JPS6124765Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6124765Y2 JPS6124765Y2 JP12030680U JP12030680U JPS6124765Y2 JP S6124765 Y2 JPS6124765 Y2 JP S6124765Y2 JP 12030680 U JP12030680 U JP 12030680U JP 12030680 U JP12030680 U JP 12030680U JP S6124765 Y2 JPS6124765 Y2 JP S6124765Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- dust cover
- base
- circumferential surface
- outer circumferential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 30
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 10
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 4
- 230000005489 elastic deformation Effects 0.000 claims description 2
- 239000004519 grease Substances 0.000 description 22
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 10
- 238000002347 injection Methods 0.000 description 5
- 239000007924 injection Substances 0.000 description 5
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 4
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 2
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C11/00—Pivots; Pivotal connections
- F16C11/04—Pivotal connections
- F16C11/06—Ball-joints; Other joints having more than one degree of angular freedom, i.e. universal joints
- F16C11/0666—Sealing means between the socket and the inner member shaft
- F16C11/0671—Sealing means between the socket and the inner member shaft allowing operative relative movement of joint parts due to flexing of the sealing means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pivots And Pivotal Connections (AREA)
- Sealing Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、給油式ボールジヨイントのダストカ
バーに係り、特にステアリング系のドラツクリン
クのジヨイント部に採用して好適なダストカバー
に関するものである。
バーに係り、特にステアリング系のドラツクリン
クのジヨイント部に採用して好適なダストカバー
に関するものである。
一般にステアリング系のドラツクリンクのボー
ルジヨイントは給油式になつているものが多い。
しかるに、このような給油式ボールジヨイントに
採用されるダストカバーにおいては、グリース注
入時に古いグリースを外部に排出しなければなら
ない為、ボールジヨイント内部を完全密封するこ
とができない構造となつている。このため、給油
式ダストカバーにあつてはグリース排出部におけ
るシール性能が悪いという欠点を持つ。一方、グ
リース排出部におけるダストカバーの締め代を大
きくすればグリースの排出抵抗が大きくなり、シ
ール性能は向上するが、このようにすると、今度
