JP2582611Y2 - 密封装置 - Google Patents

密封装置

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JP2582611Y2
JP2582611Y2 JP1992032696U JP3269692U JP2582611Y2 JP 2582611 Y2 JP2582611 Y2 JP 2582611Y2 JP 1992032696 U JP1992032696 U JP 1992032696U JP 3269692 U JP3269692 U JP 3269692U JP 2582611 Y2 JP2582611 Y2 JP 2582611Y2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/72Sealings
    • F16C33/76Sealings of ball or roller bearings
    • F16C33/80Labyrinth sealings
    • F16C33/805Labyrinth sealings in addition to other sealings, e.g. dirt guards to protect sealings with sealing lips
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/22Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
    • F16C19/24Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sealing With Elastic Sealing Lips (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば鉄道車両の車軸
を保持する軸受のシールに用いられる密封装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5は従来のこの種の密封装置を示して
いる。図において100は回転軸としての車軸であり、
車軸100には回転環としての環状の前蓋102を装着
してある。そして、前蓋102の端面には環状の溝10
3を設けてある。
【0003】一方、前記車軸100は軸受104の内輪
105へと嵌合してあり、軸受104の外輪106には
固定環としてのシールケース107を嵌合してある。シ
ールケース107の自由端側108は溝103内へと配
置され、略コ字形の断面形状を有する微小間隙Aを形成
している。
【0004】また、シールケース107の内周側にはシ
ールリングとしてのオイルシール109を嵌合固定して
あり、そのシールリップ110は車軸100に固定した
つば輪111に接触し、シール面を形成している。
【0005】上記構成において、微小間隙Aはラビリン
ス効果により大気側からの泥水,雨水,ダスト等の異物
の侵入を防止する。また、シールリップ110は軸受1
04内のグリースの漏れ防止や、異物の軸受104内へ
の侵入防止を行なう。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては前蓋102,シールケース107の加工精度上
の問題から、微小間隙Aの形状をそれほど複雑化させる
ことができず、外部からの侵入物、特に雨水等の流体に
対してシール機能が劣る。
【0007】その結果、侵入物との摩擦抵抗でシールリ
ップ110が早期に摩耗してしまい、該オイルシール1
09の耐久性低下及びシール性の低下が著しかった。
【0008】本考案は上記課題を解決するためのもの
で、微小間隙内への侵入物を外部へと排出することので
きる密封装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案は、回転軸に装着する回転環の軸心と、ハウジン
グに設ける固定環の軸心とが略水平となる位置で同心状
に配置し、前記回転環の端面に環状溝を設け、前記固定
環の自由端側を前記環状溝内に配置して該回転環と固定
環とで微小間隙を形成するとともに、前記固定環に、回
転軸側にシール面を形成するシールリングを装着した密
封装置において、前記固定環の自由端側の外周面に、
記回転環に接触しない外径を有する環状の突起を設け
た。また、前記固定環の自由端側を成形部材にて形成し
た。
【0010】
【作用】上記構成に基づく本考案は、微小間隙内への異
物の侵入を外周面に設けられた環状の突起によって阻止
し、侵入物は自重で突起と外周面とによって形成される
凹部に沿って下方へ移行し、固定端の自由端側の最下位
凹部から抜け出し、外部へと排出される。
【0011】
【実施例】図1は本考案を鉄道車両の車軸に適用した第
一実施例の断面図である。回転軸としての車軸1は軸心
Bが略水平となる状態で配置される。車軸1はその端部
側から中央側へ向けて順次小径部2、中径部3、大径部
4を有する。
【0012】中径部3の外周面には図示しないおねじを
形成してあり、中径部3には、内周面にめねじを有する
回転環としての環状の前蓋5を締め付け固定してある。
なお、前蓋5は中径部3に対して溶接などの方法で固定
してもよい。
【0013】前蓋5は本体6と、本体6の外周側へ一体
的に設けた外向きフランジ7とを有する。外向きフラン
ジ7であって大径部4側に面する端面には、軸心Bを中
心として略水平方向の深さを有する環状溝8を設けてあ
る。
【0014】一方、本体6には軸心Bと略平行なめねじ
9を同一円周上に複数設けてある。また、本体6であっ
て小径部2側に面する端面には、略L字形の断面形状を
有する環状のプレート10を取り付けてある。プレート
10は前記めねじ9にねじ込まれるねじ11により固定
してある。そして、プレート10にはキャップ12を装
着し、小径部2の端面側を覆っている。
【0015】また、車軸1は軸受13によって回転自在
に保持されている。軸受13は大径部4が嵌合された内
