止で、しかも、グリス塗布時
の作業性をも向上できる実用的効果大なるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる内燃機関のスロツトル
センサの一実施例を示す断面図、第2図は同上実
施例におけるブツシユの構造を示す斜視図、第3
図は従来の内燃機関のスロツトルセンサの断面
図、第4図は同上従来例における問題点を説明す
るための斜視図である。 2……ブツシユ、2a……段付面、3……ガイ
ドコンタクト、4……バルブシヤフト、5……軸
受部、6……ロータ、7……ウエーブワツシヤ、
8……抵抗体、9……可動接点、10……リブ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定部材に固定されたブツシユと、該ブツシユ
    の内周側の回転自在に支持され、スロツトルバル
    ブのバルブシヤフト端部と連結されるガイドコン
    タクトと、該ガイドコンタクトに回転方向に係合
    され前記ブツシユの外周に設けた軸受部に回転自
    在に装着されるロータと、前記ブツシユの外周側
    に回転自在に嵌挿されると共に該ブツシユの段付
    面に載置されて前記ロータを軸受部端面に摺接さ
    せるウエーブワツシヤと、を備え、ロータの回転
    位置によりスロツトルバルブの開度に応じた電気
    的信号を取り出すようにした内燃機関のスロツト
    ルセンサにおいて、前記ブツシユの段付面に前記
    ウエーブワツシヤを取り囲むように周方向に連続
    する環状のリブを設けたことを特徴とする内燃機
    関のスロツトルセンサ。
JP14272586U 1986-09-19 1986-09-19 Expired JPH0341071Y2 (ja)

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JPS6351134U JPS6351134U (ja) 1988-04-06
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