はグリース注入時にグリース排出部を破壊するこ
とになる。
ルジヨイントは給油式になつているものが多い。
しかるに、このような給油式ボールジヨイントに
採用されるダストカバーにおいては、グリース注
入時に古いグリースを外部に排出しなければなら
ない為、ボールジヨイント内部を完全密封するこ
とができない構造となつている。このため、給油
式ダストカバーにあつてはグリース排出部におけ
るシール性能が悪いという欠点を持つ。一方、グ
リース排出部におけるダストカバーの締め代を大
きくすればグリースの排出抵抗が大きくなり、シ
ール性能は向上するが、このようにすると、今度
はグリース注入時にグリース排出部を破壊するこ
とになる。
本考案の目的は、グリース排出部にグリースの
排出抵抗を小さくしてグリース排出性能の向上を
はかると共に、シール性能の向上をはかるように
した給油式ボールジヨイントのダストカバーを提
供するにある。
排出抵抗を小さくしてグリース排出性能の向上を
はかると共に、シール性能の向上をはかるように
した給油式ボールジヨイントのダストカバーを提
供するにある。
このような目的を達成するために、本考案の給
油式ボールジヨイントのダストカバーは、給油式
ボールジヨイントのハウジング外周面に接触して
基部が装着され、該基部にジヨイントボールのス
タツド部の外周面に密着される開口部を有するジ
ヤバラ部が一体成形されたダストカバーにおい
て、前記基部に潤滑油を排出する排出穴を形成
し、この排出穴とジヤバラ部間の基部内面に、常
時はハウジング外周面に当接してジヤバラ部内を
密封する一方、潤滑油注入時に注入圧による基部
の弾性変形によつてハウジング外周面から離間す
る内部リツプ部を突出形成したものである。
油式ボールジヨイントのダストカバーは、給油式
ボールジヨイントのハウジング外周面に接触して
基部が装着され、該基部にジヨイントボールのス
タツド部の外周面に密着される開口部を有するジ
ヤバラ部が一体成形されたダストカバーにおい
て、前記基部に潤滑油を排出する排出穴を形成
し、この排出穴とジヤバラ部間の基部内面に、常
時はハウジング外周面に当接してジヤバラ部内を
密封する一方、潤滑油注入時に注入圧による基部
の弾性変形によつてハウジング外周面から離間す
る内部リツプ部を突出形成したものである。
上記の構成によると、ダストカバーの基部は通
常ハウジング外周面に接触状態にあつて排出穴が
ハウジング外周面によつて塞がれているため、ボ
ールジヨイントは外部と完全に遮断され、水、埃
などの異物の侵入が防止される。一方、潤滑油注
入時には、内部リツプ部によつて形成されたジヤ
バラ部側の基部内面とハウジング外周面間の隙間
に潤滑油が侵入し、その注入圧によつて内部リツ
プ部近傍の基部を弾性変形させてハウジング外周
面から前記内部リツプ部を離間させ、潤滑油通路
となる隙間が形成される。したがつて、古い潤滑
油は前記隙間を介して押し出されるため、排出抵
抗が小さくなり、排出穴から容易に除去される。
潤滑油充填後は、再び基部がその弾性復元力によ
つてハウジング外周面に密着して排出穴が閉塞さ
れる。
常ハウジング外周面に接触状態にあつて排出穴が
ハウジング外周面によつて塞がれているため、ボ
ールジヨイントは外部と完全に遮断され、水、埃
などの異物の侵入が防止される。一方、潤滑油注
入時には、内部リツプ部によつて形成されたジヤ
バラ部側の基部内面とハウジング外周面間の隙間
に潤滑油が侵入し、その注入圧によつて内部リツ
プ部近傍の基部を弾性変形させてハウジング外周
面から前記内部リツプ部を離間させ、潤滑油通路
となる隙間が形成される。したがつて、古い潤滑
油は前記隙間を介して押し出されるため、排出抵
抗が小さくなり、排出穴から容易に除去される。
潤滑油充填後は、再び基部がその弾性復元力によ
つてハウジング外周面に密着して排出穴が閉塞さ
れる。
以下、図に示す実施例を用いて本考案の詳細を
説明する。
説明する。
第1図および第2図は、本考案に係る給油式ボ
ールジヨイントのダストカバーの正断面図と側断
面図、第3図および第4図は本考案ダストカバー
をステアリング系のドラツグリンクの給油式ボー
ルジヨイントに採用したときの正断面図および側
断面図を示すものである。これらの図において符
号1で示すものは、ピツトマン・アーム2とナツ
クル・アーム(図示せず)に連結しているドラツ
グリンクで、このドラツグリンク1の両端は、ジ
ヨイントボール3aとボールシート3bとから構
成されるボールジヨイント3を介して前記各ピツ
トマン・アーム2およびナツクル・アームに取り
付けられるようになつている。これをさらに詳述