輪14と、ハウジングとしての外輪15とを有し、内輪
14,外輪15間に転動体16を介在してある。
【0016】前記大径部4の外周、即ち、内輪14と本
体6との間には、つば輪17を固定してある。つば輪1
7は、軸心Bと略平行に伸びて本体6の外方を取り囲む
環状のつば18を有する。
【0017】前記軸受13の外輪15には環状の取付溝
19を設けてあり、該取付溝19には後述するシールリ
ングと共に固定環を構成する金属製のシールカバー20
を嵌合固定してある。図2に示すように該シールケース
20の円筒部21は外向きフランジ7の端面付近まで到
達する寸法を備えているとともに、その自由端22はフ
ック形状に内側へと屈曲成形してある。
【0018】自由端22の内周側には、図2に示すよう
成形部材であるゴム状弾性体よりなるシールリング2
3を接合してある。シールリング23は外向きフランジ
7側へ向けて軸心Bと略平行に伸びた自由端としてのテ
ール部24を有し、テール部24は前記環状溝8内に位
置している。前記シールケース20とシールリング23
は軸心Bを中心として配置されている。
【0019】このようにして、外向きフランジ7とテー
ル部24との間に、略コの字形の断面形状を有する環状
の微小間隙Dを形成している。そして、テール部24の
外周面には、外向きフランジ7に接触しない外径を有す
る環状のテール突起25を複数設けることにより、テー
ル部24の外周面に案内溝(凹部)26を形成してい
る。
【0020】更に、シールリング23の内周側には主シ
ールリップ27及びダストリップ28を一体成形してあ
り、つば18に接触してシール面を形成している。シー
ル面と外部Eとは微小間隙Dを介して連通している。
【0021】また、主シールリップ27の背面にはスプ
リング29を装着してある一方、円筒部21の内周側に
は略L字形の断面形状を有する金属製の環状のスプリン
グカバー30を嵌合してある。
【0022】上記構成において車軸1が回転し、転動体
16付近は図示しないグリースにより潤滑される。主シ
ールリップ27はグリースが外部Eへ漏れることを防止
する。
【0023】一方、外部Eに存在する泥水,雨水,ダス
ト等の異物が微小間隙Dへ侵入しようとすると、そのラ
ビリンス効果によってシールしている。万一、図4
(A)のように微小間隙Dへ異物が侵入した場合、その
侵入物Fは案内溝26を伝わって自重により下方へ移行
し、テール部24の最下方から図4(B)のように自重
で案内溝26から落下し、外部Eへと排出されることと
なる。
【0024】従って、侵入物Fが主リップ27,ダスト
リップ28のシール面に侵入することを防止でき、シー
ルリング23の耐久性,シール性を向上することができ
る。
【0025】なお、本実施例ではシールケース20とシ
ール23とを加硫成形によって一体化した、いわゆるオ
イルシール形式であるため、部品点数が少なく構造も簡
易である。更に、テール部24の突起25、溝26をシ
ールリング23の成形と同時に行なうことができる。従
って、製造コストの低減を図れる。
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】なお、本考案は鉄道車両のみならず、ポン
プ、撹拌機、建設機械等にも適用できる。またシールリ
ングはOリング、Vパッキン、リップパッキン等であっ
てもよい。
【0030】
【考案の効果】本考案は以上のように構成したものであ
るから、微小間隙への異物の侵入を外周面に設けられた
環状の突起によって阻止し、侵入物は突起と外周面とに
よって形成される凹部に沿って自重で下方へ移行し、固
定端の自由端側の最下方で凹部から自重で落下し、外部
へと排出されることとなる。
【0031】従って、侵入物がシールリングのシール面
に至ることを防止でき、シールリングの耐久性,シール
性を向上することができる。また 固定環の自由端側を
成形部材にて容易に形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を鉄道車両の車軸の軸受のシールに適用
した第一実施例を示す断面図。
【図2】図1の要部である微小間隙付近の断面図。
【図3】シールケース及びシールリングの構造を変えた
第二実施例の要部断面図。
【図4】(A),(B)は第一実施例における微小間隙へ
の異物の侵入,排出動作を示す拡大断面図。
【図5】従来例を示す半断面図。
【符号の説明】
1 車軸(回転軸) 2 小径部 3 中径部 4 大径部 5 前蓋(回転環) 6 本体 7 外向きフランジ 8 溝 9 めねじ 10 プレート 11 ねじ 12 キャップ 13 軸受 14 内輪 15 外輪(ハウジング) 16 転動体 17 つば輪 18 つば 19 取付溝 20,31 シールケース(固定環) 21,34 内筒部 22 自由端 23 シールリング(固定環) 24 テール部 25 突起 26 案内溝 27,38 主シールリップ 28,39 ダストリップ 29 スプリング 30 スプリングカバー 32 自由端 33 案内溝 35 オイルシール(シールリング) 36 金属環 37 シール本体 B 軸心 E 外部 D 微小間隙 F 侵入物

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転軸に装着する回転環の軸心と、ハウ
    ジングに設ける固定環の軸心とが略水平となる位置で同
    心状に配置し、前記回転環の端面に環状溝を設け前記固
    定環の自由端側を前記環状溝内に配置して該回転環と固
    定環とで微小間隙を形成するとともに、前記固定環に、
    回転軸側にシール面を形成するシールリングを装着した
    密封装置において、 前記固定環の自由端側の外周面に、前記回転環に接触し
    ない外径を有する環状の突起を設けたことを特徴とする
    密封装置。
  2. 【請求項2】 前記固定環の自由端側を成形部材にて形
    成したことを特徴とする請求項1記載の密封装置。
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