するに、前記ドラツグリンク1の両端に位置する
筒状のハウジング1a内には、ボールシート3b
が内装されていると共に、このボールシート3b
の球座面3b′内に、球状頭部3a′の回動可能に抱
持されたジヨイントボール3aのスタツド部3
a″には、ピツトマン・アーム2およびナツクル・
アームのそれぞれ連結部が嵌着されており、これ
によつてドラツグリンク1と、ピツトマン・アー
ム2およびナツクル・アームとの連結が成されて
いる。
ールジヨイントのダストカバーの正断面図と側断
面図、第3図および第4図は本考案ダストカバー
をステアリング系のドラツグリンクの給油式ボー
ルジヨイントに採用したときの正断面図および側
断面図を示すものである。これらの図において符
号1で示すものは、ピツトマン・アーム2とナツ
クル・アーム(図示せず)に連結しているドラツ
グリンクで、このドラツグリンク1の両端は、ジ
ヨイントボール3aとボールシート3bとから構
成されるボールジヨイント3を介して前記各ピツ
トマン・アーム2およびナツクル・アームに取り
付けられるようになつている。これをさらに詳述
するに、前記ドラツグリンク1の両端に位置する
筒状のハウジング1a内には、ボールシート3b
が内装されていると共に、このボールシート3b
の球座面3b′内に、球状頭部3a′の回動可能に抱
持されたジヨイントボール3aのスタツド部3
a″には、ピツトマン・アーム2およびナツクル・
アームのそれぞれ連結部が嵌着されており、これ
によつてドラツグリンク1と、ピツトマン・アー
ム2およびナツクル・アームとの連結が成されて
いる。
また、前記ドラツグリンク1のハウジング1a
の開口端側には、シート・スペーサ4が螺合され
ると共に、このシート・スペーサ4と前記ボール
シート3bとの間には、スプリング5が介装され
ており、このスプリング5によつて路面よりの衝
撃を緩和吸収している。更に、ボールジヨイント
3を構成するジヨイントボール3aとボールシー
ト3bとの間には、両者間を潤滑するところの潤
滑油であるグリース(図示せず)が注入されてい
る。
の開口端側には、シート・スペーサ4が螺合され
ると共に、このシート・スペーサ4と前記ボール
シート3bとの間には、スプリング5が介装され
ており、このスプリング5によつて路面よりの衝
撃を緩和吸収している。更に、ボールジヨイント
3を構成するジヨイントボール3aとボールシー
ト3bとの間には、両者間を潤滑するところの潤
滑油であるグリース(図示せず)が注入されてい
る。
一方、第4図に示すようドラツグリンク1のグ
リース注入孔1bには、グリースニツパ6が接続
されており、このグリースニツパ6内には、ボー
ル弁7とスプリング8とから成り、グリースを注
入するときにのみ開く常時閉止の逆止弁9が設け
られている。また、前記ドラツグリンク1のハウ
ジング1aの外周面には、このハウジング1a内
に水・泥等が侵入するのを防ぐためのゴム製のダ
ストカバー10が装着されている。すなわち、こ
のダストカバー10のジヤバラ部10aには、ジ
ヨイントボール3aのスタツド部3a″が貫通する
開口部10bが設けられていると共に、基部10
cには、古いグリースを排出させるグリース排出
穴10dが設けられている。そして、前記開口部
10bの内周面全面には、前記スタツド部3a″に
接してこの位置からのハウジング1a内への水・
泥等の侵入を完全防止するリツプ部11が形成さ
れている。ジヤバラ部10aと排出穴10dとの
間の基部内面には、ハウジング1aの外周面に弾
性力により密着される内部リツプ部12が突出形
成されており、この内部リツプ部12は中央部分
が前記排出穴の一部を囲う円弧状部分と、この円
弧状部分から基部の両開口端に延びた直線状部分
とから成つている。したがつて、ダストカバー1
0の装着時には、第4図に示すように、内部リツ
プ部12がハウジング1aの外周面に直線的に密
着し、ジヤバラ部10aの内部が密封される。こ
のような略直線状に形成された内部リツプ部12
を備えたダストカバー10にあつては、常時は内
部リツプ部12が第4図に示すように、ダストカ
バー10のグリース排出穴10dに近いハウジン
グ1aの外周面に適宜な圧力をもつて接している
ことから、ここの箇所におけるシール性能は従来
のものに較べてかなり向上し、よつて前記排出穴
10dからハウジング1a内への水・泥等の侵入
は確実に防止できることになる。一方、古いグリ
ースの排出時には、新しく注入されるグリースの
注入圧によつて、内部リツプ部12によつて形成
されるジヤバラ部側の基部内面とハウジング1a
の外周面との間に形成される隙間にグリースが侵
入し、このグリース圧によつて内部リツプ部周辺
の基部にハウジングから離間させる外方向への弾
性変形を起させる。これによつて、内部リツプ部
とハウジング外周面間にグリースの排出通路とな
る隙間が形成されるため、排出抵抗が小さくで
き、排出を容易にする。
リース注入孔1bには、グリースニツパ6が接続
されており、このグリースニツパ6内には、ボー
ル弁7とスプリング8とから成り、グリースを注
入するときにのみ開く常時閉止の逆止弁9が設け
られている。また、前記ドラツグリンク1のハウ
ジング1aの外周面には、このハウジング1a内
に水・泥等が侵入するのを防ぐためのゴム製のダ
ストカバー10が装着されている。すなわち、こ
のダストカバー10のジヤバラ部10aには、ジ
ヨイントボール3aのスタツド部3a″が貫通する
開口部10bが設けられていると共に、基部10
cには、古いグリースを排出させるグリース排出
穴10dが設けられている。そして、前記開口部
10bの内周面全面には、前記スタツド部3a″に
接してこの位置からのハウジング1a内への水・
泥等の侵入を完全防止するリツプ部11が形成さ
れている。ジヤバラ部10aと排出穴10dとの
間の基部内面には、ハウジング1aの外周面に弾
性力により密着される内部リツプ部12が突出形
成されており、この内部リツプ部12は中央部分
が前記排出穴の一部を囲う円弧状部分と、この円
弧状部分から基部の両開口端に延びた直線状部分
とから成つている。したがつて、ダストカバー1
0の装着時には、第4図に示すように、内部リツ
プ部12がハウジング1aの外周面に直線的に密
着し、ジヤバラ部10aの内部が密封される。こ
のような略直線状に形成された内部リツプ部12
を備えたダストカバー10にあつては、常時は内
部リツプ部12が第4図に示すように、ダストカ
バー10のグリース排出穴10dに近いハウジン
グ1aの外周面に適宜な圧力をもつて接している
ことから、ここの箇所におけるシール性能は従来
のものに較べてかなり向上し、よつて前記排出穴
10dからハウジング1a内への水・泥等の侵入
は確実に防止できることになる。一方、古いグリ
ースの排出時には、新しく注入されるグリースの
注入圧によつて、内部リツプ部12によつて形成
されるジヤバラ部側の基部内面とハウジング1a
の外周面との間に形成される隙間にグリースが侵
入し、このグリース圧によつて内部リツプ部周辺
の基部にハウジングから離間させる外方向への弾
性変形を起させる。これによつて、内部リツプ部
とハウジング外周面間にグリースの排出通路とな
る隙間が形成されるため、排出抵抗が小さくで
き、排出を容易にする。
なお、第5図および第6図a,bは、本考案ダ
ストカバーの変形例を示すものであつて、第5図
に示すダストカバー10はジヤバラ部10aと基
部10cとの連結部分に近い基部内面に環状の内
部リツプ部12が突出形成されており、前記環状
の内部リツプ部のハウジング外周面への密着によ
つてジヤバラ部内が密封される。また第6図a,
bに示すダストカバー10は、排出穴10dは、
排出穴10dの全周を囲うように基部10cの内
面に環状の内部リツプ部12を突出形成するとと
もに、排出穴10dの開口部内周縁に外部リツプ
部13を設けた、いわゆる二重リツプ構造にした
もので、このような構成としても上述した第1の
実施例と同様の効果が得られるのは勿論である。
ストカバーの変形例を示すものであつて、第5図
に示すダストカバー10はジヤバラ部10aと基
部10cとの連結部分に近い基部内面に環状の内
部リツプ部12が突出形成されており、前記環状
の内部リツプ部のハウジング外周面への密着によ
つてジヤバラ部内が密封される。また第6図a,
bに示すダストカバー10は、排出穴10dは、
排出穴10dの全周を囲うように基部10cの内
面に環状の内部リツプ部12を突出形成するとと
もに、排出穴10dの開口部内周縁に外部リツプ
部13を設けた、いわゆる二重リツプ構造にした
もので、このような構成としても上述した第1の
実施例と同様の効果が得られるのは勿論である。
上述のとおり、本考案によれば、排出穴の閉塞
をボールジヨイントのハウジング外周面で行つて
いるため、ダストカバーの構造が簡素になる。ま
た、排出穴とジヤバラ部吹いだの基部内面にハウ
ジング外周面に当接する内部リツプ部が突出形成
されているから、スタツド部の動きに追従したジ
ヤバラ部の大きな動きによつて基部の一部がハウ
ジング外周面から離間しても内部リツプ部により
排出穴のシールが保たれるので、水、埃などの異
物の侵入を確実に防ぐことができる。更に、潤滑
油注入時には、その注入圧によつて内部リツプ部
近傍基部を弾性変形させ、内部リツプ部をハウジ
ング外周面から離間させて隙間を形成し、この隙
間を通して排出穴の閉塞が解かれるので、排出抵
抗が小さくなり、迅速な排出がなされる。
をボールジヨイントのハウジング外周面で行つて
いるため、ダストカバーの構造が簡素になる。ま
た、排出穴とジヤバラ部吹いだの基部内面にハウ
ジング外周面に当接する内部リツプ部が突出形成
されているから、スタツド部の動きに追従したジ
ヤバラ部の大きな動きによつて基部の一部がハウ
ジング外周面から離間しても内部リツプ部により
排出穴のシールが保たれるので、水、埃などの異
物の侵入を確実に防ぐことができる。更に、潤滑
油注入時には、その注入圧によつて内部リツプ部
近傍基部を弾性変形させ、内部リツプ部をハウジ
ング外周面から離間させて隙間を形成し、この隙
間を通して排出穴の閉塞が解かれるので、排出抵
抗が小さくなり、迅速な排出がなされる。
第1図および第2図は本考案に係る給油式ボー
ルジヨイントのダストカバーの正断面図と側断面
図、第3図および第4図は本考案ダストカバーを
ステアリング系のドラツグリンクの給油式ボール
ジヨイントに採用したときの正断面図および側断
面図、第5図は本考案ダストカバーの他の変形例
を示す正断面図、第6図a,bは本考案ダストカ
バーの更に他の変形例を示す正断面図と側断面図
である。 1a……ハウジング、3……ボールジヨイン
ト、10……ダストカバー、10d……排出穴、
12……内部リツプ部。
ルジヨイントのダストカバーの正断面図と側断面
図、第3図および第4図は本考案ダストカバーを
ステアリング系のドラツグリンクの給油式ボール
ジヨイントに採用したときの正断面図および側断
面図、第5図は本考案ダストカバーの他の変形例
を示す正断面図、第6図a,bは本考案ダストカ
バーの更に他の変形例を示す正断面図と側断面図
である。 1a……ハウジング、3……ボールジヨイン
ト、10……ダストカバー、10d……排出穴、
12……内部リツプ部。
Claims (1)
- 給油式ボールジヨイントのハウジング外周面に
接触して基部が装着され、該基部にジヨイントボ
ールのスタツド部の外周面に密着される開口部を
有するジヤバラ部が一体成形されたダストカバー
において、前記基部に潤滑油を排出する排出穴を
形成し、この排出穴とジヤバラ部間の基部内面
に、常時はハウジング外周面に当接してジヤバラ
部内を密封する一方、潤滑油注入時に注入圧によ
る基部の弾性変形によつてハウジング外周面から
離間する内部リツプ部を突出形成したことを特徴
とする給油式ボールジヨイントのダストカバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12030680U JPS6124765Y2 (ja) | 1980-08-25 | 1980-08-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12030680U JPS6124765Y2 (ja) | 1980-08-25 | 1980-08-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5742259U JPS5742259U (ja) | 1982-03-08 |
JPS6124765Y2 true JPS6124765Y2 (ja) | 1986-07-25 |
Family
ID=29480961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12030680U Expired JPS6124765Y2 (ja) | 1980-08-25 | 1980-08-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6124765Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5156327B2 (ja) * | 2007-10-15 | 2013-03-06 | カヤバ工業株式会社 | ダストカバー |
-
1980
- 1980-08-25 JP JP12030680U patent/JPS6124765Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5742259U (ja) | 1982-03-08 |
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